株式会社プラストは従業員数50人未満の中小企業の経営者1,127人を対象に、2020年9月9日から9月10日の期間、「ホームページの重要性」に関する調査を実施、調査結果を公表した。
参照元:「ホームページの重要性」に関する調査(株式会社プラスト)
ホームページは会社の信頼度にどのような影響を与えるか
同調査の「ホームページがある会社とない会社ではどちらの信頼度が高いですか?」という質問に対して、「ホームページがある会社」と79.8%の経営者が回答。
さらに、「更新がされていないホームページをどのように思いますか?(複数回答可)」の質問に対しては、最も多い回答は「営業しているか不安になる」が49.8%。続いて、「載っている情報が正しいのか不安になる」(35.3%)、「迅速な対応ができないように見える」(33.4%)、「取引や付き合いをしようと思わない(32.6%)」の回答があり、会社の信頼度に更新頻度が重要であることを同社は示している。
参照元:「ホームページの重要性」に関する調査(株式会社プラスト)
ホームページの更新頻度は
同調査では、自社のホームページの更新体制や更新頻度についてもアンケートを行っており、「自社のホームページの更新をしていますか?」の質問に対しては、「自社で更新している」の回答が最も多く、全体の46.1%を占めた。一方、「他社に頼んで更新している」は28.8%であり、社内運用の比率が高いことを示している。
また、「どのくらいの頻度でホームページを更新していますか?」の質問に対して、「1か月に1回程度」(31.6%)が最も多く、「1週間に1回程度」(26.8%)の回答が続いた。その他、半年から数年に1回程度の更新という回答もあることを明らかにしている。
参照元:「ホームページの重要性」に関する調査(株式会社プラスト)
ホームページ運用における課題とは
ホームページの更新を社内で行わず、他社に依頼している企業に対して、自社での運用を行わない理由をたずねる質問では、最も多い回答は「担当者がいないため」(30.5%)となった。その他、「やり方が分からないため」(30.2%)、「必要性を感じないため」(25.9%)、「更新する内容が少ないため」(11.1%)が続いた。中小企業では人材の確保が困難である可能性が高いことを、同社は示唆している。
また、ホームページの運用を外注化する上での問題についての質問項目では、「コストがかかる」の回答が52.3%と最多。その他、「更新するまでに時間がかかる」(18.5%)、「想像していたものと違う仕上がりだった」(16.7%)の回答が示された。
参照元:「ホームページの重要性」に関する調査(株式会社プラスト)
一方、自社でホームページを運用する際の問題点についての質問では、「時間がかかる」「運用できる人が社内にいない」「クオリティが低い」等の回答が示された。