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グーグルアドワーズとは!どうやったら広告出稿できるか解説します!

2023.2.1
読了まで約 5

Google Adwords(グーグルアドワーズ)は、リスティング広告やディスプレイ広告など、Googleが提供しているインターネット広告の総称です。しかし種類も多く、どのグーグルアドワーズから始めれば良いのか迷う人も多いかもしれません。

そこで本記事では、グーグルアドワーズの概要や種類、出稿するメリットを解説します。また、グーグルアドワーズの出稿フローも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Google(グーグル)アドワーズとは?

はじめに、Google(グーグル)アドワーズの概要から解説します。グーグルアドワーズとは、Googleが提供するインターネット広告の総称であり、リスティング広告やディスプレイ広告などが挙げられます。

グーグルアドワーズを配信する際は、Google広告の管理画面を作成します。管理画面上では、各キーワードの予算や月間予算、出稿するキーワードなどを細かく配信でき、カスタマイズ性に富んでいます。

また、グーグルアドワーズは機械学習が非常に優秀であるため、ある程度の出稿期間と予算があれば、他の広告媒体よりも成果を出しやすいです。初めてインターネット広告に取り組む際は、グーグルアドワーズから始めてみることを推奨します。

2018年7月に名称変更

2022年11月時点で、グーグルアドワーズという名称は使用されていません。実は、グーグルアドワーズは旧来の名称であり、2018年7月から「Google広告」に名称変更されています。

細かな機能や大枠は何も変更されておらず、変わったのは名前のみです。そのため、グーグルアドワーズ=Google広告という形で捉えれば問題ありません。なお、現在でも旧来の名称であるグーグルアドワーズという名前を使う人も一定数います。

関連記事:Google広告の基本を解説!特徴・設定・管理画面のログイン方法まで!

Google(グーグル)アドワーズの仕組み

ここまで、Google(グーグル)アドワーズの概要を解説してきました。ここからは、グーグルアドワーズの仕組みを紹介します。

● 基本はクリック課金型
● 単価は入札形式

それぞれ順番に見ていきましょう。

基本はクリック課金型

グーグルアドワーズは、基本的にクリック課金型となります。そのため、広告を表示すること自体に費用は発生しません。リスティング広告(検索広告)を例にすると、出稿するキーワードを選定し、そのキーワードが入札されたら、検索結果の上部もしくは下部に表示されます。この時点では、1円も費用は発生していません。

しかし、出稿したキーワードでユーザーが検索し、広告をクリックしたら費用が発生する仕組みです。発生する費用はキーワードによって異なり、安い場合であれば1クリックあたり30円程度から、高い場合であれば1クリックあたり1,000円以上発生することもあります。

なお、グーグルアドワーズでは月間の上限予算も決められます。例えば、月間100万円で設定したら100万円以上は消化されないため、予算が超過してしまうリスクがないこともグーグルアドワーズのメリットです。

単価は入札形式

グーグルアドワーズの出稿単価は、入札形式で決まります。例えば、出稿したいキーワードが「YouTubeコンサルティング」だと仮定し、平均の入札単価が400円だとします。この場合、1クリック当たり400円を支払えれば広告を掲載できることになります。

しかし、競合も同様のクリック単価で出稿しようとしていた場合、より予算を引き上げられる会社が出稿の枠を買い取れる仕組みとなっています。400円で出稿する企業と500円で出稿する企業がいれば、後者が入札できるということです。

これらを踏まえると、月間の上限予算や、1キーワード当たりの予算がある企業のほうが有利なのは間違いありません。グーグルアドワーズを出稿する中で、常に最適な予算を模索することが重要です。

関連記事:Google広告の自動入札機能とは? メリットや注意したいポイント

Google(グーグル)アドワーズの種類

Google(グーグル)アドワーズと一口に言っても、種類は大きく下記3つに分けられます。

● 検索広告
● ディスプレイ広告
● 動画広告

それぞれ順番に見ていきましょう。

検索広告

検索広告は「リスティング広告」と呼ばれ、ユーザーが検索したキーワードに対して出稿できる広告です。検索したキーワードを中心に出稿できるので、明確層や顕在層に対してアプローチできます。管理画面の設定も容易であり、初めてインターネット広告に取り組む際に向いていることも特徴です。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Googleが保有している面に対してアプローチできる広告です。例えば、Googleが提携しているWebサイトやアプリが挙げられます。

ディスプレイ広告は、バナー+テキストの形や、テキスト+動画の形で配信できます。ユーザーがバナーなどをクリックするとLP(ランディングページ)に遷移し、そこでCV(成約)を狙います。ユーザーが検索していない場合も表示できるので、潜在層を獲得することに向いています。

動画広告

動画広告は、Googleが保有する媒体であるYouTubeに出稿できる広告です。動画の再生前や再生途中に動画広告を配信し、自社商品の販売につなげたり、YouTubeのチャンネル登録者を増やしたりできます。

動画広告のフォーマットは非常に多く、初心者が取り組んでいきなり成果を出せるものではありません。したがって、動画広告の場合は知見のある担当者に依頼するのが望ましいでしょう。

Google(グーグル)アドワーズのメリット

Google(グーグル)アドワーズには、下記2つのメリットが存在します。

● スピーディーな広告配信
● 予算超過の心配がない

それぞれ順番に見ていきましょう。

スピーディーな広告配信

グーグルアドワーズは、スピーディーに広告を配信できるメリットがあります。検索広告(リスティング広告)の場合であれば、審査にさえ通過すれば、管理画面を設定した最短当日に出稿できます。

スピーディーに広告を出稿し、明確層や顕在層にアプローチできるため、早期に売上の見込みを立てられます。また、早期に売上を立てることができれば、それだけ多くの広告予算を投下することも可能になるため、より売上を立てるサイクルを早められます。

予算超過の心配がない

グーグルアドワーズには、予算超過の心配がないメリットもあります。月間の上限予算を設定すれば、それ以上の予算は消化されません。例えば、月間100万円の予算を設定した場合、1日当たりの予算は33,333円になります。

グーグルアドワーズでは、1日当たりの予算が33,333円以上消化されることは多々あります。しかし、別日で適切に予算調整が行われるため、月末に100万円以上消化されることは決してありません。

これらのことから、グーグルアドワーズは予算管理のしやすい広告媒体だと言えるでしょう。

関連記事:Google広告とオフライン広告で実現する認知向上と顧客獲得

Google(グーグル)アドワーズの出稿フロー

Google(グーグル)アドワーズを初めて出稿する場合、下記の流れに沿って配信準備を進めていきましょう。

● 広告アカウントの作成
● 広告の配信条件の設定
● 実際に広告を開始する

それぞれ順番に解説します。

広告アカウントの作成

はじめに、グーグルアドワーズの広告アカウントを作成します。Googleアカウントがあれば無料で作成することができ、特に難しい設定も必要ありません。

広告の配信条件の設定

次に、作成した広告アカウントで、広告の配信条件を設定します。新しいキャンペーンの作成から、出稿したい広告の種類を決めていきます。例えば、検索広告や動画広告などです。

配信したい広告の種類を決めたら、次に目標を決めていきます。例えば、アプリのインストールやブランド認知度を高めるためのリーチ、Webサイトへのアクセスなどが挙げられます。

その他にも、1日当たりの予算や配信する地域の設定、配信するデバイスなどを細かく決められます。商圏を絞ったビジネスを展開している場合は、見込み客が存在する地域のみに配信しましょう。なお、最低の商圏は5kmから選択できるようになっています。

実際に広告を開始する

設定が完了したら、実際に広告を開始します。グーグルアドワーズの管理画面上で設定が完了すれば、Googleが自動的に審査を行います。審査に通れば、自動的に配信開始です。

ユーザーが検索するキーワードや予算の消化具合に鑑みて、予算を細かく変えたり、キーワードを調整したりして改善しましょう。

なお、広告の配信を開始した後に、出稿を辞めたい場合はすぐに辞められます。管理画面から「停止」の設定をするだけで辞められるので、何らかの原因で広告をストップさせたい場合でも安心です。広告を再開したい場合は、改めて管理画面からすぐに広告を再開させることもできます。

関連記事:Google広告の予算管理〜抑えるべき9つのポイントとは

Google(グーグル)アドワーズで成果を出すためには

Google(グーグル)アドワーズで成果を出すには、下記3つのポイントに留意しましょう。

● キーワードの買い方を調整する
● LPをしっかりと作る
● PDCAを回す

検索広告の場合、完全一致や部分一致など、キーワードの買い方に種類があります。理想的なコスト比率は、完全一致が90%以上だと言われています。完全一致が90%を下回ると、部分一致などで余分なキーワードを買ってしまい、無駄な予算が消化されてしまいます。

また、検索広告に限らず、LPは非常に重要です。なぜなら、ユーザーがCVするかどうかは、LPの品質が大きく関わってくるためです。グーグルアドワーズと合わせて、LPに関しても常にPDCAを回すようにしましょう。

関連記事:【Google広告】レスポンシブ検索広告で効果を出す方法

まとめ

本記事では、Google(グーグル)アドワーズについて解説をしてきました。グーグルアドワーズは、予算の超過リスクがなく、スピーディーに広告を配信できるため、初めてインターネット広告に取り組む人に向いています。

グーグルアドワーズを出稿する際は、グーグルアドワーズのアカウントを作成することから始めましょう。自社に合わせた種類の広告を設定し、実際に配信を開始してみてはいかがでしょうか。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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