インフルエンサーを媒介として、さまざまな商品やサービスの情報を広く世に拡散させ、市場での認知度を上昇させたり、興味を持たせたりする方法をインフルエンサーマーケティングと呼びます。
インフルエンサーとは、英語の「influence」(影響)を語源とし、「-er」(~する人)を合わせ、「影響を与える人」という意味です。三省堂の辞書によれば、「経済・流行・価値観などに関して、多くのひとびとに強い影響を持つ人物。とくにインターネットなどのメディアを通して購買活動に大きな影響を与える人」とされています。
BtoBとBtoCでの違い
インフルエンサーマーケティングでは、企業がインフルエンサーに対して、PRしたい商品やサービスの情報を提供し、対価や報酬を支払います。
ただ、BtoBとBtoCでは、イメージしているインフルエンサー像も異なります。というのもBtoBとBtoCでは、商品やサービスの購入過程が異なるからです。
BtoCでは、個人で購入を決定することができるため、消費者からの好感度が高く、投稿に対して共感する内容のコメント数が多いタイプのインフルエンサーが望ましいといえるでしょう。
一方BtoBでは、一般的に個人の判断だけで購入は行えず、組織の上位者などが意思決定者である場合が多いです。そのため意思決定者に対して影響のあるような人物が有効的であるといえます。たとえば業界の第一人者のように、専門性があり業界に影響力のあるような人であれば、信頼性も高いといえます。
参考記事
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