リターゲティング(Retargeting。通称リタゲ)とは一度サイトを訪れた人に対して広告を配信する仕組みで、日本語では「追従型広告」と呼ばれています。Google広告やYahoo!広告、FacebookやInstagramなどプラットフォーマーやそれ以外の配信の仕組みで例えばDSP広告などでも配信することが可能です。
リターゲティング広告では、サイトにタグを埋め込むことによって、そのサイトを訪れたユーザーがほかのサイトを閲覧している際に広告を表示させることが可能です。Yahoo!などのトップページやニュースサイト、ブログなどを見ているときに、過去に見たことある企業サイトや通販サイトの広告が何度も表示されるというような広告は、リターゲティング広告の仕組みを使って配信されているのです。
リターゲティング広告のメリット
ユーザーがサイトに来訪しサイト内を回遊し情報を閲覧したからといって、すぐに商品を購入したりサービスを申し込んだりするとは限りません。多くの場合は、お金を出して買うべきかどうか?他社と比較してどうなのか?などについて検討します。
リターゲティング広告を使って一旦サイトを離脱した人に対して再度来訪を促すことで、自社の商品・サービスの印象を深め、購買につなげることができます。また、広告が複数回表示されれば会社の認知度やリピート率もアップします。
リターゲティングはいうなれば、一度お店や説明会、セミナーに来てくれた人の自宅にチラシをポスティングしたり、ダイレクトメールを送ったりするようなイメージです。チラシやDMは作成・印刷・配送・投函などの手間やコスト、時間がかかりますが、それをインターネット上で行えば効率的に見込み客へアプローチできます。
参考記事
・リターゲティング広告とは?仕組みや活用事例について解説します
・運用型インターネット広告の仕組みとは?メリットとデメリット、種類について
・現代におけるデータターゲティングのあり方と今後の変化について
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