採用競争がますます激化する中、企業は働く側から選ばれなければなりません。量から質へ、マスから個へ、さらに母集団を絞り、自社が欲しい人材にアプローチするという発想に転換する必要があります。
そのためには、マーケティング的手法が重要となり、「オウンドメディア」の活用が今後採用の成否を大きく左右することが予想されます。
従来の採用手法では、「単年度」の就活生をターゲットにし、「一括採用」を前提としたスケジュールに沿ってメッセージを発信していました。2021年卒から実質的な「就活ルールの廃止」や「通年採用」「ジョブ型雇用」といった新しい潮流により新卒採用が変わってきています。
経団連と大学による産学協議会より、「新卒一括採用を維持しつつも通年採用を拡大すべき」との提言がされましたが、2021卒採用での導入に前向きな企業は53%に及ぶ。
※HR総研調べ
(就職ナビを活用したマス的採用手法)
(HRテクノロジーを活用した採用マーケティング)
採用オウンドメディアに掲載する情報は、企業の理念やビジョン、各種制度や取り組みの紹介のほか、社員の活躍やインタビューなど、自社のブランディングにも活用できます。就活生へ向けたメッセージにとどまらず、自社の社員や顧客、市場にも幅広く影響を与えることができます。
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