新聞広告とは、文字通り新聞紙の誌面に掲載する広告のことを指します。
日本新聞協会のデータによると、2019年の新聞発行部数は約3,781万部です。一方、2000年は5,370万部でしたので、この20年で1,500万部ほど発行部数が減っていることになります。その要因としては、冒頭に挙げたようにやはりインターネットの普及が大きく影響していると考えられます。
しかし、日本の総世帯数は5,699万。7割近い世帯が新聞を購読しているので、依然として多くの人の目に触れる、影響力が大きいメディアといえます。
新聞広告のメリット
新聞広告のメリットは、以下の5つが挙げられます。
●信頼性が高い
新聞の強みは信頼性の高さです。もちろん、誤報や偏向報道などが問題になることがありますが、それはほかのメディアでも同じことです。多くの人が新聞報道に対して信頼を寄せています。新聞に広告として掲載されることで、商品やサービスあるいは企業そのものの信頼性がアップする可能性があります。
●読まれる可能性が高い
前述のとおり7割近い世帯が新聞を取っていて、さらに新聞の購読者の半数以上が新聞を毎日読んでいます。ポスティングやチラシは手にしてすぐに捨てられてしまう可能性がありますが、新聞に広告を掲載すれば多くの人の目に留まる可能性が高いです。
●中高年や高所得者にアプローチできる
これも先ほどのデータからわかることですが、新聞は中高年や高所得者に支持されているメディアですので、特にこうした層にメッセージを届けるのには効果的です。
●狙ったタイミングで広告を出すことができる
新聞は毎日発行されます。そのため、狙ったタイミングで広告を出すことができます。もちろん、先ほどもご説明したように多くの人の目に触れるので、短期的に大きく集客することも可能です。
●地域を指定して広告を出すことができる
新聞には全国紙と地方紙があります。もちろん、全国紙に広告を掲載して大々的にPRすることも可能。都道府県などエリア限定で発行されている地方紙に掲載して、地域を絞って広告を出すこともできます。
参考記事
・新聞広告は効果があるのか?メリットと活用のポイントについて解説
・消費者が最も好む広告は「映画広告」。マーケターの好みと乖離-「グローバル広告エクイティランキング」(カンター・ジャパン調べ)
・イメージ広告(ブランディング広告)からダイレクト広告(売れる広告)へ。2025年にはダイレクト広告が7割以上になる見込み(売れるネット広告社調査)
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