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画像検索サイトとは!おすすめ6選や活用する上で注意する点も解説!

2023.5.26
読了まで約 6

画像検索サイトを利用することで、類似画像やイメージする画像をテキストや画像解析から探し出すことができます。

本記事では、画像検索でできることやおすすめの画像検索サイト、画像検索の使い方や注意点について網羅的に解説します。「どの画像検索サイトを使えばいいか分からない」という人は、ぜひ参考にしてください。

画像検索サイトとは?

画像検索サイトとは、イメージする画像やほしい画像を検索できるWebサイトのことです。

検索エンジンの場合は、検索ワードを打ち込むことで詳しい情報が載っているWebサイトの一覧を表示しますが、画像検索サイトの場合はWebサイトではなく画像として検索結果が表示される仕組みです。

画像検索サイトは、下記の用途で使われることが多いです。

● 特定の画像を探したい
● 手元の画像と同じような画像がないか探したい
● 似たような画像を掲載しているWebサイトを知りたい
● 画像内の人物や物を解析して検索したい など

上記のように、画像を探すことに特化しています。また、テキストでの検索とは違い、画像の中の物体を解析して類似した画像を探すこともできるため、より限定的な検索も可能です。

「フリー画像」と検索欄に入力することで、簡単に無料で利用可能な画像を、検索結果一覧から選ぶこともできます。

関連記事:検索エンジンとは。世の中にある検索エンジン10選も紹介

画像検索サイトおすすめ6選

画像検索サイトのおすすめは、下記の6サイトです。

● Google画像検索
● Yahoo!画像検索
● Bing画像検索
● Ritlweb
● Small SEO Tools
● Lenso.ai – AI逆画像検索

それぞれの特徴を詳しく解説します。

Google画像検索

スクリーンショット:画像検索サイトおすすめ5選_Google画像検索

Google画像検索:https://www.google.co.jp/imghp?hl=ja

Google画像検索の特徴は、下記の通りです。

● 最大級の画像データベースで膨大な数の画像から検索できる
● フィルタリング機能で色や画像形式を絞れる
● 手元の画像をアップロードして画像を逆検索できる
● 画像URLでの検索に対応
● 検索結果から類似画像も提案
● 有害な画像を排除できる
● 検索結果を並べ替えできる
● 様々な言語で検索可能
● 第三者が使用できる画像を探せる(ライセンスフィルタリング機能)

Google画像検索は、大手検索エンジンの強みを生かした圧倒的な画像データベースから画像を検索できます。テキストだけではなく、検索欄のカメラアイコンをクリックすることで、デバイスに保存されている画像と類似した画像の検索(逆検索)にも対応しているのが特徴です。

画像URLからでも探せるため、画像をデバイスに保存していない場合でも検索できます。画像を元に検索することで、画像内の服のブランドを特定できたり、画像が無断で転載されていないかを調べたりと、様々な用途で使用できるのが魅力です。

Google画像検索は対応言語の数も多いため、日本語ではないキーワードで検索しても、検索結果が充実しています。画像検索の機能にこだわりがない人、とにかく多くの画像を検索したいという人は、まずはGoogle画像検索を使うことをおすすめします。

Yahoo!画像検索

スクリーンショット:画像検索サイトおすすめ5選_Yahoo!画像検索

Yahoo!画像検索:https://search.yahoo.co.jp/image

Yahoo!画像検索の特徴は、下記の通りです。

● フィルタリング機能で画像の色・サイズ・種類を指定できる
● 有害な画像を除外できる
● 検索した画像をカテゴリ別に選別
● 注目されているキーワードからトレンド画像を検索できる
● 検索結果に関連した商品広告を提案してくれる

Yahoo!画像検索もGoogle画像検索と同様に、検索エンジンの強みを生かした膨大な画像データベースから画像を探し出すことができます。

Google画像検索との違いとして、画像から類似画像を検索する逆検索機能がないこと、類似画像が検索できないことが挙げられるため、逆検索や類似画像を探す場合にはGoogle画像検索を使用しましょう。Google画像検索と併せて使用すると、より多くの画像を集められます。

Bing画像検索

スクリーンショット:画像検索サイトおすすめ5選_Bing画像検索

Bing画像検索:https://www.bing.com/images/feed?form=Z9LH

Bing画像検索の特徴は、下記の通りです。

● 検索結果の画像が大きく表示されるため、視覚的に探しやすい
● 有害な画像を排除できる
● 検索結果を並べ替えできる
● トレンド検索で注目されている画像がわかる
● 画像をスライドできて、探しやすい設計になっている(カルーセル形式)

Bing画像検索は、Microsoftが提供している検索エンジン「Bing」内の検索機能です。

Bingも独立した検索エンジンであるため、他の検索エンジンとは違う検索結果を表示してくれます。また、Bing画像検索の最大の特徴として「視覚的に画像を探しやすい」ということが挙げられます。

Bingは他の画像検索とは異なり、画像の表示サイズが大きいことが特徴です。画像をスライドできるようになっているため、直感的な操作で目当ての画像を探しやすくなっています。

Ritlweb

スクリーンショット:画像検索サイトおすすめ5選_Ritlweb

Ritlweb:https://www.ritlweb.com/

Ritlweb(リトルウェブ)の特徴は、下記の通りです。

● 130を超えるWebサイトから画像を同時検索できる
● 動画も検索可能
● 画像検索したいWebサイトを自分で設定できる

GoogleやYahoo!をはじめとした検索エンジンだけでなく、ニュースサイトやYouTube、ショッピングなど、様々なジャンルのWebサイトから同時に画像検索できることが大きな特徴です。

131のWebサイトから、画像・動画を探したいサイトを指定できるため、特定のジャンルの画像を探す際に役立ちます。また、Ritlwebは画像検索もさることながら、12の動画サイトから動画も検索できることを強みとしています。

複数の検索エンジン及びWebサイトから画像を同時検索したい人や、動画もまとめて探したい人には最適です。

Small SEO Tools

スクリーンショット:画像検索サイトおすすめ5選_Small SEO Tools

Small SEO Tools:https://smallseotools.com/ja/

Small SEO Toolsの特徴は、下記の通りです。

● 画像をアップロードすることで、類似画像を検索できる(逆検索機能)
● 画像のサイズを圧縮できる
● 画像URLでも検索可能
● GoogleドライブやDropboxからも画像検索できる
● 画像のフォーマットを変換できる
● キーワード検索機能がない

Small SEO Toolsは、主に画像の逆検索をする際に使用できる画像検索サイトです。「キーワード検索がない」のが大きな特徴となっています。

Small SEO Toolsは、SEO(サーチエンジン最適化)に関する様々な機能を提供しており、画像検索もSEO機能の一環として実装されています。そのため、多くの画像検索と異なり、キーワードから画像を検索できません。

一方で、GoogleドライブやDropboxの画像から検索できるため、チーム内で画像を共有している際に役立つ画像検索サイトです。

関連記事:Google(グーグル)画像検索を使いこなそう!スマホ・PCでの基本をご紹介!

Lenso.ai – AI逆画像検索

lenso.ai

Lenso.ai – AI逆画像検索:https://lenso.ai/ja

Lenso.aiは、逆画像検索に特化したプラットフォームです。

手持ちの画像を検索エリアにドラッグ&ドロップ(もしくはクリックして画像をアップロード)すれば、関連画像や類似画像を検索することができます。

たとえば昔に撮影された場所が不明な写真で検索をすれば、風景やランドマークなどの情報から、場所を特定することもできるかもしれません。

多言語化対応しており、日本語も選択できます。日本語のよくある質問を参考に利用してみてください。

画像検索サイトを使う際の注意点とは?

画像検索サイトで表示された画像を使用する際には、下記の点に注意しましょう。

● ライセンスフィルタリング機能を使う
● フリー素材と明記されている場合は、使用規約を遵守する

画像検索を使って保存した画像を活用する場合には、必ず第三者(著作権)が使用していい画像かどうかを確認しましょう。もし、画像の著作権に触れてしまうと、訴訟などのトラブルに発展しかねません。

Google画像検索などに実装されている「ライセンスフィルタリング機能」を使うことで、使用できない画像を省くことができます。いくらフリー素材と明記されていても、加工や商用利用が制限されている場合も多いため、自身の目的や用途に合った使い方ができるかを必ず規約で確認しましょう。

フリー素材と著作権フリーの違いとは?

画像検索でヒットする画像の中には、フリー素材や著作権フリー素材として第三者が使用できるものがあります。フリー素材と著作権フリー素材の違いは、下記の通りです。

フリー素材(ロイヤリティフリー):著作権は放棄されていないが、無料で使用できる
著作権フリー素材:著作権が放棄されており、規約の範囲内であれば無料で自由に使用できる

同じような意味合いに捉えられますが、著作権の有無が大きな違いです。著作権に触れてしまうと大きなトラブルに発展しかねません。著作権フリー素材は、その名の通り著作権が放棄されているため、訴訟などのリスクを回避することができます。

どちらの素材を使用するにしても、利用規約に反しないよう、画像を使用する際には細心の注意を払いましょう。

関連記事:フリー素材をうまく活用しよう!著作権フリー画像を使用する際の注意点とは!

画像検索サイトの基本的な使い方

画像検索サイトは、下記のような使い方ができます。

● キーワードを入力する
● 類似する画像を探す

順番に解説します。

キーワードを入力する

検索欄に探したい画像や関連するキーワードを入力し、検索ボタンをクリックします。

キャラクターや会社名などの具体的な名前や、「壁紙 かわいい」などの抽象的なキーワードでも、適した画像を表示してくれます。キーワード検索は画像検索サイトの最も基本的な機能であるため、どのサイトでも使い方に大差はありません。

類似する画像を探す

検索結果として表示された画像から、さらに類似性の高い画像を検索できます。

例えば、Google画像検索ではキーワード検索で表示された画像をクリックすると、さらに類似した画像の一覧を見ることができます。また、画像の逆検索機能でも類似画像を探すことが可能です。逆検索機能は、下記のような用途で使用できます。

● 画像内の物体の情報を詳しく知りたい
● 画像の服や商品などのブランドや販売元を調べたい
● 自身の画像を盗用・無断転載されていないか知りたい
● 画像のデザインが既出のものと似ていないかを調べたい など

逆検索は画像について詳細の情報を調べられるだけでなく、クリエイターなど何かを制作している人にも、盗用や似たコンテンツがないかを調べるのに役立ちます。

関連記事:マルチサーチとは?画像検索「Googleレンズ」に新機能。その使い方を解説

画像検索エンジン3選

フリー画像を探している場合は、画像検索サイトではなくフリー素材を探せる画像検索エンジンがおすすめです。おすすめのフリー素材の画像検索エンジンは、下記の通りです。

● タダピク
● O-DAN (オーダン)
● 怪異・妖怪画像データベース

それぞれの特徴を詳しく解説します。

タダピク

スクリーンショット:画像検索エンジン3選_タダピク

タダピク:https://www.tadapic.com/

タダピクは、商用利用できるフリー画像検索エンジンです。

「いらすとや」や「ぱくたそ」など、大手のフリー画像サイトを含む45のWebサイトのフリー画像から検索できます。写真やイラストだけでなく、アイコンやロゴ、吹き出しなど多様なフリー素材を検索できるため、何かを制作する際に非常に便利です。

O-DAN (オーダン)

スクリーンショット:画像検索エンジン3選_O-DAN (オーダン)

O-DAN:https://o-dan.net/ja/

O-DANは、写真素材に特化した画像検索エンジンです。

日本語のキーワードを入力することで、40サイトを超える世界中の写真素材の中から最適な1枚を探し出せます。「商用利用可の無料写真素材のみ」というフィルタリングをかけて検索できるため、ビジネスで画像を使用したい人にもおすすめです。

怪異・妖怪画像データベース

スクリーンショット:画像検索エンジン3選_怪異・妖怪画像データベース

怪異・妖怪画像データベース:https://www.nichibun.ac.jp/YoukaiGazou/

怪異・妖怪画像データベースでは、主に日本における妖怪などの画像を検索できます。

少しニッチなジャンルですが、掲載されているのは国内外の資料から集めた妖怪の絵画をデータベース化したものであるため、本格的な妖怪の画像素材です。絵画の著作権自体は切れていますが、大学や博物館の収蔵品であるものも多いため、商用利用をするためには申請が必要です。

関連記事:フリー素材サイト7選/背景などの豊富な素材を無料でダウンロードできるサイトを紹介

まとめ

本記事では、画像検索でできることや、おすすめの画像検索サイト、画像検索の使い方や注意点について解説しました。画像検索サイトは様々な機能を備えているため、あらゆる用途で活用できるのが魅力です。

一方で、画像検索サイトで拾った画像を許可なく使用してしまうと、トラブルの元になるため注意が必要です。ぜひ本記事を参考にして、画像検索サイトの活用やフリー素材探しに役立ててください。

関連記事:画像生成AIとは?イラストが生成される仕組みとおすすめサービス7選

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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