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Z世代とは何歳でなぜZ?特徴、X・Y世代との違いを簡単に解説

2024.7.10
読了まで約 16

効果的なマーケティングを行うためには、ターゲットを絞ることが大切です。ターゲットを絞る際の指標としては、性別や居住地などが挙げられますが、特に重要なのは趣味嗜好や価値観、思考・行動パターンなどに大きな影響を与える世代と言っても過言ではありません。

今、マーケティング界隈では「Z世代」が注目を集めています。しかし、Z世代とはどの世代を指しているのか、なぜ「Z」が冠されているのか、どのような特徴を持っているのか、よく知らないという人は多いでしょう。

そこで、本記事ではZ世代の概要や語源や年齢、特徴、ミレニアム世代など他の世代との違い、Z世代に注目すべき理由についてわかりやすく解説したうえで、Z世代に効果的なマーケティング施策を紹介します。

目次

Z世代とは

Z世代は主に1996年から2015年にかけて生まれた世代のことを指します。2024年時点では9歳から28歳にあたります。Z世代の前がY世代、その前がX世代となっています。ほか、それ以前になると英字ではなくベビーブーム世代、伝統主義者世代となります。

Y世代はミレニアル世代と同義で、Z世代と比較されることも多い世代です。急に英字が使われた理由として、世界的に有名な写真家であるロバート・キャパのフォトエッセイのタイトルの存在が由来となっています。

第二次世界大戦後に成長した若者をテーマにしたフォトエッセイのタイトルに「未知の新しい世代」と名付けたことから、この世代のことを「ジェネレーションX(Generation X)=X世代」と呼ぶようになりました。(Xは未知数、未知の事柄という意味)これを起点として、その後英字が続くきっかけとなっています。

なお、X世代の次の世代はギリシャ文字の筆頭である「α(アルファ)」を採用し、「ジェネレーションα(α世代)」と名付けられています。

● Z世代とは何歳
● なぜZなのか
● X・Y世代との違い
● Z世代に注目すべき理由

Z世代とは何歳

実際のところ明確な定義はありませんが、上述の解説通りZ世代とは概ね1996年から2015年にかけて生まれた世代のことを指します。つまり2024年時点では9歳から28歳ぐらいまでの年齢に当てはまる人たちをZ世代と言います。

Z世代はひとつ前の世代である「Y世代=ミレニアル世代」の下の世代に当たるため「Z世代=ポストミレニアル世代」とも呼ばれています。

ひとつ前のY世代及びふたつ前のX世代の年齢

ちなみにひとつ前のY世代は、1980年代から1990年に生まれた世代のことを指し年齢としては概ね34歳から44歳となります。さらにふたつ前のX世代は、概ね1960年代中盤から1970年終盤にかけて生まれた世代のことを指し、年齢としては40歳代後半から60歳前後となります。

なぜZなのか

Zである理由として挙げられるのは、単純にアルファベット順だからです。世代を表す言葉にアルファベットを用いて「X世代」と命名されたことを皮切りに「Y世代」「Z世代」と続いています。

ちなみにラテン文字であるアルファベットではZが最後なので、次の世代はギリシャ文字の最初にあたるα(アルファ)を冠することで、新たな時代の始まりをイメージした世代名となっています。

X・Y世代との違い

世代が違っても、近い世代同士は似ている特徴を有していることが少なくありません。しかし、異なる世代として扱われているからには、少なからず異なる特徴を有しているものです。

Z世代と近い世代であるX・Y世代(ミレニアム世代)とを比べると、Z世代の実像がより鮮明に浮かび上がってきます。以下より、Z世代とX世代との違い、Z世代とY世代との違いをそれぞれ解説します。

● Z世代とX世代との違い
● Z世代とY世代との違い

Z世代とX世代との違い

Z世代がデジタルネイティブと呼ばれているのに対し、X世代は、デジタルイミグラントと呼ばれています。デジタルイミグラントとは、幼少期にはインターネットが普及していなかったものの、青年期にインターネットを利用できるようになった世代を指す言葉です。

X世代は若いうちからインターネットに触れていたために上の世代と比べてデジタル技術を需要する柔軟性を持ち合わせているものの、子ども時代から身に付いているテレビから情報を取り入れるスタイルをベースとして保持している人が少なくありません。

他方、Z世代の間ではテレビから受け身で情報を収集するよりも、インターネットを活用して能動的に情報を手に入れることが主流となっています。

Z世代とY世代との違い

Y世代はZ世代と同様、デジタルネイティブと呼ばれることがあります。しかし、Y世代はインターネットが普及していない時代も生きているため、Z世代の方が真のデジタルネイティブと言えるでしょう。

早いうちからインターネットに慣れ親しんでいる両世代は、オンラインで買い物をすることに抵抗感を持っていません。ただ、Y世代はオンラインショップで買い物を完結させることが少なくないのに対し、Z世代はオンラインショップと実店舗の両方を活用することが多いと言われています。

また、Z世代とY世代とは、モノ消費よりもコト消費を重視するという点で似通っています。ただし、Z世代はリアルで共感できるサービスに惹かれるのに対し、Y世代は非日常を味わえるサービスに惹かれる傾向があります。

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Z世代に注目すべき理由

アメリカでは、Z世代が総人口の4分の1を占めていることから、多くの企業がZ世代向けのマーケティングに取り組んでいます。一方、日本の総人口に占めるZ世代の割合は総人口の5分の1以下であり、アメリカと比べると企業にとってのZ世代の重要性は低いと言わざるを得ません。

とはいえ、日本のZ世代を無視することは得策ではありません。なぜなら、近い将来日本においてもZ世代が消費の主役となるうえ、Z世代の後の世代は皆Z世代と同じデジタルネイティブとなるからです。今からZ世代の特徴を押さえ、Z世代向けのマーケティングを実践することは、企業の持続可能性を高めるうえで欠かせないと言って良いでしょう。

Z世代には高いポテンシャルがある

上述の解説通り日本においてZ世代は、2025年には全人口の13%程度にとどまるとの見通しがあり人口ボリュームとしては非常に薄いと言わざるを得ません。

参考:KPMGコンサルティング株式会社 【報告書】令和3年度コンテンツ海外展開促進事業
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/contents/downloadfiles/report/esportskoukokukatireport2022.pdf

しかしながら、Z世代はこれから就職や結婚、子育てといった様々なライフイベントを迎え、住宅や車の購入、子供への様々な支出など活発な消費活動を行っていくことが想定されます。そういったことから、消費者として非常に注目されています。

また自分の好きなことや好きなものに対し支出を惜しまない傾向があるZ世代は、さまざまな市場や業界から特に購買行動が期待されている存在でもあります。こういったZ世代の高いポテンシャルは、今後企業戦略を打ち出していく上で無視できない存在となっています。

Z世代の特徴

X世代、Y世代、Z世代と移りゆく中で、2022年現在7歳から26歳にあたるZ世代はどのようなことに興味を示すのでしょうか。株式会社マイナビがZ世代に対しておこなった調査結果では以下のような特徴が出ています。

● Z世代は体験を重視する
● Z世代は好きなものへはとことんこだわる
● Z世代はブランドに興味がない
● Z世代は起業に関心が薄い
● Z世代は社会問題やジェンダー問題に対しても意識が高い
● Z世代はデジタルネイティブ
● Z世代はタイパ(タイムパフォーマンス)重視
● Z世代は体験重視の「モノ消費」や「コト消費」
● Z世代は「ニューノーマル」を経験し保守的な価値観
● Z世代は起業への関心は薄い
● Z世代はSDGsなど社会問題への意識が高い

Z世代は体験を重視する

Z世代は「モノ」よりも「コト」に興味を示す傾向があることが知られています。つまりモノを集めることに価値を覚えるのではなく、お金で買えない「体験」に価値を感じます。実際にマイナビがZ世代に向けて行った調査では、以下のような結果となっています。

グラフ:Z世代に向けて行った調査_旅行の一番の目的はなんですか

出典: マイナビ マーケティング・広報ラボ「Z世代の特徴とは?価値観・購買行動をアンケートから徹底分析!」

上図はZ世代の旅行に行く目的についてのアンケート結果ですが、まず旅行に興味がないと答えた人がわずか13.8%しかいませんでした。つまり旅行などの「体験」をすることに対して、価値を感じている傾向が強いことがこれだけで推察できます。

次に、旅行に行く目的として最も多いのが、名所巡りや食事、次いで他人と過ごす時間となっており、この2項だけで全体の4分の3を占める結果となっています。

気分転換やストレス発散、自分探しなど、いわゆるネガティブな理由ではなく、「貴重な体験がしたい」「楽しみたい」というポジティブな理由であることが分かります。つまりお金やモノに変えられない「体験」が非常に重要と捉えている傾向が強いと言えます。

Z世代は好きなものへはとことんこだわる

Z世代は自分が好きなものへはとことんこだわり、わりとすんなりお金を払う傾向があります。先述のマイナビにおけるZ世代への調査では、同じ映画やドラマの話数を2回以上見たり、同じコンサートや舞台などに2回以上足を運んだりする、という調査結果が半数を超えています。

グラフ:Z世代に向けて行った調査_同じ映画やドラマの話数を2回以上見たり、同じコンサートや舞台に2回以上行ったりしたことがありますか

出典: マイナビ マーケティング・広報ラボ「Z世代の特徴とは?価値観・購買行動をアンケートから徹底分析!」

Z世代はエンターテインメントにお金をつぎ込むことに、それほど抵抗がないことも調査結果として出ており、体験重視型の特徴があらわれていると言えます。

Z世代はブランドに興味がない

Z世代は高級路線のブランド品にそれほど興味を示さず、どちらかいうとモノに関しては本質を求める傾向が強いことも調査結果で分かっています。「ブランド品」というだけで憧れを持つ世代ではなく、そのブランドや商品がもっているバックグラウンド、ストーリー、社会へ提供する価値に対して興味を持ち、購買意欲を高める世代です。

その結果を反映させた調査結果が以下となっています。ひとえにZ世代と言っても、社会人として活躍している大人から年端もいかない子どもまで、その層は幅広いため、具体的な人物像が浮かびにくいものです。

マーケティングのターゲットとしてZ世代を考える際には、現時点で10代後半から20代前半の人物を想定すると良いでしょう。現時点で10代後半から20代前半の年齢に達しているZ世代に見られる大きな特徴としては、以下の3つが挙げられます。

グラフ:Z世代に向けて行った調査_将来自分自身で購入したいと思っている憧れのものはありますか

出典: マイナビ マーケティング・広報ラボ「Z世代の特徴とは?価値観・購買行動をアンケートから徹底分析!」

モノに興味をそれほど示さず「エクスペリエンス消費」、いわゆる体験に対してお金を払う傾向が強いZ世代の特徴がここでもあらわれています。

Z世代は起業に関心が薄い

第一次ベビーブーム世代の仕事にやりがいや生きがいを感じていた世代に比べると、Z世代の仕事に対する士気低下は顕著である調査結果が出ていますが、その傾向はここでも確認できます。

グラフ:Z世代に向けて行った調査_ご自身で起業したいと思ったことはありますか

出典: マイナビ マーケティング・広報ラボ「Z世代の特徴とは?価値観・購買行動をアンケートから徹底分析!」

Z世代の65.1%が「起業しようと思ったことがない」と回答しています。さらに18.9%の人たちが、一度は起業しようと思ったことはあるが現在その意思はない、と回答しています。やはりZ世代にとっての仕事とは、やりがいや生きがいを見出したりするものではなく、単に収入を得るための手段として捉えている人が多いことが浮き彫りとなっています。

Z世代は社会問題やジェンダー問題に対しても意識が高い

Z世代はいわゆる「SDGs=持続可能な開発目標」に対しても、関心や意識は高いと言われています。ただ関心や意識は高いと言われてはいるものの、経済力が弱く経験もそれほどないZ世代では、結果が出るほどの行動に移すことは難しいとされています。

また関心や意識はあるが、自分にとって何ができるのかを理解できていないZ世代もいます。それが以下の結果となっています。

グラフ:Z世代に向けて行った調査_SDGsに関して教えてください

参照元:マイナビ マーケティング・広報ラボ「Z世代の特徴とは?価値観・購買行動をアンケートから徹底分析!」

SDGsを理解しているが、行動できていない人が30.4%、SDGsを理解しているが、自分に何ができるのかわからない人が15.7%となっています。合わせて半数近くの人がSDGsというものを理解しているが、行動に移せていない現状が浮き彫りとなっています。

Z世代は、デジタルネイティブ

デジタル戦国時代とも呼ばれるIT全盛期に生まれたZ世代は、デジタルネイティブとも呼ばれます。ネイティブとは「もともとその土地にいた人」という意味です。

Windows95の登場、スチルカメラやビデオのデジタル化など、デジタル環境が当たり前に整いつつあった1995年以降に生まれた世代であることから、このように名付けられました。またそれだけにとどまらず、以下のように呼ばれることもあります。

● スマホネイティブ
● SNSネイティブ

スマホネイティブ

Z世代はスマホネイティブとも呼ばれています。2007年から2008年にかけてiPhoneやAndroidなどのスマートフォンが日本でも発売されました。当時12歳前後であるZ世代の最初に手にした携帯電話がガラパゴス携帯ではなく、スマートフォンであることが多いのも特徴です。

また2007年から2008年時点で発売されているガラパゴス携帯の中には、非常に多機能で大画面、なおかつタッチパネルを採用したものが多数発売されています。中には、3インチ以上のフルワイドVGAを搭載した大型高精細ディスプレイの機種もあり、これらは半ばスマートフォンと同じような操作性を持つガラパゴス携帯と言えます。

こういったスマートフォンと操作性が似たような機種の台頭もあり、当時仮に使用していたのがスマートフォンではなく、ガラパゴス携帯だったとしても、スマートフォンの操作は難なくこなせたであろうことは想像に難くないのです。

SNSネイティブ

スマートフォンの普及により、加速度的に利用が拡大していったのが「SNS」です。Z世代はパソコンでSNSを利用するよりも、スマートフォンでSNSを利用する比率が圧倒的に高く、スマホネイティブと呼ばれると同時に「SNSネイティブ」とも呼ばれています。

図表:Z世代とミレニアル世代のメディア消費状況

出典: ニールセン デジタル株式会社 「Z世代とミレニアム世代のメディア消費状況」(禁無断転載)

また暇な時間の多くをSNSチェックに費やし、最もチェックしている情報源がSNSとなっています。

グラフ:普段チェックする情報源

グラフ:暇な時間で行うこと

出典: 株式会社ネオマーケティング「もっと知りたい、Z世代。 ~情報・人との接し方とは~」

上図調査結果のように、まさに四六時中といっていいほどSNSチェックに時間を費やしている現状が浮き彫りとなっています。このようにZ世代にとってSNSは、切っても切れない関係にあり、なくてはならないほど身近に浸透しているのです。

Z世代はタイパ(タイムパフォーマンス)重視

Z世代はタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する傾向にあることもひとつの特徴として知られています。ひとつ前の世代であるY世代では、経済的な不安やデフレなどの影響からコスパ(コストパフォーマンス)重視の傾向がありました。

もっともZ世代もその傾向を受け継いでいる側面もありますが、得てしてコスパよりもタイパの傾向の方が強いと言われています。Z世代がタイパを好む明確な理由は分かっていませんが「時間が惜しい」という共通の感覚は知られています。

つまり「待たずに今すぐ楽しみたい」「時間がないから時間を大切にしたい」といったような理由が想定できます。

Z世代は「モノ消費」より体験重視の「コト消費」

Z世代の消費行動は体験重視の「コト消費」である傾向が強いと言われています。モノを購入することで物欲を満たすいわゆる「モノ消費」より、サービスを購入し体験することで満足感を得る「コト消費」を重視します。

Z世代は常に新しい時代の変化にさらされている世代であり、トレンドや変化を受け入れる適応能力が高い世代でもあります。そういった特性から、自分の知らない未知の体験や経験をさせてくれるサービスには敏感で興味を示します。

つまりモノを購入するだけの「モノ消費」では得られない貴重な体験や経験が重要であると捉えるZ世代は「コト消費」を重視しているのです。

Z世代は「ニューノーマル」を経験し保守的な価値観

ニューノーマルとは「新しい常態」という意味となり、前の常態に戻ることができないほど社会に起きた大きな変化が新しい常識となってしまう現象のことを言います。概ね1990年あたりまでさかのぼると過去に2回ほどニューノーマルがおこっており、最初のニューノーマルが「インターネットの普及」で2度目が「リーマンショック」となります。

そしてZ世代におけるニューノーマルが「新型コロナウイルスの蔓延」となります。Z世代は「失敗したくない」という保守傾向がもともと他の世代より強いことが知られており、「新型コロナウイルスの蔓延」によるニューノーマルを経験したことで、より安定志向で保守的な価値観が強まりました。

Z世代はSDGsなど社会問題への意識が高い

Z世代はSDGsなど社会問題への意識が高いことでも知られています。その理由としては、Z世代は物心ついた頃には東日本大震災や熊本地震など大きな災害を報道で目の当たりにしています。

そういった背景から、こういった災害への意識が高いことに加え、地球温暖化などの異常気象がこのような災害を間接的に大きくすることへの理解から、SDGsなどの取り組みにも非常に意識が高い世代です。

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Z世代に効果的なマーケティング施策

Z世代には、従来通りのマーケティングが通じないことが多いです。そのため、Z世代の心をつかみたいのであれば、Z世代に特化したマーケティング施策を打ちましょう。今、Z世代に効果的とされているマーケティング施策としては以下が挙げられます。

● シームレスな顧客体験の提供
● 等身大でリアルな情報の発信
● コストパフォーマンスの良さをアピール
● 多様性を取り入れたキャンペーン

シームレスな顧客体験の提供

リアルとオンラインを区別せずに暮らしているZ世代には、リアルとオンラインの間に壁を感じさせないシームレスな顧客体験を提供することが大切です。具体的な施策としては、以下のようなものが挙げられます。

● 実店舗でもオンラインショップでも使えるポイントを発行する
● 実店舗においてもアプリですべての注文を受ける
● 商品のレビューをチェックできるQRコードを商品棚などに設置する
● 顧客とのコミュニケーションを重視するショールーム型の店舗、いわゆる「売らない店舗」を展開する

等身大でリアルな情報の発信

リアリストであるZ世代は、等身大でリアルな情報に心を惹かれます。そのため、Z世代のインフルエンサーを起用してSNSで情報を発信すれば、多くのZ世代に商品・サービスの魅力を伝えることができるでしょう。

また、インスタライブやYouTube Liveなど、リアルタイムで双方向コミュニケーションを取ることができるライブ配信サービスを活用することもおすすめです。Z世代に親近感をもたらすことができるうえ、Z世代の声を直接聞くことができます。

デジタル環境で育ったZ世代は、偽のPRに囲まれて成長してきました。そのため、加工された情報には飽き飽きしており、真実を追求する傾向があります。また、Z世代は、限られた予算の中で最も価値のある経験を求めています。そのため、彼らのニーズに合わせたサービスや製品の提供が求められます。

コストパフォーマンスの良さをアピール

Z世代は消費に対して堅実であるため、商品・サービスを選ぶ際には価格以上の価値があるかどうかを吟味します。そのため、Z世代に向けてマーケティングを行う際には、コストパフォーマンスの良さをアピールすることが有効です。

なお、物を持つことに執着しないZ世代の多くは、少額でさまざまな商品・サービスを利用できるサブスクリプションサービスやシェアリングエコノミーに魅力を感じています。Z世代に商品・サービスのコストパフォーマンスの良さを強く印象付けたいと考えるのであれば、商品・サービスの提供方法を見直すことも検討してみると良いでしょう。

多様性を取り入れたキャンペーン

Z世代は多様性を尊重する文化の中で育ってきました。そのため、多様性を取り入れたキャンペーンは、Z世代からの支持を受けやすいです。Z世代は、偏見を持つ大人の考え方を拒否し、自分たちの多様性を受け入れることを求めています。

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Z世代の仕事に対する価値観

● Z世代は保守的、安定志向
● Z世代は自分の価値観を重視
● Z世代がもっとも重要視するウェルビーイング(Well-being)
● Z世代のウェルビーイングの認知度は55.0%
● Z世代の転職先の条件
● Z世代がウェルビーイング経営の会社に期待すること

保守的、安定志向

Z世代の仕事に対する価値観のひとつとして挙げられるのが保守的かつ安定志向であることです。1991年のバブル崩壊から数年後以降に誕生するZ世代は、企業の雇用情勢が急速に悪化し日本経済が不況にあえぐ中で成長してきました。

そういった背景もあり、Z世代はリスクを犯してまで新しいことに挑戦するよりも、失敗を回避して安定を確保する「安定志向」の傾向が強いことが知られています。加えて「新型コロナウイルスの蔓延」というニューノーマルを目の当たりにし「失敗したくない」という保守的傾向は更に強まりました。

こういった時代背景もあり、Z世代は仕事に対し保守的、安定志向の傾向が強いと言われています。

自分の価値観を重視

Z世代は基本的に自分の価値観を重視します。その背景にあるのが「多様な価値観の尊重」です。インターネットの普及に伴い日頃から世界各国多くの情報に触れているZ世代は、多様な価値観を尊重することの重要性を理解しています。

こういった背景から、個人の価値観を大切にする人が多いことも特徴のひとつとして挙げられます。このような特徴が仕事に対する価値観にも表れており、自分と価値観が合わないと感じた企業や仕事、職場環境などとは距離を置きたがります。

そして無理に馴染もうとはせず静かに退職を考えます。SNSなどで散々炎上トラブルを目の当たりにしているZ世代は、争いを起こさずにそっと身を引く傾向があります。

Z世代がもっとも重要視するウェルビーイング(Well-being)

Z世代が仕事を行っていく上で企業に求めているウェルビーイング(Well-being)。2022年現在、Z世代が企業を決定する上でもっとも重要な概念のひとつとされています。

ウェルビーイング(Well-being)とは、社会的にも満たされており、なおかつ心身も健康である状態を指す概念です。つまり個人的には現状の生活に満足しており、幸福感が得られている状態です。

Z世代のウェルビーイングの認知度は55.0%

Z世代のウェルビーイング認知度は55.0%でZ世代の半数が言葉自体を聞いたことがあると答えています。

▼あなたは、ウェルビーイング(Well-being)という言葉を知っていますか。

グラフ:Z世代のウェルビーイング認知度

出典: 株式会社ラフール「Z世代のウェルビーイング」に対する意識調査

また世の中の動きや企業の動きとして、そのように進んでいくことに約8割から賛同の声があり、Z世代がウェルビーイングと言う概念を非常に重要視していることが伺えます。

Z世代の転職先の条件

Z世代における転職先の条件として決め手になるのが「ウェルビーイング経営を行っていること」です。こちらが合計で71.6%にものぼりました。

▼あなたがもし転職を考える場合、会社がウェルビーイング経営を取り入れていれば、転職先の決め手になると思いますか。

グラフ:Z世代の転職先の条件

出典: 株式会社ラフール「Z世代のウェルビーイング」に対する意識調査

このことからZ世代では、給料の高さ以前に仕事のやりやすさ、自分が感じる幸福感の方が重要と捉えていることが伺えます。

Z世代がウェルビーイング経営の会社に期待すること

Z世代がウェルビーイング経営を採用している会社に望んでいることとして「多様な働き方」が48.6%を占めています。

▼あなたは、ウェルビーイング経営を取り入れている会社に対して期待することを教えてください。

グラフ:Z世代がウェルビーイング経営の会社に期待すること

出典: 株式会社ラフール「Z世代のウェルビーイング」に対する意識調査

多様な働き方とは、自分のやりたいことをやりながら適度に働き、公私共に充実させることを言います。自分の幸福感が重要と捉えているZ世代の働き方に対する考え方が、顕著に現れている結果となっています。

関連記事:ウェルビーイングとは?企業経営において関心が高まっている理由

Z世代の仕事における特徴

Z世代はデジタル環境が市場である程度整い普及し出して以降の世代であり、その特徴や考え方、もののみかたなど、デジタル環境普及以前の世代とは異なります。こちらでは、Z世代における仕事の特徴について解説します。

● Z世代は情報リテラシーがもともと高い
● Z世代は要領がいい
● 他人目線が気になるZ世代
● Z世代はコミュニケーション上手

Z世代は情報リテラシーがもともと高い

Z世代はIT革命が本格化された2000年(平成12年)代に育ちました。2007年から2008年にはiPhoneやAndroidなどのスマートフォンが発売され、バーチャルリアリティやAI、スーパーコンピューター(スパコン)などのデジタル技術も急速に進展、まさにデジタル戦国時代真っ只中で育った世代と言えます。そのためもともと情報リテラシーが高く、デジタルを仕事に活用する能力にも長けています。

Z世代は要領がいい

デジタル技術やデジタル製品をうまく使いこなすことができるZ世代は、要領がよく効率を重視した生産性の高い仕事が得意です。デジタルにおける恩恵のひとつに効率化が挙げられます。

今まで紙媒体を使用し、労力や時間を要した作業も、デジタルを活用することでそれらを軽減したり、短縮したりすることができます。このことを肌身で知っているZ世代は、ツールやアプリケーションを活用することにより、作業の簡略化ができることを知っています。

これらの媒体を更に自分なりにアレンジでき、業務の効率化までも図れるのがZ世代なのです。

他人目線が気になるZ世代

Z世代はソーシャルネイティブと言われるほど、SNSの活用が当たり前となっています。そのため他人にどう見られるか、他人にどう思われているか、を人一倍気にする世代でもあります。

人よりもいい写真をアップしてよく見られたい、感動したことや面白いことを共有して自分に興味を抱いてもらいたい、など承認欲求が高いこともZ世代ならではの特徴と言えます。そのためSNS上での評価や批判的な意見に関しては、敏感で保守的になってしまうこともあります。

Z世代はコミュニケーション上手

公私共にSNSを活用してきているZ世代は、グローバルな仕事や環境においても、そつなくコミュケーションを図ることができます。SNSを活用することで、世界中の人と触れ合えるようになったZ世代は、人種にとらわれることなく、オープンかつフラットな人間関係の構築が得意なのです。

Z世代が職場に求めるものとは

Z世代が職場に求めているものとはどのようなことでしょうか。こちらではZ世代が職場に求めていることについて解説します。

● Z世代が仕事をする理由
● Z世代はプライベートとの両立を求めている
● Z世代は自分のやりたいことができる環境を求めている

Z世代が仕事をする理由

内閣府が実施した全国のZ世代リサーチモニター調査を行ったところ、仕事をする目的として8割がた「収入を得るため」との回答が得られています。しかしながら、いつの時代も収入目的で仕事を行うことは至極当然であり、注目すべきは収入目的以外の理由です。

「生きがいが欲しいため」「自分の能力を発揮するため」など様々な理由がありますが、以下の統計では、1位の「収入を得るため」を除くと、2位以降は1割台まで落ち3位以降はほぼ大差が無いことが分かります。

グラフ:Z世代が仕事をする理由

出典: 内閣府 特集 就労等に関する若者の意識

第一次ベビーブーム世代が、企業戦士として仕事にやりがいや生きがいを持っていた時代に比べると、Z世代の仕事に対する士気は低下傾向にあると言えます。

Z世代はプライベートとの両立を求めている

Z世代では、仕事よりもプライベートを優先する意見が圧倒的に多いことも特徴です。

図表:仕事と家庭・プライベート(私生活)とのバランス

出典: 内閣府 特集 就労等に関する若者の意識

男女ともこの傾向に代わりはなく、プライベートを充実させた上での仕事として位置づけています。これらの統計からも、仕事にやりがいや生きがいを見出すことより、プライベートを充実させる方が幸せと感じている傾向が強いことが伺えます。

Z世代は自分のやりたいことができる環境を求めている

働くことがつまらなくてたとえ仕事に生きがいを見出だせなくても、生活するためには仕事を行わざるを得ません。

そこで、少しでも仕事が長く続けられるように、Z世代では仕事の選択基準に「自分のやりたいことができること」を挙げています。この統計値が突出しており、Z世代リサーチモニターの88.5%が第一条件として挙げています。

グラフ:仕事を選択する際に重視する視点

参照元: 内閣府 特集 就労等に関する若者の意識

仕事に生きがいを見出だせないまでも、どうせやらなければいけない仕事であれば、少しでも楽しんでできる方がよい、と考えていると推察できます。

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Z世代育成のポイント

Z世代の育成のポイントとしては以下が挙げられます。

● 価値観を認める
● 背景や目的を伝える
● フィードバックを行う

価値観を認める

「自分の価値観を重視」の項目でも解説した通り、Z世代は自分の価値観を大切にします。そのためZ世代を育成するポイントとしては、まず価値観を認めてあげるところから始めます。そのうえで、今後自分はどうなりたいか「自分のありたい姿」を自分自身で設定させてあげます。

Z世代は指示されたことに対してそつなくこなすことはできますが、主体性に乏しく人を指示するのは苦手です。そういった特性から、主体性を育てるためにも自分自身で考えて行動させてあげることが重要です。

背景や目的を伝える

Z世代を指導する際には、指示した背景や目的なども伝えると納得してもらいやすくなります。Z世代はタイパやコスパを重視する傾向が強く、無駄なことを省きたがります。

つまり「この作業がなぜ必要なのか」「この作業がどのようなことに役立つのか」といったことを常に考えがちです。こういった特性から、指示した内容の背景や目的などについても同時に伝えることで、Z世代のモチベーションを上げやすくなります。

フィードバックを行う

Z世代は丁寧な指導を求めがちです。上項目「価値観を認める」でも解説した通り、Z世代は指示されたことに対してそつなくこなす能力に長けてはいるものの、主体性に乏しく自分で改善点を見出したり軌道修正を行ったりしていくことが苦手です。

そのためフィードバックを定期的に行い、周りの評価や自分自身に対する改善点などを伝えることで軌道修正を行いやすくなります。

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Z世代への効果的な採用アプローチ

Z世代をターゲットとする採用では、まず企業の情報を彼らに知ってもらい、それを応募の動機に変えることが求められます。ここで、採用の際のキーポイントを挙げます。

● 適切なコミュニケーション手段と疑問の解消
● 面接を「選定」の場から「相互理解」の場へ

適切なコミュニケーション手段と疑問の解消

採用プロセスにおいて、適切なコミュニケーションチャネルの選択と疑問の解消が中心的な役割を果たします。Z世代が日常的に使用するツールやプラットフォームを駆使して、情報発信を継続的に行うことが大切です。

Z世代は、企業の公式サイトだけでなく、SNSや口コミサイトを通じてリアルな情報を探求します。このため、多くの企業がSNS上でのアカウント運営を始めています。オフィスの日常や社員の様子を写真や動画で共有することで、企業文化や雰囲気を伝えることが可能です。

また、Z世代が重視する働き方の自由度や効率性などの要点を明確に伝えること、そして潜在的な疑問や懸念を解消する情報を提供することも重要です。

面接を「選定」の場から「相互理解」の場へ

従来の面接は「企業が応募者を評価する」という側面が強かったですが、最近のトレンドとして、それが「双方の理解を深める場」としての側面を強化しています。早期退職のリスクを減少させるため、企業の課題やまだ整備中の制度などをオープンに話す企業も増えてきています。

「自分らしさ」を重視し、「オープンなコミュニケーション」を好むZ世代を引き寄せるためには、カジュアルな面接を通じて双方の情報を共有し、実際の職場環境を具体的にイメージさせるアプローチが効果的です。

まとめ

Z世代は主に1996年から2015年にかけて生まれた世代のことを指します。2024年時点では9歳から28歳にあたります。株式会社マイナビの調査によればZ世代は「体験を重視する」、「好きなものへはとことんこだわる」、「ブランド品というだけでは憧れを持たない」、「起業に関心が薄い」、「社会問題やジェンダー問題に対しても意識が高い」といった特徴があります。

また、仕事に対する価値観として、Z世代が企業を決定する上でもっとも重要な概念のひとつとして「ウェルビーイング」を捉えており、転職先の条件として「ウェルビーイング経営を行っていること」が決め手になるとの調査データがあります。

X世代と比べてインターネットで能動的に情報収集することが多く、Y世代と比べてオンラインショップと実店舗の両方を活用することが多いこと、リアルで共感できるサービスに興味を持つことも特筆に値するでしょう。

Z世代の特徴は後の世代にも受け継がれていく可能性が高いため、Z世代向けのマーケティングを実践することは、企業の持続可能性を高めることにつながることを期待できます。先を見据えたマーケティングを実施したいと考えている人は、今回紹介したZ世代に効果的なマーケティング施策をぜひ実践してみてください。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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