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オウンドメディアの運用に便利なプラットフォーム(CMS)について

2019.11.25
読了まで約 3

オウンドメディアの新規作成や更新は、専門の制作会社に依頼しなくても、プラットフォーム(CMS)を採用することで簡単に運用できるようになっています。

スピーディーな情報発信が重要なポイントとなるオウンドメディアには、プラットフォーム(CMS)の活用が不可欠です。

今回はオウンドメディアの運用に便利なプラットフォーム(CMS)について解説します。

 

プラットフォーム(CMS)とは?

CMSは、Contents Management Systemの頭文字をとった略称で、コンテンツ管理のために考えられたプラットホームのことをいいます。

コンテンツの新規作成や更新は、HTMLCSSなどの知識とスキルが必要であり、テキスト、画像、リンクなどコンテンツを構成する項目の作成など、時間とリソースが必要な作業になります。

プラットフォーム(CMS)とは、専門的な知識が必要な作業をシステム化したツールで、誰でも簡単にコンテンツの新規作成や更新ができるようにするものです。

プラットフォーム(CMS)の進化は進んでいて、コンテンツ制作会社に依頼しなくても、コンテンツ運営が可能なレベルにいたっています。

制作会社に依頼したときにかかっていた社内各部門担当者の調整や、制作会社への見積もりなどの調節にかかっていた時間を短縮することができ、タイムリーなチャンスを逃さないためのスピーディーな更新が可能になります。

関連記事:CMSとは?利用目的やメリットデメリット・基本機能を初心者向けに分かりやすく解説

プラットフォーム(CMS)の種類

プラットフォーム(CMS)は、世界中の多くの企業から提案されています。

その中でもっとも有名なプラットフォーム(CMS)のが「WordPress」です。

他には、「Joomla!」「Drupal」「Jimdo」などがよく知られています。

 

オウンドメディアの運用にプラットフォーム(CMS)を導入する5つのメリット

プラットフォーム(CMS)をオウンドメディアの運用に採用することで、いくつかの革新的なメリットを得ることができます。

 

簡単に作業が可能となる

プラットフォーム(CMS)を採用する最大のメリットのひとつが、簡単に作業が可能となる点です。

プラットフォーム(CMS)は2000年代に入って急速に進化したシステムで、それ以前のオウンドメディア運営には、HTMLやCSS、サーバーなどの知識とスキルが必要でした。

プラットフォーム(CMS)は、専門的な知識とスキルが必要な部分を簡単な操作で作業できるようにシステム化し、基本的なパソコンスキルがあれば、コンテンツの作成・編集が可能にしたのです。

プラットフォーム(CMS)によって、制作会社や特定の従業員だけしか運用ができなかったオウンドメディアは、誰でも簡単に作業が可能なものになりました。

簡単に作業が可能となった事で、オウンドメディアの新規作成や更新は劇的にスピードアップし、企業経営の上でのビジネスツールとしての価値を高めることになったのです。

 

SEO対策が簡単にできる

オウンドメディアの運営ではSEO対策が重要ですが、titleタグやmeta descriptionタグなどのSEO効果を高める多くの設定を簡単に最適化することが可能です。

※titleタグやmeta descriptionタグについては「SEO対策で大切な「タイトルの付け方」と「ディスクリプションの書き方」について」をご覧ください。

 

SNSとの連携が簡単にできる

オウンドメディアの運営で重要性が高まっているのがFacebook、Twitter、InstagramなどのSNSとの連携です。

プラットフォーム(CMS)を使って、コンテンツ上にFacebookの「いいね」ボタンやTwitterの「ツイート」ボタンを設定することができます。

企業で運営しているSNSとオウンドメディアの連携も簡単にでき、オウンドメディアの更新内容ががオートマチックにFacebook、Twitterに投稿する機能をもったプラットフォーム(CMS)もあります。

 

コストを抑えることができる

オウンドメディアの運営を制作会社に依頼した場合には、大きなコストが発生します。プラットフォーム(CMS)を使って自社で運用を行うことで、コストを抑えることができます。

 

リソースの管理がしやすい

プラットフォーム(CMS)を採用しないオウンドメディア運営には、HTMLやCSS、サーバーなどの知識とスキルが必要なので、担当者が限られてしまいます。

たとえば、オウンドメディア運営担当者が1名の場合、作業が集中してしまい、病欠や退職などが発生した場合のリスクは大変大きくなります。

プラットフォーム(CMS)を採用することで、基本的なパソコンスキルがあれば複数の担当者が、更新・編集などの作業が可能となり、リスクの軽減が図れます。

社内の部門ごとの実務担当者が直接専門的な内容のコンテンツを作成することも可能なのです。

プラットフォーム(CMS)では、担当者権限の指定の機能も付いているプランもあるので、コンテンツ制作時に、権限に応じたチェックが可能となります。

 

プラットフォーム(CMS)の機能

プラットフォーム(CMS)にはいくつもの機能があり、新しい機能が増え続けています。

代表的な機能は以下のとおりです。

・テキストや画像の入力方法の簡略化

・さまざまなデザインやカラー、構成のページがワンタッチで採用できる。

・コンテンツの更新履歴などの記録管理

・ページの公開・非公開をワンタッチで管理

・更新日時の指定

・担当者権限の指定

 

まとめ

◆ CMSは、Contents Management Systemの頭文字をとった略称で、コンテンツ管理のために考えられたプラットホームのこと

◆ オウンドメディアの運用にプラットフォーム(CMS)を導入すると、「簡単に作業が可能となる」「SEO対策が簡単にできる」「SNSとの連携が簡単にできる」「コストを抑えることができる」「リソースの管理がしやすい」の5つのメリットが得られる

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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