Titleタグなどに設定するキーワードに関しては、どういったものを選定したらいいのか迷うところです。
実際に自分がこうだと思っても、他人がどのようなキーワードを使って検索しているのかは、実にわかりにくいと思います。
そのためキーワード選定に必要なツールやその使い方について説明したいと思います。
サジェストキーワードを使用する。
Googleの検索画面で任意のキーワードを入力する際に、入力候補が表示されたり、ページの最下段に10組程度の検索キーワードが表示されています。
これらのキーワードは「サジェスト(提案)」されたキーワードで、通常多くのユーザーが検索している人気のキーワードです。
多くの人が調べているキーワード≒ユーザーを集めやすいキーワードですのでぜひ活用してみましょう。
関連記事:SEOとは?SEO対策の基礎知識と具体的な方法を詳しく解説
Google広告のキーワードプランナーを使用する
Google広告(旧Adwords)で広告を出稿する際に、どのようなキーワードがより多くのユーザーに検索されているか調べるためのツールとして、キーワードプランナーがあります。
通常は広告出稿のためのツールですが、もしアカウントをすでに持っているのであればぜひ利用したい便利なツールです。
前述のサジェストされたキーワードはあくまで人気のものが10組表示されるのですが、その中でも実際の検索数のボリュームや少し人気は落ちるかニッチなキーワードなど詳細なキーワード選定には最適のツールです。
またGoogle広告のアカウントは無料で作成できますが、キーワードプランナーを使用するには一旦広告を作成する必要があります。
またキーワードプランナーを使うメリットで「競合性」を図ることが出来ます。
これは他社がこのキーワードを使って広告を打っているか?を図る指針で、検索数が多くとも狙っているライバルが多ければ後発のウェブページの場合ライバルを抜いて検索上位に上がるのは至難の業です。
あえて競合の少ないニッチなキーワードで検索上位を狙い、また同じようにニッチなキーワードで上位に上がるページを量産して全体的なアクセス数を稼ぐ戦略もオススメです。
◇キーワード設定のコツ
キーワードはすべてのパターンを盛り込まないといけないという訳ではありません。
最近のGoogleでは同義語・類義語を理解しているので、たとえば「熱帯魚 飼い方」と検索すれば「熱帯魚 飼育方法」というキーワードを使ったページも表示されるようになりました。
また膨大な入力データを検証して間違えやすい言葉や言い回しも把握しているため、ひらがなやカタカナなど入力の違いによる言葉の「揺れ」も理解しています。
たとえば
「ねったいぎょのかいかた」と入力しても「熱帯魚の飼い方」が検索できるのはその為です。
その為一つのキーワードの揺れのバリエーションを全部文章中に埋め込むような手法は意味がないのです。
【まとめ】
自分で「このキーワードで検索しているだろう」と思っていても実際にはまったく別のキーワードで検索されていることがよくあります。
客観的にどの組み合わせで検索されているのか把握するためにも、サジェストされたキーワードや広告ツールのキーワード選定ツールなどを利用して、より実際の検索パターンに即したキーワードを選定してみましょう。