マーケターの知恵と工夫が試される「リードジェネレーション戦略」。見込み顧客(以下、リード)の獲得には、オンラインだけでなく、オフラインもうまく活用する事が重要です。
効果的に獲得できたリードソースやこれから実施してみたい施策について、営業、マーケティングのプロが聞くアンケートメディア「営業・マーケProQ」でアンケートを行い調べました。
「イベント・フォーラム出展」「オウンドメディア」約半数が活用済
『見込み客(リード)獲得に向けて、どのような事をしていますか』と複数回答で聞いたところ、なんらかのリード獲得を行っている企業のうち、約5割(53%)が「イベント・フォーラムへ出展」と回答。
イベント・フォーラム出展は、出展自体が単発かつ、それに係る費用のみで、短期間でまとまったリード獲得できるため、活用している企業がもっとも多い結果となりました。
次いで多かったのは「オウンドメディアの活用」(47%)となり、SEO対策やコンテンツの資産化などで注目されている新たなマーケティング手法も約半数が実施している形となりました。
反対にもっとも少ない施策について「テレマーケティング代行企業の活用」となりました。
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もっとも有効な施策に「イベント・フォーラムへ出展」
次に『質問1のご回答のうち、もっとも効果が出たものは何ですか』(単一回答)と質問したところ、約3割が「イベント・フォーラムへ出展」(28%)と回答。
以下、「外部メディアの活用」(19%)、「オウンドメディアの活用」(13%)と続きます。
イベント・フォーラム出展が1日~数日と短期間のため効果が早期に測れる一方で、オウンドメディアの活用は効果がでるまで半年~1年以上かかると言われており、効果として早急に測れない特徴が回答にも影響したと推測されます。
今後やってみたい施策にオフラインが軍配
さらなるリードジェネレーションの推進のため『今後、見込み客(リード)獲得の方法でやってみたい施策は何ですか。』(複数回答)と質問しました。
もっとも多かった施策にも『イベント・フォーラムへ出展』(28%)の回答。これまでやっていなかった企業のなかでもイベント・フォーラム出展に関心がある結果となりました。
次点には『外部メディアの活用』『SEO対策』(19%)で同ポイントとなり、『オウンドメディアの活用』(13%)が続きました。多様な施策があるオンラインにもそれぞれ一定の関心が伺える結果となりました。
【調査概要】
アンケート名称:見込み客(リード)獲得の施策に関するアンケート調査
調査主体:ProFuture株式会社
調査期間:2019年1月22日~2月5日
調査媒体:アンケートメディア 営業・マーケPRO-Q
◆まとめ
◆なんらかのリード獲得を行っている企業のうち、「イベント・フォーラム出展」「オウンドメディア」を約半数が活用済
◆もっとも有効な施策に「イベント・フォーラムへ出展」
◆これまでやっていなかった企業のにも「イベント・フォーラム出展」に関心がある結果となった
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