「メルマガ(メールマガジン)とは?メルマガのメリットについて」では、BtoBマーケティングにおける、メルマガ(メールマガジン)の役割やメリットについて触れました。
今回は、メルマガの開封率をあげる為に出来ることを記していきたいと思います。
また、文末では運営する人事専門メディア「HRプロ」のメルマガでCV(コンバージョン:資料ダウンロードやセミナー申込み)が多かった直近のタイトル例をご紹介します。
関連記事:メルマガとは?配信の目的やメリット、開封率が上がる作り方
BtoBで一般的なメルマガの開封率は?
BtoBで一般的なメルマガの開封率は10%前後、クリック率(CTR)は約2%とする情報があります。
開封率を計測するには、画像の挿入や文字の加工ができる「HTMLメール」形式で配信をする必要があります。
メルマガを配信する目的は見込み客を育てる「リードナーチャリング」(参照:リードナーチャリングとは?意味や手法、4つのプロセスを解説)のためです。少しでも興味関心を引き上げられるよう、「見てもらえる」工夫をする必要があります。
具体的に、どのような点に注意したらいいのかを解説致します。
関連記事:BtoBとは?BtoBマーケティングの特徴、BtoCとの違いをわかりやすく解説
メルマガ作成担当者として気をつけていること
メルマガ作成を担当して1年ほどたちますが、未だに試行錯誤しています。
そんな中でも、毎回以下の点には注意し、配信後の結果(開封率やクリック率)によって改善を繰り返す日々です。
【メルマガ作成担当者として気をつけていること】
・件名を短くする。スマホやメールソフトで表示されるよう30文字未満を目指す
・件名には具体的な数値など目をひくものを入れるようにする
・得られるものを明確にする(トレンド、事例集など)
・ファーストビュー(本文15~20行目まで)にメールの要点を記載する
・配信時間をルール化する。(BtoB向けに良いとされるのは朝の通勤時間帯、昼、夕方)
・配信曜日を固定化する。(メールボックスにメールが溜まってしまう週終わりと週始めは避けるのが一般的)
最新!「HRプロ」メルマガでCVが良かったタイトル例は?
運営する人事専門メディア「HRプロ」のメルマガでCV(コンバージョン:資料ダウンロードやセミナー申込み)が多かった直近のタイトル一例です。
【CV多数!HRプロメルマガのタイトル例】※タイトルそのものではなく編集をしています
・【抽選で30名様にQUOカード進呈】意義あるストレスチェックで職場環境をより良く改善!「ストレスチェック・メンタルヘルス」特集
・【抽選で30名様にQUOカード進呈】「・・における企業動向の調査」ご協力のお願い
・【大人気シリーズ】・・・セミナー
・【無料セミナー&資料ダウンロード】・・・ノウハウ
・【ダウンロード資料】・・でお困りの人事担当者向けお役立ち資料
・【講演録】・・・氏「講演タイトル・・・」
・【DL資料/・・・様事例】・・・で実現した新たな人事戦略
いずれも、件名に「何が得られるのか」がはっきり記載されていることが分かります。
このポイントは、普遍的なコツとして使うことができると思うので、参考となれば幸いです。
まとめ
◆BtoBで一般的なメルマガの開封率は10%前後、クリック率(CTR)は約2%とする情報がある
◆メルマガを配信する目的は見込み客を育てる「リードナーチャリング」のため。少しでも興味関心を引き上げられるよう、「見てもらえる」工夫をする必要がある
◆メルマガの件名は短くまとめ、具体的な数値を入れられると良い。また、「何が得られるのか」がはっきり記載されていることが重要