SMSは(Short Message Service)の頭文字をとった略語で、スマートフォンなどのデバイスに送信できるショートメッセージサービスのことです。
メッセージが短くテキスト形式で送信するため、テキストメッセージともいいます。
電話番号が分かる消費者や顧客宛てに、個別配信や一斉配信ができ、メールアドレスでフィルターをかけている場合でもメッセージが配信可能なため、届きやすい配信方法として広くビジネスで採用されています。
また、個人認証機能を持っているSMSサービス製品では、なりすましや重複登録の防止もできます。
SMSが電子メールと違う点として、メールアドレスではなく電話番号あてに送信する点があります。
SMSを利用することで、企業は消費者や顧客の電話番号が分かっていれば、スマートフォンなどのデバイスに掲載されているSMS経由で、確実に消費者や顧客に発信したいメッセージを届けることができるわけです。
たとえば、企業のWebサイト利用において本人確認が必要な場合などで、SMSあてにパスワードや認証コードを送信して、Webサイト利用を可能とする場合などに使われています。
ほかにも、メールマガジン(メルマガ)の配信方法として、パソコンから携帯電話に一斉にメッセージを送信できるSMS送信サービスもあります。
SMSは、スマートフォンなどのデバイスを使ってインターネット上で、消費者が企業とやり取りをする機会が急激に拡大したことで必要性が高まっています。
さらに近年、LINE、Facebook Messengerなどのツールを使ってコミュニケーションを取ることが多く、電子メールで届いたメッセージを消費者が読まないケースも考えられます。
そのため、企業のSMS活用は拡大しています。
SNSには、多くの消費者や顧客に向けて一斉配信が可能であるだけでなく、IVR(電話での自動音声応答システム)と連携して、企業の商品やサービスについて照会などの電話をかけてきた消費者に向けて、商品やサービスを掲載しているWebサイトのURLなどをメッセージに添えて送信することができる機能が付いているサービスもあります。
参考記事
・SMS(ショートメッセージサービス)とはなにか?仕組みや特徴を解説します!