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コロナ禍以降の展示会出展、77.4%が「リアル展示会を行いたい」、83.0%が「オンライン・オフラインの併用展示会に興味あり」(株式会社展示会営業マーケティング調査)

2020.10.26
読了まで約 3

コロナ禍の外出自粛により、ビジネスや私生活でさまざまな取り組みがオンライン化されてきた。展示会もその1つである。

コロナ禍によって展示会はどのような影響を受け、どのような実態となっているのだろうか。また、今後の出展動向はどうなっていくのだろうか。

株式会社展示会営業マーケティングは、展示会に出展経験のあるビジネスパーソン106名を対象に調査を行った。

参照元:コロナ禍以降の展示会出展、77.4%が「リアル展示会を行いたい」、83.0%が「オンライン・オフラインの併用展示会に興味あり」(株式会社展示会営業マーケティング)

「リアルな展示会に今後も出展したい」回答は77.4%

「あなたは、今後も自社商品や自社サービスの営業・販促施策として展示会出展を行いたいですか」という質問への回答結果が下のグラフだ。

参照元:コロナ禍以降の展示会出展、77.4%が「リアル展示会を行いたい」、83.0%が「オンライン・オフラインの併用展示会に興味あり」(株式会社展示会営業マーケティング)

「これまでよりも行いたい」(18.0%)、「これまでと変わらず行いたい」(31.1%)、「回数を減らすが継続して出展する」(28.3%)の合計は77.4%である。

出展経験のあるビジネスパーソンのほとんどが、程度の差こそあれ、出展を継続する意向を持っていることがわかる。

また、「回数を減らすが継続して出展する」「行いたくない」と回答したビジネスパーソンに、理由を聞いた結果が下のグラフだ。

参照元:コロナ禍以降の展示会出展、77.4%が「リアル展示会を行いたい」、83.0%が「オンライン・オフラインの併用展示会に興味あり」(株式会社展示会営業マーケティング)

やはり新型コロナの影響による対面施策のリスクが最も多かった。

逆に言えば、新型コロナの影響がなければ出展に積極的なビジネスパーソンは多い。

「回数を減らすが継続して出展する」「行いたくない」と回答したビジネスパーソンに「新型コロナウイルス感染の心配がなく、これまでと同様に成果が見込めるのであれば、これまで通りの展示会の出展を行いたいと思いますか」という質問をした際の回答結果が下の通りだ。

参照元:コロナ禍以降の展示会出展、77.4%が「リアル展示会を行いたい」、83.0%が「オンライン・オフラインの併用展示会に興味あり」(株式会社展示会営業マーケティング)

半数以上が「はい」と回答していることからも、展示会出展それ自体への意向は多くのビジネスパーソンが持っていることがわかる。

コロナ禍で「成果が落ちる」と予測、「オンライン併用などの新しい形が必要」が9割以上

全体的に展示会への出展継続の意向を持つビジネスパーソンが多いが、展示会の成果については悲観的な回答が多かった。

最初の質問で「これまでよりも出展を行いたい」「これまでと変わらず出展を続けたい」と回答したビジネスパーソンに「これまでの展示会と比較してどのような成果が予測されますか」と質問した際の回答結果が下の通りだ。

参照元:コロナ禍以降の展示会出展、77.4%が「リアル展示会を行いたい」、83.0%が「オンライン・オフラインの併用展示会に興味あり」(株式会社展示会営業マーケティング)

半数近い46.2%の回答者が「これまでよりも成果は落ちると予測される」と回答しており、「これまでと変わらない成果が予測される」という回答を上回っている。

続いて、「これまでよりも成果は落ちると予測される」と回答したビジネスパーソンに、「これまでと同様かそれ以上の効果を上げるために、オンライン併用などの新しい形の展示会が必要だと思いますか」という質問をし、以下の回答結果を得たという。

参照元:コロナ禍以降の展示会出展、77.4%が「リアル展示会を行いたい」、83.0%が「オンライン・オフラインの併用展示会に興味あり」(株式会社展示会営業マーケティング)

「非常にそう思う」(58.3%)、「そう思う」(37.5%)を合計すると95.8%であり、ほとんどの回答者が新しい形態での展示会の必要性を感じていることがわかった。

ほとんどのビジネスパーソンが「完全オンラインの展示会」「オンライン・オフライン併用の展示会」に興味あり

コロナ禍の展示会として、「完全オンラインの展示会」「オンライン・オフライン併用の展示会」が考えられる。

これらについてのビジネスパーソンの反応は下の通りだ。まずは「完全オンラインの展示会」について見てみる。

参照元:コロナ禍以降の展示会出展、77.4%が「リアル展示会を行いたい」、83.0%が「オンライン・オフラインの併用展示会に興味あり」(株式会社展示会営業マーケティング)

「非常に興味がある」(29.3%)、「少し興味がある」(44.3%)の合計は73.6%だった。

続いて「オンライン・オフライン併用の展示会」についての回答結果を見てみよう。

参照元:コロナ禍以降の展示会出展、77.4%が「リアル展示会を行いたい」、83.0%が「オンライン・オフラインの併用展示会に興味あり」(株式会社展示会営業マーケティング)

こちらは「非常に興味がある」(32.1%)、「少し興味がある」(50.9%)の合計は83.0%だ。

オンライン展示会については多くのビジネスパーソンが出展意欲を持っており、コロナ禍のリスクを回避するオンラインを有効利用した新たな展示会の形態が求められていることがわかった。

参照元:コロナ禍以降の展示会出展、77.4%が「リアル展示会を行いたい」、83.0%が「オンライン・オフラインの併用展示会に興味あり」(株式会社展示会営業マーケティング)

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監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

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