弊社では日本最大級の人事ポータルサイト「HRプロ」の運営を通じて、企業の人事担当者・責任者と人事支援サービスベンダー様のマッチングをお手伝いしているなかで「ホームページを作成したけれどアクセス数が増えない」といったお声をいただくことがあります。
アクセス数が少ないことの原因として、作成したホームページの存在が知られていない、ホームページが見つけづらいなどの認知の問題、定期的にアクセスする理由がないなど機会の問題が考えられます。
今回は、これらの問題について無料でできる施策を紹介していきます。
認知の問題をクリアするSNS・SEO
◆ホームページ存在を知らせるSNSの活用
日本で代表的なSNSはFacebook、Twitter、Instagramが挙げられます。
自社の公式アカウントを開設して、そこに自社のホームページのリンクを記載することで、ホームページの存在を発信していくことができ、「いいね」や「シェア」をされることで認知が拡大する可能性があります。
また、ホームページの更新情報(ブログアップなど)を掲載することで、一定のアクセスを増やしていくことができ、後半に触れていく機会の問題を併せてクリアできます。
◆ホームページを見つけやすくするSEO施策
Googleでの検索結果を上位に掲載させる施策としてSEOがあります。
「SEO対策はなぜ必要なのか?SEO対策の重要性について」で紹介したように、検索結果1位は約20%、2位は約10%の割合でクリックされ、8位以上となるとクリック率は2%を切ります。
つまり、検索結果が上位となるにつれて自社ホームページが見つけられやすくなり、結果としてアクセス数が伸びていきます。
初心者向けの具体的な手法は、Web上で公開されており(検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド)、自社リソースで行う場合には、すべて無料で行うことができます。
機会の問題をクリアするメルマガ・プレスリリース
◆ホームページ内の情報を発信するメルマガ
SNSやSEO施策は新規のユーザーからのアクセスを獲得しますが、既存のユーザーからのアクセスを獲得する施策として、メルマガが有効です。
新サービスのリリースや事例紹介のアップ、コラムの更新など、ホームページの更新情報をメルマガに掲載し、既存ユーザーへ発信することで自社ホームページへアクセスする動機付けを行います。
また、メルマガへの掲載と同時に、SNSでの発信を行うとより効率的にアクセス数を伸ばすことができるでしょう。
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◆外部メディアからのアクセスを促すプレスリリース
一定数のアクセスがある外部メディアへプレスリリースの発信を行い、外部メディアからのアクセスを獲得する方法があります。
各社のプレスリリースを集めた専門メディアで、無料で掲載できるものもあるので、新サービスのリリースなどにはこれらの外部メディアを活用して、自社サイトへのアクセス数を増やすことができます。
まとめ
◆ホームページのアクセス数が増えない原因として、認知と機会の問題がある
◆認知の問題に対し、SNSを活用してのホームページの存在を発信し、SEO施策で検索結果を上位に掲載させる方法がある
◆機会の問題に対し、事例紹介アップやコラム更新など自社ホームページの内容をメルマガやSNSで発信、新サービスのリリースは外部メディアへのプレスリリースを行い、ホームページへアクセスする理由付けを行う方法がある