アライドアーキテクツ株式会社は「新型コロナウィルス感染症拡大以降の「新しい生活様式」における、消費者のSNS利用実態調査」の結果を2020年8月20日に発表した。調査期間は2020年7月11日~7月19日。4,069人から回答を得た。
この調査により、新型コロナウィルス感染症拡大前後でSNSの利用にどのような影響を与えているのか明らかになった。
参照元:ニューノーマル時代、企業はSNSをどう活用すべき?「新型コロナがもたらした【新しい生活様式】における消費者のSNS利用実態調査」結果発表
コロナ前と比較しSNSを利用する時間が増えたのは34%
まず、新しい生活様式を日常生活に取り入れた現在、コロナ前と比較してSNSを利用する時間が増えたかという質問に対して、「すごく増えた」「増えた」あわせて34%となった。感染予防の外出自粛の影響もあり、回答者の3割以上がSNSを利用する時間が増えている。
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次に、新しい生活様式を取り入れている現在、利用する頻度が最も高いSNSを聞いたところ、「LINE」が38%で最多。次に、「Twitter」35%、「Instagram」17%が続いた。
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「商品・サービスの申し込みや購買」を目的としたSNSの利用意向は6割
自由な外出ができないなかECやオンラインサービスの利用が多くなっている。SNSでの商品・サービスの申し込みや購買をすることはどうだろうか。
「商品・サービスの申し込みや購買」を目的に今後もSNSを利用したいかという質問に対して「積極的に利用したい」19%と「利用したい」41%のあわせて、6割が利用意向を示した。利用頻度が高いSNS別の傾向では、「積極的に利用したい」「利用したい」の合計がInstagramが83%と最も高い結果となった。次に、TwitterとLINEが75%と並んだ。
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企業公式アカウントからの情報収集目的に過半数がSNS利用意向あり
最後に「企業公式アカウントからの情報収集やコミュニケーション」を目的に今後もSNSを利用したいかという質問に対し、「積極的に利用したい」19%と「利用したい」41%のあわせて、5割以上が利用意向を示した。利用頻度が高いSNS別の傾向では、「積極的に利用したい」「利用したい」の合計がTwitterが86%と最も高い結果となった。次に、Instagram が82%、Facebookが77%と続いた。
Instagramは商品・サービスの購入、情報収集の両方で高い結果となった。
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今回の調査により新型コロナウィルス感染症拡大前後で、LINEの活用が最も増えたことが明らかになった。また、Instagramは商品・サービスの購入、情報収集の両方で利用意向が高いことも明らかになった。新たな生活様式が取り入れられた現在、自社のSNS活用についてぜひ参考にしたい。
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