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VTuberとは!今すぐVTuberになるために必要な準備とは!

2023.7.31
読了まで約 5

近年Youtubeでは、「VTuber」と呼ばれるクリエイターによる動画がアップロードされているのをよく見かけるようになりました。

VTuberとして動画を制作するには、高度な技術を必要とすると思われやすいですが、意外と簡単にキャラクターを作成してはじめられるようになってきました。

今回は、このVTuberになる方法や、必要なもの、メリットやデメリットについて解説します。
VTuberになりたいと思っている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

VTuberとは?

VTuberとは、「バーチャルYouTuber」とも言われ、「アバター」と呼ばれる2Dまたは3Dのキャラクターを動かして、動画を制作しているクリエイターのことを言います。2016年に登場した「キズナアイ」さんが、日本で最初のVTuberといわれています。

VTuberの数はどんどん増え続け、「株式会社ユーザーローカル」は、2022年11月28日時点で、VTuberの数が20,000人を突破したことを発表しました。

VTuberが配信している動画コンテンツは多岐にわたり、解説系の動画や、商品レビュー、ゲーム実況、歌ってみた・踊ってみた系の動画などさまざまです。

YouTubeで活動しなくてもVTuberと呼ぶ?

主にYouTube上で動画を公開しているVTuberですが、YouTube以外のメディアでアバターを使って動画配信しているクリエイターであっても、VTuberと呼ばれています。実は、VTuberの活動メディアについては、はっきりとした定義がありません。

YouTube以外のメディアには、テレビやイベント、TikTok、Instagram、ライブ配信サービス、オウンドメディアなどがあります。

1つのメディアで活動するVTuberもいれば、上記のようなメディアを複数組み合わせて活動しているVTuberもいます。

関連記事:リッチコンテンツとは?時代の流れと共に注目されている理由を徹底解説

VTuberになるために必要な準備

それでは、VTuberになるためには、どのような準備が必要になるでしょうか。これからVTuberになりたい人は、下記の準備をしておくことが必要です。

● 配信する内容を決定する
● 配信内容に合わせた機材を用意する
● モデルやアバターを用意する
● Wi-Fi(インターネット環境)を整える

それぞれ順番に解説します。

配信する内容を決定する

VTuberとして動画を配信する前に、まずは「どのような内容を配信するか」を決めましょう。なぜなら、配信内容を決めないと、継続的な動画制作や投稿が難しくなるからです。

配信内容を決めずに動画を制作すると、視聴者から「結局この人は何が伝えたいの」と感じ、視聴者の興味をひけなかったり、ニーズを満たせなかったりします。

配信内容を決めるときには、自分自身が継続して楽しめるテーマを選ぶことをおすすめします。もし、継続できるテーマで動画制作・配信ができれば、長期間にわたって活動で
き、自分のファンも増やしていけます。

自分の興味や情熱があるテーマを選べば、モチベーションも維持しやすくなるでしょう。

配信内容に合わせた機材を用意する

VTuberとして動画配信するためには、配信内容に合わせた機材を用意しなければなりません。たとえば、ゲーム実況やプレイ動画を配信したい場合は、スペックの高いPCや、キャプチャーボードなどが必要です。

また「歌ってみた」系のコンテンツを配信する場合、ハイクオリティーなマイクを使用し、クリアな声を配信したいものです。

ただ単にVTuberとして動画配信をしたいのであれば、スマホ1つでもはじめられますが、自分が配信したい内容によって、必要な機材も変わってきますので、どのような機材が必要となるかを 調べて準備しておきましょう。

モデルやアバターを用意する

VTuberとなるには、モデルやアバターの用意が必須です。なぜなら、モデルやアバターこそがVTuberと呼ばれる所以だからです。モデルやアバターを用意する方法には、下記の3つがあります。

● 自分で作成する
● プロにオーダーメイドで作ってもらう
● 既製品を購入する

自分でアバターを作る場合は、2D・3D画像編集ソフトのほかに、アバターに動きを付けるためのモーションキャプチャーソフトが必要になります。

そして、それらを使いこなすスキルが必要なので、デザインセンスやソフトの操作スキルに自信がある方は挑戦してみてください。

「とてもそんなスキルはない」という人は、プロにオーダーメイドでつくってもらう方法や、既製品を 購入する方法でもアバターを用意できます。プロにオーダーメイドで作ってもらうには、「ココナラ」 などでクリエイターへ依頼します。

既製品を購入する場合は、「nizima」などのサイトで購入します。ただし、オーダーメイドで作ってもらう場合も既製品を購入する場合も、数万円~数十万円の費用がかかりますので覚えておいてください。

Wi-Fi(インターネット環境)を整える

VTuberとして活動したいのであれば、自宅に光回線などを引いて、Wi-FI(インターネット環境)で通信できる環境を整えましょう。

なぜなら、動画のアップロードやライブ配信をスムーズに行なうためには、より高速で通信の安定した固定回線が必要だからです。

もし、モバイル回線を利用した場合、動画のアップロード中やライブ配信中に通信が途切れる可能性が高くなります。VTuberは、大きいデータ量の通信が必ず発生するので、必ず固定回線を引いて、Wi-Fi環境を整えるようにしましょう。

VTuberの収益化条件は通常のYouTuberと一緒?

YouTube上へ動画をアップロードしているVTuberの収益化条件は、基本的にYouTuberと一緒です。YouTuberと同じく、「チャンネル登録数」「総再生数」などによって収益が変わってきます。

しかし、上記以外の方法で収益化を狙う方法もあります。一部のYouTuberの中にも実践されている人もいますが、VTuberの場合も、ライブ配信を行って投げ銭をもらったり、アバターのオリジナルグッズを作って販売したりしている人もいます。

そのほか、イベントへの参加や、企業から依頼される商品レビューなどで収益を上げている
VTuberもいます。

関連記事:インフルエンサーの有名人活用手法をご紹介!BtoB領域でうまい活用方法とは!

VTuberになるメリット

VTuberには下記のようなメリットがあります。

● 自分の顔や声を出さずに動画配信ができる
● 自分が生み出したアバターを使って配信する楽しさを味わえる

「YouTubeをはじめてみたいけど、自分が動画に登場して身バレするのはイヤだ」という人もいるでしょう。VTuberであれば、自分の顔や声を出さなくても、アバターやボイスチェンジャーを使って配信できるので、身バレの心配が減ります。

自分でコンテンツを持っているのに、身バレが心配だからYouTubeを始められないという人も多くいらっしゃいます。

そんな人にとって、VTuberとしての動画配信は、安心してYouTube上で自己実現をはかれる方 法と言えます。また、アバターという「自分とは違う、もう1つのキャラクター」を操作する楽しさも感じられます。

「本当は配信したいコンテンツがあるけど、現実の自分のキャラクターとはイメージがかけ離れているから、違うキャラクターになって配信したい」という人にも、VTuberとしての動画配信は魅力的です。

VTuberになるデメリット

一方で、VTuberになるには下記のようなデメリットもあることを覚えておきましょう。

● 配信機材をそろえるのに費用がかかる
● アバターを購入・制作依頼するのに費用がかかる

VTuberとして動画配信するためには、マイクやWebカメラなどの機材のほか、動画編集ソフトやモーションキャプチャーソフトなどが必要になります。

上記の費用については、どのようなアバターで、どのような内容の配信をするかで費用が変わってきます。

アバターに表情だけつけたいのであれば、フェイストラッキングソフトだけで構いませんが、アバターの全身を使って歌や踊りを表現したい場合は、高性能なマイクやモーションキャプチャーが 必要になります。

また、アバターを自作せずに購入したり制作依頼したりする場合は、数万円〜数十万円の費用 がかかります。そのため、VTuberとして動画配信を始めるためには、ある程度の初期費用がかかると思っておいたほうがよいです。

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VTuberには事務所に所属しなくてもなることができる?

結論から言うと、VTuberは事務所に所属しなくてもなることはできます。たとえば、YouTuberの中には、個人で活動している人のほかに事務所に所属している人もいますが、VTuberの場合も同 様に、個人で活動している人と事務所に所属して活動している人もいます。

事務所に所属して活動するVTuberには、配信機材、動画編集、宣伝などの、さまざまな手厚いフォローを受けられるメリットがあります。

しかし、コンテンツの自由度が低く、所属会社の意向に合った配信が求められるというデメリットがあります。

事務所に所属していない個人で活動しているVTuberは、自分で自由に動画を制作できるメリットがあるでしょう。しかし、配信機材の準備、動画編集、プロモーションはすべて自分でやらなければならないデメリットがあります。

まとめ

本記事では、VTuberになる方法や、必要なもの、メリットやデメリットについて解説しました。VTuberになるためには、アバターや配信機材の準備も必要ですが、その前に、まずは「どんな内容の動画を配信したいのか」を決めることが大切です。

アバターや配信機材の準備については、配信する内容によって、必要なものや費用も変わってきます。VTuberは、なんといっても顔出しせずに自分が表現したいコンテンツを配信できる魅力があります。

初期費用はかかるものの、継続的に活動できれば、自分のファンが増えたり、収益化につながったりします。

「YouTubeで配信してみたいコンテンツは持っているけど、顔出しはしたくない」という人も、本記事を参考にしながら、VTuberとしての動画配信を始めてみてはいかがでしょうか。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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