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オウンドメディア戦略~PV数と回遊率について考えよう

2019.12.27
読了まで約 3

オウンドメディア戦略を策定するにあたり、サイトのページが何回閲覧されたかを示すPV数(ページビュー数)は、重要な指標の一つとして必ず位置づけられるでしょう。

しかしPV数とともに回遊率を考慮することが、実は大変重要です。
回遊率を高めることは、ユーザーのロイヤリティを高めるなど多くのメリットがあるからです。

この記事では、PV数と回遊率との関係、回遊率を高めるメリット、および方法についてご紹介します。

オウンドメディア戦略ではPV数とともに「回遊率」を考慮することが重要

オウンドメディア戦略を策定するにあたり、PV数(ページビュー数)が重要な指標となるのはいうまでもないことです。
PV数とは、Webサイト内のページが何回閲覧されたかを示します。
Webサイトを運営する場合には、PV数をどうしたら高められるかが最重要課題の一つとなるのは避けられません。
自然検索からの流入を狙うオウンドメディアのPV数を高めるための施策として、SEO対策を万全に施し、検索結果の表示ページで高い順位を獲得することがあげられます。

しかしPV数のみに気を取られると、
「PV数は増えたのに、リードの獲得や商材の売上などの成果になかなかつながらない…」
ということになりがちです。

オウンドメディアは、広告とは異なります。
商材についての直接的な訴求を行うのではなく、ユーザーの信頼感やロイヤリティを高めることで、結果としてリードを獲得したり、商材を売り上げたりすることを狙います。
自然検索から流入したユーザーの、信頼感やロイヤリティを高める施策が打たれなければ、成果を上げることは困難です。

ユーザーの信頼感やロイヤリティを測定するための指標の一つが、「回遊率」です。
回遊率とは、1人のユーザーが1回の訪問で、サイト内のページをどれだけ閲覧したかを示します。
ユーザーがサイト内のページを何回も閲覧していれば、それだけサイトに興味を持っていると判断できることになります。
オウンドメディアは、回遊率を高めるための施策を積極的に打つことで、リード獲得や売上などの成果につなげることが可能となります。

回遊率を高めることのメリット

回遊率を高めることには、以下のようなメリットがあります。

1. PV数を高める

回遊率を高めることは、第一に、PV数を高める効果があります。
1人のユーザーが1回の訪問で複数のページを閲覧すれば、その分PV数を獲得できることになるからです。

2. ユーザーの信頼感やロイヤリティを熟成できる

回遊率を高めることで、ユーザーの信頼感やロイヤリティを熟成することができます。
信頼感やロイヤリティは、記事を1回閲覧するだけで獲得することは困難です。
何回も記事を見てもらうことにより、徐々に熟成されていくものだといえるでしょう。

3. リード獲得や売上などの成果につながりやすくなる

回遊率を高めることにより、リードの獲得や商材の売上などの成果につながりやすくなります。
その理由には、2つの側面があります。

第一に、上で見たとおり回遊率を上げることにより、ユーザーの信頼感やロイヤリティを熟成できることがあげられます。
信頼感やロイヤリティが高まったユーザーは、資料請求や商材購入をよりしやすくなると見込めるからです。

もう一つの理由として、ユーザーの回遊率が高ければ、その分、資料請求や商材購入などコンバージョンのためのページへ到達する確率が高まるからです。
資料や商材とユーザーとの接触機会が増大すれば、その分、リード獲得や売上が増大すると見込めます。

回遊率を高めるための方法

回遊率を高めるためには、どのような方法があるのかを具体的に見てみましょう。

1. コンテンツを充実させる

回遊率を高めるためにまず重要なのは、コンテンツを充実させることです。
ユーザーが、コンテンツ自体への興味が持てない場合は、ほかのページへ回遊していくことを見込むことはできません。

コンテンツを充実させるためには、ユーザー目線で記事を作成することが大切です。
自然検索から流入してきたユーザーが、「まさに求めていた」と感じられる情報を掲載しましょう。
ページを表示させたとき、ユーザーが最初に目にする「ファーストビュー」が、ユーザーのニーズに即したものであるかどうかは、特にしっかりと確認しましょう。

2. 記事中に関連記事への内部リンクを掲載する

記事中に、関連記事への内部リンクを掲載することにより、ユーザーをサイト内のほかの記事へ誘導することが可能となります。

関連記事へのリンク設置は、
・記事の中に設置する
・記事の下部にまとめて設置する
などの方法があります。

特に初めて訪問してきたユーザーに対しては、「人気記事ランキング」などを設置することも、回遊率を高めることにつながります。

3. ナビゲーションを適切なものにする

ユーザーを誘導するために設置する、サイトのナビゲーションが適切なものであることも、回遊率を高めるためには重要です。
「TOPへ戻る」「次へ」「前の記事へ戻る」などのナビゲーションは、適切に設置しましょう。
カテゴリやタグの分類方法・名称を適切なものにすることにより、「関連する記事が読みたい」と思うユーザーを誘導することも可能となります。

4. スマホやタブレットからの閲覧に対しても最適化を行う

近年では、スマホやタブレットなど、PC以外の端末からのアクセスが増えています。
PCの大きな画面だけでなく、スマホやタブレットの小さな画面でも記事が問題なく見られるよう、最適化を行うことは重要です。

まとめ

◆ PV数だけでなく回遊率を高めることが、オウンドメディアが成果を上げるためには重要
◆ 回遊率を高めると、ユーザーの信頼感やロイヤリティを熟成できる
◆ 回遊率を高めるためには、コンテンツを充実させる、関連記事へのリンクを貼る、スマホやタブレットからの閲覧に最適化するなどの方法がある

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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