Gmailは、無料で使えるWebメールサービスであり、多くの企業や個人が利用しています。本記事を読んでいる方も、Gmailを導入しようと検討しているのではないでしょうか。
本記事では、Gmailのアカウント作成の方法から、ログイン方法まで紹介します。また、Gmailで新たに別のメールアドレスを加える方法や、効率化を図れる便利な裏技も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
Gmailとは?
まずは、Gmailの概要から解説します。Gmailとは、Googleが提供している無料のWebメールサービスであり、個人、企業など組織の人数に関わらず利用できます。また、個人であっても1つのアカウントしか作成できないという制限は設けられておらず、複数アカウントを作成することも可能です。
Gmailは、インターネットに接続できる環境であればどこでも利用できます。また、スマートフォンなどのモバイル端末、PCなどの端末も問いません。非常に利便性の高いWebメールサービスであるため、どのメールサービスを利用するべきか悩んでいる方は、まずはGmailから試してみると良いでしょう。
Gmailアカウントの作成方法
ここまで、Gmailの概要を解説してきました。ここからは、Gmailアカウントの作成方法を紹介します。Gmailを使える状態にするには、Googleアカウントの作成が必要です。
関連記事:Googleアカウントの作成方法を画像付きで徹底解説します!
手順は5つです。
・ Gmailの開設ページにアクセス
・ 名前やユーザー名などを入力
・ 電話番号や性別などを入力
・ プライバシーポリシーの確認と同意
・ Gmailを利用する
それぞれ順番に見ていきましょう。
Gmailの開設ページにアクセス
はじめに、Gmailの開設ページにアクセスします。開設ページにアクセスすると、画面右上に「アカウントを作成」というボタンがあるのでクリックします。
名前やユーザー名などを入力
アカウントを作成するボタンをクリックすると、次にユーザー情報の入力をする画面に遷移します。ここでは、以下の情報を入力していきます。
・ 名前
・ ユーザー名
・ パスワード
名前に関しては、個人、組織などで使う名前を入力すれば問題ありません。次にユーザー名に関しては、Gmailで表示されるメールアドレスとして設定されます。たとえば、ユーザー名を「example」にした場合、Gmailアドレスは「example@gmaill.com」になります。
設定したGmailアドレスは後から変更することができないので、その点を留意したうえで設定するようにしましょう。最後に、パスワードも決定します。パスワードは半角英字、数字、記号を組み合わせた8文字以上です。なお、パスワードに関しては設定後に変更することが可能なので、万が一忘れてしまったとしても問題ありません。
電話番号や性別などを入力
ユーザー名やパスワードを決めたら、次の情報を入力していきます。
・ 電話番号
・ 再設定用のメールアドレス
・ 生年月日
・ 性別
電話番号に関しては、普段個人として使用している携帯番号や、会社で割り当てられた個人番号のどちらでも構いません。再設定用のメールアドレスに関しても、個人、会社のどちらのメールアドレスでも設定可能です。
生年月日も個人の情報を入力するだけになります。最後の性別に関しては、女性、男性、指定しない、カスタムから選択できるようになっているので、自身に合わせて選択しましょう。
プライバシーポリシーの確認と同意
電話番号や性別などを入力すると、プライバシーポリシーと、利用規約の確認をするページに遷移します。確認した内容に問題がないようであれば、「同意する」ボタンを押して完了です。これ以降、Gmailを利用できるようになります。
Gmailを利用する
Gmailアカウントを作成できた後、Gmailアカウントの開設ページからログインボタンをクリックし、ログイン情報を入力すればいつでもGmailを利用可能です。
また、Google Chromeをブラウザとして利用している方であれば、Google Chromeの検索画面からGmailを選択する形でも利用できます。普段から利用しているブラウザなどにあわせて、都合の良い方法でGmailを使っていきましょう。
Gmailアカウントに別のメールアカウントを追加する方法
ここまで、Gmailアカウントの作成方法を解説してきました。そのうえで、1つのGoogleアカウントで、複数のメールアドレスを管理したい方もいるのではないでしょうか。ここからは、Gmailアカウントに、別のメールアカウント(アドレス)を追加する方法を紹介します。
設定(歯車)をクリック
はじめに、Gmailの右上にある歯車マークをクリックします。歯車マークをクリックすると、「すべての設定を表示」ボタンが用意されているのでクリックしましょう。
メールアカウントを追加
設定ボタンをクリックしたら、「アカウント」というタブを開きます。「他のアカウントのメールを確認」という項目を選択し、「メールアカウントを追加」をクリックします。
メールアドレスの入力
ここでは、追加したいメールアドレスを入力します。なお、Gmail以外でも追加可能です。
情報の入力
次に、ユーザー名、パスワードなどの情報を入力していきます。ここでは、必ず「メールの取得にセキュリティで保護された接続(SSL)を使用する」にチェックを入れるようにしてください。
設定
「アカウントを追加」ボタンをクリックすると、「メールアカウントを追加しました」という文言が表示されます。この時、「はい。xx@xxxとしてメールを送信できるようにします」にチェックを入れると、送信もできるようになるので非常に便利です。なお、この設定はいつでも変更できます。
メールサーバー情報を入力
追加したメールアドレスで送信できるようにするために、メールサーバーの情報を入力していきます。また、ここでも「SSLを使用したセキュリティで保護された接続」にチェックを入れるようにしてください。
認証情報確認
ここまでの入力が完了すると、Gmailアカウントに認証情報の確認メールが届きます。確認メールに記載されている「確認コード」の入力、もしくはメール内のリンクをクリックすれば設定完了です。以降Gmailでメールを送信する際、メール作成画面のメールアドレス入力欄にて、追加したメールアドレスも選択できるようになります。
Gmailのログイン方法
ここまで、Gmailにメールアドレスを追加する方法を解説しました。ここからは、万が一Gmailへのログイン方法が分からなくなってしまったときのための、ログイン方法を紹介します。なお、手順は非常にシンプルです。
Gmailにアクセスする
まずは、Gmailのログイン画面にアクセスしましょう。TOPページから、ログインボタンを押せばログイン画面に遷移します。
メールアドレスとパスワードを入力する
ここで、あらかじめ設定したメールアドレス、パスワードを入力するだけでログインできます。なお、パスワードを忘れてしまった場合でも再設定することが可能です。
Gmailログイン時には2段階認証の設定をしておく
Googleアカウントの2段階認証(2-Step Verification)はセキュリティを強化するための機能です。Googleアカウントにサインインする際にパスワードに加えて追加の確認ステップが必要dでセキュリティの観点から不正なアクセスに対しアカウントを保護することができます。
2段階認証の設定方法は以下です。
・Googleアカウントにアクセスしサインインします。
・左側のメニューから「セキュリティ」を選択します。
・「Googleへのログイン」のセクションにある「2段階認証プロセス」を選択し「開始」を押下します。
・SMSか音声通話のどちらかを選択し確認コードを受け取る電話番号を入力します。送信された確認コードを入力して設定を完了します。
・設定を強化するためにGoogle Authenticatorアプリやセキュリティキーなど他の認証手段を追加することもできます。
2段階認証の利用時のポイント
・万が一電話やデバイスを紛失した場合に備えてバックアップコードを生成して安全な場所に保管しておくと安心です。
・Google AuthenticatorやGoogleプロンプトを利用する場合スマートフォン自体のセキュリティも強化しておくことが重要です。
・2段階認証を毎回入力するのが煩わしい場合、信頼できるデバイスを指定して次回から認証をスキップすることができます。
Gmailで使える効率的な裏技3選
最後に、今後Gmailを効率的に使えるよう、裏技を3つ紹介します。
・ ショートカットキー
・ アーカイブ
・ 検索コマンド
それぞれ順番に見ていきましょう。
ショートカットキー
Gmailを開いたら、設定画面の全般タブを開き、キーボードショートカットをONにします。これにより、Gmailでショートカットキーを使えるようになります。たとえば「g+i」を入力すれば、受信トレイに移動できます。他にも「g+t」で送信済みメールに移動、「g+s」でスター付きメールに移動できるなどのショートカットキーも存在するので、さまざまなものを試してみてください。
アーカイブ
本記事を読んでいる方の中にも、不必要なメールは削除したいものの、まだ削除するべきか迷っているメールがある方もいるのではないでしょうか。そのような場合は、アーカイブ機能を活用するのが便利でおすすめです。アーカイブ機能を使えば、メールは削除されないものの、通常の受信トレイには表示されなくなるので、メールを確認する際の手間をいくらか省けます。
アーカイブとして残したいメールを選択し、右クリックでアーカイブを選択してください。次に、検索ボックスで「-in:inbox」と入力すると、アーカイブしたメールのみ表示されるようになります。
検索コマンド
最後に、Gmailには便利な検索コマンドも用意されています。たとえば、「is:unread」の検索コマンドでは未読メールのみが表示され、「before: 2022/01/01」の検索コマンドでは、指定した日付以前のメールのみが表示されるようになります。
さまざまな検索コマンドがあるので、ショートカットキーとあわせて使いこなしてみてください。
まとめ
本記事では、Gmailのアカウント開設方法などを解説しました。Gmailは、Googleが提供している無料のWebメールサービスであり、企業や個人など、組織の人数に関わらず利用できます。
簡単な手順でアカウントを作成することが可能なので、まずは本記事を参考に、アカウントを作成することから始めてみてはいかがでしょうか。