オンライン展示会プラットフォームを提供する株式会社リフラックスは、見本市・展示会への参加実態に関する調査の結果を2020年9月15日に発表した。調査期間は2020年9月10日~14日。全国の20代~60代の会社員6,341名から回答を得た。この調査により、コロナ禍における展示会への参加意思が明らかになった。
参照元:【コロナ禍における展示会への参加意思のリサーチ結果】約6割がオンライン展示会へ参加意向があると回答
展示会・見本市の参加経験は37.2%
最初に、展示会や見本市について参加経験を尋ねたところ、「出展社として参加したことがある」7.5%、「出展はしていないが参加したことはある」23.9%と「両方で参加したことがある」5.8%をあわせて、37.2%が参加経験ある結果となった。
参照元:【コロナ禍における展示会への参加意思のリサーチ結果】約6割がオンライン展示会へ参加意向があると回答
リアルの見本市・展示会の意向は参加・不参加で二極化
次に、2019年に展示会・見本市に参加したことがある回答者に、2020年9月現在でリアルの見本市・展示会への参加意向について尋ねた。「積極的に参加したい」8.9%と「参加したい」33.2%とあわせて、42.1%が参加意向を示す結果となった。一方で、参加しないとの回答は、「出来れば参加したくない」31.0%と「絶対参加しない」6.3%のあわせて37.3%であった。いまだ新型コロナウィルスの終息が見えていない現状では、リアルの展示会・見本市への参加意思について二極化する結果となった。
参照元:【コロナ禍における展示会への参加意思のリサーチ結果】約6割がオンライン展示会へ参加意向があると回答
オンライン展示会、半数以上に参加意思はあるものの3割が不明
最後に、これまでに参加していた見本市および展示会から、オンライン展示会の招待が来たら参加するかどうかを聞いた。オンライン展示会に「積極的に参加したい」「参加したい」あわせて56.3%と、半数以上が参加に意欲的な結果となった。
「出来れば参加したくない」「絶対に参加しない」あわせて9.8%と、不参加の回答は1割未満となったが、「わからない」が33.9%となり、オンライン展示会への参加自体を検討している回答者が3割いることが明らかになった。
参照元:【コロナ禍における展示会への参加意思のリサーチ結果】約6割がオンライン展示会へ参加意向があると回答
オンライン展示会は参加者側・出展社側にリアルとは異なる、多様なメリットがある。 参加者にとって、リアル配信のセミナーの場合、時刻に合わせPC・スマートフォンなど好きなディバイスから視聴ができる。録画コンテンツの場合、さらに好きな時間に視聴が可能となる。質問はチャット機能や、コミュニケーションツールを活用でき、強引な営業活動を受けることもない。しかし、営業スタッフが待機していなければ、その場で製品・サービスの詳細な話を聞くことができない場合もある。
出展社にとっては、リアルとは異なりコスト・人材リソースで抑えることができる。営業資料なども直前まで調整ができる。特徴的なのは、来場者の行動を可視化できデータとして分析できることだろう。PUSH営業ができないことはデメリットになる。
参考:https://www.kinkos.co.jp/wp/column/what-is-online-exhibition/#Web
今回の調査により、コロナ禍の今、リアルの見本市・展示会に対して参加・不参加の意向が二極化しているに対し、オンライン展示会は6割の参加意向が明らかとなった。出展を検討する際にはリアルとはまた違う、デジタルを活かした仕様を検討するのが良いかもしれない。
参照元:【コロナ禍における展示会への参加意思のリサーチ結果】約6割がオンライン展示会へ参加意向があると回答
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