レスポンシブとは
レスポンシブなWebデザインとは、スマートフォン・タブレット・PCなど、異なる画面サイズの幅を基準にしてWebサイト表示を柔軟に調整し、見やすくすることを指します。「レスポンシブ化」とも呼ばれます。
レスポンシブWebデザインのメリットは、同一のファイルですべてのデバイスに対応した表示ができる点にあります。
商品やサービスの広告を消費者へ効果的に届けるためには、自社サイトにPCからアクセスしてきたユーザーも、スマートフォンからアクセスしてきたユーザーにも適切に閲覧してもらえるよう対策をすることが大切です。昨今はGoogleがレスポンシブWebデザインを推奨していることもあり、自社サイトを検索上位に表示させるためにも対策が必要とされています。
レスポンシブ化のメリットと注意点
SEO上でのメリットを含め、レスポンシブ化のメリットは3つあります。
◆ユーザーにとって見やすいデザイン
それぞれのデバイスの幅に合わせてデザインを変えているため、PCやスマホ、タブレットのデバイスに関係なくユーザーにとって見やすい
◆更新やメンテナンスなどの管理がしやすい
1つのホームページですべてのデバイスに対応しているため、それぞれのデバイス毎にページを管理している場合と比較して、コンテンツの更新やメンテナンスなど一元化でき、管理がしやすい
◆SEO対策に効く
デバイスにかかわらずURLが同一となるため、先述のとおり、検索エンジンからの評価が高くなりSEOに有効
このように、ホームページのレスポンシブ化はユーザー・管理・SEO、それぞれにメリットがあります。
メリットがある一方で、レスポンシブ化にあたっての注意すべき点をまとめましょう。
◆レスポンシブ化にあたってのコスト
レスポンシブ化にはPC・スマホ・タブレット、各デバイスの幅に合わせたデザインやコンテンツを考慮する必要があります。
その結果、制作にあたっての時間やコストが増える可能性が出てきます。
◆表示スピードへの影響
レスポンシブWebデザインは同一URLの表示となり、PCと同様のファイルをスマホが読み込むため、アクセスに負荷がかかりスマホでの表示には遅くなる可能性があります。
コストやユーザビリティに影響するデメリットがあるため、自社ホームページのレスポンシブ化については、十分に検討した上での実施をオススメいたします。
参考記事
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