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Shopify(ショッピファイ)とは?料金プランや手数料・事例など、概要を解説します!

2025.2.5
読了まで約 10

ナイキなどの大手スポーツメーカーや、ワークマンなどが楽天やAmazonなどの大手ECプラットフォームから離脱したのは、Web業界に携わる人々の記憶に新しいことでしょう。こうした動きの中で注目を集めているのが、自社で容易にECサイトを構築できるShopify(ショッピファイ)です。しかしながら、Shopifyの基本的な特徴や機能について詳しく知らない方も少なくありません。

そこで本記事では、Shopifyの概要や主要な機能、使用することのメリットとデメリットについて詳しく解説します。さらに、Shopifyの料金体系や手数料、成功事例についても紹介しますので、Shopifyの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。これらの情報は、ECサイト運営の戦略を立てる上で重要な指針となるでしょう。

Shopifyとは?

まずは、Shopifyの概要から解説します。Shopifyとは、ECサイトの運営から出店における機能が網羅的に搭載されているECプラットフォームのことです。カナダの企業が開発したShopifyは、世界100万ショップ以上に導入されている世界最大級のプラットフォームとして知られています。

従来、ECサイトを出店する際には、自社でサーバーの契約やドメインの取得が必要でした。そのため、ECサイトの制作に多くの時間と労力がかかり、カスタマイズを加えると出店までに数ヶ月以上要することも珍しくありませんでした。

しかし、Shopifyを利用すれば、サーバーやネットワークの管理を一任できます。運営者は、Shopifyの簡便な管理画面を操作するだけで簡単にECサイトを出店できるのです。この手軽さこそが、Shopifyが高く評価されている理由の一つです。

さらに、Shopifyはデザイン面でも充実しています。用意されているテーマを導入すれば、自作する場合と同等程度のデザインを実現することが可能です。これにより、専門的な知識がなくても、魅力的なECサイトを構築できるのです。

Shopifyの特徴として、柔軟性と拡張性も挙げられます。基本機能に加え、多数のアプリやカスタマイズオプションが用意されているため、ビジネスの成長に合わせてサイトを進化させることができます。

このように、Shopifyは効率的かつ効果的にECサイトを立ち上げ、運営したい事業者にとって、非常に魅力的なソリューションとなっています。

関連記事:
Shopify(ショッピファイ)とは?ECサイトでShopifyが選ばれる理由を解説!
市場規模が拡大する「Electronic Commerce(EC)」とは?注目のビジネスモデルD2Cについても解説

Shopifyの代表的な機能

ここまで、Shopifyの概要を解説してきました。ここからは、Shopifyの代表的な機能を紹介します。

Shopifyには、ECサイトの運営に必要な多様な機能が搭載されています。これらの機能は、大きく分けて以下の3つのカテゴリーに分類されます。

● 基本機能
● デザインテンプレート
● カスタマイズ機能

これらの機能を活用することで、ユーザーは効率的にECサイトを構築・運営することができます。各カテゴリーには、ECサイトの成功に不可欠な要素が含まれており、ビジネスのニーズに合わせて柔軟に活用することが可能です。

以下、それぞれの機能カテゴリーについて詳しく見ていきましょう。

基本機能

はじめに、基本機能です。基本機能には、ECサイトを出店するための機能の大半が搭載されており、代表的な例としては以下が挙げられます。

● 決済画面
● 決済の統合機能
● 問い合わせフォーム
● 商品登録機能

上記のように、商品を登録し、実際にECサイトを公開してから決済に至るまでのあらゆる機能が搭載されていることが特徴です。また、決済に関してもクレジットカード、振り込みなど、ビジネスパーソンから一般消費者までが決済できるように複数の決済方法に対応がされています。

どこまでデザインにこだわるかによるものの、早い場合はShopifyに登録してから3日前後で公開可能です。このスピード感を実現できることが、Shopifyの魅力だと言えるでしょう。

デザインテンプレート

Shopifyにはデザインのテンプレートも用意されています。デザインテンプレートは数十種類以上用意されており、アパレルブランドの販売に強みを持っていたり、化粧品の販売に強みを持っていたりするデザインが存在します。これらのテンプレートを活用することで、専門的なデザインスキルがなくても、魅力的なECサイトを構築することが可能です。また、業種や商品に合わせて最適なテンプレートを選択できるため、ブランドイメージに合ったデザインを簡単に実現できます。

カスタマイズ機能

Shopifyには5,000を超えるカスタマイズ機能が搭載されています。代表的なカスタマイズ機能としては、サブスクリプション決済に対応させたり、翻訳機能を追加できたりする機能が挙げられます。

特にBtoCの領域でECサイトを公開するのであれば、サブスクリプション決済の対応は必須だと言えます。近年、ビデオオンデマンドやサブスクリプションサービスも普及しているため、サブスクリプション決済への抵抗感がないユーザーも多いです。

サブスクリプションで月額課金をしてもらえれば、数ヶ月先の売上まで見込めるため、ECサイトの拡大や事業への先行投資も検討できるようになります。

Shopifyには、あらゆるカスタマイズ機能が揃っています。導入当初の機能は最小限に抑えられているので、自社が実現したい機能に合わせて追加できます。季節や状況に応じて、クーポンを掲載することも可能です。

まずはShopifyに登録し、どのようなカスタマイズ機能があるかを確認した上で、導入する機能を検討してみるとよいでしょう。

関連記事:サブスクリプションの意味を解説します!いまさら聞けないモデルや代表的なサービスをご紹介!

Shopify paymentとは

Shopify paymentとは、Shopifyが公式に提供しているオンライン決済サービスです。Shopify paymentを利用すれば、顧客はオンラインで支払いを行えるようになります。Shopifyが公式に提供しているサービスのため、住所や電話番号などの個人情報を都度顧客に入力させる手間を省けます。

ストアを作成後に主要な決済方法がすぐに利用できるように、設定が自動的に行われます。「Visa」や「Mastercard」、「JCB」「American Express」といったよく利用されるクレジットカードには全て対応しています。

その他の便利なShopifyのオプションサービス

その他の便利なShopifyのオプションサービスとしては以下があります。

● Shopifyメール
● Shopify POS Pro

これらのサービスは、それぞれ独自の特徴を持ち、ECサイト運営者に大きな価値を提供します。Shopifyメールはマーケティング活動を強化し、顧客とのコミュニケーションを円滑にする一方、Shopify POS Proは実店舗とオンラインストアを統合し、シームレスな販売体験を実現します。

これらのオプションサービスを適切に活用することで、Shopifyを使用したECサイトの運営をさらに効果的に行うことができます。次のセクションでは、これらのサービスについて詳しく解説していきます。

Shopifyメール

Shopifyメールは、Shopifyでオンラインストアを構築すると無料で利用できるメール送信システムです。このShopify独自のメールマーケティングツールを使えば、別途メール配信システムを導入する必要がありません。

利用方法は非常にシンプルで、既存のメールテンプレートから好みのものを選択し、文章を入力して送信するだけで、会員登録済みの顧客にメールが配信されます。手動での送信作業が煩わしい場合は、オートメーション機能を活用することで、メール送信プロセスを自動化できます。

Shopifyメールを通じて配信されたすべてのメールは、開封率や販売状況などのデータが蓄積されていきます。これにより、ストア分析を行うことが可能になります。これらの分析結果を基に、キャンペーンのパフォーマンスを継続的に改善していくことができます。

このように、Shopifyメールは単なるメール配信ツールではなく、マーケティング効果を測定し、戦略を最適化するための強力なツールとしても機能します。ECサイト運営者にとって、顧客とのコミュニケーションを効率的に管理し、販売促進を図る上で非常に有用なサービスと言えるでしょう。

Shopify POS Pro

Shopify POS Proは、高度な在庫管理が行えるPOSシステムです。「POS」とは「Point of Sale」のことで「販売時点情報管理」といった意味になります。ほとんどの小売店で導入されており、商品が販売された時点の情報を管理できます。

Shopify POS Proを利用すれば、他でPOSシステムを導入しなくても済みます。在庫数や入出荷記録、注文書などの管理が行える他、在庫分析機能やセール商品を提案する機能なども備えています。

また、無制限で作成可能な「ストアスタッフアカウント」を作成することにより、販売スタッフの管理も同時に行えます。この機能によって、スタッフのパフォーマンスなども個別に収集でき、パフォーマンスごとに分類することもできます。

Shopifyを利用するメリット

Shopifyを利用するメリットとしては以下が挙げられます。

● コストを抑えてECサイトを構築できる
● 配送面に強い
● 外部サービスやSNSと連携できる
● Shopifyのパートナーによるアプリでカスタマイズ性が高い
● 越境ECに対応できる
● ブログ機能がある
● ストアの分析ができる

これらのメリットにより、Shopifyは多くの事業者に選ばれるECプラットフォームとなっています。特に、手軽にECサイトを立ち上げられることや、様々な外部サービスとの連携が可能なことは、ビジネスの効率化や拡大に大きく寄与します。また、グローバル展開を視野に入れている事業者にとっては、越境ECへの対応が魅力的なポイントとなるでしょう。

コストを抑えてECサイトを構築できる

Shopifyを利用する最大のメリットが、手軽にECサイトを構築できることです。ECサイトを自作する場合、どれだけの機能を搭載するかによって異なるものの、50万円から100万円程度の開発予算が必要です。加えて、毎月の保守費用が20,000円から50,000円程度かかるうえ、公開までには数ヶ月必要になります。

しかし、Shopifyであれば最短3日程度でECサイトを構築でき、公開も可能です。自社のリソースが足りない場合でも、大きな工数を必要としないため、EC化も実現しやすいメリットがあります。これにより、小規模な事業者や個人でも、比較的低コストで自社ECサイトを持つことが可能になります。

この機能により、ユーザーは効率的な在庫管理を行うことができ、過剰在庫や在庫切れのリスクを最小限に抑えることができます。また、リアルタイムで在庫状況を把握できるため、タイムリーな補充や販売戦略の立案が可能となります。

さらに、Shopifyは複数の配送業者との連携も可能で、顧客に最適な配送方法を提供することができます。これにより、顧客満足度の向上や配送コストの最適化にも貢献します。

配送面に強い

Shopifyは、配送面に強いECプラットフォームであることがメリットです。在庫状況、売上状況、販売状況などを管理画面からひと目で見られるようになっているため、在庫のマネジメントがしやすくなっています。加えて、店舗の在庫状況との連携も図れるため、事業全体の在庫を一元化して管理することも可能です。

外部サービスやSNSと連携できる

Shopifyは、外部サービスやSNSと連携ができる機能を備えます。この機能を活用することにより、外部の様々なECサイトをはじめSNS、そして実店舗によるオムニチャネルを構築することができます。具体的には、以下の外部サービスやSNSと連携ができます。(一部抜粋)

ECサイト SNS
Amazon Facebook
楽天市場 Instagram
Google Shopping TikTok
eBay Pinterest

など

この連携機能により、Shopifyで構築したECサイトの商品を、各種ECサイトやSNSプラットフォームで同時に販売することが可能となります。これにより、複数の販売チャネルを効率的に管理し、より多くの顧客にリーチすることができます。また、実店舗との在庫連携も可能となるため、オンラインとオフラインの販売を一元管理することができます。

Shopifyのパートナーによるアプリでカスタマイズ性が高い

Shopifyアプリストアには7,000を超えるアプリが提供されています。これによって、Shopifyで構築したECサイトを自由にカスタマイズできます。

これらのアプリを使えば、Webサイト開発の知識やプログラミング技術がなくても、サイトに必要な機能を随時追加することができ、大幅にユーザビリティを向上させることができます。

また、世界でも最先端のWebマーケティング手法を、アプリを通して見つけられる可能性もあります。こういったアプリから最新マーケティング手法を知ることができるのも、Shopifyを利用する一つのメリットと言えます。

越境ECに対応できる

Shopifyは、FedExやUPSといった海外配送サービスと提携しているため、国外への配送が可能となります。つまり、ShopifyでECサイトを構築することにより、越境ECにも対応ができます。

国境を超えてグローバルECソリューションを展開できるECショップ構築サービスは、今のところ日本ではShopifyが一強となっています。越境ECを構築できれば国外からの注文増が期待できます。

経済産業省の調べでは、令和4年度の日本、米国、中国の3カ国間における越境ECの市場規模は3,954億円と非常に巨大です。

出所:経済産業省 令和4年度 電子商取引に関する市場調査

ShopifyでECサイトを構築するだけで、このような巨大市場に参入できることは夢があり、非常にメリットしては大きいものになります。しかしながら、ECサイトを構築したからと言って注文がすぐに急増するわけではなく、現地調査を入念に行った上での地道なマーケティング活動が必要です。

ブログ機能がある

Shopifyにはブログ機能があります。オンラインストアにブログを追加することで、商品の最新情報やお得情報、キャンペーン案内などを投稿できます。こうすることで、顧客によるWebサイト回遊率がアップします。

また、商品の補足説明や違った視点から商品を紹介することで、更に顧客の興味関心を引くことができます。こういったブログを導入することで、ECサイト自体にボリュームを持たせることができ、SEO対策としても有効になります。

ブログを活用することで、以下のような効果が期待できます。

  1. 顧客エンゲージメントの向上: 定期的な情報発信により、顧客との接点を増やすことができます。

  2. Webサイト回遊率の向上: 商品ページだけでなく、ブログ記事も閲覧してもらうことで、サイト内の滞在時間を延ばすことができます。

  3. 商品の付加価値向上: 使用方法や活用事例などを紹介することで、商品の魅力をより深く伝えることができます。

  4. SEO対策: 定期的な記事投稿により、検索エンジンからの評価を高める可能性があります。

 

また、ブログを通じて顧客の興味・関心を引き出すことで、購買意欲を高めることも可能です。例えば、季節に合わせた商品の使い方を紹介したり、お客様の声を紹介したりすることで、商品の魅力を多角的に伝えることができます。

このように、Shopifyのブログ機能を活用することで、ECサイトにボリュームを持たせ、単なる商品販売の場にとどまらない、魅力的なオンラインストアを構築することができます。

ストアの分析ができる

Shopifyには、ストアの分析ができる機能が備わっています。ストアには販売や注文に関する情報や顧客データなどが随時蓄積され、これらの情報はストア分析ページにて表示されます。こういった機能により、全ての販売チャネルが確認でき、ストアの業績がひと目で把握できます。

また、これらの情報を活用することで、ビジネスの意思決定に役立てることができます。例えば、どの商品が人気があるか、どの時間帯に売れやすいか、リピート率はどうかなど、様々な角度からデータを分析することが可能です。さらに、顧客の購買行動や好みを理解することで、より効果的なマーケティング戦略を立てることができます。

Shopifyの分析機能は直感的で使いやすく、専門知識がなくても簡単に利用できるのが特徴です。ダッシュボードでは、売上高、注文数、平均注文額などの重要な指標がグラフや数値で表示されるため、ビジネスの現状を素早く把握できます。これにより、小規模な事業者でも大手企業と同様のデータドリブンな経営判断が可能になります。

Shopifyを利用するデメリット

Shopifyを利用するデメリットとしては以下が挙げられます。

● 大規模なサイトには不向き
● 一部HTMLなどの知識が必要になる可能性がある
● 日本語未対応の機能がある
● サポートに電話対応がない

大規模なサイトには不向き

Shopifyは、大規模なサイトには不向きです。とくに、顧客情報を管理し、アップセルやクロスセルに繋げるためのCRM領域まで手を出す場合、Shopifyを利用するのは得策ではありません。また、月に数百万PV以上の大規模サイトになると、どうしてもページスピードが低下し、CVRも落ちるでしょう。Shopifyは、月商ベースで数百万円程度のECサイトにおすすめです。

関連記事:ECに「特集ページの大量作成」をすすめる理由/CVRを効率的に改善させる方法とは?

一部HTMLなどの知識が必要になる可能性がある

Shopifyをカスタマイズする際、機能によっては、一部HTMLなどの知識が必要になる可能性もあります。自社にエンジニアがいない場合は、作業を外注するしかありません。

その場合の費用は、数万円程度に収まるケースが大半です。ECサイトの制作全てを外注すると数十万円以上の費用がかかるので、それらと比較すると安価であることに間違いはありません。

関連記事:ホームページ制作の相場は?内容、目的によって金額はどう変わるのか

日本語未対応の機能がある

Shopifyは、カナダのオタワに拠点を置く多国籍企業で一次情報は英語です。そういったこともあり、一部の管理画面やテンプレート、サードパーティアプリなど、まだ日本語に対応していない箇所もあります。

特にアプリは海外の開発者が多いため、説明文などは英語表記しかされていないものが数多くあります。利用できれば大きくストアのユーザビリティを向上させてくれる便利な機能を利用できないのは、大きなデメリットとなります。

サポートに電話対応がない

Shopifyでは、英語における電話サポートには対応しているものの、日本語での電話サポートには対応していません。

問い合わせはメールのみで、他の手段としては「コミュニティフォーラムで質問する」「ヘルプセンターで回答を見つける」「ガイドを使用する」といった自助努力となっています。困ったときにすぐに電話で対応してくれるスタッフがいないことは、非常に大きなデメリットとなります。

Shopifyの料金プラン

実際にShopifyを導入する上で気になるのは、必要な費用ではないでしょうか。ここでは、Shopifyの料金プランを紹介します。

● 初期費用
● 月額費用
● 手数料
● Shopify Plusとは

初期費用

Shopifyには複数の料金プランが存在するものの、どのプランであっても初期費用は無料です。初期費用が必要になるECプラットフォームも存在するので、その点は非常にメリットだと言えるでしょう。

月額費用

Shopifyの料金プランは、Basic、Shopify、Advanced

の3つです。その3つの月額費用は下記の通りです。(2025年2月現在)

● Basic:4,850円
● Shopify:13,500円
● Advanced:58,500円

なお、どのプランであっても最初の3か月間は月額150円です。

手数料

Shopifyのクレジットカード手数料は、料金プランによって異なります。

● Basic:3.55%から3.9%
● Shopify:3.4%から3.85%
●Advanced :3.25%から3.8%

上記の手数料に幅があるのは、ユーザーの決済方法によって異なるためです。国内発行のクレジットカードの手数料が最も安価であり、海外発行のクレジットカードだと手数料が少々高くなる仕組みです。

ランニングコストを抑えて運営するためにも、まずはBasicから始めることを推奨します。

Shopify Plusとは

Shopify Plusとは、通常のShopifyプランのさらに上位プランに位置付けられているサービスです。Shopify Plusは通常プランのさらに上のプランとなります。主に大企業や取引量が膨大になるクライアント向けとなっています。

そのため、オンラインストアの構築に関して専門の知識が必要になる場合が多く、自社で対応が難しい場合は「Shopify Plus Partner認定企業」に相談する必要も出てきます。人手作業のほとんどを自動化できるため、作業効率の大幅な向上が見込めるプランとなっています。

Shopifyを導入して成功した事例

最後に、Shopifyを導入して成功した事例を2つ紹介します。

● ゴーゴーカレー
● カキモリ

それぞれ順番に解説します。

ゴーゴーカレー

ゴーゴーカレーは、金沢カレーのブームを作ったカレーブランドです。年齢問わず決済してもらえるよう、複数の決済システムを搭載しています。また、各商品ページにSNSシェアボタンを設置し、拡散による自動的な集客が図られていることも特徴です。飲食に関連する商品を販売する場合は、ゴーゴーカレーを参考にしてみてください。

カキモリ

オーダーノートで有名な文具店のカキモリは、Shopifyに集客用のコラムを多く投稿して見込み客を集めているECサイトです。Instagramとの連動も図っており、ユーザー層に合わせてデザインも最適化しているなど、非常に作り込んでいることが見て取れます。コラムの発信も並行して行いたい場合は、カキモリを参考にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事では、Shopifyについて解説をしてきました。Shopifyは、手軽にECサイトを公開できるプラットフォームです。基本機能、デザインテンプレート、カスタマイズ機能など、かゆいところに手が届くあらゆる機能が搭載されています。月額のランニングコストも安価であるため、中長期的な運用も容易に可能となっています。

まずは、実際にShopifyに登録し、どのような機能が搭載されているかを確認することから始めてみてはいかがでしょうか。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

マーケトランク編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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