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アップデートとは?目的と注意点を簡単に解説します

2024.7.17
読了まで約 10

パソコンやスマホの操作中に、「アップデート」という言葉やメッセージを見かけた経験がある方も多いでしょう。

アプリやOSをアップデートしないと、セキュリティ上のリスクが高まります。

一方で、「アップデートしなくても使えている」「アップデートでアプリの仕様が変わり、使いにくくなったら嫌」と感じている方も少なくないというのが現状です。

この記事では「アップデートの意味や目的」や「アップデートする際の注意点や準備」について解説します。

最後まで読んでいただくことで「アップデートの重要性・必要性」や「アップデートする際の手順」を理解できるはずです。

アップデートとは

まずはアップデートの意味や例を紹介します。

アップデートとは

アップデート(Update)とは「更新する」「最新の状態にする」という意味の言葉です。

ITの世界では、不具合の修正や新機能の実装を目的として、ソフトウェアやアプリを最新の状態にすることを意味します。

・ ソフトウェア、アプリとは
ソフトウェアもアプリも、コンピュータ上で動くプログラムのこと。アプリは「アプリケーションソフトウェア」の略で、ソフトウェアの一種です。ソフトウェアのほうが、アプリより広い概念となります。アプリは目的に応じてプログラムしたソフトウェアのことで、具体的には「Microsoft Word/Excel/PowerPoint」や「LINE」などがあります。スマホ用のアプリケーションソフトウェアを「アプリ」、パソコン用を「ソフト」と呼んで区別することもあります。
ソフトウェアやアプリのアップデートは随時行われており、自動で行われることもあります。

バージョンアップとの違い

アップデートと混同されやすい言葉として、「バージョンアップ」があります。アップデートとバージョンアップの違いをまとめました。

アップデート 既存プログラム・バージョンの一部を更新すること。バグの修正やセキュリティ強化のために行われます。車やバイクで言うと「メンテナンス」に例えられます。
(例)macOS Venture 13.4 から macOS Ventura 13.5 へのアップデート
バージョンアップ プログラム全体を更新して新しいバージョンにすること。新機能が追加されたり旧機能がなくなったりして、アプリやソフトウェアの使い勝手が大きく変わることも少なくありません。車やバイクで言うと「部品の交換」に例えられます。手持ちのソフトウェアを上位または新バージョンに交換することも、バージョンアップと言います。
(例)Windows 10からWindows 11へのバージョンアップ(アップグレード)

通常、アップデードは小規模で、バージョンアップは大規模です。

なおバージョンアップと同じ意味で使われる言葉として「アップグレード」があり、AppleやMicrosoftでは「アップグレード」と表現しています。

アップデートの料金

基本的にアップデートは無料です。

有料アップデートの場合、ダウンロード時に「料金についての案内」「決済の画面」が表示されますので、見落とさないようにしましょう。

ただし無料アップデートでも、「データ通信料」は発生します。

定額制のインターネット回線(ギガ使い放題など)であれば、通信料が追加でかかる心配はありません。定額制でない場合には、アップデートに伴う大量のデータ通信によって、利用料がかかる可能性があるので、注意しましょう。

アップデートの例

アップデートの具体例として、「Windows Update」を紹介します。

Windows Updateは、パソコンのOS(オペレーティングシステム)であるWindowsをアップデートする「OSアップデート」のひとつで、主に以下の2種類があります。

機能更新プログラム 大規模なアップデートであり、新機能の追加やセキュリティ更新プログラムを含みます。
品質更新プログラム 小規模な修正プログラムとセキュリティ更新プログラムを含みます。

Windowsが搭載されているパソコンの電源を落とそうとしたときに、「更新してシャットダウン」や「更新して再起動」という表示を見たことがある方も多いでしょう。上記のメッセージが表示されたときには、Windows Updateで更新プログラムがダウンロードされたことがわかります。

Windows Updateは基本的に自動で行われるため、一般のユーザーの場合更新内容の詳細を把握していない方が多いかもしれません。具体的にどのようなプログラム更新が行われているのかは、以下の手順で確認可能です(Windows11の場合)。

1. スタートボタンをクリック
2. 設定(歯車マーク)をクリック
3. 上部に表示されている「Windows Update」、またはページをスクロールした下部にある「更新とセキュリティ」をクリック
4. 「更新の履歴を表示する」をクリック
5. 確認したい履歴をクリック

関連記事:ダウンロードとは?意味や方法、オフライン視聴についても解説

アップデートは主に2種類

アップデートは大きく「ファームウェアアップデート」と「ソフトウェアアップデート」の2種類に分かれています

ファームウェアアップデート

ファームウェアアップデートは、ファームウェアと呼ばれるソフトウェアを最新バージョンに更新することです。

・ ファームウェアとは
パソコンなど特定の機器を制御するために、機器に予め搭載されているソフトウェア。パソコンやスマホのほか、家電、デジタルカメラ、ゲーム機、車載機器などにも搭載されています。「ハードウェアを動かすためのソフトウェア」といわれます。メーカーによって予めインストールされていて、ユーザーによる書き換えや変更は想定していません。ユーザーがファームウェアの存在を意識することも、ほとんどないでしょう。

ファームウェアアップデートが実施されるのは「重大な欠陥が見つかった場合」や「新OSへの対応に必要な場合」などで、各メーカーから更新ファイルが配布されます。ただし、発売以降更新されないファームウェアも少なくありません。

ファームウェアアップデートは自動で行われることもあれば、手動で実施することもあります。インターネットにつながる機器のファームウェアを手動でアップデートする方法の例を紹介します。

1. デバイス(パソコンやスマホ)の型番を確認
2. メーカーの公式サイトで更新方法を調べる
3. 更新プログラムをダウンロードして実行

方法はメーカーによって異なります。メーカーからファームウェアアップデートのお知らせがあったら、公式サイト等でアップデート方法を確認してください。

ファームウェアアップデートには時間がかかることが多いですが、アップデート中に電源を切るのは避けましょう。アップデート中に電源を切ると、デバイスが正常に動作しなくなる可能性があります。

OSアップデート
ファームウェアと似たものにOSがあり、OSも必要に応じてアップデートされます。OSアップデートを「システムアップデート」と呼ぶこともあります。

・OS(オペレーティングシステム)とは
パソコンやスマホを動かすための基本的なソフトウェア。「ソフトウェアを動かす場を提供するソフトウェア」や「機器とユーザーをつなぐソフトウェア」と呼ばれます。ファームウェアを「土台」、OSを「建物」と例えることもあります。ユーザーが自分でOSをインストール・アンインストールできる点も、ファームウェアと異なります。
OSのうち、WindowsやiOSのアップデートは基本的に自動で行われます。

Androidを最新OSにアップデートする方法としては、「自動通知からのアップデート」「手動でのアップデート」があります。自動通知を消してしまった場合は、以下の方法でアップデート可能です。

Androidで最新OSにアップデートする方法

1. 設定をタップ
2. 端末情報(端末管理、バージョン情報など)をタップ
3. ソフトウェア更新をタップ
4. ソフトウェアアップデート(ソフトウェア更新、今すぐ更新など)をタップ
5. インストール>OKをタップ

Androidスマホの場合、設定メニュー内の表記がメーカーによって異なります。詳細については、各メーカーの公式サイトを確認してください。

ソフトウェアアップデート

ソフトウェアアップデートとは、パソコンやスマホにインストールされているソフトウェアやアプリを更新することです。スマホにインストールしている各アプリをアップデートする場合、「アプリアップデート」と呼ぶこともあります。

OS以外のソフトウェア(自分でスマホにインストールしたアプリなど)については、「App Store」や「Google Playストア」から手動でアップデートします。また、アップデート可能なアプリを開いたときに、「最新バージョンがあるのでアップデートしてください」というメッセージが出ることもあります。

App Storeアプリからダウンロードしたアプリはデフォルトで自動アップデートされますが、自動アップロードをオフにしておくことで、手動でも可能となります。

自動アップデートをオフにするには、以下の手順が必要です。

1.「設定」から「App Store」を選択する
2.「アプリのアップデート」をオフ

インストール済みのアプリを手動アップデートする方法を紹介します。

App Storeでインストール済みアプリをアップデートする方法

1. App Storeを開く
2. 右上のプロフィールアイコンをタップ
3. 「利用可能なアップデート」を確認
4. 特定アプリだけアップデートする場合はアプリ横の「アップデート」をタップ。アップデート可能なすべてのアプリをアップデートする場合は「すべてをアップデート」をタップ

Google Playストアからダウンロードしたアプリは、自動アップデートが推奨されています。
自動アップデートをオフにするには、以下の手順が必要です。

1. 「Google Playストアアプリ」を開き、右上のプロフィールアイコンをタップする
2.設定>ネットワーク設定>アプリの自動更新をタップしてオフ

インストール済みのアプリを手動アップデートする方法は、以下の通りです。

Google Playストアでインストール済みアプリをアップデートする方法

1. Google Playストアを開く
2. 右上のプロフィールアイコンをタップ
3. アプリとデバイスの管理>管理をタップ
4. 「アップデート利用可能」を表示されたアプリの中から、更新するアプリをタップ
5. 更新をタップ

ただし、OSが古すぎるとアプリをアップデートできないこともあります。アプリのアップデートがうまくいかない場合は、OSが最新になっているか確認しください。

なお、各アプリにおけるアップデートの内容は、ストア内各アプリのページにあるリリースノート(アップデート、最新情報)に記載されています。リリースノートには「ポップアップの色を変更した」「画面がフリーズする不具合を修正した」など、修正の履歴が記載されています。

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バージョンごとのアップデートの呼び方

ソフトウェアはアップデートするごとに、「ver1.1.2」「ver1.1.3」「ver1.2.0」「ver2.0.0」などの番号をつけて管理されています。

そして番号のうち整数(一番左の数字)が大きくなるのか、小数点以下の数字が大きくなるのかによって、呼び方が変わります。

メジャーアップデート

整数が大きくなる場合はメジャーアップデートと呼ばれ、大規模なアップデートとなります。例えば、「ver3.6.5」から「ver4.0.0」へのアップデートはメジャーアップデートです。

メジャーアップデートの内容や規模に明確な定義はありませんが、例としては「新機能の追加」「仕様変更」「セキュリティ強化」などが含まれます。

メジャーアップデートによって、ソフトウェア・アプリの基本的な機能や使い勝手が大きく変わることもあります。

マイナーアップデート

小数点以下の数字が大きくなるアップデートは、マイナーアップデートと呼ばれます。例えば「ver3.6.5」から「ver3.6.6」や「ver.3.7.0」へのアップデートはマイナーアップデートです。

メジャーアップデート同様に、マイナーアップデートの更新内容に明確な定義はありません。例としては「機能改善」「小規模なバグの修正」「セキュリティパッチの提供」などが含まれます。

・ セキュリティパッチとは
OSやソフトウェアにおけるセキュリティ上の欠陥(脆弱性)を修正するために配布されるプログラム。パッチ適用によりOSやソフトウェアを安全な状態に保てます。パッチの意味は、服の穴を塞ぐ当て布です。「ソフトウェアにできた穴(問題)をセキュリティパッチで塞ぐ」と考えると、イメージしやすいでしょう。

関連記事:WAF(Web Application Firewall)とは?セキュリティの仕組みや基礎を徹底解説!

アップデートの頻度

アップデートの頻度はOSやアプリによって異なります。例えば、iOSとAndroidのアップデート頻度は以下のようになっています。

iOS メジャーアップデートが年1回(9月に行われるのが通例)。マイナーアップデートは年10回程度。
Android メジャーアップデートが年1回程度。マイナーアップデートは年1~3回程度ですが、メーカーにより異なります。

AndroidスマホはメーカーによりOSがアレンジされているので、アップデートの回数もメーカーによって異なります。

アップデートの目的

「時間がかけてOSやアプリをアップデートする目的がわからない」と感じている方もいるかもしれません。

そもそもアップデートはなぜ行われるのでしょうか。アップデートの目的を紹介します。

セキュリティの強化

アップデートの目的としては、まずセキュリティの強化が挙げられます。

技術の進歩に伴い、パソコンやスマホの安全性を脅かすプログラムが次々に生み出されています。またOSやアプリのリリースから時間が経ち、脆弱性が見つかることも少なくありません。

脆弱性を改善し、最新の攻撃手法に耐えられる状態に保つのが、アップデートの重要な目的のひとつです。

バグや不具合の修正

アップデートにより、OSやアプリの不具合を修正することが可能です。

不具合とは、例えば「特定の操作をしたときに、画面がフリーズしたりアプリが終了したりする」「動作に時間がかかりすぎる」などです。

ソフトウェアのリリース時にテストを繰り返していても、実際にユーザーが使ってみると不具合が見つかることも少なくありません。

不具合が見つかったときには、ベンダー(開発者、製造元)から問題を解決するためのプログラムが配布されます。アップデートすることで、ソフトウェアが正常に動作するようになるのです。

正常に動作することにより、「動作速度の向上」「電池の持ちがよくなる」といったメリットが生まれることもあります。

新しい機能の追加

アップデートにより、OSやアプリに新しい機能が追加でき、利便性が向上します。アップデートでは「ユーザーのニーズを反映した新機能追加」などが行われるためです。

またアップデートによりUI(ユーザーインターフェース)のデザインが変更されることで、操作性が向上することもあります。業務効率化においても、アップデートは重要な意味を持つのです。

メーカーサポートの継続

アップデートすることで、開発元からのサポートを継続して受けられるメリットもあります。

新バージョンをリリースした後に旧バージョンのサポートが打ち切られるケースは多数あります。例えばWindows 10のサポートは、2025年10月14日に終了予定です。

サポートが終了するとアップデートも行われなくなるため、新たなセキュリティ上のリスクに対して無防備な状態になってしまいます。そのためサポートを受けられるバージョンに更新・乗り換えていく必要があるのです。

関連記事:UI(ユーザーインターフェース)とは?意味や役割、UIデザインのポイント

アップデートを行わないリスク

アップデートを行わないリスクは、先述した「アップデートの目的」の恩恵をうけられなくなることです。リスクを低減するために、適切にアップデートを行いましょう。

ウイルス感染や攻撃を受けるリスクが高まる

OSをアップデートしておかないと、サイバー攻撃によって被害を受けるリスクが高まります。具体的な被害としては、以下のようなものが考えられます。

● 不正アクセスによる個人情報や機密情報の流出
● 流出した個人情報を利用したなりすましによる不正操作・金銭的被害
● マルウェア(ウイルス)感染によるデータ消失
● 詐欺ページへの誘導と金銭的被害

サイバー攻撃の手口は日々進化しているため、パソコンやスマホもアップデートでセキュリティを強化しておく必要があります。

不具合が解決されない

OSやアプリをアップデートしないまま利用していると、「画面が急にフリーズする」「電池の減りが早い」などの不具合が解決できません。

操作がスムーズにできないと、ビジネスシーンでは生産性の低下につながる可能性があります。プライベートでもスマホの動作がおかしいとイライラしてストレスが溜まってしまうでしょう。

新機能が使えない

アップデートしないと「新しくリリースされた機能が使えない」というデメリットも発生します。新機能による効率化のチャンスを失い、新機能を使っているユーザーとの差が出てくる可能性もあるでしょう。

またソフトウェアやアプリは「主流のOS」に合うように開発されます。そのため、「OSをアップデートしないと、一部のアプリが正常に動かなくなる」といったデメリットも発生します。

関連記事:トロイの木馬とは?ウイルスに感染した事例や感染被害対策を解説!

アップデートを行う際の注意点

アップデートを実施する際には注意点もあります。不用意にアップデートすると、デバイス上の重要なデータが消えてしまう可能性もありますので、注意しましょう。

予期しない問題でデータの損失を防ぐためバックアップを取る

基本的にはアップデートによってデバイス内のデータが消えることはありません。「撮りためた写真・動画」「連絡先」「アプリの設定」などもそのまま残ります。

ただ、アップデートに失敗した場合「デバイス内のデータが消える」「デバイスの初期化が必要」といった事態に陥ることがあります。重要なデータについてはバックアップを取っておきましょう。

Windows11の機能「バックアップと復元(Windows 7)」を使ってバックアップを取る方法を紹介します。

1. コントロールパネルを開く
2. 「システムとセキュリティ」から「バックアップと復元(Windows 7)」をクリック
3. 「バックアップの設定(S)」をクリック
4. バックアップ先を選択
5. バックアップするデータを選択(自動選択も可能)
6. 設定の確認
7. 必要ならバックアップのスケジュールを変更
8. 「設定を保存してバックアップを実行(S)」をクリック

デバイスの空き容量を確認する

デバイスに十分な空き容量がないと、アップデートできません。特にスマホは空き容量が少なくなりがちなので、アップデート前に空き容量を確認しておきましょう。

空き容量の確認方法は以下の通りです(iPhoneの場合)。

1. 設定をタップ
2. 一般>iPhoneストレージを選択

Androidの空き容量確認方法はメーカーによって異なりますので、各メーカーの公式サイトで確認してください。

アップデート用の容量が足りない場合にとれる方法は以下の通りです。

● 不要なデータを削除する
● 画像・動画などのデータをクラウドストレージに預ける

・ クラウドストレージとは
インターネット上にあるファイルの保管場所。無料で利用できるサービスもあります。

途中でバッテリーが切れないよう充電を行う

アップデート中は電池がなくならないように、充電しながらアップデートするのがおすすめです。アップデートに時間がかかり、アップデート完了前にデバイスの電源が切れてしまうと、アップデートの失敗やデータ消去のリスクがあります。

なお、アップデート中はパソコン・スマホやアプリが使えなくなることもあります。アップデートに時間がかかることも想定して、時間に余裕があるときにアップデートしましょう。

大量のデータ通信に備えWi-Fiに接続した上で行う

アップデート時には、大量のデータ通信が行われることもあります。そのためモバイル通信ではなくWi-Fi環境下での作業をおすすめします。

モバイル通信でアップデートを行うと、以下のようなデメリットが発生する可能性があります。

● 通信容量を使いすぎて速度制限がかかる
● ギガ使い放題でない場合は、通信料がかかる
● アップデートに時間がかかる

特に、データ通信量が多くなる大型アップデートの場合はWi-Fi環境を確保しましょう。

業務用の場合は、テスト環境で確認する

業務で使っているソフトウェアのアップデートを行う際は、まずテスト環境でアップデートして動作確認することをおすすめします。アップデートによって長時間業務が中断したり、互換性の問題が発生したりする可能性があるためです。

・互換性とは
ある製品(古いOSなど)を他の製品(新しいバージョンのOSなど)に置き換えても、従来同様に使えること。

特に大型アップデートの場合は、互換性が損なわれる可能性が高くなります。例えば「OSをアップデートしたら、以前は使えていたアプリがうまく動作しなくなった」といった事態が起こるでしょう。

こうした事態を避けるためにも、まずは検証用PCに更新プログラムをインストールしてください。数日~数週間程度かけて問題なく使えるか確認してから、本番環境でのアップデートを行うことをおすすめします。

関連記事:データサイエンスとは!意味や概念をわかりやすく解説!

まとめ

パソコンやスマホのアップデートを怠ると、セキュリティ上のリスクが高まったり、不具合が改善されないまま残ったり、新しい機能が使えなかったりします。安全かつ快適にパソコン・スマホやアプリを利用するためには、アップデートを後回しにしないことが大切です。

特に、セキュリティに関するアップデート(セキュリティアップデート)については、速やかに実行することをおすすめします。また、アップデートの中で緊急性が高いものについては、「緊急アップデート」などとしてリリースされるため、その場合はすぐに対応が必要と考えましょう。

なお、デバイスやOSが古すぎると、アップデートを打ち切られることがあります。セキュリティ上のリスクが高まりますので、古いデバイスやOSを使っている方は、サポート終了前にデバイスの買い替えやOSの乗り換え・バージョンアップを検討してください。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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