ホームページを作成する際に、できるだけコストを抑えて作成したいという企業は多いのではないでしょうか。そんなときに便利に利用できるのが、無料で使えるホームページ作成ツールです。HTMLやCSSなどの知識やスキルがなくとも簡単にホームページを制作することができます。そこで今回は、おすすめのツールを12サイト分ご紹介します。
目次
無料でホームページは作ることができる
ホームページは無料で作成できるため、コストをかけたくない場合や試しに作成して様子を見たいときなど、試験的に利用する場合におすすめです。以下では無料でホームページを作成する方法を解説します。
● サーバーとドメインを用意する
● 初心者なら無料ホームページ作成ツールが便利
関連記事:ホームページの作り方を徹底解説します!初心者にも分かる方法6選と注意点
サーバーとドメインを用意する
ホームページ自体は無料で作成できますが、ホームページをアップロードしてインターネット上で公開するために必要な「サーバー」と「ドメイン」は有料となります。以下でサーバーとドメインについて解説します。
● サーバー
● ドメイン
サーバー
サーバーには無料サーバーと有料サーバーがあり、どちらを使用するかを決定します。
● 無料サーバー
● 有料サーバー
無料サーバー
無料サーバーはインターネットプロバイダーが使用制限付きで無料提供しているサーバーです。初期費用や月額使用料がかからず無料で利用できる分、容量や機能が制限されていたり、通信速度や通信環境などが総じてよくなかったりする傾向があります。そのため、あくまでもお試しとして試験的な運用にとどめておき、安定運用をしたい場合は有料サーバーを選択することをおすすめします。
有料サーバー
有料サーバーは無料サーバーでの使用制限をなくした条件で利用ができます。しかしながら、有料でもピンからキリまであり、月額100円、200円といった格安サーバーはあまり無料サーバーと機能や性能、通信環境に大差がない場合が多々あります。
そのため、ちょっとしたアクセス増加でもトラフィックが不安定になることも多く、サーバー側から警告されることもあります。こういった事情もあり、特に企業などで利用する有料サーバーはそれなりのスペックがあるものを選択する必要があります。
関連記事:レンタルサーバーとは?仕組みやレンタルサーバーを選ぶ際のポイントを徹底解説
ドメイン
ドメインにもサーバーと同様有料と無料があります。
● 無料ドメイン
● 有料ドメイン
無料ドメイン
無料ドメインは、無料ドメインを提供しているWebサイトに登録することでドメインを作成できるようになります。主に「Freenom」「Freenom」「無料ダイナミックDNSサービス」といった無料ドメイン提供サイトなどが有名です。費用をかけずにドメインを使用できますが、提供元企業がサービスの提供を終了すると利用できなくなります。
そのため、せっかく時間をかけて育てたドメインが使えなくなり、突然ホームページも見られなくなってしまう可能性があります。無料ドメインは、こういった突然ホームページが運営できなくなるリスクがあり、時間をかけて育てたものを失うリスクが大きいと言えます。
そういったことから、無料サーバー同様、お試しで試験的なホームページの運用のみに利用をとどめておき、本格的に運用を行う場合は有料ドメインの方をおすすめします。
有料ドメイン
有料ドメインは、いわゆる独自ドメインのことを言います。取得費用や年額使用料がかかりますが、本人自らが解約しなければ使えなくなることはありません。また無料ドメインと比べて安定性や信頼性が高いため、長期にわたってホームページを運用していくために適しています。
検索エンジンで上位表示を達成するためには、長期にわたってホームページ運用を行い、ドメインを強くしていかなければなりません。「ドメインは時間をかけて徐々に育てていくもの」という観点から、長く運用し続けられる有料ドメインを選択することをおすすめします。
初心者なら無料ホームページ作成ツールが便利
初心者の人がホームページを作る場合は、まず手始めに無料ホームページ作成ツールをお試しで使用するのがおすすめです。無料でも機能の面において、最低限ホームページを作成するために困ることはなく、プロ顔負けのホームページに仕上げることもできます。次以降の項目より無料ホームページ作成ツールを紹介します。
無料ホームページ作成ツール 1.WordPress(ワードプレス)
画像引用:WordPress(https://wordpress.com/ja/)
● WordPressの概要と特徴
● WordPressの長所
● WordPressの短所
● WordPressの有料プラン
WordPressの概要と特徴
WordPressは、アメーバブログやはてなブログなどのように、サービスを登録するだけで、ブログをWeb上に簡単に作ることができるサービスです。そのブログは、多くの個人や企業が利用しているWordPressです。世界的に見てもWordPressはかなりのシェアを占めているサービスになります。
WordPressは、一般的にサーバーにインストールして構築するものという認識がありますが、このWordPressでは、サーバーにインストールする作業は不要で、手軽にWordPressを無料で利用することができます。個人が利用しているほか、企業のホームページやブログにも利用されています。
ここ最近、自社のホームページ制作をはじめたという人であっても、HTMLやCSSの知識がなくとも簡単に始められるのが特徴です。
WordPressの長所
WordPressの長所は以下が挙げられます。
● 初心者でも手軽に始められる
● アップデート不要・セキュリティが保たれる
● ビジネスに使えるテンプレートがある
● モバイルアプリで更新できる
初心者でも手軽に始められる
WordPress.comは、アメーバブログに登録してブログを持つのと同じように、簡単にはじめられるので、初心者でも手軽にホームページ制作ができるのがメリットです。WordPressでホームページを制作したいけれど、知識も技術もないといった場合に、まずは費用をかけずに無料で試してみるという風にも利用できるでしょう。
ブロックでテキスト、写真、フォーム、地図などを挿入したり、移動したり、削除したりと、簡単な操作で構築できます。一方で管理画面から画像をあげたり、記事を投稿したりするにはWordPressの使い方に慣れる必要はあります。初心者とはいえ、一定の慣れは必要です。
アップデート不要・セキュリティが保たれる
通常、WordPressをサーバーにインストールして利用する場合には、WordPressがアップデートされるたびに、自ら更新作業をする必要があります。更新はセキュリティ対策として必須であるため、自社で更新作業ができないという場合には、WordPressのほうが楽です。WordPressでは、運営会社がアップデートしてくれるためです。
ビジネスに使えるテンプレートがある
WordPressのテンプレートは、プロがデザインした中から選ぶことができます。ビジネスに使えるテンプレートもあります。またスライドの写真メニューやタイル画像ギャラリー、地図、フォームなどを簡単にホームページに追加でき、プロ仕様のビジネスサイトの構築も可能です。
モバイルアプリで更新できる
WordPressには、モバイルアプリが用意されており、それを利用して更新していくことができます。投稿の公開、販売の管理、コメントへの返信、ホームページの更新といった作業をすべて、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスから操作することができるので、いつでもどこでも更新作業ができます。
WordPressの短所
WordPressの短所は以下が挙げられます。
● プラグインやテーマカスタマイズの自由度が低い
● 無料版ではサポートがない
プラグインやテーマカスタマイズの自由度が低い
WordPressは、インストール型のWordPressと異なり、自分で好きなプラグインをインストールしたり、テーマをPHPでカスタマイズしたりすることはできません。
WordPressの無料プランでは、プラグインは「JetPack」と呼ばれるパッケージに含まれる既定のものしか利用することができません。ある程度知識があり、使いこなせる人にとって、これらの自由度の低さはデメリットとなるでしょう。
無料版ではサポートがない
WordPressには有料プランもあり、問い合わせをすればサポートが対応してくれますが、このサポートが無料プランには用意されていません。日本語のマニュアルは用意されているので、それを閲覧して自身で問題を解決していく必要があります。フォーラムもありますが、英語のみとなります。
WordPressの有料プラン
WordPressには有料プランが用意されており、次の4種類があります。※2024年8月現在
■パーソナル(個人向け) 564円(税抜)/月額(年一括払い)
カスタムドメインを使用して個性的なサイトを作成できます。
■プレミアム(フリーランサー向け)1,128円(税抜)/月額 (年一括払い)
高度なデザインツール、カスタム CSS、Google Analyticsのサポートにより、独自のサイトを構築できます。
■ビジネス(中小企業向け)3,524円(税抜)/月額 (年一括払い)
カスタムプラグインとテーマ、200GB のストレージ、ライブサポートでビジネスを強化します。
■wooコマース(オンラインストアに最適)6,343円(税抜)/月額 (年一括払い)
ビジネスと共に拡大できるように設計された強力かつ柔軟なプラットフォームでオンラインストアを開設します。
■エンタープライズ 年間$25,000より
多角的なセキュリティやグローバルインフラストラクチャーが利用できます。
関連記事
・ワードプレス(WordPress)を使いたいと思っている初心者向け!始め方や使い方を解説します!
・WordPress(ワードプレス)とは?使ったことがない人に向けた超基本的な解説!
無料ホームページ作成ツール 2.Jimdo(ジンドゥー)
画像引用:Jimdo(https://www.jimdo.com/jp/)
● Jimdo(ジンドゥー)の概要と特徴
● Jimdo(ジンドゥー)の長所
● Jimdo(ジンドゥー)の短所
● Jimdo(ジンドゥー)の有料プラン
Jimdo(ジンドゥー)の概要と特徴
Jimdo(ジンドゥー)は、ドイツで誕生したサービスで、日本ではKDDIウェブコミュニケーションズが運営しているホームページ作成ツールです。日本語に対応しています。HTMLやCSSの知識がなくともドラッグ&ドロップ操作で簡単にホームページを作ることができるところに特徴があります。
初心者でも使いやすい操作感から好評を博しています。ブログ機能付きのホームページも簡単に作ることができます。Jimdoにはプランが2種類用意されています。「ジンドゥー AI ビルダー」ではAIを使ってホームページを制作でき、「ジンドゥークリエイター」ではドラッグ&ドロップでホームページを制作することができます。
Jimdo(ジンドゥー)の長所
Jimdoの長所は以下が挙げられます。
● HTMLやCSSの知識がない初心者でも簡単にホームページが作成できる
● ブログ機能も搭載
● ある程度、デザインカスタマイズの自由度が高い
● 商品数が限られるがネットショップを制作することもできる
● 「ジンドゥークリエイター」であれば、スマホアプリから編集できる
HTMLやCSSの知識がない初心者でも簡単にホームページが作成できる
Jimdoでは、基本的にマウス操作だけでブロック単位でページを構成していくことができるので、HTMLやCSSのソースコードの知識がなくても作ることができます。初めてだけれど、すぐにでもホームページを作る必要があるといった場合に適しています。
ブログ機能も搭載
Jimdoではブログも作ることができます。ホームページにブログを追加したいといった場合に、ブログだけJimdoで作るということも一つの方法です。
ある程度、デザインカスタマイズの自由度が高い
Jimdoは、基本的にテンプレートを選んでデザインを決めますが、既存のレイアウトではなく「独自レイアウト」機能があるので、HTMLやCSSをカスタマイズすることもできます。 簡単に作りたいけれど、ある程度、HTMLやCSSも変えられる自由度が欲しいという場合に向いています。
商品数が限られるがネットショップを制作することもできる
無料プランでも商品数が5点以下であれば、商品を掲載し、ネットショップとして運営することができます。
「ジンドゥークリエイター」であれば、スマホアプリから編集できる
「ジンドゥークリエイター」で作成するのであれば、スマートフォンから編集するための専用アプリが無料提供されているので、それを利用することもできます。
Jimdo(ジンドゥー)の短所
Jimdoの短所は以下が挙げられます。
● ビジネスに利用するにはできることの範囲が限られている
● 電話によるサポートがない
ビジネスに利用するにはできることの範囲が限られている
独自ドメインやGoogle Analyticsを使えなかったり、広告が表示されたり、SEOの細かい設定ができなかったりと、ビジネスに利用するにはできることの範囲が限られているため、結局、将来的には有料プランに移行するか、他のサービス移行が想定されるでしょう。
電話によるサポートがない
メールによる日本語サポートはありますが、電話でのサポートはありません。ビジネスで緊急時に電話で問い合わせや質問をして解決したいということが発生したときに不便です。
Jimdo(ジンドゥー)の有料プラン
Jimdoには、ビジネスにも適した独自ドメインが利用できる有料プランもあります。※2024年8月現在
■ジンドゥー AI ビルダー
・START(個人利用に最適)990円(税込)/月(年一括支払い)
・GROW(企業・個人事業向け)1,590円(税込)/月(年一括支払い)
■ジンドゥー クリエイター
・PRO(趣味から仕事まで使える)1,200円(税込)/月(年一括支払い)
・BUSINESS(個人事業主やフリーランスに最適)2,600円(税込)/月(年一括支払い)
・SEO PLUS(検索結果の順位を向上)4,250円(税込)/月(年一括支払い)
・PLATINUM(本格的なホームページ・ネットショップを目指すなら)5,330円(税込)/月(年一括支払い)
無料ホームページ作成ツール 3.Wix(ウィックス)
画像引用:Wix(https://ja.wix.com/)
● Wix(ウィックス)の概要と特徴
● Wix(ウィックス)の長所
● Wix(ウィックス)の短所
● Wix(ウィックス)の有料プラン
Wix(ウィックス)の概要と特徴
Wixは、イスラエルで誕生したサービスで、世界190か国で1億6,000万人以上に使用されている人気のWeb制作サービスです。写真家、イラストレーター、バンドなどのアーティストはもちろん、会社、ネットショップ、サロンなどのスモールビジネス、ブログやイベント告知サイトなどビジネスにも大いに利用されています。
ドラッグ&ドロップ操作で簡単にホームページを制作することができるので、HTMLやCSSの知識がなくとも利用できます。他の無料ホームページ作成ツールと比べてカスタマイズ性が高いのが特徴で、プロのクリエイターであってもその知識や技術を用いて細部までホームページを作り込むことが可能です。
Wix(ウィックス)の長所
Wixの長所としては以下が挙げられます。
● ドラッグ&ドロップで、文章や画像を配置できる
● デザインテンプレート数が豊富
● 細かくカスタマイズが可能
● アプリで機能拡張ができる
● スマホからブログを編集できる
ドラッグ&ドロップで、文章や画像を配置できる
基本的にドラッグ&ドロップで、文章や画像を配置するだけでホームページができてしまうので、知識がなくとも簡単にホームページを制作することができます。その点、初心者向きといえます。
デザインテンプレート数が豊富
Wixでは500種類以上のデザインテンプレートが用意されており、豊富な中から自社に合ったテンプレートを選ぶことができます。ホームページデザインが他社とかぶるといったことが少ないでしょう。
細かくカスタマイズが可能
Wixはデザインの自由度が高いといわれており、編集によってカスタマイズができます。例えばテキストは、位置や幅、配置など、細かく調整することができます。
アプリで機能拡張ができる
アプリを追加すると、ホームページに機能を追加していくことができます。例えば、問い合わせフォーム、チャット、フォーム、イベントの管理、サイト内検索、動画配信など、必要なコンテンツに応じて機能を拡張することが可能です。
スマホからブログを編集できる
「Wix モバイルアプリ」を使えば、スマートフォンアプリからブログの記事の執筆や編集、コメントを残すといったことができます。
Wix(ウィックス)の短所
Wixの短所としては以下が挙げられます。
● カスタマイズ性が高いことから初心者にはむずかしく感じることもある
● 自由度が高い分、機能しなくなったときは自己責任
● 動作が重い
カスタマイズ性が高いことから初心者にはむずかしく感じることもある
Wixはカスタマイズ性の高さが長所ですが、裏を返せば、初心者にとっては少々機能が多過ぎて使いこなせない、むずかしく感じるということもあります。機能が複雑という印象を受けるかもしれません。
自由度が高い分、機能しなくなったときは自己責任
Wixでは日本語による電話サポートが用意されていますが、基本的に自己責任となります。万が一、カスタマイズを行い、ホームページが機能しなくなったといった際にも、それが確実に解決できるかどうかは定かではありません。自由度の高さが裏目に出ないようにしたいものです。
動作が重い
Wixは編集している最中の画面が重い、公開したホームページ自体も重いといわれています。一度利用してみて、使い勝手やホームページの表示速度を確認しておきましょう。
Wix(ウィックス)の有料プラン
Wixには、有料プランが用意されており、利用範囲に応じて値段が異なります。※2024年8月現在
■ビジネスプライム 最上級の機能 12,000円(税不明)/月
■ビジネス ネットショップに最適 2,600円(税不明)/月
■スモールビジネス 個人事業主に最適 2,100円(税不明)/月
■パーソナル 個人サイト向け 1,200円(税不明)/月
関連記事:Wixとは!使い方やメリットデメリットもあわせて解説!
無料ホームページ作成ツール 4.Ameba Ownd(アメーバ オウンド)
画像引用:Ameba Ownd(https://www.amebaownd.com/)
● Ameba Ownd(アメーバ オウンド)の概要と特徴
● Ameba Ownd(アメーバ オウンド)の長所
● Ameba Ownd(アメーバ オウンド)の短所
● Ameba Ownd(アメーバ オウンド)の有料プラン
Ameba Ownd(アメーバ オウンド)の概要と特徴
サイバーエージェントが運営するAmebaのホームページ無料作成サービスです。ヘッダ部分に大きく画像を配置し、デザインの優れたオシャレなページを簡単に作成することができます。ホームページのテンプレートにはオシャレなものが用意されており、ビジネスにも利用可能です。
HTMLやCSSの知識が不要なので、初心者であっても、すぐに手軽に始められます。
無料でありながら、独自ドメインやGoogle Analyticsといったアクセス解析が利用可能なところに評価があります。
Ameba Ownd(アメーバ オウンド)の長所
Ameba Owndの長所は以下が挙げられます。
● 独自ドメインが無料で使える
● アクセス解析ができる
● テンプレートのデザインが優れている
● スマホアプリでスマホから記事が書ける
● アフィリエイトサイトに向いている
独自ドメインが無料で使える
多くの無料ホームページ作成サービスは、独自ドメインを設定することができませんが、Ameba Owndでは自分で用意した独自ドメインであれば設定できます。
アクセス解析ができる
Google Analyticsの設定が可能なので、無料ではあっても、アクセス解析を本格的に実施できます。
テンプレートのデザインが優れている
Ameba Owndで用意されているテンプレートは、デザインが優れているといわれているため シンプルでオシャレなホームページが作れます。
スマホアプリでスマホから記事が書ける
Ameba Owndでは専用のスマートフォンアプリが用意されているので、スマートフォンからブログの記事を書いて更新するといったことが可能です。
アフィリエイトサイトに向いている
Ameba Owndには、Amazonや楽天市場のアフィリエイトリンクを簡単に貼ることができる機能が用意されているため、アフィリエイトサイト作成の助けとなります。
Ameba Ownd(アメーバ オウンド)の短所
Ameba Owndの短所は以下が挙げられます。
● テンプレートデザインの自由度がかなり低い
● ブログを使う前提となっている
テンプレートデザインの自由度がかなり低い
テンプレートを選ぶことができるものの、カスタマイズは限られます。自由度がかなり低いので、オリジナリティを求める場合には向いていないでしょう。
ブログを使う前提となっている
Ameba Owndは、ブログが前提のホームページです。ブログの記事投稿機能を会社のニュースリリースに活用するなどすることもできるので、必ずしもブログ風のホームページにする必要はありませんが、基本的に構造はブログであるということを知っておきましょう。
Ameba Ownd(アメーバ オウンド)の有料プラン
Ameba Owndでは、「プレミアムプラン」として有料プランが用意されています。※2024年8月現在
■プレミアムプラン
9,600円(税込)/年(年間プラン) もしくは 960円(税込)/月(月間プラン)
有料プランでは、ページ数と画像ストレージが無制限となり、PC広告の非表示、モバイル広告の非表示、Owndヘッダ/フッタの非表示が可能となります。
無料ホームページ作成ツール 5.Weebly(ウィーブリー)
画像引用:Weebly(https://www.weebly.com/jp)
● Weebly(ウィーブリー)の概要と特徴
● Weebly(ウィーブリー)の長所
● Weebly(ウィーブリー)の短所
● Weebly(ウィーブリー)の有料プラン
Weebly(ウィーブリー)の概要と特徴
Weeblyは、米国で誕生したホームページ作成ツールで、HTMLやCSSの使えるプロはもちろん、知識のない人でも簡単にホームページを制作することができます。
日本語化されていますが、マニュアルやサポートが英語のみで、まだ日本人にとって完全に使いやすいとはいえません。しかし、実際に日本企業がWeeblyでホームページを作っているケースもありますので、利用はできるでしょう。
Weeblyのデザイン作成画面は、とてもシンプルで直感的に操作できるところや、プロ仕様のデザインで作られた美しいテンプレートが多数用意されているところが好評です。スマートフォンアプリがあるので、スマートフォンからもホームページを管理できるのも便利です。
Weebly(ウィーブリー)の長所
Weeblyの長所としては以下が挙げられます。
● 初心者でも簡単にホームページを制作することができる
● 高品質で美しいテンプレートが多数用意されている
● スマホアプリで管理できる
● 独自のアクセス解析がある
初心者でも簡単にホームページを制作することができる
Weeblyのデザイン作成画面はとても分かりやすいので、HTMLやCSSの知識がなくとも簡単に作成できます。
高品質で美しいテンプレートが多数用意されている
テンプレートのデザインのレベルが高いため、高品質なホームページを作ることができます。
スマホアプリで管理できる
Android、iOS両方のスマートフォンアプリが用意されており、どこからでもホームページを制作・管理できます。
独自のアクセス解析がある
Weeblyでは、無料プランでも、独自のアクセス解析機能により、ページアクセス数を閲覧することができます。また、解析コードの挿入が可能なので、Google Analyticsの設定を行えば、Google Analyticsにてアクセス解析が可能です。
Weebly(ウィーブリー)の短所
Weeblyの短所としては以下が挙げられます。
● カスタマイズ性がそれほど高くない
● 日本語でのサポートを受けられない
カスタマイズ性がそれほど高くない
Weeblyは、カスタマイズはできますが、それほど自由度は高くありません。ですので、カスタマイズができると期待をしすぎると、制限事項が多いと感じるかもしれません。
日本語でのサポートを受けられない
日本語マニュアルも、日本語サポートもありません。わからないことがあれば自分で独自に調べて実施していく必要があります。ただ、一般人や他社が日本語でのマニュアルをネット上で公開しているので、ヒントは見つかるでしょう。
Weebly(ウィーブリー)の有料プラン
Weeblyには無料プランだけでなく、有料プランも用意されています。※2024年8月現在
■Personal(ドメインを接続する) $10/月(年一括支払い)
■Professional(グループ&組織) $12/月(年一括支払い)
■Performance(中小企業&ストア) $26/月(年一括支払い)
無料ホームページ作成ツール 6.BASE(ベイス)
画像引用:BASE(https://thebase.com/)
● BASE(ベイス)の概要と特徴
● BASE(ベイス)の長所
● BASE(ベイス)の短所
● BASE(ベイス)の有料プラン
BASE(ベイス)の概要と特徴
BASEは、日本のBASE株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。無料で登録し、ネットショップをスピーディーに作成できるのが一番の特徴です。現在、日本において無料でネットショップを始めるのであれば、真っ先に候補に挙がるサービスです。
ただし、ネットショップで商品が売れたときに販売手数料が発生し、さらに決済手数料もかかります。そのため、完全無料ではありません。
BASE(ベイス)の長所
BASEの長所としては以下が挙げられます。
● 簡単にネットショップが作成できる
● ネットショップに特化したテンプレートが数多く用意されている
● デザインカスタマイズの自由度が高い
● 商品登録数が無制限
● 「BASE App」という拡張機能がある
● 独自ドメイン設定が無料
簡単にネットショップが作成できる
ネットショップがHTMLやCSSの知識やスキルがなくても、簡単に構築できます。通常、ネットショップ構築は、ショッピングカートの導入など、普通のホームページと比べて多くの作業が発生するため、BASEは非常に便利といえます。
ネットショップに特化したテンプレートが数多く用意されている
ネットショップに特化したテンプレートデザインが用意されているので、その中から選ぶことができます。テンプレートは無料で10種類程度用意されていますが、もっと他のデザインがいい場合には、有料テンプレートも用意されており、非常に多くの数があるので、選択の幅は広いといえます。
デザインカスタマイズの自由度が高い
デザインのカスタマイズ性が高いのもBASEの特徴です。HTMLやCSSのデザイン編集が可能なので、自社に合った編集が可能になります。
商品登録数が無制限
BASEでは、商品を販売できる数が無制限なので、本格的なネットショップ運営が可能です。
「BASE App」という拡張機能がある
BASEには、「BASE App」という拡張機能があり、さまざまな機能を無料・有料で追加していくことができます。例えば、配送日設定、年齢制限、商品検索などの機能をネットショップに追加できます。
独自ドメイン設定が無料
独自ドメインはApp利用により、無料で設定することができます。企業がネットショップを運営するのには非常に便利です。
BASE(ベイス)の短所
BASEの短所としては以下が挙げられます。
● 手数料がかかる
● 決済手段に代金引換が選べない
手数料がかかる
手数料がかかる
作ったネットショップで商品を販売するたびに手数料をBASEに支払う必要があります。BASEでは2種類の手数料が用意されています。
■BASEかんたん決済手数料
1回の注文の総合計(送料含む)に対し「3.6%+40円」がBASEかんたん決済手数料としてかかる。
■サービス利用料
1回のご注文の総合計(送料含む)に対し「3%」がサービス利用料としてかかる。
決済手段に代金引換が選べない
ネットショップで商品を購入するお客さんが決済する際の決済手段は、クレジットカード決済、コンビニ(Pay-easy)決済、銀行振込決済、キャリア決済、PayPal決済、後払い決済の6種類です。代金引換、PayPal、Amazon Pay、楽天ペイに非対応である点は留意しておきましょう。
BASE(ベイス)の有料プラン
BASEでは「スタンダードプラン」と「グロースプラン」の2種類のプランがあります。※2024年8月現在
■スタンダードプラン
・初期費用0円
・月額費用0円
・商品が売れた場合に決済手数料3.6%+40円
・サービス利用料3%
■グロースプラン
・初期費用0円
・月額費用16,580円(税不明)
・商品が売れた場合に決済手数料2.9%
・サービス利用料0円
無料ホームページ作成ツール 7.STORES(ストアーズ)
● STORESの概要と特徴
● STORES(ストアーズ)の長所
● STORES(ストアーズ)の短所
● STORES(ストアーズ)の有料プラン
STORESの概要と特徴
STORESはPCからでもスマホからでも簡単にネットショップを作成できるクラウドツールです。直感的な操作でデザインが可能で、デザインバリエーションはすべて無料となっています。
STORES(ストアーズ)の長所
STORESの長所は、ネットショップの運用に必要な機能が一通り揃っていることが挙げられます。予約販売や定期販売の他、電子チケットの発券などもできます。また顧客管理機能やアクセス解析なども利用できるため、STORESだけでネットショップの運用までが完結します。
STORES(ストアーズ)の短所
STORESの短所は、HTML編集ができないためサイトデザインの自由度が低いことが挙げられます。また取得できるドメインに制限があり、JPドメインが取得できません。さらにデザインテンプレートが他社のサービスと比較すると若干少ない印象があります。
STORES(ストアーズ)の有料プラン
・初期費用0円~
・STORESの月額費用22,000円(税込)~
・Shopifyの月額費用44,000円(税込)~
※2024年8月現在
関連記事: ASP(Application Service Provider)とは?その特徴やSaaSとの違いを解説!
無料ホームページ作成ツール 8.ペライチ
● ペライチの概要と特徴
● ペライチの長所
● ペライチの短所
● ペライチの有料プラン
ペライチの概要と特徴
ペライチは専門知識不要で、たった3ステップの工程のみでイメージに近いホームページを簡単に作成できます。そのステップは「デザインを選ぶ」「文章や画像を入れる」「公開ボタン押す」の3つのみです。
ペライチの長所
ペライチで作成したホームページは更新や変更も楽にできます。また商品やサービスをホームページで扱えるように設計されており、決済システムや予約システムなども構築できるようになっています。さらにメルマガ配信システムも完備されており、リピーターを増やす手段としても活用できます。
ペライチの短所
ペライチはいとも簡単にホームページを作成できる反面、パーツごとにある程度デザインが決まっており、これらデザインを大きく変えることはできません。カスタマイズしたい場合はCSSやHTMLの埋め込み機能を活用して変更を加えます。
ペライチの有料プラン
■フリープラン(お試し・広告表示あり)
・0円(決済6%+40円)
■ライトプラン(Webページ運用の最低限の機能が利用可)
・月額1,465円(税込)(決済6%+40円)
■レギュラープラン(ページ作成に必要な機能がほぼ利用可)
・月額2,950円(税込)(決済3.5%)
■ビジネスプラン(レギュラープランに加えて予約や決済機能、メルマガ配信も利用可)
・月額3,940円(税込)(決済3.5%)
■プロフェッショナルプラン
・月額6,910円(税込)(決済3.5%)
※2024年8月現在
関連記事
・ペライチの評判とは?簡単無料でサイト作成できる特徴や料金プランを解説
・無料でも制作可能!おすすめホームページ作成ツール6選をご紹介!
無料ホームページ作成ツール 9.Goope(グーペ)
● Goope(グーペ)の概要と特徴
● Goope(グーペ)の長所
● Goope(グーペ)の短所
● Goope(グーペ)の有料プラン
Goope(グーペ)の概要と特徴
Goopeは事業やお店で使われるレベルのホームページを知識不要で簡単作成できます。飲食や美容、ビジネスといったジャンル別のテンプレートが複数用意されており、事業の内容やお店の雰囲気に合わせて選択できます。またお問い合わせや予約機能、メルマガ発信機能も搭載されており、Goopeさえあれば簡単に自社ホームページの運用ができます。
Goope(グーペ)の長所
Goopeは他社と比べてもホームページの運用コストが非常に低いメリットがあります。月額1,100円は格安レンタルサーバーと同程度の運用コストであり、事業で利用できるレベルのホームページが運用できるメリットは大きいといえます。また、レンタルサーバーを別途用意する必要がなく日々の運用に関してはGoopeだけで完結します。
Goope(グーペ)の短所
Goopeはテンプレートでレイアウトが決まってしまうため、自由にカスタマイズができません。そのテンプレートも37種類と他社に比べて少なく、レイアウトの自由度はかなり制限されてしまいます。
またライトプランはディスク容量が5GBと事業で使用するためには少し心もとなく、またスタンダードではサポートされている電話サポートもありません。常にコンテンツデータを軽量化することに気を配りながら日々の更新を行う必要があります。
Goope(グーペ)の有料プラン
■ライトプラン(一通りの機能が利用可)
・年間契約 月額1,100円
・1/3/6ヶ月契約 月額1,650円
・初期費用3,300円
■スタンダードプラン(全ての有料オプションが利用可)
・年間契約 月額3,300円
・1/3/6ヶ月契約 月額3,850円
・初期費用3,300円
※2024年8月現在
無料ホームページ作成ツール 10.STUDIO(スタジオ)
● STUDIO(スタジオ)の概要と特徴
● STUDIO(スタジオ)の長所
● STUDIO(スタジオ)の短所
● STUDIO(スタジオ)の有料プラン
STUDIO(スタジオ)の概要と特徴
STUDIOでは企業で利用するような本格的なホームページをダイナミックに作成できます。コーディングを必要とせず直感的な操作のみだけでホームページが出来上がっていきます。デザインが制限されているホームページ作成ツールが多い中で、他社製品に比べて自由度が高くおしゃれなサイトが作成可能です。
STUDIO(スタジオ)の長所
STUDIOの長所として挙げられるのが、WordPressなどでは通常、非常に面倒な追加や修正などが、簡単に行えることです。STUDIO CMSを利用してノーコードで簡単かつ手軽に行えます。またSTUDIO CMSはチームでコンテンツを作成することもできます。デザインエディタ上からリアルタイムで共同編集ができリモートでの共同作業もSTUDIOだけで完結します。
STUDIO(スタジオ)の短所
STUDIOはWordPressなどに比べると実装できない機能が非常に多く、ネット予約機能やネットショップ機能、アクセス制限などが利用できません。またメールアカウントが登録できず、利用できるアカウントはGoogleかFacebookのどちらかです。
STUDIO(スタジオ)の有料プラン
■年払い
・Free 0円(お試し)
・Starter 980円/月(税込)(シングルページを作成)
・CMS 2,480円/月(税込)(本格サイトを作成)
・Business 4,980円/月(税込)(中規模ビジネス向け)
・Enterprise 要相談(大規模Webサイト構築)
■月払い
・Free 0円(お試し)
・Starter 1,480円/月(税込)(シングルページを作成)
・CMS 3,280円/月(税込)(本格サイトを作成)
・Business 5,680円/月(税込)(中規模ビジネス向け)
・Enterprise 要相談(大規模Webサイト構築)
※2024年8月現在
無料ホームページ作成ツール 11.Google Sites(グーグルサイト)
https://support.google.com/sites/answer/6372878?hl=ja
● Google Sites(グーグルサイト)の概要と特徴
● Google Sites(グーグルサイト)の長所
● Google Sites(グーグルサイト)の短所
● Google Sites(グーグルサイト)の有料プラン
Google Sites(グーグルサイト)の概要と特徴
Google SitesはGoogleが提供している無料ホームページ作成サービスです。ノーコードツールですのでHTMLなどの知識やスキルが必要なくドラッグアンドドロップのみでコンテンツを配置できます。直感的に操作できる優れたツールです。
Google Sites(グーグルサイト)の長所
Google Sitesは無料でありながら操作性もよくユーザビリティの高いホームページが作成できます。コーディングの知識は不要で初心者でも簡単に作成でき、更新も手間いらずです。またGoogleサービスとの連携も可能でGoogleマップやGoogleフォーム、Googleカレンダーなどの埋め込みが簡単に行えます。
Google Sites(グーグルサイト)の短所
Google Sitesは自動投稿機能がありません。GoogleスライドのWeb版といったイメージで本格的に動的な機能は実装できません。また無料であるがゆえ細かい部分のデザインもカスタマイズはできず、本格的に作り込むことはできないツールとなっています。
Google Sites(グーグルサイト)の有料プラン
Google Sitesはすべて無料で利用できます。※2024年8月現在
無料ホームページ作成ツール 12.Canva(キャンバ)
● Canva(キャンバ)の概要と特徴
● Canva(キャンバ)の長所
● Canva(キャンバ)の短所
● Canva(キャンバ)の有料プラン
Canva(キャンバ)の概要と特徴
Canva(キャンバ)は誰でも簡単かつ直感的にデザインを行える無料オンラインツールです。デザインだけでなくホームページや動画の作成、ポスター、ロゴといったクリエイティブ作成全般を行えます。オーストラリア発のデザイン無料オンラインツールで素材だけでも1億点以上を提供しています。
Canva(キャンバ)の長所
Canva(キャンバ)の長所としては、以下が挙げられます。
● ドラッグアンドドロップのみの簡単操作が行える
● 無料ドメインとカスタムドメインを使用できる
● トラフィックを追跡できる
● 1億点の素材と61万点のテンプレートが使用可能
ドラッグアンドドロップのみの簡単操作が行える
Canva(キャンバ)では、ほとんどの作業をドラッグアンドドロップの簡単操作のみで直感的に行えることです。難しい操作とは無縁で初心者でも操作方法はすぐに覚えられます。スマホやタブレットからも操作できるので、外出先からでも途中の作業を再開できます。
無料ドメインとカスタムドメインを使用できる
Canva(キャンバ)は、無料ドメインとカスタムドメインの両方を使用できます。カスタムドメインではいわゆる独自ドメインを設定できます。無料ドメインでは「my.canva.site」のドメイン名で使用することができます。
トラフィックを追跡できる
いわゆるホームページのアクセス解析機能のことでCanva(キャンバ)を使用してWebサイトを構築すればトラフィックを追跡できます。この機能により、別にアクセス解析を用意する必要がありません。
1億点の素材と61万点のテンプレートが使用可能
Canva(キャンバ)では1億点という膨大な素材がストックされており、ユーザーはこれらを自由に使用できます。またテンプレートも61万点提供されており、あらゆる場面においてケースバイケースで最適なテンプレートを見つけられます。
Canva(キャンバ)の短所
Canva(キャンバ)の長所としては、以下が挙げられます。
● アプリの動作が重い
● テンプレートが他者と被る可能性がある
アプリの動作が重い
Canva(キャンバ)の短所として挙げられることはアプリの動作が重いことです。インターネット上での動作が重いというユーザーの声が多く、比較的古いPCを使用している場合は更に動作が遅くなる可能性があります。長所として素材だけでも1億点以上を提供しており、それら一つひとつのクオリティが高いがために動作が重くなるのは残念な話です。もし動作が遅いと感じた場合は、PCのスペックアップを考慮することも手段のひとつです。
テンプレートが他者と被る可能性がある
Canva(キャンバ)は世界190カ国で使用され、月間アクティブユーザー数が1億5000万人を突破していますので、日本においてもテンプレートが他者と被る可能性があります。「このWebサイトはCanvaで作っているな」と思われてしまうこともあり、オリジナリティに欠けてしまうことが残念です。
Canva(キャンバ)の有料プラン
Canva(キャンバ)では、Canva(キャンバ)の有料プランは個人向けの「Canvaプロ」、企業向けの「Canvaチーム」「Canvaエンタープライズ」があります。※2024年8月現在
■Canvaプロ
プレミアムコンテンツ、制限なしデザインツール、AI機能が利用可能
一人あたり
・1,180円(税不明)/月間
・11,800円(税不明)/年間
■Canvaチーム
中小企業が対象。チーム共同作業で同時進行が行える、一元化されたリソース管理でファイルを共有できる。
一人あたり
・9,000円(税不明)/年間
■Canvaエンタープライズ
大規模なブランド管理が行える、企業レベルのセキュリティが用意されている、最先端AIの使用とワークフローの効率化が実現する
・価格はCanvaチームに要問い合わせ
ホームページ作成ツールの選び方
ホームページ作成ツールは、今回ご紹介した無料のもののほか、有料のものもあります。実際に自社に導入を検討する際には、それらをできるだけ多くピックアップし、比較して選んでいくことでしょう。そこでホームページ作成ツールの選び方をご紹介します。
● まずは目標を決める
● 自社に合う必要な機能を備えたツールを選ぶ
● 実際に使ってみる
● 独自ドメインが使用できるか確認する
● レスポンシブに対応しているか確認する
● SEO対策は可能か確認する
まずは目標を決める
ホームページ作成ツールを比較検討する前に、必ず「どんなホームページを何のために作るのか?」をしっかりと検討し、明確にすることが重要です。それが決まっていなければ、自社にとって最適なツールを選ぶことができません。
自社に合う必要な機能を備えたツールを選ぶ
目標を踏まえた上で、必要な機能を洗い出し、比較して最も適したツールを選びましょう。また、そのホームページを制作する人のスキルも考慮することもポイントです。
実際に使ってみる
ホームページ作成ツールは、それぞれ特徴や長所・短所があるため、一度実際に使ってみると良いでしょう。今回ご紹介したツールは無料ですので、手軽に試用できます。使い勝手や理想のホームページが作れそうかなどを、入念にチェックしましょう。
独自ドメインが使用できるか確認する
無料ホームページ作成ツールは独自ドメインが使用できるか否かも大きなポイントになります。独自ドメインが設定できればドメインを自社ブランドとすることができ、ブランディング施策も問題なく行えます。
ツール側の指定しているドメインしか使用できない場合は長期的な視点から、ドメイン変更を余儀なくされたときにまた一からドメインを育て直す必要があります。
レスポンシブに対応しているか確認する
レスポンシブに対応しているか否かも非常に重要な選定ポイントです。レスポンシブとは、PCをはじめスマホやタブレットなど、使用している媒体の画面サイズに適した大きさで自動的に表示される機能です。
Googleがモバイルフレンドリーを採用してからは、特に重要な機能となっています。SEO施策に影響を与えることもありますので、レスポンシブに対応している無料ホームページ作成ツールを選ぶようにします。
関連記事:レスポンシブの意味とは。Webデザイン上で気を付けること
SEO対策は可能か確認する
SEO対策が可能であるかも確認します。無料ホームページ作成ツールでもガイドに従って作成することにより、構築の段階でSEO対策が段階的に施策されていくツールもあります。こういった、作成すると同時にSEO対策も構築されていく無料ホームページ作成ツールを選ぶようにします。
関連記事:【最新SEOマーケ】JADEが提唱する「検索インタラクションモデル」。SEOの未来を見据えたアプローチに迫る
まとめ
無料でホームページを作成できる、12種類のおすすめのツールを挙げます。
● WordPress.com
● Jindo
● Wix
● Ameba Ownd
● Weebly
● BASE
● STORES
● ペライチ
● Goope
● STUDIO
● Google Sites
● Canva
これらのツールはそれぞれに特徴や長所、短所があります。ページ公開数や容量の上限、独自ドメインの設定可能性、Google Analyticsの設定、広告表示の有無、デザインの自由度、日本語マニュアルの提供や日本語サポートの有無など、多岐にわたる要素を比較して検討することが重要です。
ホームページ作成ツールを選ぶ際のポイントとしては、まず目標を明確に設定し、自社のニーズに合った機能を持つツールを選び、実際に使用してみてください。