キャッチコピーとは
キャッチコピーとは、何らかの告知や宣伝の中でも顧客を惹きつける部分のことを指します。形式はさまざまで、1単語のものから1行〜数行の文章である場合もあります。
キャッチコピーは、ユーザーに商品への興味を持ってもらい、購買へと繋げる重要な役割を担っています。
キャッチコピーにおけるエモーショナルマーケティング
エモーショナルマーケティングという、顧客の感情(エモーション)に訴えかけることにより、購買意欲を刺激するマーケティング手法があります。
エモーショナルマーケティングは、経営コンサルタント/マーケターである神田昌典氏により、著書『あなたの会社が90日で儲かる!』(1999年出版)において提唱されました。
広告のキャッチコピーを考える際には、このエモーショナルマーケティングを意識することが重要です。
神田氏は、広告キャッチコピーについての事例として下の2つをあげています。
1. 経費削減にはまず航空券から。航空券予約前に、まずご一読を!
2. まだ、ムダ金を航空券に使いますか?
この2つの広告キャッチのうち、2のものは、1の10倍の問い合わせを獲得したそうです。
2つの広告キャッチが販売しようとしている商品は同じですが、広告キャッチが顧客の感情に訴えかけるか、そうでないかにより、マーケティング施策としての効果は大きく変わってくることになります。
参考記事
・面白いキャッチコピーの作り方とは?キャッチコピーの例や注意すべき点も徹底解説
・就活生・求職者をグッとつかむ、採用「キャッチコピー」を作成するポイントは?実例7選もご紹介!
・顧客をつかんで離さない!エモーショナル(感情)マーケティングとは?
・ブランディング戦略~成功企業のブランディング手法を徹底解説