広告ブロックとは
広告ブロックとは、ブラウザでWebサイトを閲覧しているときに表示される広告を非表示にすることです。アドブロック(Ad Block)とも呼ばれます。
広告ブロックのためのソフトウェアは広告ブロッカー・アドブロッカーなどと呼ばれます。
広告ブロックはWebサイト上に表示される広告コンテンツを非表示にして閲覧を快適にすることや、販促のための追跡をされないようにすることなどを目的に行います。
コンテンツブロックという言葉もよく耳にしますが、これは広告ブロックのうちの一つで、広告を含むコンテンツを非表示にするということを意味します。
広告ブロックの機能
広告ブロックには大きく分けて2つの機能があります。
1. 広告コンテンツを非表示にする
ブラウザがサーバーから受け取ったソースコードから不要な広告のコードを削除することで、広告コンテンツを非表示にする機能です。
バナー広告や記事広告などの広告を非表示にするほか、ポップアップウィンドウで表示されるポップアップ広告を停止するもの、動画広告、SNSのタイムライン広告をブロックするものもあります。
2. Cookieデータのトラッキングをブロックする
近年、ユーザーの閲覧履歴をもとに好みや属性を想定して広告を配信する追跡型広告というものが活用されています。
例えば、家電を購入しようと思って家電量販店のECサイトに何度か訪れた日の翌日に、再びインターネットを閲覧していると、家電量販店のECサイトとはまったく関係のないWebサイト上で、昨日探していた家電の広告ばかりが表示されるという経験はないでしょうか。
なぜ家電量販店のECサイトに訪れたことがわかっているのかというと、Cookie(クッキー)というWebサイトを閲覧することで残る訪問情報を参照しているからです。このCookieを追跡(トラッキング)するのを拒否することのできる広告ブロックツールもあります。
参考記事
・広告ブロックとは?必要のない広告をGoogle Chromeやスマホでブロックする方法を解説します
・広告ブロックの解説と最新のおすすめコンテンツブロッカーを解説
・ミレニアル世代とは?特徴や消費行動、マーケティングのポイント