パラメータとは
Web業界で使用されるパラメータとは、URLパラメータのことを指します。
URLパラメータとは、WebブラウザがWebサーバーに送信する指示のようなもので、指示を送られたサーバーは、その指示に見合ったデータをブラウザに返します。
インターネットを見ていると、末尾に「?」がついているURLを見たことがあるでしょう。例えば、「https://aaaaaa.co.jp?color=red」というURLです。この例で言うと、「?」の後ろの「color」の部分がパラメータ名、「red」の部分がパラメータの値になります。
個々に入力されたパラメータ名・値を受け取ったサーバーは、データベースの中から「colorグループの中のred」というデータをブラウザに返してくれます。
パッシブパラメータとアクティブパラメータ
URLパラメータは、パッシブパラメータとアクティブパラメータの2つに分けられます。
パッシブパラメータとは、外部から影響を受けないタイプのパラメータです。パッシブパラメータは、URLパラメータがついていてもついてなくても、コンテンツ内容が変動することはありません。これを静的ページと言います。
アクティブパラメータは、パラメータを送ることによって、Webコンテンツの内容が変化するタイプのパラメータです。これを動的ページと言い、ECサイトに使用されることが多いパラメータです。
たとえば、「clothes」というお店があって、そのお店のサイトのURLが「https//clothes.com」だったとします。このURLを開けば、そのお店のサイトのトップページに行きますが、末尾に「?shirt=yellow」というパラメータをつければ、そのお店のサイトの黄色いシャツが表示されます。
このようにアクティブパラメータは、外部からのURLパラメータによって、コンテンツ内容が変化していくものなのです。
参考記事
・パラメータの意味を解説。基本的な概念から使い方まで説明します。
関連用語
・サーバー