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ドメインって何?初めての人でもわかる仕組みを解説

2024.8.7
読了まで約 6

自分のサイトを持ちたいと考えている人は、ドメインという単語を聞いたことがあるのではないでしょうか。
Webサイトを立ち上げる際に「サーバー」と共に出てくるのが「ドメイン」です。
ドメインはIT関連の用語ということで複雑な部分が多く、なかなか理解しづらい単語でもあります。

本記事では、ドメインの概要から取得する方法、取得するメリットまで解説します。
独自ドメインやサブドメインなどについても解説しますので、参考にしてください。

ドメインとは?

ドメインとはインターネットにおける住所の役割を果たすものです。
より具体的にいうと、住所の役割を果たすのはIPアドレスという000.00.000.0といった数字の羅列なのですが、ドメインはこれらの数字を文字列に変換したものを指します。

000.00.—.00 ー文字列に変換→ original-domain.OO.OO

WebサイトのURLやメールアドレスにおいて以下の部分がドメインにあたります。


WebサイトのURL:https://OOOO.OO.OO←この部分
メールアドレス:mail@OOOO.Omail.OO←この部分

メールアドレスは@より前の文字列を操作することで複数アドレスを作ることができます。

関連記事:IPとは!仕組みや機能、個人の特定リスクなどを徹底解説!

ドメインを取得する目的

自分のサイトを構築するのであれば、サイトの場所を示す記号としてドメインの取得は必須です。
会社でサイト運営をするのであれば、企業名などをドメイン名に盛り込むことでブランドを売り込むこともできます。

ドメインとサーバーの関係

ドメインが住所であれば、サーバーはその上に立つ建物といったイメージです。
サーバーは自社サイトのメールを送受信・格納する倉庫のような役割を持ち、容量が大きければ大きいほど対応可能なメールやサイト記事の数が増えます。

関連記事:サーバーとは何か?サーバー構築からサーバーエラーやサーバーダウンまで徹底解説

独自ドメインとサブドメインについて

ドメインはさまざまな観点から分類できますが、まずは
1. 独自ドメイン
2. サブドメイン
の2種類について解説していきます。

独自ドメインとは

https;//www.original-domain.OO←赤文字の部分が独自ドメイン

独自ドメインとは、レンタルサーバーやドメイン登録サービスで取得できる
「世界に一つだけのドメイン」のことです。

独自ドメインは基本的に1点モノで、同じものを他の人が使い回すことができないようになっています。
独自ドメインのメリットは以下の4点です。

1. 信頼性が高い
2. 自分のサイトイメージをドメインに盛り込める
3. サーバーを変更しても使いまわせる
4. SEO対策の面からも優秀

こういった面から、一般的には独自ドメインの取得が推奨されています。

サブドメインとは

https://www←この部分.original-domain.OO

サブドメインとは元のドメインを種類分けするためのもので、この図であればwww
の部分を変更することで1つのドメインを複数使い回せます。
一つのドメインに役割を持たせたい場合にサブドメインが活躍するので、一つのドメインでブログやECサイト、旅行サイト等使い回すことができます。

Yahoo!を例に挙げると以下のとおりです。

ドメイン 種類
Yahoo!ショッピング https://shopping.yahoo.co.jp
ヤフオク! https://auctions.yahoo.co.jp
Yahoo!天気 https://weather.yahoo.co.jp
Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp

このように独自ドメインよりも前の文字列を書き換えることで、同じドメインに複数の役割を持たせることができます。

関連記事:オウンドメディアの基本~サブドメインとサブディレクトリの違い

ドメインのレベルについて

original-domain.OO.OO

ドメインは「.」で区切られており、右側から
1. .OO→トップレベルドメイン
2. .OO→セカンドレベルドメイン
3. original-domain→サードレベルドメイン
という形で区別されています。
サードレベルドメインは独自ドメインで指定できる文字列で、セカンドレベルドメインはトップレベルドメインが2つ並ぶ場合に呼ばれる呼称です。

トップレベルドメインにも3つ種類が存在し、
1. 分野別トップレベルドメイン(gTLD)
2. 国コードトップレベルドメイン(ccTLD)
3. 属性別JPドメイン
の3つに分類されます。本章では、この3つの分類に関して詳しく解説していきます。

分野別トップレベルドメイン(gTLD)

世界中の誰でも取得可能なドメインです。
よく見かける「.com」や「.net」などが挙げられます。

種類 目的
.com 商業
.net ネットワークサービス
.org 非営利組織(NPO等)
.biz ビジネス
.info 情報サービス

国コードトップレベルドメイン(ccTLD)

その人・組織が在住・所在する国や地域ごとに割り当てられるドメインです。
国に所属してさえいれば取得が可能で、日本であれば.jpが取得できます。

種類 目的
.jp 日本
.us アメリカ
.tv ツバル

属性型JPドメイン

特定の組織ごとに定められているドメインです。
1組織につき1つまでと決められており、登録するための条件があります。
登録要件が厳格に定められており、このドメインを持っている組織は審査を通過したとして検索エンジンからの信頼を得ることができます。

種類 目的
.co.jp 日本国内で登記している企業向け
.or.jp 財団法人・社団法人・特殊法人向け
.ac.jp 高等教育機関や学校法人向け
.lg.jp 地方公共団体向け

独自ドメインのメリット

先ほども述べましたが、独自ドメインには以下のメリットがあります。
1. 信頼性が高い
2. サイトにブランド価値をつけられる
3. サーバーを変更しても使いまわせる
4. SEO対策の面からも優秀
本章ではこれらのメリットに関して詳しく解説していきます。

メリット1.信頼性が高い

独自ドメインは完全オリジナルなので、同じものを2つ作ることができません。
そのシステム上、他サイトが真似をしたり乗っ取ることが難しいので、セキュリティ面からも信頼性・安心性が非常に高いです。

メリット2.サイトにブランド価値をつけられる

自社名や自分のユーザーネームなどを独自ドメインに盛り込むことで、自分のサイトのURLからどのようなサイトか理解してもらうことが可能です。

自分のサイトについてユーザーから理解してもらうことで、自分のサイトにファンがつきます。独自ドメインは、ファンにとっての目印となります。

このメリットはブログ運営や自社サイトを運営する際に効果を発揮します。

メリット3.サーバー変更後も独自ドメインを使いまわせる

基本的にドメインはサーバーと紐づいており、サーバーを変更したらドメインも変更しなくてはなりません。
サーバーは容量などの面から定期的に見直す必要があり、変える際にドメインを登録し直すことは非常に手間がかかります。
その点独自ドメインは本人の所有物にあたるので、サーバーを変更した後も同じドメインを使って同じサイトを運営することができます。

メリット4.SEOに強い

SEOについて
「Search Engine Optimization」の略称。検索エンジン最適化のことで、検索エンジンに適したサイト構造にすることで自分のサイトページを上位表示させる施策のこと。

Webサイトを運営するのであれば、SEO対策は必ず行うことになります。
GoogleがWebサイトを識別する際に重要視している要素の中に「信頼性」がありますが、これは「誰が」「どのような意図で」運営しているのかを重要視する指標です。

独自ドメインを設定することで、「誰が」「どのような意図で」運営しているのかを示す安全性と信頼性の高いサイト運営に繋がり、サイトを上位表示させやすくなります。

SEOで最も重要なことは読者のことを考えた記事を作ることですが、それ以前の指標としてどのようなサイトなのかを示すことは非常に重要な施策です。

関連記事:
SEOとは?10個の基本的なSEOと注意点
SEO対策をまずは自分でやるには?初心者がすぐに取り組める手法を解説!

ドメインを取得する手法3ステップ

次にドメインを取得する方法について解説していきます。
ドメインを取得する手順は以下の3つです。

1. ドメイン名を決める
2. ドメインが他人に使われていないかを確認
3. ドメインの申し込み手続き

ステップ1:ドメイン名を決める

まずはドメイン名を決めます。
自分のブログ名や自社サイト・ブランド名などを盛り込むことで読者にとってわかりやすいドメインにすることができます。
注意点として、ドメイン名はユーザーにとってわかりやすい・イメージしやすいものにしましょう。
ユーザーの記憶に残りやすいドメイン名にすることで、検索エンジンからサイトに飛んでくれる人を増やすことができます。

ステップ2:ドメインが他人に使われていないかを確認

ドメイン名を決めたら、ドメイン登録ページに飛んで検索窓から取得可能かどうかを検索しましょう。
ドメインは世界に一つの資産です。 他の人が同じものを使用していたらドメイン登録ができないので、まずは他に使用者がいないかを確かめておきましょう。

ステップ3:ドメインの申し込み手続き

ドメイン名を決め、他の人が使用していないかを調べたら、最後に申し込みです。
ドメイン登録サービスからドメインの申し込み手続きを行いましょう。
購入申し込み手続きが完了すれば、あなただけのドメインを取得することができます。

ドメイン登録サービスとは?

ドメインを取得する際には、ドメイン登録サービスの利用が不可欠です。
サービスを使用せずに取得する方法もありますが、わからないことをすぐ調べられるサービスを利用することをお勧めします。
ドメイン登録サービスには以下のようなものがあります。

ドメイン登録サービスの例
お名前.com
エックスサーバー
ムームードメイン etc・・・

ドメイン取得後は受信設定をしよう

ドメインを取得したら、携帯でメールの受信設定を行うと良いです。
そうすることことでパソコン以外でもメールを受け取ることができ、自分のサイトから送信したメールを迷惑メールに振り分けられることを防ぐことができます。

まとめ

今回の記事で解説したことは以下のとおりです。

1. ドメインとはインターネットにおける住所のこと
2. 独自ドメインとは世界に一つだけのドメイン
3. サブドメインは一つのドメインを分類するためのもの
4. ドメインには「トップ」「セカンド」「サード」の3つのレベルがある
5. トップレベルドメインには「分野別」「国コード」「属性型JP」の3種類がある
6. ドメインを取得する手順について
7. ドメイン登録サービスについて
8. ドメイン取得後にやるべきこと

自分・自社のサイトを持つのであれば、ドメインの登録は必須です。
様々な用途に応じた「自分だけのドメイン」を取得してみてはいかがでしょうか。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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