フリーフォントの中でも、英語の筆記体は特に人気の高いフォントです。選ぶ筆記体によってデザインや雰囲気が大きく異なるため、使用する場面に合わせて選ぶ必要があります。
そこで本記事では、筆記体の概要を解説するとともに、筆記体を使用する場面や、おしゃれでかわいいフリーフォントについてご紹介します。筆記体を上手に使いこなすためにも、ぜひ参考にしてください。
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目次
英語の筆記体とは
まずは、筆記体の概要からご説明します。筆記体とは、英語などのアルファベット表記において文字と文字を繋げて書く書体のことを指します。そもそも、英語を書く際の書体には、大きく分けて「ブロック体」と「筆記体」の2種類が存在します。ブロック体とは、文字と文字を繋げるのではなく、1文字ずつはっきりと区別して書くことです。
筆記体は、一筆書きのような形で続けて文字を書く手書き文字や、手書き文字に似せた書体というイメージです。また、ブロック体と筆記体では、相手に与えるイメージが大きく異なります。ブロック体は、堅いイメージを相手に伝えやすく、企業として相手に手紙を送る際や、丁寧なイメージを与えたい場合などに使用します。
一方の筆記体は、おしゃれな雰囲気を出したかったり、クリエイティブを重要視するデザインを作ったりする際に使用します。それぞれを明確に使い分けられることで、作品本来の質をより高めることが可能になるでしょう。
筆記体の歴史
文字のはじまりは「筆記」と言われており、絵や形を崩したような字体が書かれていました。これが現在の筆記体の起源となっており、筆記体を起源としてその後様々な書体が開発されていくという発展様式をたどりました。つまり字体の中で筆記体はもっとも古い書体なのです。
遡ること紀元前古代ローマ時代にラテン文字が生まれ、ギリシャ文字へと発展しイタリック文字へと変化していきました。ヨーロッパでは非常に歴史のある書体ですが、米国では比較的新しく17世紀前半から18世紀後半にかけて普及していきました。
これ以降、筆記体は多くの場面で使用されるようになりましたが、ワープロなどの普及により現在においては筆記体で書く必要性がなくなりつつあり衰退している現状があります。
日本における筆記体の歴史
現在の日本の教育シーンでは、ブロック体をメインに指導しています。学校の授業や企業でテキストを書く際は、ブロック体が使用されるケースがほとんどです。しかし、以前の日本では学校の授業で筆記体を教えていた時期があります。1947年からは筆記体が必修として教えられており、ブロック体よりも筆記体が中心の時代がありました。
しかし、2002年以降は学習指導要領の改定が行われ、「生徒の学習負担を配慮して教える」という方針に変更されたため、現在ではブロック体が中心に使われるようになりました。また、日本だけでなく、近年では英語圏自体でも筆記体離れが加速しています。その主な理由の一つとして挙げられているのがパソコンの普及です。
米国では小学3年生から筆記体を学びますが、パソコン普及後はキーボード入力も授業に加わりました。そして各方面で筆記体のレッスンが段階的にパソコンの授業に置き換わっていくに連れ、筆記体を書く人が減ってきているのです。2024年時点で英語が母国語である米国においても、筆記体は指導要領に含まれていません。
筆記体は文字を書く時間を短縮するための技であり、書く必要がなくなってきた昨今において、筆記体は衰退しつつあります。
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筆記体の主な種類
日本でもよく使用される筆記体の種類について解説します。
● カーシヴ・スクリプト
● イタリック
カーシヴ・スクリプト
カーシヴ・スクリプトはいわゆる米国英語の筆記体のことを指します。文字と文字をつなげ一筆書きのような感じで書いていきます。流麗な見た目で素早く書けることから各方面で重宝されてきました。
イタリック
イタリックはアルファベットの書体を少し右方向に傾けた「斜体=傾いた書体」文字を指します。しかしながら、斜体文字ではあるものの単純に文字に傾斜をつけただけのデザイン文字ではなく、イタリック体として専用にデザインされている文字であることから、ただの斜体文字とは別物になります。
筆記体を上手に書くためのルール
筆記体を見栄え良くきれいに書くにはちょっとしたルールがあります。以下は筆記体を上手に書くためのルールになります。
● ペンの流れがつながっていることを意識する
● 文字と文字が繋がらない場合は無理につなげない
● 大文字と小文字では書き方が異なる
● 文の最初一文字は大文字となる
ペンの流れがつながっていることを意識する
筆記体は一筆書きのようにペンの流れがつながっていることが特徴の書体です。そのため基本的に一つひとつの文字が分かれることなく流麗につながっていることで伸びやかな魅力のある見た目となります。
下記項目「文字と文字が繋がらない場合は無理につなげない」でも解説してあるように無理につなげる必要はありませんが、きれいな書体に魅せるためには無理なく文字がつながっている必要があります。
文字と文字が繋がらない場合は無理につなげない
筆記体はもともと必要最小限の労力で速く文字を書くことを目的としてきた書体です。ですので見た目の部分において、基本的に文字と文字がつながらない場合は無理につなげる必要はありません。必ずしもつなげなければならないというものではなく、つなげない方が楽に書ける場合はその書き方を優先させてもよいのです。
大文字と小文字では書き方が異なる
筆記体はブロック体同様に大文字と小文字では異なるアルファベットがあります。そのため大文字は大文字で小文字は小文字でしっかり別々に覚える必要があります。例えば、大文字の筆記体をそのまま小さくしても正しい小文字表記とはならない場合がありますので注意する必要があります。
文の最初一文字は大文字となる
英語の文章を書く時は最初の文字を大文字で書くという原則があります。これは筆記体で英語を書く時も同じです。その他にも特定の場所の名前や人名、ものの名前などいわゆる固有名詞や国籍、月日や曜日、言語、史実など、英語のルール同様最初の一文字は大文字で表記します。
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筆記体を書く際のコツ
筆記体を書く際のコツとしては以下が挙げられます。
● 文字の高さを揃える
● 傾きを揃える
● 力を抜いて書く
● 流れるように書く
● 字形にあまりこだわりすぎない
文字の高さを揃える
筆記体は文字の高さを揃えることで見栄えが良くなります。そのためには基準となる罫線を引き、その線の上下で文字の高さを揃えることで統一の取れた筆記体となります。
傾きを揃える
筆記体の特徴として、少し右側に傾けた感じで書くのが一般的となっています。この傾きを全体的に揃えることで均一的な筆記体となります。
力を抜いて書く
筆記体は書道の行書体同様に肩や腕の力を抜いてスピーディーに書くことで、しなやかな伸びのある書体を表現できます。ブロック体や楷書体を書くときのように、なるべくきれいにうまく書こうとして緊張感を持って書くと、逆にうまく書けなくなる特徴があるのが筆記体です。
流れるように書く
筆記体は流麗感漂うしなやかで伸びのある書体が特徴であるため、流れるように手を動かすことでうまく書けるようになります。筆記体は円で構成される部分が多く曲線が文字の大部分を占めます。そういった特徴から常に円を描くように書いていくと見た目のよい筆記体となります。
字形にあまりこだわりすぎない
筆記体は字形にあまりこだわりすぎないことも上達する秘訣となります。そもそも筆記体の目的は労力をかけずに速く書くことです。あまりにひどく読めない文字でない限りは多少下手でも個人差レベルとなります。
実際ネイティブの筆記体を見ても千差万別でひどく崩れた字体のものもあり、中には読めないものもあります。そういったことからも、字形にあまりこだわりすぎず「勢いで書く」ぐらいがちょうどよいと言えます。
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筆記体の活用シーン
筆記体の主な活用シーンとしては以下が挙げられます。
● 署名を行う場合
● 素早くメモを取りたい場合
● 見栄えの良いデザイン文字が欲しい場合
署名を行う場合
欧米において筆記体は署名などを行う際に頻繁に使用されます。いわゆる日本でいう印鑑と同様の効果があり、欧米では印鑑の代わりに筆記体でサインが行われます。印鑑文化の日本では印鑑登録証明書を取得することにより、その印鑑が本人のものである証明になります。
ですがサイン文化である欧米では、サインを行う際に公証人が署名に立ち会うことで本人のサインであることが証明されます。こういった署名を行う際に筆記体は現在でも使用されています。
素早くメモを取りたい場合
上項目「文字と文字が繋がらない場合は無理につなげない」でも解説したように、筆記体は最小限の労力で速く文字を書く場合に適した書体です。ある程度の速記が可能で単語ひとかたまりを一筆書きできます。そういった特性から、会議や勉強会などで素早くメモを取りたい時に重宝します。
見栄えの良いデザイン文字が欲しい場合
筆記体は字体がかっこよく「クールなデザイン文字」としても広く認知されています。こういった背景から、見栄えの良いデザイン文字を採用したい場合にも適している書体です。例えば、メッセージカードやグリーティングカード、招待状などのデザイン画に用いたり、ポスターや商品パッケージを作成したりする場合に使用すると文字が引き立ちます。
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筆記体のおしゃれでかわいいフリーフォント25選
ここまで、筆記体の使用する機会や場面について紹介しました。ここからは、筆記体のおしゃれなフリーフォントを紹介します。
● Eustache Brush Handwritten Font
● Rockville Brush Font
● Smooth Stone Free Handwritten Font
● Honey Bee
● Emmeline – Free Brush Script
● Escafina
● Bahagia Typeface
● Viana Script Typeface
● Befindisa Script Font
● Aamonoline Handwritten Font
● MademoiselleNS Script
● Antro Vectra Script Font
● The Artisan Hand Drawn Font Duo
● Rampage Script
● Arkipelago
● Little Bird: Vintage Script Font
● Rockstar
● Lemon Tuesday
● Emmeline – Free Brush Script
● Southpaw Font
● Connoisseurs Typeface
● Sattin
● Bimbo Type Family
● Christopher Hand Font
● Azkia Script
Eustache Brush Handwritten Font
Eustache Brush Handwritten Fontは、手書きフォントのような筆記体です。クールなイメージを出したい場合や、より一筆書きのイメージを打ち出したい場合におすすめです。
Rockville Brush Font
Rockville Brush Fontは、手書きのブラシフォントです。手書きでありながらも、大胆で強いイメージを打ち出せることが特徴です。
Smooth Stone Free Handwritten Font
Smooth Stone Free Handwritten Fontは、柔らかく、しなやかなイメージを表現できるフリーフォントです。結婚式の招待状、ロゴ、ホームページの画像など、あらゆる場面で有用なフォントです。
Honey Bee
Honey Beeは、水ではねたようなかわいい文字を表現できるフリーフォントです。Honeyというフォント名の通り、甘いイメージを打ち出したい場合に役立ちます。また、画像やロゴにアクセントを出したい場合にも有用です。
Emmeline – Free Brush Script
Emmeline – Free Brush Scriptは、手書きのブラシフォントです。手書きの中でも、女性がサインをしたようなイメージを打ち出すことができるので、ターゲットが女性のサービスや商品のデザインに使用されています。
Escafina
Escafinaは、レトロモダンなイメージを持つかわいいフリーフォントです。そのため、老舗や、外国の高級車を販売する店舗のホームページなどにも利用可能です。
Bahagia Typeface
Bahagia Typefaceは、柔らかく、力強いイメージを与えられるフリーフォントです。業種業態問わず、様々なサービスのロゴやデザインとして使用ができます。
Viana Script Typeface
Viana Script Typefaceは、花柄のデザインと非常に相性の良いフリーフォントです。また、見た目がエレガントであるため、シックなイメージを出したい場合にも有用です。
Befindisa Script Font
Befindisa Script Fontは、シンプルさが売りのフリーフォントです。画像やロゴではなく、テキストにユーザーの注目を集めたい場合に最も効果を発揮します。
Aamonoline Handwritten Font
Aamonoline Handwritten Fontは、細い1本のラインで構成されたフリーフォントです。ロゴやホームページのデザイン、結婚式の招待状や手紙など、幅広いシーンで利用できます。
MademoiselleNS Script
MademoiselleNS Scriptは、レトロな雰囲気を表現できるかわいいフリーフォントです。1950年から1960年代のイメージが伝わるデザインになっています。
Antro Vectra Script Font
Antro Vectra Script Fontは、万年筆で書かれたような書体のフリーフォントです。ブランディング、ロゴ、ホームページのデザインなど、堅いイメージを出したい場合に役立ちます。
The Artisan Hand Drawn Font Duo
The Artisan Hand Drawn Font Duoは手書きを意識したフォントスタイルで、まるで人がペンで書いたかのような風合いが特徴です。まさに題名のように「The Artisan Hand Drawn=職人の手書き」のような印象があります。
Rampage Script
Rampage Scriptはレトロ感を漂わせる文体に、岩肌のようなザラザラのテクスチャをあしらったヴィンテージスタイルのフリーフォントです。
Arkipelago
Arkipelagoはマーカーで走り書きをしたような特徴を持ったフリーフォントです。不完全な手書き感がありつつもインパクトが強く、思わず目を留めてしまう存在感があります。
Little Bird: Vintage Script Font
Little Bird: Vintage Script Fontはノスタルジックな夏の恋をテーマに作成された、情緒あふれるフォントです。流れるような美しい曲線を基軸とした太めの字体が特徴で、注目を引きたい広告やイラストなどのロゴに適用するのがおすすめです。
Rockstar
Rockstarはフリーハンドを意識した、躍動感あふれるフォントです。筆でなぐり書きをしたかのような字体が特徴で、文字のかすれ具合もいい味を醸し出しています。アーティスティックなデザインの広告を作成するときなどにおすすめのフリーフォントです。
Lemon Tuesday
Lemon Tuesdayは手書きの文字に「かすれ」をプラスしたような印象のフォントです。筆でなぐり書きしたような文字をさらに崩したような感じで、壁の落書きを想像させる雰囲気のある文体です。ホラー系のゲームや動画などのコンテンツのロゴにもおすすめのフリーフォントです。
Emmeline – Free Brush Script
Emmeline – Free Brush Scriptは、線が細く、手書き文章のイメージを再現したい場合におすすめのフリーフォントです。手書き感あふれる文字が程よく崩れており、手紙の文面を表現したい場合などに適しています。
Southpaw Font
Southpaw Fontは筆で書いたような文字で、慌ててメモを取ったときのような、適当な感じの字体を思わせるフリーフォントです。文字の組み合わせによっては文字がつながって表現されているため、人が実際書いたような自然な感じのロゴを作成できます。
Connoisseurs Typeface
Connoisseurs Typefaceはなぐり書き感を全面的に押し出しているにも関わらず、どことなくエレガントで、線が細いながらも力強く文字が表現されている手書きブラシのフリーフォントです。化粧品やアパレルなどの広告や、スタジオポスターの作成などにもおすすめです。
Sattin
Sattinはブロックのセリフ体と筆記体(スクリプト体)の2種類セットで提供されているフリーフォントデュオです。どちらのフォントもザラッとかすれたようなテクスチャが施されており、石や錆びた金属などの質感を出すことができます。また両方のフォントを一緒に組み合わせて使用することで、視覚的なギャップを出すことができ、デザインの創造性の幅も広がります。
Bimbo Type Family
Bimbo Type Familyは、小さな女の子がフェルトペンで絵日記を書いているような文体が特徴の、モノラインレタリングのフリーフォントです。子供が書いたような、かわいい印象を与えることができるため、子供向けの商品やサービスの広告などをデザインする際におすすめです。
Christopher Hand Font
Christopher Hand Fontは、まるで英語圏のネイティブが、メモの走り書きをした時のような筆圧と手の動きが感じられるフリーフォントです。欧米ではよく見られるような文字体で、しっかり読むことができ、適度に崩れています。文面をしっかり読ませつつ、デザイン性も感じさせたい場面での使用がおすすめです。
Azkia Script
Azkia Scriptは、流れるような美しい曲線の中に、英語でありながら日本の習字のような「とめ」「はね」「はらい」を感じさせるフリーフォントです。おしゃれかつスタイリッシュで、若者向け商品の広告ロゴを考えるときなどにおすすめです。
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コピペ一つで簡単に筆記体に変換できるツール
好きな文字をコピペするだけで簡単に筆記体に変換できるツールも紹介します。
● LETTY(レティ)ウェブ – おしゃれなフォントに変換できる無料ツール
● 筆記体フォント – 筆記体フォント変換
● 筆記体変換サイト – 英語の筆記体を変換[お手本検索]
● egao21
● 筆記体変換ツール【無料のフォント変換アプリ】 – ひらめき開発
LETTY(レティ)ウェブ – おしゃれなフォントに変換できる無料ツール
LETTY(レティ)ウェブはテキスト入力された文字をおしゃれでかわいいフォントへと変換できる無料ツールです。英語と日本語に対応しており、人気フォントも用意されています。「へた字」「ギャル字」「当て字」などに変換ができ、「お花」「ハート」といったかわいいアイコンも文字の間に埋め込むことができます。
筆記体フォント – 筆記体フォント変換
筆記体フォントは入力した英数文字を手軽に筆記体に変換してくれるツールです。多種多様なフォントが用意されており、好きな文体に変換できます。フォントサイズや色も指定でき、さらに影やグラデーション、輪郭といったエフェクトをかけることもできます。凝った文体を作成したい場合におすすめのツールです。
筆記体変換サイト – 英語の筆記体を変換[お手本検索]
筆記体変換サイトは入力した英数文字を手軽に筆記体に変換してくれるツールです。3種類のフォントが用意されており(2024年5月時点)、大きさと背景色(白黒のみ)を変えることができます。非常にシンプルなツールで、あまり凝った機能が搭載されていないため、単純にブロック体を筆記体に変換したい場合におすすめです。
egao21
egao21では、筆記体にしたい文字を入力するだけで、おしゃれな筆記体に自動で変換してくれます。フォントの数も複数用意されており、その中から実現したいイメージのフォントを選択して変換ができます。ブロック体をおしゃれな筆記体に変換したい場合はegao21がおすすめです。
筆記体変換ツール【無料のフォント変換アプリ】 – ひらめき開発
筆記体変換ツール【無料のフォント変換アプリ】はテキストを入力していくと同時に、リアルタイムで筆記体に変換してくれるツールです。文章や文体を確認しながら入力を行いたい場合に重宝します。入力した文章のエクスポート機能はなく、また凝った機能も搭載されていないため、筆記体の字体を参考にしたい場合などにおすすめのツールです。
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まとめ
本記事では、おしゃれな筆記体のフリーフォントを紹介しました。筆記体は、ホームページのデザインなどでも使われるものの、選び方1つで全体のデザインが大きく変わります。そのため、全体のデザインや実現したいイメージに合わせて、適切に選ぶことが非常に重要です。まずは、本記事で紹介したフリーフォントの中から、好みのものを選ぶことから始めてみてはいかがでしょうか。
よくあるご質問
筆記体のおすすめのフォントは?
筆記体のフォントは有料、無料ともにインターネット上に豊富に存在します。おすすめフォントは、ある程度、知名度があり、すでに多く使われている、おしゃれで使いやすいフォントです。
例えば、Honey Beeは可愛い筆記体フォントとして知られており、デザインのアクセントにもおすすめです。Smooth Stone Free Handwritten Fontは、やや縦長のしなやかでやわらかいイメージを表現できる筆記体フォントです。いずれもロゴ、ポスター、ホームページの画像などさまざまなシーンに活用できます。
筆記体のフォントを選ぶポイントは?
筆記体フォントを選ぶシーンは、ロゴやホームページ、招待状などのデザインや署名するシーンなどさまざまです。使用する目的やシーン、対象物に応じて選ぶフォントは変わってきます。また筆記体フォントの中には、手書き風のものから、そのままロゴとして使えそうなデザイン性の高いもの、レトロなものなど種類が豊富にあります。まずは有料、無料問わずインターネット上でできるだけ多くの筆記体フォントを眺めて、イメージと合うものをピックアップしましょう。
また筆記体は曲線美に特徴があり、デザイン性が高くエレガントな印象を与える一方で、読みにくいと感じやすいところがあります。見え方も配慮した上で、適切な筆記体フォントを選ぶのをおすすめします。
無料で使える筆記体の変換ツールは?
無料で使える筆記体に変換できるツールには「egao21」や「英語の筆記体変換ツール」などがあります。例えばegao21では、筆記体にしたい文字を入力すると、筆記体に自動で変換してくれます。またフォントの数も複数用意されており、それぞれの筆記体を選ぶとそのフォントで変換してくれます。何かのデザイン制作物を作るときに、試しに筆記体で書くとどうなるかイメージを確認したいという場合に、無料で使える筆記体の変換ツールは便利です。