BtoBマーケティングで実践できるオンラインマーケティングについて

BtoBマーケティングでは、BtoCマーケティングとは違った視点で施策を実践していく必要があります。今回は、BtoBマーケティングとBtoCとの違いを確認しながら、BtoBマーケティングで実践できる6つのオンラインマーケティングを紹介します。

BtoBとBtoCの違いや戦略の立て方、成功事例などの詳細についてはBtoBマーケティングとは？基礎や戦略の立て方、13の手法、成功事例を解説をご参照ください。

BtoBマーケティングではBtoCとの違いを考慮する

BtoBは、「企業から企業」へとモノやサービスが提供される企業間取引のモデルのことですが、BtoBマーケティングを考える際には、「企業から消費者」へとモノやサービスが提供される企業対消費者取引のモデルであるBtoCとの違いを考慮する必要があります。

関連記事：BtoBとは？BtoBマーケティングの特徴、BtoCとの違いをわかりやすく解説

BtoBとBtoCとの違い

BtoBとBtoCとの違いは大きく分けると次の2点です。

・意思決定までのプロセスが大きく異なる

・意思決定までのスピードが異なり、「BtoB」の方がより時間を要する

BtoBでオンラインマーケティングを実践する際には、どのような手法を採用する場合でも、担当者が意思決定者である上席者を納得させられるようなインパクトのある内容が必要でしょう。

また、BtoBマーケティングでは意思決定までに時間がかかることも考慮しておきましょう。

※BtoBとBtoCとの違いの詳細についてはBtoBマーケティングの特徴を解説、BtoCマーケティングとの違いはをご参照ください。

関連記事：マーケティングとは？基礎から重要ポイントまで初心者にも分かりやすく解説

 

 BtoBマーケティングで実践できる6つのオンラインマーケティング

インターネットの普及に伴い、課題や問題点を抱えた企業担当者が解決策を検討していく最初の情報源は、営業マンからインターネット上の検索エンジンに変化してきています。

商品やサービス、業者の一次選別は、オンラインマーケティングの情報が活用されるケースが多くなっています。

ここでは、重要性が高いBtoBマーケティングで実践できる6つのオンラインマーケティングを紹介しましょう。

 

コンテンツ マーケティング

コンテンツマーケティングは、ブランディングや他社との差別化を目的として利用される代表的なオンラインマーケティングです。コンテンツマーケティングでは、想定されるターゲットの企業担当者との接点が持てるようなメディアを作成し、ブランド認知度の向上を促進することを指します。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、ウェブサイトにアクセスすると表示される、画像や動画広告を指します。ディスプレイ広告は、自社のブランド名やイメージ、商品やサービスなどを多くの企業担当者の目に触れさせる機会をつくれるという意味で、効果が期待できるオンラインマーケティングです。

メール マーケティング

メールマーケティングは、メールを活用してターゲットの企業担当者との接点を持つ方法です。ターゲットの企業が興味を持ちそうな情報やニュースをメールで配信します。メールマーケティングでは、ターゲットの企業担当者にメール購読の登録をしてもらうことがスタートになります。

SEO

SEO（検索エンジン最適化）とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果において、自社サイトが順位で上位に表示されるように行われるさまざまな対策を指します。

SEO対策は、BtoBマーケティングで、見込み客の獲得の施策の1つとしておこなわれ、自社サイトでの問合せや資料請求などのアクションを増やすために、その前工程である自社サイトへのアクセス数を拡大させる目的で行われます。

※SEOについては下記のコラムをご参照ください。

WebサイトのSEO対策（検索エンジン最適化）とは？初心者でも分かるSEOの基本

SEO対策はなぜ必要なのか？SEO対策の重要性について

ソーシャル メディア マーケティング

ソーシャル メディア マーケティングとは、Facebook、Twitter、 Instagram、LINE、などのSNSを利用したマーケティングです。

SNSは近年普及率が高まり、運用を開始する企業の数も増加しています。

SNSは、他のメディアよりより身近な印象で、企業名やイメージ、ニュースなどの情報を数多く頻度数多く発信することが可能となります。

※SNSの活用についてはオウンドメディア集客～流入増大のためのSNS活用方法とは？をご参照ください。

オンラインセミナー

オンラインセミナーとは、ウェブセミナーまたはウェビナーとも呼ばれ、アプリやオンラインサービスのツールを活用して実施するインターネットセミナーを指します。

企業がセミナーを開催する場合は、会場の確保や事前準備、当日の運営など、リソースとコストが膨大にかかります。

一方、オンラインセミナーは、参加人数や場所にとらわれないため、活用メリットの高いオンラインマーケティングとして注目されています。

 

まとめ

◆ BtoBは、「企業から企業」へとモノやサービスが提供される企業間取引のモデル

◆ BtoBマーケティングを考える際には、BtoCとの違いを考慮する必要がある

◆ BtoBマーケティングで実践できるオンラインマーケティングには、「コンテンツマーケティング」「ディスプレイ広告」「メールマーケティング」「SEO」「ソーシャル メディア マーケティング」「オンラインセミナー」などがある