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WordPress(ワードプレス)で作ったサイトに最初に入れておきたいおすすめプラグインのご紹介

2021.9.7
読了まで約 7

カスタマイズ性に優れたWordPress(ワードプレス)でサイトを作った方は、さらなる機能が欲しいと思うでしょう。現在のサイトにさらなる機能追加ができるとても便利なツールがWordPressのプラグインです。

しかし、リリースされているプラグインは数千種類以上あり、どれを使えば良いか分からない方が多いのではないでしょうか。本記事では、WordPressのサイトに最初に入れておきたいおすすめのプラグインを簡潔にご紹介します。プラグインの導入手順やプラグインを入れる際の注意点もあわせてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

WordPressのプラグインとは?

WordPressのプラグインとは、WordPressで構築したWEBサイト上でやりたいことを実現するための機能を増やすためのプログラムのことを指します。プラグインを導入する目的は、たとえば以下の2つが挙げられます。

● WordPressの弱い部分を補完する
● WordPressの便利さを向上する

もちろん、WordPressがそもそも持っている機能で基本的なサイト作成は可能です。しかし、プラグインを追加でインストールしていくと、多種多様な機能が追加され、オリジナリティのある便利なサイトに仕上がります。

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WordPressのプラグインの導入方法

ここまで、プラグインの概要を解説してきました。ここからは、プラグインの導入方法を2つのステップに分けてご説明します。

まずはプラグインをインストール

まずは、プラグインをインストールしましょう。最初に、WordPressのダッシュボードに移動し「プラグイン」の「新規追加」を選択します。そして、キーワード入力欄に追加したいプラグイン名かキーワードを入力して、「プラグインの検索」をクリックしてください。

検索結果が表示されると、該当のプラグインが表示されます。その中から目的としているプラグインを見つけ、「今すぐインストール」のボタンをクリックして、インストールしてください。

有効化・各種設定

WordPressのプラグインは、インストールしただけでは使うことができません。プラグインは「有効化」する必要があります。

「今すぐインストール」のボタンをクリックしてインストールが完了すると、「今すぐインストール」ボタンの部分が「有効化」という表示になります。その表示になったら、「有効化」のボタンをクリックして、プラグインを有効化しましょう。有効化が完了すると、「プラグインを有効化しました。」と表示されます。

以上で、プラグインの有効化は完了です。これにより、WordPressで該当するプラグインを使用できるようになります。

最初に導入するべきWordPressのおすすめプラグイン8選

ここからは、最初に導入するべきWordPressのおすすめプラグイン8選をご紹介します。

All in One SEO Pack

WordPressプラグインの代名詞とも言えるほど有名なプラグインが、All in One SEO Packです。All in One SEO Packは、サイトに集客するためのSEO対策を簡単に行なってくれるプラグインです。

All in One SEO Packには、下記のような機能が搭載されています。

● メタタグ・ソーシャルメディアタグの編集
● タイトル・メタディスクリプション・noindexの設定
● Google Analytics・Google Search Consoleとの連携
● XMLサイトマップの作成・編集

All in One SEO Packは多機能で便利ですが、WordPressテーマ自体にもSEO機能を備えたものがあるので、機能が干渉しあう場合はインストールを控えた方が良いでしょう。

Google XML Sitemap

Google XML Sitemapsは、Googleの検索エンジンにコンテンツを認識させるXMLサイトマップと呼ばれるものを自動的に生成するプラグインです。

Google XML Sitemapsを使うと、サイトのページを作成・更新するごとに、XMLサイトマップが自動で生成されるため、SEO対策上とても効果的です。WordPressテーマの中には、XMLサイトマップにだけ対応していないものがあるので、そういう場合はGoogle XML Sitemapsを導入するとよいでしょう。

しかし、先ほど紹介したAll in One SEO Packを導入している場合は、XMLサイトマップを作成する機能がAll in One SEO Packにあるため、こちらは必要ありません。導入しているプラグインによって、インストールするかどうかを決めるようにしましょう。

TinyMCE Advanced

TinyMCE Advancedは、WordPressの投稿画面をカスタマイズし、ビジュアルエディタ機能を強化するプラグインです。導入することでフォントサイズの変更など、投稿画面作成時に使える機能を追加することが可能です。

WordPressの投稿画面は、とてもシンプルな作りで使いやすいですが、見出しなどを作ったり、文字のサイズを変更したりするにはHTMLの知識が必要となってきます。TinyMCE Advancedを使うと、HTMLの知識を持たなくてもワンボタンでそれらの設定を行うことができます。

自分のサイトの記事コンテンツを充実させたいという方は、ぜひTinyMCE Advancedを導入するようにしましょう。

Akismet

Akismetは、スパムコメントやスパムの問い合わせを防止するプラグインです。

迷惑コメントや問い合わせが増えると、手動で削除するのもなかなか大変です。しかし、Akismetを導入すると、スパムコメントを自動的に専用フォルダーへと振り分けるため、わざわざコメントを確認し、削除するという面倒な作業がなくなります。

Akismetは商用利用が有料になってしまいますので、ここだけは注意が必要です。

BackWPup

BackWPupは、サイトのバックアップができるプラグインです。

サイトやブログは、サーバーの不具合などで、データがまるまる消えてしまう可能性をいつでもはらんでいます。データが消えてしまうと、せっかく作った記事も無くなってしまい、また1から作らなければならなくなります。

BackWPupを使うと、サイト全体のデータベースやファイルを簡単にバックアップすることができます。バックアップ方法も手動か自動かを選択することができるので、自分に合った方法でバックアップを取ってください。

また、BackWPupは無料で使えるプラグインですが、もしさらなる機能が欲しい方は有料版を使っても良いでしょう。

EWWW Image Optimizer

EWWW Image Optimizerは、サイトにアップロードする画像を自動的に圧縮し、サイトの表示速度を改善するプラグインです。

サイトのデータで一番大きな容量を占めるのが画像ファイルです。その画像ファイルが増えていくと、サイトの表示速度がどんどん遅くなってしまい、SEO対策上も問題が出てきます。

EWWW Image Optimizerを使うと、画像ファイルを1個ずつ手動で圧縮せずとも、自動的に画像を圧縮してくれます。これによって、記事コンテンツに掲載する画像枚数を減らす、もしくは手動で画像サイズを圧縮するなど、工数を大幅に削減することができます。

Contact Form 7

Contact Form 7は、問い合わせフォームを簡単に作成できる日本製のプラグインです。

問い合わせフォームを作るのは簡単に見えますが、実はHTMLなどの専門知識を必要とするとても難しい作業です。

マーケティングの観点からもとても重要な問い合わせフォームを、Contact Form 7を使えば簡単に作成することができます。問い合わせに対して自動でメール返信をしてくれる機能も設定できるので、とても重宝するでしょう。

Site Guard

Site Guardは、ログイン時のセキュリティを強化するプラグインです。

何かのサイトにログインしようとする時に、画像認証が求められたりした経験がある方は多いと思います。

Site Guardを使うと、ログイン時やコメント投稿時に画像認証を設定したり、ログインに連続で失敗した時にロックをかける機能をつけたりすることができます。

不審なアクセスやログインを防止するためにも、Site Guardはぜひ導入するようにしましょう。

導入すると便利なプラグイン5選

ここからは、導入すると便利なプラグイン5選を紹介していきましょう。

Classic Editor

Classic Editorは、WordPressの投稿エディターを旧バージョンに戻すプラグインです。

2018年WordPressは大幅なアップデートを行い、投稿エディターがブロックエディタに変更されました。

旧来のクラシックエディターに慣れている人にとっては、ブロック単位でコンテンツを作成するブロックエディタはとても使用しづらく感じるでしょう。Classic Editorを使うと、ブロックエディタを旧来のクラシックエディターに戻すことができます。

Table of Contents Plus

Table of Contents Plusは、記事コンテンツに目次を挿入できるプラグインです。

記事コンテンツは長くなればなるほど、ひと目で内容を理解することが難しくなります。そのような場合、目次で記事コンテンツの全体を見ることができればとても便利です。

Table of Contents Plusを使うと、見出しを参考に自動で目次を生成してくれます。ただし、WordPressテーマによっては、自動的に目次を生成するテーマもあります。テーマを選択する際に、目次が自動的に生成されるテーマかそうでないかを確認してから、Table of Contents Plusをインストールするようにしましょう。

WP Social Bookmarking Light

WP Social Bookmarking Lightは、SNSなどのソーシャルボタンを簡単に導入できるプラグインです。

サイトのコンテンツをより多くの人に届けるために、ソーシャルボタンは必須です。SNSでの拡散を増やすことで、サイトの注目度を上げ、アクセス数を増やすことができるでしょう。

WP Social Bookmarking Lightを使うと、ソーシャルボタンの位置が設定できたり、どのページ・コンテンツにソーシャルボタンに表示するかを簡単に設定したりすることができます。

WP Super Cache

WP Super Cacheは、サイトの表示速度を改善するプラグインです。

記事コンテンツはそのページが表示される際、動的にHTMLファイルが読み込まれる形になります。動的とは、アクセスした状況やユーザーに合わせて表示を変えることを指し、動的にファイルが読み込まれると、サイトに負荷がかかり、サーバーダウンをしかねません。

WP Super Cacheを使うと、ページ表示の際に静的なHTMLファイルを自動的に生成し、サイトの負荷を低め、表示速度を大幅に改善してくれます。サイトへの負荷が減らせるので、ページの表示速度も上がり、SEO対策としても効果的です。

RealFaviconGenerator

RealFaviconGeneratorは、サイト名の横に表示されるアイコンの設定ができるプラグインです。ブックマークなどでサイトを保存すると、サイトをイメージしたアイコンが横に表示されます。そのアイコンのことを、ファビコンと呼びます。

WordPressで作成したサイトは、ファビコンの設定がされていないと、WordPress標準のアイコンが表示されてしまいます。RealFaviconGeneratorを使うと、自分専用のファビコンが簡単に設定でき、サイトの信頼度を高めてくれるでしょう。

WordPressのプラグインに関する基礎知識

ここまで、おすすめプラグインを紹介してきましたが、改めてWordPressのプラグインに関する基礎知識・注意点を解説していきます。

干渉しあうプラグインは導入しない

WordPressのプラグインは機能追加が簡単にできる優れたツールですが、プラグインの組み合わせによって干渉しあう場合があります。具体的にこのプラグイン同士の相性が悪いと判断することは難しいため、なかなか初心者では判断がつきにくいかもしれません。

ただし、不具合が起きる可能性の高いプラグインには傾向があります。それは、インストールされている数が少なかったり、バージョンが何年もアップデートされていないプラグインです。

あまり人気がなく、インストールされないために、様々なシステムのアップデートに対応しなくなってしまっているプラグインは、不具合が起きる可能性が高いと言えるでしょう。

プラグインをインストールする前に、プラグインのインストール数・バージョン情報を必ず確認し、不具合が起きそうなプラグインは追加しないようにしてください。

インストール前にバックアップを取る

プラグインを追加していくと、WordPressに様々な機能がつくようになり、とても便利です。しかし、プラグインは先ほど解説したように多く入れ過ぎると、プラグイン同士で干渉しあったり、不具合が発生したりしてしまいます。

サイト自体が重くなってしまったり、不具合が発生したりしてしまうと、もう元に戻すことはできません。そのような事態を防止するためにも、プラグインをインストールする前にはきちんとバックアップを取るようにしておきましょう。

プラグインは導入するほどスピードが重くなる

プラグインはどれだけでも追加できるとは言え、WordPressの容量には限界があります。プラグインは導入すればするほど、サイトの表示スピードが遅くなってしまいます。

プラグインの多さはサイトの便利さを拡大することにつながりますが、サイト自体が重くなってしまってはユーザー側の快適度が下がってしまいます。必要なプラグインのみをインストールするようにし、不要なプラグインはできる限り入れないようにしてください。

まとめ:プラグインを使いこなしてSEOに強くなろう

ここまで、おすすめプラグインの紹介とプラグインの導入手順・導入時の注意点についてご紹介してきました。

WordPressのプラグインには数えきれないほどの種類があり、どのプラグインを追加するかによって自分だけのオリジナリティのあるサイトを構築することができます。導入時の注意点を十分考慮して、プラグインを追加していきましょう。

また、プラグインにはSEO対策上必要不可欠な機能を備えているものもあります。自分のサイトの集客のためにも、SEO対策で必要となる機能を備えたプラグインはできる限り導入するようにしてください。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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