アカウントは、非常に広義な言葉です。口座、権利、取引先、勘定、責任を取るなどの意味が含まれており、英単語では「account」と表します。IT業界に限定すると、主にコンピューターやソフトウェア、ツールを使用する際に必要となる権利のことをアカウントと言います。
また、IT業界において、個人情報を保存する行為、および個人情報を集約するデータの保管場所をアカウントと表すことがあります。たとえば、メールマガジンを購読するために、名前とメールアドレスを入力するのはよくあるケースです。この名前とメールアドレスを保管する場所のことを、アカウントとして表現することがあるということです。
アカウントが使われるケース
アカウントという言葉は、日常生活やビジネスシーンにおいて多く使われています。たとえば、以下のようなアカウントが含まれた言葉が挙げられます。
・ SNSアカウント（Twitter、Instagram等）
・ Googleアカウント
・ PCアカウント（Microsoft等）
・ dアカウント
SNSアカウントやGoogleアカウントなど、アカウントの種類に限らず、必ず個人情報を登録するという点は共通しています。異なる点としては、登録する個人情報の内容です。たとえばSNSアカウントでは、名前、メールアドレス、電話番号、ユーザー名を入力すれば、基本的には登録できます。一方のdアカウントでは、住所などの個人情報が必要になります。
アカウントとIDの違い
アカウントと同様に、IDという言葉も広く使われています。実際、アカウントとIDを同義として捉えている人もいるかもしれません。しかし、アカウントとIDは別物です。アカウントは、IDも含めて登録しているユーザーを識別するための情報です。そのため、アカウント情報の一部として、IDが存在するケースが一般的といえます。
ただし、利用する場面によっては、ID自体をアカウントと呼ぶケースも存在します。そのため、利用する場面に応じて、アカウントとIDの違いを判断して使うことが大切です。
その他のアカウント
アカウントという言葉は、他にも「法人アカウント」「メールアカウント」というものも存在します。法人アカウントに関しては、営業開拓先の1法人を1アカウントとして捉えるケースもあれば、特定のツールを利用しているのが法人であれば、その情報自体を法人アカウントとして捉えるケースもあります。
メールアカウントは、基本的にメールアドレスを登録した時点でアカウントが発行されるため、メールアドレスを1アカウントと捉えることが多いです。しかし、メールサーバーの情報も含めてメールアカウントとして表現することもあります。
参考記事
・Googleアカウントの作成方法を画像付きで徹底解説します！
・Gmailアカウントの作成からログインまで基本的な使い方を解説
・【初心者向け】Instagram（インスタグラム）の使い方を徹底解説！登録～投稿までを完全ガイド！
・ABM（アカウントベースドマーケティング）とは？基本的な概念から具体的な施策手法まで解説！
