ポップアップとは、コンピュータ画面でユーザーが見ている画面の前に現れる表示そのものや、表示方法のことをさします。ユーザーが見ているパソコンの画面を覆うように、表れる表示を「ポップアップウインドウ」と呼びます。
ポップアップの活用
ポップアップは、画面の全面や一部の範囲に飛び出すように表示されるのが特徴で、ユーザーに伝えなければならない重要なメッセージや、ユーザーに特に伝えたい広告などの表示や、メニュー表示方法などで活用されています。
ユーザーに伝えなければならない重要なメッセージ
ソフトウェアを操作していると、警告や注意のポップアップが表示されることがあります。ソフトウェアではユーザーに伝えなければならない重要なメッセージを伝える手法として、ポップアップを活用しています。
また、ユーザーが操作を進めていくうえで、必要な情報入力を進めていく際に使われる「モーダルウインドウ」もポップアップのひとつです。
ユーザーに特に伝えたい広告
Webサイトなどで、突然表示される広告を「ポップアップ広告」といいます。ポップアップ広告は、ポップアップウインドウに広告を掲載したもので、ユーザーがWebサイトのページを開いたり次のページを開いたり、何らかのアクションを起こしたタイミングで表示されます。
メニュー表示方法
コンピュータなどのデバイスの操作画面に現れる操作メニューを「ポップアップメニュー」といいます。マウスの指定に合わせて、コンピュータの画面上にポップアップが順次表示され、操作に必要なメニュー項目をスピーディーに探し出すことができます。
ポップアップブロック機能
ポップアップはWebサイトなどの運営側にとって、ユーザーに重要事項を伝え広告を表示できるので有効です。一方でユーザーの立場でみてみると、自分の意志とは関係なく自動的に開いてしまうポップアップは、しばし不快感を伴うケースがあります。
近年のマーケティングにおいては、顧客満足度や顧客第一主義など、ユーザーの立場に立った取り組みが大きな課題になっています。そのためウェブブラウザの多くはポップアップの表示をオフにできる「ポップアップブロック機能」が掲載されるようになっています。
参考記事
・SaaS企業に学ぶ、BtoBサイトの特長ページ作成ポイント
・SaaS企業に学ぶ、BtoBサイトの機能ページ作成ポイント
・広告ブロックの解説と最新のおすすめコンテンツブロッカーを解説