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HRマーケティング初心者でもわかる、調査レポートの目的と作り方

2018.10.18
読了まで約 3

弊社運営の人事ポータルサイト「HRプロ」で、人事担当者に多くダウンロードされている資料(ホワイトペーパー)の1つに調査レポートがあります。

新卒採用では、学生の就職活動や、企業の採用動向をリアルタイムにアンケート調査しレポートとしてまとめた資料や、HRテックなど新しいソリューションの導入状況をアンケート調査しレポートにまとめた資料などさまざまです。

今回ははじめて作る方にもわかりやすく、調査レポートのメリットと作り方をご紹介していきます。

 

調査レポートのマーケティングにおける目的とメリット

調査レポートは、一般的には自社サービスの販売促進や顧客満足度向上に活かすためアンケート調査を行い、調査結果を社内用にまとめるものです。しかしそれだけでなく、マーケティング観点で潜在層や見込み客の獲得を目的としたコンテンツにも有効です。

人事支援サービスなど自社に新たな施策を導入する際には、そのサービスが自社の人事課題に対して有効な解決策となるのか、判断するための根拠となるデータや事例などの情報が十分になくてはなりません。そのなかで、調査データは客観的な経営判断を行う上での貴重な情報源となります。

自社で調査を行い、その調査レポートを作るのが理想的ではあるものの、経済的・時間的リソースを使うのは現実的でありません。結果資料としてあらかじめまとめられた調査レポートは、人事担当者から多くダウンロードされています。

 

調査レポートの作り方


人事担当者に提供する調査レポートの作成方法として、大きく2つあります。

①外部の調査データを活用し、レポートを作成

外部で公開されている調査データを活用して作成する方法です。調査データを掲載するだけではなく、自社の見解をあわせて掲載することでオリジナル性を出していきます。

自社で調査を行う必要がなく、短期間で作成できることが最大のメリットです。しかし作成したい調査コンテンツに一致する外部データが見つからない可能性もあります。

②自社でアンケート調査を実施し、レポートを作成

アンケートサイトなどを活用して、独自の調査レポートを作成する方法です。人事担当者が求めているテーマを設定するなど、自社で意図したレポートを作成できます。

テーマ・設問設計からアンケート実施・集計、レポート作成まで一定の時間と工数が必要となり、また、設問設計についてはある程度の知見と経験が必要です。

 

外部の調査データを活用しての作成方法


外部の調査データを活用しての調査レポートの作成方法について詳しく見ていきましょう。

1.外部の調査データを調べる

調査データ(統計データ・市場調査データ)は各サイトに掲載されています。下記にHR業界に関する調査データが掲載されているWebサイトをご紹介します。

◆HR業界に関する調査レポート
リクルートワークス研究所 

エン・ジャパン

HR総研 

◆シンクタンク・官公庁の調査レポート

矢野経済研究所

統計で見る日本

◆調査レポートをまとめたサイト

調査のチカラ 

2.自社の見解をコメントとして述べる

人事担当者に役立ちそうな調査データを活用する際には、自社の見解をコメントしていきます。

具体的にはデータから見えてきた傾向を分析したり、逆に、データからは見えにくいアンケート対象者のいる現状を仮説立てしたりするとよいでしょう。

またデータを象徴するような人事現場の声や、ケース事例を提示することでデータへの具体的なイメージを湧かせることができます。

3.調査データの活用・引用に関して

調査データの活用・引用に関して、まず各サイトの利用規約を確認してください。各サイトの規約に準じて活用することは最低限のマナーです。

利用規約はサイトによって、出典元とURLの明記のみであったり、事前許可が必要であったりさまざま。

また調査データのみの内容だと、直接Webサイトを見に行く必要があるので、コンテンツとしての価値がありません。

 

自社の調査データを活用して、レポート作成


1.テーマ・設問設計

目的とゴールを設定し、テーマとターゲット(スクリーニング)の設定を行います。設問設計に際しては、4問程度の簡易的なものから、10~20問程度の中程度、100問程度の大規模なものまであります。

設問設計は回答数や回答内容に影響するため、冒頭で設定した目的とゴールを見失わないように設計することが重要です。

2.アンケート調査実施

1.テーマ・設問設計の段階で、どのようなアンケート調査を実施するか決定します。

具体的には展示会やイベントへの出展時に来場者へ行ったり、インターネットで調査したり。インターネット調査は費用や工数の面で使いやすいです。

弊社運営の人事ポータルサイト「HRプロ」では人事担当者・責任者である会員様向けにアンケート調査を行えます。

3.回答データに対してコメント

外部の調査データを活用するケースと同様に、回答データの結果に対してコメントをします。この際すべての回答データにコメントを掲載する必要はありません。

まず回答データから人事担当者にとって有効な設問内容を抽出し掲載することで、読んでもらえるレポートとなります。すべての回答を掲載する際には、Appendix(付録)としてレポートの最後に掲載するのがおススメです。

 


まとめ

◆調査レポートはマーケティング観点で潜在層や見込み客の獲得を目的としたコンテンツにも有効

◆人事担当者に提供する調査レポートの作成方法として、外部の調査データを活用するものと、自社でアンケート調査を実施するものがある

◆自社でアンケート調査を実施する場合、設問設計は回答数や回答内容に影響するため、冒頭で設定した目的とゴールを見失わないように設計することが重要

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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