こちらのコラムでは、リードはよく見込み顧客のことを指していますが、メールマガジンやコラムの前に記載されている導入文をリードとも言います。
まさに今ご覧になっている部分もリード文です。
今回は、見込み顧客の興味・関心をひき、お問合せや資料ダウンロード、セミナー申込など私たちが期待するアクションを促すリード文について書き方もあわせて説明します。
リード文とは?
リード文とは、メールやコラムなどの冒頭部分や、 ダウンロード資料・セミナーなどの申込画面の中にそのコンテンツで伝えたいことや問題提起、コンテンツの前提となる情報などが掲載されているテキストのことを指します。
検索結果一覧から見たページのタイトルやメールタイトルを見てクリックすると、最初に見込み顧客が読む文章がリード文であり、これから読み進めダウンロードするなどアクションを行うかどうかをここで判断します。
まさにリード文は読み手の興味・関心をひきアクションさせるため、書き手の技量が試される部分でもあるのです。
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リード文のメリットと効果
リード文は、タイトルとコンテンツ(コラムでは本文、ダウンロード資料であればホワイトペーパー)をつなげる役割があります。
仮にコラムでリード文がないと、読み手はコラム全体の内容やゴールが見えないまま読み始めることになり、途中で離脱してしまいます。
言い換えると、リード文はアイスブレイクの役割をもち、読み手との距離感を縮めます。
リード文は読み手に、自社や自分の抱えている課題を解決してくれそうか、有益な情報が書かれているかを感じ取らせ、コンテンツへの期待値を上げることができます。
リード文はSEO対策にも効果的です。
サイト内を巡回するクローラーはコンテンツの中身をすべて収集できるわけではなく、おおまかな内容はリード文をクローリングすることで判断します。
リード文には検索キーワードを含ませ、リード文を読むだけでどういった内容かわかるようにすることで、SEO対策の効果が期待できます。
リード文の書き方
HRプロでダウンロード資料や、セミナー掲載をする際におススメしているリード文のポイントをご紹介します。ぜひご参考にしてください。
◆ターゲットを明確に
HRプロでは人事担当者がターゲットとなりますが、同じ人事担当者でも採用や教育研修、労務で抱える問題は異なりますし、同じ領域でも個社毎で抱える課題はさまざまです。なので具体的にどういった悩みや課題を持っている方にメリットがあるのか明確にします。
◆概要とポイントを明記
リード文は、どういった資料なのか、どういったセミナーなのかを簡単な内容かイメージさせることが重要です。
◆全部見せない!少し見せる
リード文を読んで問題解決してしまうのは本末転倒です。内容やポイントを少し見せて、もっと知りたくなるように工夫をします。
HRプロで実際にコンテンツを掲載するときに使えるテンプレートがダウンロードできます。
ぜひこの機会にお役立てください。
▶【お役立ち資料】1件も多くリード獲得を促進!リードテンプレート
◆まとめ
◆リード文はコンテンツの最初に読まれる文章であり、見込み顧客がこれから読み進める、もしくはダウンロードするなどアクションを行うかどうか判断するため、書き手の技量が試される
◆リード文の効果とメリットとしては、読み手との距離感を縮め、期待値を上げるだけでなく、SEO対策としても効果が期待できる
◆リード文は「ターゲットを明確に」「概要とポイントを明記」「全部見せない!少し見せる」がポイント