SEOの意味

SEOはSearch Engine Optimizationの略で、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれます。SEOは、一般的には検索エンジンの検索結果において特定のウェブサイトを上位に表示させるよう、HTMLの最適化などを行う施策のことを指します。

よく似た言葉でSEM（Search Engine Marketing）というものがありますが、こちらはSEOに加えて検索エンジン上で表示されるリスティング広告を含み、検索エンジンからWebサイトへの訪問者を増やすためのマーケティング全般を指すものです。

内部対策と外部対策

SEOでは、大きく分けて「内部対策」と「外部対策」の2つの対策があります。

・内部対策

内部対策は、自社のWebサイト自身に施すSEO対策のことを指します。具体的には、キーワードの選定やHTMLタグの設定、ページの整理やコンテンツの見直し、種々の最適化などが含まれます。また、「良質なコンテンツを作成すること」が何よりも内部対策として効果的です。どれだけキーワードやHTMLタグを最適化しても、コンテンツの質が低ければ表示順位は下落する傾向にあります。

・外部対策

外部対策は、Webサイトの外部で行う施策を指します。外部対策は大きく2種類に分かれ、サイトマップの設置やURLの登録などによるクロール・インデックス対策や、他サイトから自分のサイトにリンクを設定する被リンク対策があります。

Webサイトが多くの人に読まれるようにするには適切なSEO対策が必要不可欠です。しかし、検索アルゴリズムは定期的にアップデートされるため、それまでのSEO対策が通用しなくなる可能性もあります。そのため、検索アルゴリズムを絶対視するのではなく、まずは自社サイトのユーザーニーズが何かを把握し、コンテンツに反映させることが重要です。