弊社が運営している「HRプロ」自身のマーケティング取り組み事例を、「人事業界におけるマーケティングの役割とは?」というコラムでご紹介しました。
今回は、直近で新しくお話しを伺った「HRプロ」のお客様2社のマーケティングの取り組みを記載します。
「HRプロ」が特に活用される場面が多い「リードジェネレーション」の事例を通じてHRサービス領域のマーケティング事情を探ります。
「リードジェネレーション」施策、展示会やセミナーへの出展
ヒューマンリソース領域のサービスを扱うようになったのは昨年からという、弊社にとって新しい広告主様がいらっしゃいます。
この広告主様は、サービス開始当初、サービスに関連する言葉を検索してウェブ上からお申込みをした方々に対してのみのアプローチをしていました。
そのため、お客様の顔触れがどうしてもITベンチャーなどテクノロジーに強い企業様に偏っていた状況でした。
しかし、サービスを広く普及していくためには、もっとさまざまな業界の企業様にもアプローチする必要があると、営業手法やマーケティング手法を切り替える施策を実施しました。
その一つが、「HRサミット」のようなセミナーに登壇する方法です。
どういう市場をターゲットにすべきかを模索、いろいろな企業様と接触して反応を見てみたいと思い、展示会やセミナーなどを検討していたこともあり「HRサミット」への出展が決まりました。
関連記事:リードとは?マーケティングにおける意味やリード獲得の具体的なプロセス・施策を解説
関連記事:マーケティングとは?基礎から重要ポイントまで初心者にも分かりやすく解説
「HRサミット」に参加して
「HRサミット」に参加しての、一番大きかったメリットについては「普段まったく資料請求などいただけないような企業様と接点が持てたこと」とおっしゃっています。
「特に大手企業などは、普段からどんどん情報が入ってくることでしょうし、ご自身で資料請求はいただくことは少ないように感じます。そのような企業様と出会えたという意味でも、今まで我々がトライできていなかった新しいチャネルであると実感しました。」
とコメントをいただきました。
▼詳しい事例はこちら▼
リファラル採用を通じて作り上げる「社員にとって紹介したい会社で溢れる世界」
「更に多くの企業に知ってもらいたい、興味をもってもらいたい。」
次にご紹介するのは、2010年頃からお付き合いがある、1964年創業のコンサルティング、研修・トレーニング、診断等を提供している広告主様です。
「HRプロ」活用のきっかけは、やはり「さらに多くの企業に知ってもらいたい、興味をもってもらいたい。」でした。
背景には、「昨今、お客様の要望が高度化・複雑化しているため、営業は新たなお客様の創出まで手が回らない状況」があったといいます。
この広告主様は、お持ちのサービスの特性上、企業の人事職の方がマーケティングのメインターゲットとなるので、マーケティング部門の検討の場で、人事に特化したメディアである「HRプロ」が候補となりました。
「毎年、安定してリード獲得ができる」オンライン・オフライン施策
「HRプロ」では、サイト内に個別社毎のランディングページを設けるサイトインサイトというメニューがあり、このプランを数年前から活用いただいています。
あわせてオフライン施策では、弊社とクライアント様で共催セミナーを実施。
「自社のみで実施するセミナーではアプローチできないようなお客様にもご来場頂け、貴重なプロモーションの場となっている」と評価をいただき、過去数回ご一緒しています。
セミナーでは必要に応じて、弊社のネットワーク で、著名講師の招聘をするケースや、セミナー当日に弊社の調査機関である「HR 総研」のコンテンツを提供する講師の登壇を企画するなどバリエーション豊かに対応しています。
こうした「HRプロ」を軸とした、オンライン・オフライン施策を通じて「毎年、安定してリード獲得ができている」とご判断いただき、長きに渡ってお取引が続いています。
▼詳しい事例はこちらから▼
1964年の創業のコンサルティング・研修会社が語る、人材育成の方向性とマーケティングの注力ポイント
「HRプロ」活用は「リードジェネレーション」の一部分
「リードとは?マーケティング用語としての意味と具体的な活用方法」 というコラムでは
・リードを増やす「リードジェネレーション」のためには、展示会での名刺獲得やwebサイトの訪問者を集め、問い合わせを狙う方法がある
・その際、外部のリード獲得のためのサイトを活用する手もある
とまとめていますので、ぜひご覧ください。
今回ご紹介した2社にとっての施策は
「展示会での名刺獲得」や「外部のリード獲得のためのサイトを活用する」に該当し、マーケティングのスタートとも言える「リードジェネレーション」の一部分です。
ヒューマンリソース領域のマーケティングで、これから本格的に手をつける、これまでの手法を変える、といった場面で思い出していただけたら幸いです。
まとめ
◆「HRプロ」「HRサミット」活用は「リードジェネレーション」の一部分
◆「HRサミット」のようなセミナーに登壇する方法は、「普段まったく資料請求などいただけないような企業様と接点が持てる」可能性がある
◆「毎年、安定してリード獲得ができている」状態を目指すなら、オンライン・オフライン施策をバランスよく計画すると良い