エグゼクティブ層、役職で言えば部長クラス以上を総称して呼ぶことがあります。
HRの領域においては特に人事部長やCHRO(最高人事責任者)クラスの方々に対するアプローチや、更に上のクラスになると経営者クラスの広義の意味としてエグゼクティブ層と総称することもあります。
様々なアプローチの施策はありますが、今回は弊社のプロダクトでもあるエグゼクティブDSPについてご紹介と解説をさせて頂きます。
エグゼクティブDSPの仕組みについて
弊社のエグゼクティブDSPは以前のHRDSPの配信ロジックでもご説明をした通り株式会社Platform IDと協業で展開をしているプロダクトになります。
少し振り返りも含めてお伝えさせて頂きますと
- DSPの仕組み自体は株式会社Platform IDが提供している
- DSPの運用時も株式会社Platform IDが運用しPDCAを回している
- 弊社は配信する「人」のデータを株式会社Platform IDに提供している
3つ目に明記をしたデータを提供している部分を弊社が担っているのですが、このデータにより大きな差別化を図っております。
昨今、DSP業者が急激に増えどこが違うのかが正直あまり見えないところがあり、弊社のDSPはメディアデータを活用しているのはとても説得力があり分かり易いプロダクトになっています。
また、HRDSPとエグゼクティブDSPで大きく違うのは、この基盤となるデータの違いよるもので
HRDSPについてはHRプロのデータを基盤としていますが、エグゼクティブDSPについては経営プロを基盤としたデータとなっています。
経営プロの会員属性の8割以上が部長以上という事と、人事だけでなく経営企画・営業・経理など様々な部門の方々にご登録を頂いているというのが特徴になっています。
エグゼクティブDSPを最大限活用するには
DSPには様々な活用方法があるので、その会社に合った運用が大切です。
例えば素材としてPR用の動画があれば動画での配信を活用し、静止画であればコンバージョンに親和性がある事を重視して活用します。
配信する層についても過去、コンバージョンした方々をグループ化して、1,000名規模以上の人事責任者が多いのであれば、そこに対してピンポイントで配信のアプローチをします。
しかしピンポイントになり過ぎると配信ボリュームが出ないので、ピンポイント層を含めた近しい層に対する配信をします。
その中で以前のHRDSPの記事でも書きましたが、最初から目標としているCPA(コンバージョン1件あたりにかかった広告費用)に合わせるのは非常に難しいです。
配信をしながらPDCAをしっかりと回して、その業者に合った配信方法を見出し3カ月や6カ月単位で目標CPAに合わせていく考えが必要です。
そしてPDCAをしっかり回して、次の施策への対策と対応をしっかりとやってくれる業者と一緒に、タッグを組んでやっていく事が大切です。
ただ、それでもDSPで非常に優秀なアルゴリズムやロジックで自社に合ったものもあります。
そういった見る目も実施していくことで効果を最大化させることが必要です。
まとめ
◆エグゼクティブDSPの仕組みは弊社と株式会社Platform IDの共同プロダクトであり、データは経営プロをベースとしている。
◆それぞれ広告主に合った配信方法や配信手法がある中でDSPはそのニーズにはある程度対応できる。