ジョブ型雇用とは、「仕事に対して人を割り当てる」雇用形態です。
評価の基準は「その仕事を遂行するのに必要なスキルがあるか」であるため、職務を明確にして年齢や年次を問わずに適切な人材を募集すれば、その能力があると自負する人材は応募しやすく、高付加価値人材を求める企業が次々と導入を決めています。
ジョブ型雇用では、仕事に必要な能力を持った人材を必要なタイミングで募集するため、欠員が出た際に最適な人材を即座に確保しやすいというメリットがあります。
一方でジョブ型雇用のデメリットとしては、より条件のいい会社に転職されてしまいやすい点があります。これは、社員のエンゲージメントを高める施策を十分に行うことで離職を防ぐことが可能です。
ジョブ型雇用による働き方の変化
ジョブ型雇用が定着していけば、以下のような働き方の変化が起こると考えられます。
・キャリア形成は自身で行うようになる
・複数社での勤務と副業が増加する
・テレワークが一層定着する
・年功序列の給与体系がなくなる
・客観的で公平な評価制度になる
・中途採用と通年採用が増加する
参考記事
・ジョブ型雇用とは? メリットやデメリット、メンバーシップ型雇用との違いや企業事例を解説!
・メンバーシップ型雇用は薄れゆく?ジョブ型雇用への転換で企業が求められることとは
・ジョブ型雇用はアフターコロナでメンバーシップ型雇用にかわるモデルになるのか
・スペシャリストとゼネラリストの違いとは?ジョブ型雇用の時代に求められる人材像
関連用語
・中途採用
・通年採用