インスタグラムは、全世界で10億人以上のユーザーが利用する有名なSNSの1つです。主に写真や画像を投稿することが主流となっており、それらの情報を求めて利用するユーザーが多くいます。しかし、インスタグラムの存在は気になっているものの、投稿をする予定はなく、見るだけで利用したい方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、インスタグラムを「見るだけ」にして活用する方法をご紹介します。インスタグラムにアカウントを登録しなくてもできることや、インスタグラムを見る際の注意点もご説明しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
インスタグラムを見るだけにする方法
インスタグラムを見るだけにして活用する方法は複数あります。
● 見るだけのアカウントを作る
● ブラウザからアクセスする
● プロフィールページにアクセスして写真を見る
● ハッシュタグから写真を見る
● プロフィールページやハッシュタグではすべての画像は見れない
見るだけのアカウントを作る
インスタグラムを見るだけにして活用する最も簡単な方法は、見るだけ専用のアカウントを作ることです。インスタグラムは世界中の誰でも無料で利用でき、電話番号かメールアドレスさえあればアカウントを簡単に作成できます。見るだけアカウントを作成後、気になるインフルエンサーをフォローしたり、ハッシュタグを検索して興味のある画像を見つけたりすることができます。
インスタグラムは、ログインしていない状態だと途中でポップアップが表示され、ログインするまでそのポップアップが解除されない仕組みになっています。つまり、ログインなしでは非常に不便な状態になってしまうのです。
これらの点を考慮すると、インスタグラムを見るだけにして活用したい場合は、見るだけ専用のアカウントを作るのが最もおすすめの方法と言えます。見るだけアカウントを作成することで、インスタグラムの機能を制限なく利用しつつ、自分の投稿や活動を最小限に抑えることができます。また、プライバシー設定を適切に行えば、他のユーザーからの不要な接触も避けられるでしょう。
ブラウザからアクセスする
スマートフォンやパソコンを問わず、気になるインスタグラムアカウントのURLをブラウザに入力すると、ログインせずに閲覧できます。これは「インスタグラム見るだけ」の一つの方法です。ただし、この方法にはいくつかの制限があります。まず、URLを知っているアカウントしか閲覧できません。また、ハッシュタグ検索などの機能を利用しようとすると、ログインを促すポップアップが表示されてしまいます。
さらに、URLを取得したアカウントであっても、すべての画像を見ることはできません。スクロールしていくと、途中でポップアップが表示され、それ以上の閲覧が制限されます。このため、ブラウザからのアクセスは、便利な活用方法とは言い難いでしょう。
この方法は、一時的に何らかの理由でログインできない場合や、急いでアカウントの情報を確認したい場合などに適しています。しかし、インスタグラムを継続的に「見るだけ」で利用したい場合は、専用のアカウントを作成するなど、他の方法を検討することをおすすめします。
プロフィールページにアクセスして写真を見る
Googleなどの検索エンジンの検索窓に、閲覧したいインスタグラムのアカウント名を入力すると検索結果に表示されることがあります。この方法でも、見たいアカウントの投稿を閲覧できます。ただし、URLを直接入力して閲覧する際と同様に、すべての画像や投稿を見ることはできません。インスタグラムを見るだけに限定したい場合でも、ある程度の制限があることを理解しておく必要があります。
また、非公開のアカウントは検索しても表示されないため、見るだけ専門のアカウントを作成するよりも余分に時間がかかるデメリットもあります。さらに、検索結果から直接アクセスする場合、インスタグラムの機能の一部が制限されることがあるため、完全な閲覧体験を得ることは難しいかもしれません。
ハッシュタグから写真を見る
Googleなどの検索エンジンの検索窓に、「Instagram#〇〇」と入力して検索すると、見たいハッシュタグが付けられた投稿が検索結果に表示されます。この方法で、インスタグラムを見るだけの利用も可能です。検索結果に表示された投稿はすべて閲覧できますが、Googleの検索結果には出てこない、インスタグラム上の他のハッシュタグが付けられた投稿は見ることができません。
また、上記はインスタグラムの機能の1つであるロケーションタグにも適用されます。ロケーションタグとは、ユーザーの投稿に位置情報を追加できる機能のことです。例えば、東京タワーの写真を投稿する際に、ロケーションタグとして東京タワーの場所(住所)を設定できます。
ただし、ハッシュタグやロケーションタグを使用した検索でも、検索結果に表示されない他の投稿は閲覧できない点に注意が必要です。このため、インスタグラムを見るだけにして活用する場合でも、すべての投稿を閲覧したい場合は、専用のアカウントを作成することをおすすめします。
プロフィールページやハッシュタグではすべての画像は見れない
これまで説明してきたように、インスタグラムをログインせずに利用する場合、プロフィールページやハッシュタグからすべての投稿を閲覧することはできません。そのため、インスタグラムを見るだけにして活用するには、専用の閲覧用アカウントを作成することをおすすめします。
このアカウントを作成し、ログイン状態でインスタグラムを利用すれば、すべての投稿が表示されるだけでなく、ストーリーズやライブ配信などのすべての機能も利用できます。メールアドレスや電話番号があれば無料でアカウントを作成できるので、インスタグラムを見るだけに活用したい場合は、まずこの方法を検討するべきでしょう。
ただし、閲覧用アカウントを作成する際は、個人情報の取り扱いに注意が必要です。プロフィール設定で本名や個人を特定できる情報を記載しないなど、プライバシーに配慮した設定を行うことが重要です。このように適切に設定することで、安全にインスタグラムを楽しむことができます。
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インスタグラムをアカウントなしで使うメリット・デメリット
インスタグラムをアカウントなしで使うメリットとデメリットについてそれぞれ解説します。インスタグラムは世界中で人気のSNSですが、アカウントを作成せずに利用することも可能です。ただし、機能に制限があるため、メリットとデメリットを理解した上で使用することが重要です。
● アカウントなしで使うメリット
● アカウントなしで使うデメリット
アカウントなしでインスタグラムを使用する場合、プライバシー保護や個人情報の管理という観点からメリットがありますが、一方で機能の制限によるデメリットも存在します。以下では、それぞれの詳細について説明していきます。
アカウントなしで使うメリット
インスタグラムをアカウントなしで使うメリットとしては以下が挙げられます。
● インスタグラムのアプリはインストール不要
● 個人情報を登録する必要はない
● 利用していることは他のユーザーには分からない
●気軽に閲覧できる
アカウントなしでインスタグラムを利用する場合、アプリをインストールする必要がなく、Webブラウザから直接アクセスできます。これにより、スマートフォンの容量を節約できるメリットがあります。また、個人情報の登録が不要なため、プライバシーを守りつつ投稿を見ることができます。さらに、他のユーザーに自分の閲覧履歴が残らないため、気兼ねなく投稿を見られるのも大きな利点です。特に、インスタグラムを見るだけの目的で使用する場合、アカウントなしで利用することで、より自由に気軽に閲覧できるというメリットがあります。
インスタグラムのアプリはインストール不要
インスタグラムは、Webブラウザを利用することで、アカウントなしでも一部の機能を使うことができます。アプリはアカウント登録しなければ使用できないため、見るだけであればインストールする必要はありません。ただし、ブラウザでアクセスした場合でも、数回クリックしたりスクロールしたりするとログインを促すポップアップが表示されるため、閲覧できる投稿は数件程度に限られます。インスタグラムを見るだけにして活用したい場合、ブラウザからのアクセスは一時的な対応策として有効ですが、長期的に利用するには制限が多いことを覚えておきましょう。
個人情報を登録する必要はない
アカウント登録せずに利用できるため、個人情報を登録する必要はありません。個人情報を登録することに抵抗のある人や、プライバシーを重視する方にとっては、アカウントなしでインスタグラムを利用するのがおすすめです。ただし、アカウントなしでは閲覧できる内容に制限がかかるため、見るだけのアカウントを作成するのも一つの選択肢となります。この場合も、最小限の情報のみで登録することが可能です。
利用していることは他のユーザーには分からない
アカウント登録せずにインスタグラムを閲覧する場合、他のユーザーに利用していることが分かりません。アカウントでログインしていない状態では、ストーリーやライブ配信などに足跡が残ることはありません。つまり、他のユーザーに知られることなく投稿などを確認できます。これは「インスタグラム見るだけ」の利用方法として、プライバシーを重視する人にとって大きなメリットとなります。ただし、この方法では一部の機能が制限されるため、閲覧できる内容に限りがあることを覚えておきましょう。
アカウントなしで使うデメリット
インスタグラムをアカウントなしで使うデメリットとしては以下が挙げられます。
● ライブ配信を見ることはできない
● ストーリーズを見ることはできない
● 「いいね」やコメントはできない
●インスタグラムの機能を十分に活用できない
アカウントなしでインスタグラムを利用する場合、様々な制限があります。例えば、ライブ配信やストーリーズといった人気の機能を楽しむことができません。また、投稿に対して「いいね」をしたりコメントを残したりすることもできないため、他のユーザーとの交流が難しくなります。さらに、投稿の保存機能や検索機能の一部も制限されるため、インスタグラムの魅力を十分に体験することができません。このように、アカウントなしで使用することで、インスタグラムの豊富な機能や楽しさを逃してしまう可能性があります。
ライブ配信を見ることはできない
インスタグラムをアカウントなしで使う場合は使用できる機能がいくつか制限されます。そのうちのひとつがライブ配信の制限です。アカウントなしではライブ配信を閲覧することはできません。インスタグラムの見るだけ機能を使う場合でも、ライブ配信は視聴できないため注意が必要です。
ライブ配信は生放送を配信でき、ユーザーはその生放送にリアルタイムで参加できる機能です。ライブ配信は配信者や他のユーザーにも参加者としてユーザー名が通知される仕組みですので、アカウント登録が必要となります。また、ライブ配信中のコメントやリアクションなどの機能も、アカウントを持っている場合にのみ利用可能です。
ストーリーズを見ることはできない
インスタグラムのアカウントなしではストーリーズを見ることができません。ストーリーズはいわゆるスライドショーと似たような仕組みで、スライド形式により画像や動画が切り替わっていくシステムのことです。インスタグラムを見るだけにする場合でも、ストーリーズの閲覧には制限がかかります。
もともとストーリーズはシステム上足跡が残る(投稿者に訪問ユーザーが分かる)仕組みとなっていますのでユーザー登録は必要となります。ストーリーズは24時間で消える一時的な投稿であり、ユーザーの日常やリアルタイムな情報を共有するのに適しています。このような特性から、インスタグラムはアカウント登録者のみにストーリーズの閲覧を許可しているのです。
「いいね」やコメントはできない
インスタグラムのアカウントなしでは投稿に対しての「いいね」やコメントといったリアクションはできず、また投稿を保存することもできません。あくまでもフィード投稿の閲覧のみとなります。インスタグラムを見るだけにして活用する場合、これらの機能は利用できないため、投稿者とのコミュニケーションや気に入った投稿の記録は難しくなります。ただし、閲覧履歴が残らないため、プライバシーを保ちながら情報収集を行いたい場合には適しているでしょう。
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インスタグラムの見るだけアカウントを作るメリット・デメリット
インスタグラムの見るだけアカウントを作るメリットやデメリットについて解説します。「インスタグラム見るだけ」のアカウントは、投稿や積極的な交流を行わずに、他のユーザーの投稿を閲覧することを主な目的として作成されるものです。
● 見るだけアカウントのメリット
● 見るだけアカウントのデメリット
見るだけアカウントを作成することで、インスタグラムの豊富なコンテンツを楽しむことができます。ただし、アカウントを作成する以上、完全に匿名性を保つことは難しくなるため、メリットとデメリットを十分に理解した上で利用することが重要です。以下では、それぞれの詳細について説明していきます。
見るだけアカウントのメリット
見るだけアカウントのメリットとしては以下が挙げられます。
● 通常のアカウント同様に投稿をみることができる
● 通常アカウント登録者限定機能も利用できる
● 興味ある分野が優先的に表示されるようになる
●インスタグラムの全機能を制限なく利用可能
見るだけアカウントは、その名の通り主に閲覧目的で作成されますが、実際には通常のアカウントと同じ機能を持っています。そのため、投稿やストーリーの閲覧はもちろん、ライブ配信の視聴やダイレクトメッセージの送受信など、インスタグラムの全機能を制限なく利用できます。また、アルゴリズムによって個人の興味関心に合わせたコンテンツが表示されるため、効率的に情報収集を行うことができます。見るだけアカウントを作成することで、プライバシーを守りつつインスタグラムを最大限に活用することが可能となります。
通常のアカウント同様に投稿をみることができる
見るだけアカウントでも、通常のアカウントと同様に、他ユーザーの投稿をインスタグラム上で制限なく閲覧することができます。「見るだけ」と言っても、実際にはアカウントを保有していることになるため、アカウントなしの場合のように数回クリックやスクロールしただけでログインを促されることはありません。つまり、インスタグラムを見るだけの目的であれば、見るだけアカウントを作成することで、快適に閲覧を楽しむことができるのです。また、フィード投稿だけでなく、リールやIGTVなどの動画コンテンツも自由に視聴可能です。
通常アカウント登録者限定機能も利用できる
見るだけアカウントでも通常アカウント同様に、他のユーザーのストーリーズやライブ配信といった通常アカウント登録者限定の機能もしっかりと閲覧できます。通常これらの機能はアカウントなしでは閲覧ができません。また、インスタグラムを見るだけの目的であっても、「いいね」機能やコメント機能、投稿の保存機能なども使用可能です。これにより、気に入った投稿を後で見返したり、フォローしているアカウントの活動をより詳細に把握したりすることができます。
興味ある分野が優先的に表示されるようになる
見るだけアカウントでも通常アカウント同様に使用し続けることで、ユーザー情報がインスタグラムに蓄積され、検索タブに興味のある分野が優先的に表示されるようになります。閲覧履歴や投稿などをもとにインスタグラムが最適な情報を提示してくれるため、情報収集がしやすくなります。これは「インスタグラム見るだけ」のアカウントでも同様に機能するため、自分の興味関心に合わせたコンテンツを効率的に見つけることができます。また、フォローしているアカウントの投稿も優先的にフィードに表示されるため、見たい情報を素早くチェックすることが可能になります。
見るだけアカウントのデメリット
見るだけアカウントのデメリットとしては以下が挙げられます。
● 個人情報を登録する必要がある
● 足跡が残ってしまう可能性が出てくる
●インスタグラムの機能を十分に活用できない
見るだけアカウントであっても、アカウントを作成する際には個人情報の登録が必要となります。また、ストーリーズやライブ配信、ダイレクトメッセージなどの特定の機能を利用すると、他のユーザーに足跡が残ってしまう可能性があります。これは通常のアカウントと同様です。
さらに、見るだけを目的としているため、「いいね」やコメント、投稿の保存といったインスタグラムの主要な機能を十分に活用できないというデメリットもあります。これらの機能を使わないことで、インスタグラムの魅力的な部分を体験できない可能性があります。
個人情報を登録する必要がある
見るだけアカウントであっても、インスタグラムのアカウントを保有する場合は個人情報の登録が必要となります。メールアドレスや電話番号、生年月日などの基本的な情報を入力する必要があります。プライバシーを重視する人にとっては、この点がデメリットになるかもしれません。しかし、個人情報を入力しなければならないのであれば、むしろ通常のアカウントを作成して、インスタグラムの全機能を活用するのも一つの選択肢です。ただし、見るだけにとどめたい場合は、プロフィール情報を最小限に抑えることで、個人を特定されるリスクを軽減できます。
足跡が残ってしまう可能性が出てくる
見るだけアカウントでも特定の機能を利用すれば足跡が残る可能性があります。足跡とはインスタグラムが公式としている名称ではありませんが、いわゆる閲覧履歴のことです。他のユーザーのストーリーズやライブ配信、ダイレクトメッセージなどを閲覧すると、通常アカウントログイン時と同様に足跡が残ります。インスタグラムを見るだけでも、これらの機能を使用すると痕跡が残ってしまうのです。
相手に分かってしまう情報は名前とアカウントIDのほか、アイコン画像とプロフィール文があります。個人を特定できないようにこれらの情報を設定しておくことで、身元が分かってしまうリスクを極力減らすことができます。例えば、実名ではなくニックネームを使用したり、プロフィール文を最小限に抑えたりするなどの工夫が効果的です。このように、インスタグラムを見るだけの利用でも、プライバシーに配慮した設定を心がけることが重要です。
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インスタグラムは見るだけでも特定される
ここまで、インスタグラムを見るだけにして活用する方法を解説しました。インスタグラムには、自分の投稿に対して、どのユーザーが見に来たのかを確かめられる機能があります。
インスタグラムを見るだけで自分の情報がバレると言われているのは、上記の機能があるためです。せっかく見るだけのアカウントを作っても、自分が見たことがバレてしまうことに抵抗感を感じる方もいるのではないでしょうか。
しかし、結論から言うと、インスタグラムでは基本的に閲覧履歴などがバレることはありません。前提として、どのユーザーが来たのかを分かる機能は以下に搭載されています。
● フィード投稿へのリアクション
● ストーリーズ
● DM(ダイレクトメッセージ)
● インスタライブ
● 閲覧情報からはアカウント情報のみがバレる
フィード投稿へのリアクション
フィード投稿は見るだけでは足跡は残りませんが「いいね」をしたりコメントをしたりすると足跡が残ってしまいます。また「ハートアイコンをタップする」「動画や投稿写真をダブルタップする」などした場合も足跡が残る可能性がありますので注意しましょう。インスタグラムを見るだけにしたい場合は、これらのリアクションを控えることが重要です。特に、非公開アカウントのフィード投稿に対しては、リアクションすることでアカウント主に閲覧したことが分かってしまうため、より慎重になる必要があります。
ストーリーズ
ストーリーズとは、インスタグラムの主要機能の1つで、15秒までの動画や写真・画像を1日だけ限定で公開できる機能のことです。コメントやスタンプを送れる仕組みになっており、ユーザーとの双方のコミュニケーションを取ることができます。しかし、コメントやスタンプを送らなかったとしても、投稿主からは誰が見に来たのかを知れる仕組みになっています。インスタグラムを見るだけにしたい場合でも、ストーリーズを閲覧すると足跡が残ってしまうため、注意が必要です。ストーリーズは24時間で自動的に消えるため、一時的な情報発信や日常の様子を共有するのに適しています。
ダイレクトメール(DM)
ダイレクトメール(DM)とは、インスタグラム上でアカウント主と直接メッセージをやりとりできる機能のことです。DMを送信すると、相手には自分のアカウント情報が伝わります。インスタグラムを見るだけにして活用する場合でも、DMを使用すると足跡が残ってしまいます。そのため、DMの利用は慎重に行う必要があります。また、DMは非公開のやりとりができるため、フォロワー以外のユーザーとも個別にコミュニケーションを取ることが可能です。ただし、DMの内容は投稿者側で管理されるため、送信した内容には十分注意しましょう。
インスタライブ
インスタライブとは、アカウント主が生放送で配信できる機能のことで、ユーザーはリアルタイムで生放送を閲覧できます。インスタグラムを見るだけのユーザーでも、インスタライブに参加した時点でアカウント主にはあなたの情報が伝わり、インスタライブに参加している他のユーザーにもあなたの情報が伝わる仕組みとなっています。そのため、インスタライブを視聴する際は、自分のアカウント情報が公開されることを意識しておく必要があります。また、インスタライブでは視聴者がコメントやリアクションを送ることができ、配信者とのリアルタイムなコミュニケーションが可能です。
閲覧情報からはアカウント情報のみがバレる
インスタグラムは、Meta社(旧Facebook社)が提供するSNSサービスの1つです。Facebookが膨大な個人情報を把握していることから、インスタグラムの閲覧情報から自分の個人情報がバレてしまうのではないかと心配する方も多いでしょう。
しかし、安心してください。インスタグラムの閲覧情報から分かるのは、あくまでもアカウント情報のみです。例えば、仮名やニックネームを名前に設定している場合、本名が知られることはありません。また、住所や電話番号などの個人情報が漏洩することもありません。
したがって、インスタグラムを見るだけにする場合でも、専用のアカウントでログインして閲覧情報が付いたとしても、個人情報がバレる心配はほとんどありません。プロフィール設定で公開情報を最小限に抑えることで、より安全にインスタグラムを利用できるでしょう。
ただし、投稿やコメントなどの活動履歴は残るため、完全に匿名性を保ちたい場合は、閲覧のみに留めることをおすすめします。インスタグラムを見るだけにすることで、プライバシーを守りつつ、興味のある投稿や情報を楽しむことができます。
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インスタグラムに登録せずにできること
インスタグラムは、アカウント登録やログインをしなくても一部の機能を利用できます。ただし、多くの制約が付くため、見るだけのインスタグラム活用には限界があります。登録せずに利用できる主な機能は「検索」と「閲覧」の2つです。これらの機能を使うことで、特定のアカウントやハッシュタグに関連する投稿を見ることができますが、表示される投稿数には制限があります。また、ログインしていない状態では足跡機能が適用されないため、閲覧したことがアカウント主に知られることはありません。
検索
インスタグラムではログインしなくとも、アカウントやハッシュタグを検索できます。ただし、見られるのは最新投稿や直近の投稿のみであり、検索してもすべての投稿が見られるわけではありません。途中で観覧制限がかかるので、その場合はログインをするか、インスタグラムを見るだけにするのを諦めるしかありません。例えば、特定のインフルエンサーの投稿を見たい場合、そのアカウント名で検索することで、ログインせずに最新の投稿をいくつか閲覧することができます。ただし、非公開アカウントの場合は検索結果に表示されないため注意が必要です。
足跡機能が適用されない
インスタグラムでは、ログインをしない場合だと足跡機能が適用されない仕組みとなっています。そのため、アカウント情報がアカウント主に知られることはありません。これは、インスタグラムを見るだけで利用したい場合に大きなメリットとなります。ただし、ログインをしないと、ライブやダイレクトメッセージ、ストーリーズなどの機能は利用できません。また、投稿へのいいねやコメントもできないため、インスタグラムの全機能を活用するにはアカウント登録が必要となります。非ログイン状態での利用は、あくまで限定的な閲覧に留まることを理解しておきましょう。
インスタグラムを見る際の注意点
最後に、インスタグラムを見る際の注意点を2つ解説します。
● 非公開アカウントはフォローが必要
● リポスト系アプリの利用は非推奨
非公開アカウントはフォローが必要
インスタグラムは、アカウント主が承認したユーザーしか投稿を見れない仕組みにする非公開設定が存在します。非公開アカウントは鍵マークが付けられているため、通称鍵アカとも呼ばれます。
そのため、非公開で気になるアカウントがある場合は、フォローをした上で承認される必要があります。なお、承認するかを決めるのはアカウント主であるため、承認されない可能性がある点に関しても注意が必要です。
リポスト系アプリの利用は非推奨
リポストとは、Twitterで言うリツイートのような機能のことで、他のアカウントの投稿を自分のアカウントで引用できます。リポストをすると当然足跡が付くのですが、一部の外部アプリでは、リポストができながらも足跡が付かないものが存在します。
ただし、これらのアプリはセキュリティ対策が不十分です。そのため、携帯が何らかのウイルスに感染してしまったり、アプリの制作者に個人情報を抜かれてしまったりする恐れがあります。
足跡を付けないために外部アプリを利用したものの、結果的に外部アプリで個人情報がバレてしまうのは本末転倒なので、基本的に利用しないことを推奨します。
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見るだけアカウントを使う際の注意点
見るだけアカウントを使う際には注意点があります。それが以下となっています。
● 連絡先の同期に注意する
● 外部サイトや外部アプリに注意する
連絡先の同期に注意する
連絡先をインスタグラムに同期させるとスマホの電話帳に登録されている電話番号をインスタグラムが読み取ってしまい、予期せず相手のおすすめアカウントに表示されてしまうことがあります。こういったところからアカウントが相手に知られてしまうこともあります。これを防ぐには連絡先の同期を解除しておく必要があります。
外部サイトや外部アプリに注意する
外部サイトや外部アプリを利用して見るだけアカウントを使用することもできます。ですが、こういったWebサイトはウイルスなどが仕掛けられている場合もあり、ログインした瞬間に乗っ取りなどの被害に遭う危険性があります。制作した企業や制作者がよくわからない英語アプリなどは特にリスクが高いため注意が必要です。
インスタグラムを見るだけのおすすめサイト
以下でインスタグラムを見るだけのおすすめサイトを紹介します。
● InstaNavigation
● Picuki
● Imginn
InstaNavigation
InstaNavigationはアカウント登録をせずに利用できるサイトです。またこのサービスを利用してコンテンツを保存することもできます。「Stories」「Hightlight」「Posts」といったタブに分かれていますので投稿が見やすくなっています。
Picuki
Picukiはログインせずにインスタグラムのコンテンツを表示できます。検索タブよりユーザー名かハッシュタグを入力するだけで検索ができます。日本語のハッシュタグも検索に使えるため非常に便利です。
Imginn
Imginnは非常にシンプルな画面となっており、ホームは検索タブ一つ表示されているだけです。ここにユーザーネームを入力し検索をかけると、当該ユーザーのコンテンツが表示されます。
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まとめ
本記事では、インスタグラムを見るだけで活用する方法を解説しました。インスタグラムを見るだけにして活用する方法は複数ありますが、ログインしなければ様々な制約が付く仕組み上、見るだけ専門のアカウントを作るのがおすすめです。
ただし、アカウント情報がバレたくない方は足跡が付くことに気をつけたり、非公開アカウントにはフォローが必要だったりすることを理解しておきましょう。まずは見るだけ専門のアカウントを作り、インスタグラムを楽しんでみてはいかがでしょうか。