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ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの違いと特徴について

2019.2.4
読了まで約 3

SEOの施策には正攻法で攻めるホワイトハットSEOと、トリッキーでリスクの高いブラックハットSEOに分類することが出来ます。

一度評価が下がるとリカバリが難しいGoogleの評価基準を考えると無論ホワイトハットを施策するべきですが、知らないうちにブラックハットを施策している場合も・・・。

今回はホワイトハットSEOとブラックハットSEOの違いと特徴について見ていきましょう。

 

 ホワイトハットSEOってなに?

皆さんがSEOを行う場合、定番と言われているSEOのほとんどはHTMLタグの最適化や、業種・サービス・商品に合わせたキーワードを選定・ライティングするなど、本来ウェブページを作る際の基本的なルールにしたがって施策されるものになります。

このように「正攻法」で施策するものが「ホワイトハットSEO」です。

具体的にはどのようなものがホワイトハットSEOなのか?は実は正攻法のSEOとはなにか?GoogleがSearchConsoleのヘルプ

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドで説明しています。

では実際どのような手法があるかスターターガイドの目次に沿って重要な部分を見ていきましょう。

関連記事:SEOとは?SEO対策の基礎知識と具体的な方法を詳しく解説

 Google がコンテンツを見つけられるようにする

これはSearchConsoleでサイトマップを送信しGoogleにクロールしてもらうようにする事です。

 クロール対象外のページを Google に指示する

内容の薄いページなど、インデックスしてほしくないページをクロール対象から外すためにnoindex タグなどを利用します。

 Google(とユーザー)がコンテンツを理解できるようにする

この項目では主にタイトルタグやディスクリプションなどはページごとにすべて違うものにする。

また検索結果に取り上げられることだけに固執して、ページの内容と違うものを設定するなどのインチキはダメと言っています。

後程紹介しますが、このようなSEO的な「インチキ」こそブラックハットなのです。

またよくありがちですが、キーワードの羅列されたタイトルやディスクリプションは避けるべき方法として記載されています。

見出しタグに関してはあまり意識されていない場合がありますが、見出しのフォントサイズなども統一するように書かれています。

以下の項目はナビゲーション・階層構造のありかた、スマホ対応、構造タグの話など、一般的なSEOの手法についての指針が書いてありますので一読されることをお勧めします。

 Google 検索結果での表示を管理する
 サイトの階層を整理する
 コンテンツを最適化する
 画像を最適化する
 サイトをモバイル フレンドリーにする
 ウェブサイトを宣伝する

Googleが「SEO対策をするならこうあるべき」を明確発表しています。

私たちのように日頃SEO対策をやるものとしては最低限このヘルプに沿って対策を行うべきで、「ホワイトハットの実際の手法」と言えばこれらの手法を指します。

 

2、 ブラックハットSEOってなに?

先ほどの対極にあるのが「インチキ」「裏技」」的な手法でSEOを行う「ブラックハットSEO」です。

実はこちらも「Googleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」に掲載されています。

こちらもざっくり内容を見てみると

「具体的なガイドライン」として下記のような項目が掲載されています。

 コンテンツの自動生成
 リンク プログラムへの参加
 オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
 クローキング
 不正なリダイレクト
 隠しテキストや隠しリンク
 誘導ページ
 コンテンツの無断複製
 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
 ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
 フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
 リッチ スニペット マークアップの悪用
 Google への自動化されたクエリの送信

上記項目の中では現在でもたまに見かける「隠しテキストや隠しリンク」。

これは背景と同じフォントの色でキーワードを埋め込む手法で、昔はSEO対策として活用する方も多く見受けられました。

同じくコンテンツに関係ないキーワードを埋め込む手法もブラックハットと取られます。

被リンクの重要性を悪用したリンクプログ(リンクファーム)への参加についても挙げていますし、ページを割いて説明しているのがブログの記事などを盗用するコピーコンテンツ関連の内容などもあります。

またインデックスから除外された場合にURL再審査を自動で行い登録を促す手法も非推奨である。つまりはインチキな手法としてGoogleが認識しています。

以上のように過去のSEO対策は今ではブラックハットとなっている場合がありますので注意が必要です。

ブラックハットと捉えられると検索順位を大きく落としますし、最悪インデックスから除外されることもありますので注意が必要です。

 

まとめ

少しSEOをかじった人にありがちですが、知らず知らずにブラックハットに手を染めてしまい、インデックスから除外ケースについて相談される場合があります。

Googleのアルゴリズム変更によるSEO施策の捉え方も日々変化してきますので、Googleの情報を正確に受け取りながらホワイトハットでのSEOを行っていきましょう。

今回挙げたような手法を施策として活用していけば、ブラックハットのようなトリッキーな手法を使用しなくても必ずよい結果を望むことが出来るでしょう。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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