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ポップアップの意味とブロック解除の方法。ポップアップバナーの効果を解説

2024.7.24
読了まで約 10

ポップアップの機能を使ってバナーの掲出を実施することで、Webサイトの離脱防止やコンバージョン率(CVR)の向上などが期待できます。
Webサイトの効果を最大限に引き出せるため、現代のWebサイト運営に欠かせない機能です。
しかし「ポップアップの機能を使ったバナー掲出の効果的な活用方法がわからない」と疑問に思う方も多いでしょう。
本記事では、ポップアップの意味や効果的な活用方法、設置する際の注意点などを解説します。

ポップアップとは

まずはポップアップとは何かを解説していきます。
また、ポップアップに関連する言葉「ポップアップウィンドウ」「ポップアップストア」「ポップアップバナー」の意味を紹介します。

ポップアップ

ポップアップとは、閲覧しているWebページのウィンドウ上に、別のウィンドウが最前面に表示される機能、仕組みのことです。Webページ上で、資料の保存ボタンを表示したり、お問い合わせフォームを表示したりする場面で使用されます。
なお、「Pop up(ポップアップ)」は、英語で「突然現れる」「飛び出す」という意味を持ちます。

ポップアップウィンドウ

ポップアップウィンドウとは、Webページの閲覧中に自動的に開く別のウィンドウのことです。
サイトにポップアップウィンドウが設定されている場合、リンクボタンをクリックしたりWebページを移動したりすると、ウィンドウが立ち上がります。
ポップアップウィンドウの中には、広告を次々と表示させるアドウェアや、スパイウェアと呼ばれるパソコン内の情報を外部に漏えいさせるソフトがインストールされるものがあるため、注意が必要です。

ポップアップストア

ポップアップストアとは、短期間限定(数日〜数週間)で開設されるお店のことで、オーストラリアやヨーロッパなどで見られます。
ポップアップの意味の通り、急に出店してすぐに消えることが特徴で、海外では空き地に一から店舗を建て、ストアの期間が終わると取り壊すケースもあるようです。
また、ポップアップストアはイベント性が重視される傾向にあるため、企画や企業ごとの個性が表れやすくなります。
名称こそ似ているものの、本記事で解説するポップアップとは意味が違うようです。

ポップアップバナー(ポップアップ広告)

ポップアップバナーとは、ポップアップ広告とも呼ばれ、Webページの閲覧中に画面の上下左右や前面に突然現れるバナー広告のことです。ポップアップバナーが出現するタイミングや位置は、Webサイトの運営側によって決められています。
情報を伝えるだけでなく、ユーザーエクスペリエンスの向上や、ユーザーのサイト離脱防止などの効果があります。
また、近年ではユーザーにCookieの使用同意アナウンスを行うWebサイトが増えています。これは、改正個人情報保護法でCookieが個人情報として取り扱われると定められ、Webサイトの運営者はユーザーの同意を得る必要があるためです。Cookieの使用同意を要求する場合も、ポップアップバナーが役立ちます。画面の下に固定表示すると、Webサイトの閲覧を邪魔せずにCookieの使用同意を要求できるでしょう。
さらに、チャットボットをポップアップ表示させることも可能です。ユーザーがWebページを閉じようとしたタイミングで、画面上にチャットボットを表示させます。チャットボットで有人のチャットに誘導したり、お得なキャンペーン情報を提示したりすることで、Webサイトの離脱を防止できるのです。

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オーバーレイ広告とは

ポップアップ広告に加えて、アンカー広告・インタースティシャル広告の3種類を合わせて「オーバーレイ広告」といいます。
ここでは、オーバーレイ広告について見てみましょう。

オーバーレイ広告

オーバーレイ広告とは、Webページを覆うように表示される広告のことです。広告スペースが大きく、メッセージを効果的に伝えられる特徴があります。しかし、ユーザーの行動を妨げてしまう恐れがあるため、適切に配置することが重要です。

アンカー広告

アンカー広告は、Webページの上部または下部に固定して表示される広告形式です。一般的に、モバイルビッグバナーと呼ばれるサイズ(320×50)で表示されます。Webページのスクロールを行ってもその位置に表示され続けるため、ユーザーの目に入りやすく、製品の訴求やブランドの認知度向上に効果的です。
一方、ユーザーのWebページ閲覧を妨げないよう、配置場所やサイズに気を付ける必要があります。広告とサイトのデザインが調和するように配慮すると、ユーザーに受け入れられやすい広告となるでしょう。

インタースティシャル広告

インタースティシャル広告とは、スプラッシュページとも呼ばれており、Webページを切り替える際に、全画面に表示される広告のことです。広告は、サイト内を移動するタイミングで一定時間表示されるため、ユーザーに強いインパクトを与えられます。しかし、ユーザーの行動を一時的に妨げてしまうため、表示する頻度や時間には気を付けなければなりません。
インタースティシャル広告には、大きく分けて「コントラスト」と「フォーム」の2種類のデザインがあります。コントラストとは、背景カラーを灰色または黒色で表示することで広告を目立たせる表示方法です。また、フォームとは、名前やメールアドレスなどの個人情報を入力する欄を指し、広告に組み込むことでお問い合わせや資料ダウンロードにつなげます。

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ポップアップブロックとは

ポップアップブロックとは、Webサイトにアクセスする際に、ポップアップを表示させないための設定です。一般的なWebブラウザでは、セキュリティ面や利便性を考慮し、標準でポップアップブロック機能を搭載しています。ポップアップブロックは、機能を有効または無効に切り替えたり、特定のWebサイトのみポップアップを許可したりする設定など、カスタマイズが可能です。

ポップアップブロックの解除方法

続いて、各Webブラウザでポップアップブロックを解除する方法を解説します。
希望するポップアップが表示されない場合は、Webブラウザのポップアップブロックを許可する設定を行いましょう。

Google Chrome

Google Chromeでポップアップブロックを解除する方法は、以下の通りです。

1.Google Chromeを起動し、右上の三点メニューボタンから「設定」をクリックします。
2.設定画面の左メニューから「プライバシーとセキュリティ」をクリックしましょう。
3.画面を下にスクロールし、「ポップアップとリダイレクト」をクリックします。
4.ポップアップブロックのオン・オフを切り替えたり、許可/ブロックしたいWebサイトを個別に設定したりできます。ポップアップブロックを解除するには、「ブロック(推奨)」をオフに切り替えましょう。

Microsoft Edge

Microsoft Edgeでポップアップブロックを解除する方法は、以下の通りです。

1.MicrosoftEdgeを起動し、右上の三点メニューから「設定」をクリックします。
2.設定画面の左メニューから「サイトのアクセス許可」をクリックしましょう。
3.画面を下にスクロールし、「ポップアップとリダイレクト」をクリックします。
4.「ブロック(推奨)」をオフにすると、ポップアップブロックを解除できます。

Firefox

Firefoxでポップアップブロックを解除する方法は、以下の通りです。

1.Firefoxを起動し、右上の三本線メニューから「オプション」をクリックします。
2.設定画面の左メニューから「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
3.画面を下にスクロールし、「許可設定」から「ポップアップウィンドウをブロックする」のチェックを外しましょう。

Safari

Safariでポップアップブロックを解除する方法は、以下の通りです。

1.Safariを起動し、左上の「Safari」から「環境設定」をクリックします。
2.環境画面のメニューから、「Webサイト」をクリックします。
3.左のメニューから「ポップアップウィンドウ」をクリックします。
4.「以下のWebサイトでのみポップアップウィンドウを許可」から、ポップアップブロックを解除したいWebサイトを追加します。「これ以外のWebサイトでのデフォルト設定」を「許可」にすると、全てのWebサイトのポップアップブロックを解除できます。

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ポップアップバナー

ここでは、ポップアップバナーの意味を見てみましょう。

ポップアップバナーとは

ポップアップバナーとは、Webページに広告やメッセージを突然表示できる機能のことです。
主にWebマーケティングのツールとして利用され、ユーザーの興味を引きつける効果を持ちます。
Webサイトを訪問したユーザーは、最初に目に入る情報で興味を引かなければ、Webサイトを離脱する傾向にあるようです。
また、Webサイトのファーストビューは、最初の3秒で判断されるといわれています。ポップアップバナーは、限られた時間のなかで、サイト運営者が伝えたい情報を視覚的に伝えられる手法なのです。

ユーザーによっては邪魔?

ポップアップバナーは、Webサイトに訪問したユーザーにアクションを促したりアピールしたりするのに効果的なツールです。しかし、ポップアップバナーの表示の仕方によっては、逆効果になるケースがあります。
例えば、ポップアップバナーの表示が多すぎたり、なかなか閉じられなかったりすると、ユーザーはWebサイトに対してストレスや不快感を覚えてしまうでしょう。
そのため、表示の数や頻度には注意する必要があります。

ポップアップバナーの効果

ポップアップバナーは、サイトの離脱防止やCVRの向上、ECサイトのカゴ落ち対策などに有効です。
ここでは、ポップアップバナーの効果を紹介します。

サイトの離脱防止

Webサイトの閲覧中に、割引クーポンやキャンペーン情報といったユーザーに有益な情報を表示することにより、Webサイトからの離脱を防止できます。
ポップアップバナーを設置する際は、戻る操作やタブを閉じる操作を行ったユーザーに対して表示すると、より効果的です。

UX(ユーザーエクスピリエンス)の向上

UX(ユーザーエクスペリエンス)が向上することも、ポップアップバナーの効果の一つです。
UXとは、商品やサービスを通じて、ユーザーが感じる感動や使いやすさなど全ての体験をいい、ユーザー体験とも訳されます。
適切なポップアップバナーを表示することで、ユーザーは欲しい情報を手に入れられたり、サイト利用の充実度が向上したりするでしょう。
その結果、Webサイトの付加価値が高くなり、UXの向上につながります。

CVRの向上

ポップアップバナーは、CVR(コンバージョンレート)の向上が期待できます。CVRとは、広告リンクをクリックした数から、何件がコンバージョンに至ったかの割合を示す指標のことです。日本語では「獲得率」や「コンバージョン率」と訳されます。
ポップアップバナーを活用し、適切なタイミングでコンテンツを表示することで、商品購入を促せます。

回遊率を高める

ポップアップバナーを活用すると、回遊率が高まりWebサイトの離脱防止が期待できます。
回遊率とは、サイトを訪問したユーザーが、サイト内のページを一度の訪問でどれだけ閲覧したかを表す指標です。
例えばECサイトであれば、期間限定セールや送料無料などの特典を提示することで、ユーザーの離脱を防止できます。
Webサイトの離脱を防止すると、回遊率のみならずコンバージョン率の向上も期待できるでしょう。
また、ポップアップバナーにより回遊率を高めることは、カゴ落ち離脱対策にも有効です。
なお、カゴ落ちとは、商品をカゴに入れたままWebサイトを離脱する行動を指します。

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ポップアップバナーの使用例

続いて、ポップアップバナーの使用例を見てみましょう。

メルマガ登録への誘導

ポップアップバナーは、多くのユーザーが閲覧するメルマガへの誘導に役立ちます。メルマガ登録は、安定した売上やコンバージョン率を維持するのに有効な手段です。
例えば、メルマガを登録することで、商品の割引クーポンや送料無料クーポンを獲得できるようにポップバナーを設置すると、メルマガへ誘導しやすいでしょう。

割引クーポンの提供

ポップアップバナーを活用すると、割引クーポンの提供が可能です。ユーザーがWebサイトを訪問した際に、商品の割引クーポンやクーポンコードなど、買い物をお得にできる情報を提示することで、Webサイトがユーザーの印象に残りやすくなります。その結果、コンバージョン率やクリック率の向上が期待できるでしょう。また、カゴ落ちもポップアップバナーで防止できる可能性が高まります。
Webサイトをブラウザバックする前に、割引クーポンやプレゼントなどの特典を提供すると、コンバージョン率向上につながるでしょう。

資料ダウンロードの訴求

ポップアップバナーは、視覚的にインパクトのあるアイキャッチであるほどユーザーの目に留まりやすく、内容を見てもらえる可能性が高まります。
資料ダウンロードの訴求を行う際は、アニメーションを加えたポップアップバナーといった、印象に残るポップアップを設置することで、ユーザーの高いエンゲージメントを獲得できるでしょう。
アニメーションのポップアップは、テンプレートを使うと簡単に作成できます。
また、サイトや企業のイメージに適した画像やキャラクターを配置して、動きを付けることも可能です。

SNSのアカウント、友達追加の案内

メルマガのみならず、SNSの活用は集客に欠かせないツールの一つです。
InstagramやFacebookなど、SNSアカウントの友達追加案内も、ポップアップバナーを活用すると催促できます。
パソコンのブラウザ向けにはアカウントにアクセスするURLを貼ったり、スマートフォン向けには友達追加が可能なQRコードを設置したりすることで、ユーザーに柔軟な対応ができるでしょう。
また、割引クーポンや最新情報を獲得できる旨の文章を併せて設置する工夫も大切です。

注意喚起

商品の注意点や使用方法、Webサイト利用のルールなどを伝えるために、ポップアップバナーを活用するケースもあります。例えば、酒類を販売するWebサイトでは、20歳未満の閲覧者へ購入しないよう注意喚起のポップアップを使用しています。
これにより、法律の逸脱や商品の誤発送による返品対応を防止できるのです。

臨時休業やイベントの中止

重要な変更を知らせる際も、ポップアップバナーを活用できます。臨時休業やイベントの中止など、重要なお知らせを表示させる時は、ポップアップバナーをフルスクリーンで表示させるのがおすすめです。また、イベント開催日程や休業の期間なども表示できるため、サイトのリンクや必要事項などを併せて表記するとよいでしょう。

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ポップアップバナーの種類と特徴

Webサイトで使われるポップアップバナーは、大きく分けて4種類あります。
ここでは、ポップアップバナーの種類と特徴を紹介します。

フルスクリーン

フルスクリーン型は、全画面に表示されるポップアップバナーで、重要なメッセージを伝える際に適しています。
Webサイトの全画面を覆って表示されるため、適切な用途やタイミングで活用することが大切です。
例えば、イベント中止や営業時間の変更など、必ず伝えなければならない情報が発生した際に活用するとよいでしょう。
なお、不必要なフルスクリーン型のポップアップバナーは、Webサイト閲覧を中断させてしまうため、最低限に設定することがおすすめです。

スライドイン

スライドイン型は、画面の端から滑り込んで表示されるポップアップバナーです。ユーザーに対し、メルマガ登録の促進や最新情報の伝達などを行うのに適しています。
ポップアップバナーが全画面に表示されると、Webサイトの閲覧を遮ってしまいますが、スライドインはWebサイト閲覧を中断させることなく情報を伝えられます。

フローティングバー

ユーザーのWebサイト閲覧を中断させずにポップアップバナーを表示できる方法には、フローティングバー型もあります。
フローティングバー型は、画面の上部または下部に固定して表示されるポップアップバナーです。
画面をスクロールしても表示され続けますが、Webサイトの閲覧を邪魔せずに広告表示ができます。
例えば、キャンペーンの開催を予告したり、期間限定セールのカウントダウンを表示したりすることで、マーケティング施策に活用できるでしょう。
ユーザーに継続的なCTAを提示したい場合に、フローティングバーを活用できます。

ライトボックス

ライトボックス型は、閲覧中のWebサイト全体を薄暗くして、ポップアップのみをアクティブウィンドウとして強調表示するポップアップバナーです。ユーザーへ優先して伝えたい情報や、サービスの特別オファーを見せたい時に活用できます。
また、ユーザーの操作が必要な小ウィンドウとしての役割を持つため、Webサイトを離脱する際に割引クーポンを表示したり、メールアドレスや会員登録などの情報入力を促したりする時に効果的です。

ポップアップバナーの注意点

ここでは、ポップアップバナーを設置する際の注意点を見てみましょう。

数や頻度

ポップアップバナーが表示される頻度が高いほど、ユーザーはWebサイト閲覧を妨げられていると感じるため、Webサイトの利用を避ける恐れがあります。
また、すぐに閉じられなかったり、ポップアップの内容が関連性のないものだったりする場合は、ユーザーの反感を買いかねません。
ユーザーが求めている情報を適切に提供できるよう、ポップアップは邪魔にならない数や頻度で表示しましょう。

タイミング(トリガー)

ポップアップを表示するタイミング(トリガー)は、ユーザーの行動に合わせて設定することが大切です。
例えば、Webサイトに訪問して30秒経過したタイミングで表示させたり、商品ページから離脱しようとした瞬間に割引オファーを提示したりすると、ユーザーのエンゲージメントに良い影響を与えられます。
ただし、タイミングによるポップアップバナーは、設置しすぎないように注意しましょう。

サイズ

ポップアップバナーのサイズやフォントのサイズは、端末に応じて適切に表示されるよう設計する必要があります。例えば、スマートフォンのような画面が小さい端末では、文字が小さいと見えづらくなり、文字が大きすぎると情報を逃がしてしまう恐れがあります。
表示するポップアップバナーを適切に読んでもらうためには、サイズ調整をしっかり行いましょう。

操作性

ポップアップバナーは、操作性の確保も重要です。タップやクリックが必要な場合、閉じるボタンを大きく明確に表示したりタップ領域を広く設けたりなど、直感的に操作できるように設計しましょう。

デザインやコピー

ポップアップバナーは、表示されてから一瞬でユーザーを引きつける必要があるため、わかりやすいデザインが大切です。例えば、Webサイトと同じ色をポップアップバナーに使用したり、ブランドの特定イメージアイコンやロゴを使用したりすると、Webサイト全体とポップアップバナーに一貫性が生まれるでしょう。
また、レスポンシブデザインにも対応するポップアップバナーがおすすめです。レスポンシブデザインとは、端末の画面サイズに依存しないWebページを構築する手法で、ユーザーが見やすいデザインに自動で切り替える仕組みを持ちます。
ただし、複雑なアニメーションや容量の大きい画像を使うと、読み込み速度が遅くなったりユーザビリティが低下したりするなど、さまざまな悪影響を与えてしまいます。そのため、最適化された技術やコンテンツを活用して、読み込み速度を向上させましょう。

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ポップアップツール

ポップアップツールとは、Webサイトの閲覧者一人ひとりに、キャンペーン情報やクーポンなどを適切なタイミングでポップアップ表示するツールです。例えば、ユーザーが商品を探している際に「会員登録をするとポイント5倍」と表示したり、お問い合わせページを閲覧した際に「質問はありませんか?」とチャット画面を表示したりします。
ポップアップツールのなかには、ユーザーの行動をリアルタイムに収集してグラフで表示できるツールや、カスタマイズしたポップアップをユーザーの行動パターンに合わせて提供できるものなどがあります。
収集した情報をマーケティングに生かせられるよう、企業に適したポップアップツールを選ぶことが大切です。

まとめ

本記事では、ポップアップの意味やポップアップブロックの解除方法、ポップアップバナーの効果・使用例などを紹介しました。
ポップアップバナーを設置することで、Webサイトの離脱率を下げ、コンバージョン率の向上が期待できます。
しかし、設置の仕方によってはユーザーが見たい情報を邪魔する恐れがあるため、逆効果にならないよう、ユーザー側のユーザビリティを考慮してポップアップバナーを設置しましょう。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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