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【2025年版】フリーメールとは? ビジネス利用にもおすすめの5選

2024.12.13
読了まで約 11

フリーメールは無料で簡単にメールアドレスを作成して使えるメールサービスです。

この記事では若手ビジネスパーソンやマーケティング初心者に向けて、「フリーメールの仕組み」「ビジネス利用における注意点」「おすすめのフリーメールサービス5つ」を紹介します。

ビジネスシーンで適切なメールアドレスを選ぶための知識を深め、より効果的なコミュニケーションを実現しましょう。

目次

フリーメールとは?

まず、フリーメールとはどのようなメールサービスなのかについて説明します。

フリーメールの定義と特徴

フリーメールとは、無料で取得できるメールアドレスや、その仕組みを提供するサービスのことを指します。代表例としては「Gmail」「Yahoo!メール」「iCloudメール」などがあります。

フリーメールはWebブラウザやアプリベースで、インターネットに接続した状態で利用するのが特徴です。アカウント(メールアドレス)を作り、ログインしたうえで利用します。

ドメイン(@の後ろ)は、例えばGmailだと「@gmail.com」、Yahoo!メールだと「@yahoo.co.jp」または「@ymail.ne.jp」となります。

関連記事:ドメインって何?初めての人でもわかる仕組みを解説

主要フリーメールの利用方法については、以下の記事で解説しています。

関連記事:メールアドレスの作成方法を解説!初心者でも作れる無料サービスも紹介

フリーメールと独自ドメインメール、キャリアメール、プロバイダメールとの違い

メールアドレスを取得する方法としては、フリーメールの他に「独自ドメインメール」「キャリアメール」「プロバイダメール」があります。

これらは、フリーメールと異なり、基本的に利用料金がかかります。

キャリアメールは通信キャリア(ドコモ、ソフトバンク、auなど)が提供しており、プロバイダメールはインターネットプロバイダ(OCN、So-net、BIGLOBEなど)が提供するものです。スマホやプロバイダの月額料金にメール使用料が含まれている場合や、オプションとして契約することもあります。ドメインは、例えばOCNでは「@ocn.ne.jp」となります。

独自ドメインメールは、レンタルサーバーを契約し、独自のドメインを取得することで使用できます。独自ドメインの取得にはサーバー契約やドメイン使用料などの料金がかかります。

フリーメールのメリット

続いて、フリーメールのメリットを紹介します。

簡単にアドレスを持てる

フリーメールを使うと、簡単に無料でメールアドレスを取得できます。多くのフリーメールは、数分程度でアカウントを作成でき、使い始めることができます。

そのため「格安SIMを使っているので、キャリアメールを使えない」「連絡用と趣味用など、複数のメールアドレスを持ちたい」という方にもおすすめです。

プロバイダを変えてもメールアドレスを変更しなくてよい

インターネットプロバイダが提供しているプロバイダメールは、契約プロバイダを変えると使えなくなってしまいます。

一部プロバイダでは、月額料金を払い続けることでプロバイダを解約してもメールアドレスを残せますが、基本的にはプロバイダ契約を解除するとメールアドレスも使えなくなると考えてください。

例えばYahoo!BBと契約して「○○@ybb.ne.jp」というメールアドレスを使っている場合、Yahoo!BBを解約すると同じメールアドレスは使えなくなります。

新しいメールアドレスを作成したり、知人に「メールアドレスが変わりました」という連絡をしたりするのは手間がかかります。

一方、フリーメールであれば、インターネットプロバイダを変えても、メールアドレスを変更する必要はありません。引越・転勤などの機会が頻繁にあり、その都度プロバイダを変える人にとっては便利です。

さまざまなデバイスで同じアドレスを使える

フリーメールはオンラインで利用するため、パソコンやスマホ、タブレットなど、さまざまなデバイスで利用できます。

パソコンでもスマホでも、自分のフリーメールのアカウントにログインさえすれば、メールを確認したり送信したりできます。オンライン環境であれば、場所も端末も選びません。

アプリが用意されているフリーメールもありますが、基本的にWebベースで使えます。

関連記事:デバイスとは?意味や種類、関連用語を解説します

フリーメールのデメリット

フリーメールは便利で手軽な反面、デメリットもあります。

セキュリティやプライバシーなど安全性に欠ける場合がある

多くのフリーメールサービスでは、暗号化などのセキュリティ対策が施されていて、概ね安全に利用できます。ただし、セキュリティ対策が不十分なサービスもあります。

またセキュリティとは別に、プライバシーの問題もあります。フリーメールを通じて行動履歴などのデータが解析され、広告などに利用されることがあるからです。

関連記事:スパムとは?意味や種類、迷惑メールの見分け方や対処法

サービス終了の恐れがある

フリーメールは、運営企業の経営方針や経営状況の変化などにより、突然サービスが終了することがあります。

フリーメールが終了するとわかったとき、フリーメールのアドレスを使って登録している他社サービスがある場合には、メールアドレス変更などの手続きをする必要があります。

またサービスが終了するわけではなくても、容量変更などの仕様変更も起こり得るため、注意が必要です。

対企業への利用は歓迎されない場合がある

フリーメールは、対企業などビジネスシーンでの使用においては、歓迎されない場合があります。一般に「フリーメールは信用度が低い」「情報漏洩の可能性が高い」と見なされる傾向があるからです。

取引相手がフリーメールのアドレスを使っていると、違和感を覚えるビジネスパーソンもいるため、企業としての信頼に関わることもありえます。

内閣サイバーセキュリティセンターでも、国家公務員や独立行政法人の職員に対して、許可なくフリーメールは使わないよう注意喚起しています。

参考:内閣サイバーセキュリティセンター 「サイバーセキュリティ小冊子」について

メルマガに登録できない場合がある

最近ではあまり見かけませんが、ごくまれにフリーメールだとメルマガなどに登録できないサービスもあるようです。

ただ、メルマガ登録をしたあとに、フリーメールにメルマガが届かないという問題は起こりやすいです。以下のような理由が考えられます。

● フリーメールのシステムにより、メルマガが迷惑メール判定されている
● フリーメールの容量不足

関連記事
メルマガとは?配信の目的やメリット、開封率が上がる作り方
メルマガのクリック率(CT率)を上げるには?見るべき指標、コツを解説!

迷惑メールとして割り振られてしまう恐れがある

ビジネスシーンにおけるフリーメールの信用度が低いことから、一部の人はフリーメールの受信を拒否していることがあります。

上記のような場合、フリーメールからメールを送っても、迷惑メールとして振り分けられたり、削除されたりします。

相手の状況によりますが、重要なメールを送信するのであれば、プロバイダメールなど有料メールサービスを選ぶほうが確実です。

広告表示が多いと使いづらい

多くのフリーメールでは、無料で使える代わりに広告が表示されます。

そのため広告が多すぎると、メール作成や操作の邪魔になることもあるでしょう。広告のせいで画面の読み込み速度が落ちてしまうことも考えられます。

フリーメールを選ぶ際の3つのポイント

フリーメールを選ぶ際の3つのポイントを紹介します。

セキュリティレベル

まずはセキュリティについてチェックする必要があります。

基本的に、大手企業のフリーメールサービスは、高いレベルのセキュリティで守られており、プライバシーポリシーも安心できると考えてよいでしょう。

一方「運営元の知名度が低い」「収集するデータの利用目的が明文化されていない」「2段階認証やスパムフィルタがない」などの場合は、利用を控えることをおすすめします。

ストレージ容量

ストレージ(メールボックス)の容量も大切なチェックポイントです。容量が少ないと「すぐにメールの送受信ができなくなる」「ファイルや画像のアップロードができない」といった問題が起こります。

フリーメールサービスによって利用可能な容量は異なりますので、気になるサービスは比較検討しましょう。

関連記事:ストレージとは?意味や基礎知識を初心者でも分かるように解説!

付属機能(カレンダー、タスク管理など)

フリーメールには、メール送受信以外の機能がついていることもあります。

例えばGmailにはカレンダー機能があり、「Gmailの画面で予定を入力する」「メールの内容からGoogleカレンダーに予定を追加する」といったことが可能です。また「Google Todo」というタスク管理機能を使って、メールの内容をタスクとして追加することもできます。

スマホでの利用が多い人は、スマホアプリがリリースされているかどうかもチェックしておくとよいでしょう。

関連記事
リマインダーとは何?iPhoneアプリほか便利なツール紹介
ToDoリストとは?作り方のコツや管理ツールをご紹介!

ビジネスにおけるメール利用の実態調査:仕事上のコミュニケーション手段はやっぱりメールが1位

ChatworkやSlackといったビジネスチャットツールが普及している今、若手社会人の中には「メールよりチャットのほうが使いやすい」という方も多いかもしれません。

しかしビジネスにおいてはまだまだメールが使われています。ビジネスにおけるメール利用の実態について紹介します。

最も多いビジネスコミュニケーションはやっぱりメール

一般社団法人日本ビジネスメール協会が、メールアドレスを持っている人に「仕事のコミュニケーション手段」を聞くと、メールが98.6%で最多になりました。チャットツールが浸透してきている現在ですが、やはりメール利用は根強いとわかります。

また、仕事でメールを送るのに使っているのは「パソコン」という人が多くなりました。

出典:一般社団法人日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2024」

メールソフトはOutlookかGmail

一般社団法人日本ビジネスメール協会の調査では、仕事で利用しているメールソフトで最も多かったのは「Outlook」で、60.01%でした。

Outlookにはパソコンなどにインストールして使うメールソフトもあり、仕事ではインストールタイプのOutlookを使っている人も多いと考えられます。

また、調査ではGmailもよく利用されていることがわかり、OutlookとGmailの2強状態になっています。

出典:一般社団法人日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2024」

フリーメールの関連用語

フリーメールについて調べているとよく出てくる用語について説明します。

サブメールアドレス

メールサービスにおけるサブメールアドレス(サブアドレス)とは、補助的なメールアドレスのことです。メインのメールアドレスに追加して取得や使用ができるメールアドレス全般を指します。

利用目的は「迷惑メールの防止」「メインのアドレスを教えたくない相手に使う」などです。

サービスごとに「メールエイリアス」「セーフティーアドレス」などと呼ばれることもあります。

メールエイリアス

Gmailにはメールエイリアスという機能があり、サブアドレスを発行し、メインのアドレスと同じGoogleアカウントで利用できます。別のGoogleアカウントを作成しなくても、メールアドレスを複数持って、「副業用」「ECサイト用」などと使い分けられます。

サブアドレスは既存のGmailアドレス(メインのアドレス)の@の前に、「+任意の文字列」を追加したものです。例えばメインアドレスが「○○@gmail.com」の場合、以下のようなアドレスを作れます。

● ○○+shopping@gmail.com
● ○○+magazine@gmail.com

パソコンからGmailにログインし、歯車マークの設定ボタンから「すべての設定を表示>アカウントとインポート>エイリアスの追加>他のメールアドレスを追加」を設定すると利用できるようになります。

セーフティーアドレス

Yahoo!メールアドレスでは、セーフティーアドレスというサブアドレス機能があります。Gmailと同様に、メインのアドレスとセーフティーアドレスを同じアカウントで管理できます。

セーフティーアドレスは既存のYahoo!メールアドレス(メインのアドレス)の@の前に、「-任意の文字列」を追加したものです。例えばメインアドレスが「○○@yahoo.co.jp」の場合、以下のようなアドレスを作れます。

● ○○-shopping@yahoo.co.jp
● ○○-magazine@yahoo.co.jp

設定は歯車マークの設定ボタンからセーフティーアドレスのページを表示して行います。

なお、一部のゲームでは「乗っ取りからアカウントを取り戻すために使うメールアドレス」という意味で、セーフティーアドレスという言葉を使うこともあります。

捨てアド

捨てアドとは、使い捨て前提のメールアドレスのことです。主にフリーメールやフリーメールのサブアドレスを使います。

「一時期だけ使いたい」「登録するとメルマガや迷惑メールがたくさん来るかもしれないサイトに登録するのに使って、いらなくなったらメールごと消したい」というときに使います。

ビジネスで使える! おすすめのフリーメールサービス5選

ビジネス利用に適した、セキュリティが強固で大容量なおすすめのフリーメールサービスを5つ紹介します。

Gmail:gmail.com

GmailはGoogleが提供しているフリーメールで、多くの利用者がいて、フリーメールの代表格と言っても過言ではありません。Gmailの概要をまとめました。

ドメイン gmail.com
メールボックス容量 15GB
セキュリティ ● スパムフィルタ
● TLSによる暗号化
● 2段階認証
その他特徴 Googleが提供している他サービスとの連携がしやすい

Gmailについては以下の記事でも解説しています。

関連記事:Gmailアカウントの作成からログインまで基本的な使い方を解説

Outlook:outlook.jp、outlook.com、hotmail.com

OutlookはMicrosoftが提供しているフリーメールです。かつてはHotmailやWindows Live Mailという名前で提供されていましたが、今はHotmailユーザーもOutlookに移行されています。

Outlookの概要をまとめました。

ドメイン ● outlook.jp
● outlook.com
● hotmail.com
メールボックス容量 15GB
セキュリティ ● 「迷惑メール」「フィッシング」「なりすまし」の疑いがあるメールについて警告してくれる
● 暗号化
● 2段階認証
その他特徴 メール作成画面でスペルや文法をチェックしてくれる

Yahoo!メール:yahoo.co.jp、ymail.ne.jp

Yahoo!メールはLINEヤフー株式会社が提供しているフリーメールです。Yahoo!JAPAN IDを登録すると使えるようになります。

Yahoo!メールの概要をまとめました。

ドメイン ● yahoo.co.jp
● ymail.ne.jp
メールボックス容量 2GB(利用状況に応じて最大10GB)
セキュリティ ● 有料でウイルスチェックサービスやセキュリティーパックを追加可能
その他特徴 ● Gmailやキャリアメールをアプリでまとめて管理できる
● 税込月額330円で「○○@△△.name」という独自ドメインアドレスが作れる

※金額は2024年11月29日時点のもの

iCloudメール:icloud.com

iCloudメールはAppleが提供しているフリーメールです。AppleIDから簡単に作成でき、AndroidやWindowsからでも利用できます。

iCloudメールの概要をまとめました。

ドメイン icloud.com
メールボックス容量 5GB(iCloud写真などと共有)
セキュリティ ● 自動フィルタリング
● メールプライバシー保護
● 暗号化
その他特徴 ● Apple製品との相性がよい
● 取得したメールアドレスはApple IDと連動し削除できないので、捨てアドにはしにくい

AOLメール:aol.com

AOLメールは米Yahooが提供しているフリーメールです(日本のYahoo!JAPANとは別の運営)。

日本語版のサポートが終了しているので、英語の説明文が問題なく読める人におすすめします。また運営会社が売却や社名・ブランド変更などでよく変わり、ヘルプの内容に古いところがあるなど、やや不安もあります。

AOLメールの概要をまとめました。

ドメイン aol.jp
メールボックス容量 無制限
セキュリティ ● スパムフィルタ
● 添付ファイルのウイルスチェック
その他特徴 ● シンプルなインターフェースで使いやすい

フリーメールのビジネス利用における注意点

フリーメールをビジネスで利用する場合の注意点を紹介します。

セキュリティ対策の重要性

まずはセキュリティ対策を強固にしておく必要があります。主要なフリーメールはセキュリティ対策が施されているとはいえ、複数デバイスで利用するフリーメールには、やはりログイン情報の漏洩といったリスクもあるからです。

フリーメールを使うにあたり、ユーザー側でやるべきセキュリティ対策は以下の通りです。

● アプリやセキュリティソフトは最新のものに更新
● 安全性の高いパスワードを設定し、厳重に管理
● フリーWi-Fi環境下でログインしない
● 2段階認証を設定する

ネットカフェなどの共用パソコンからフリーメールにログインした場合は、使用後にログアウトするのはもちろん、ログイン情報を端末に保存しないよう管理が必要です。ログイン情報が漏れてしまうと、不正ログインや不正送金に使われてしまう可能性があります。

また、スマホでフリーメールを利用する人が注意したいのは、フリーWi-Fi環境下で利用しないことです。「通信が暗号化されていない」「暗号化形式が古い」「悪意をもって、情報を盗むために設置されている」というフリーWi-Fiもあるからです。上記のような環境でフリーメールにログインすると、ログイン情報が盗まれたりメールを第三者に見られたりするリスクが高まります。

関連記事
パスワードマネージャーとは?Googleほか必要性や安全性
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迷惑メール対策

フリーメールでやるべき迷惑メール対策は、大きく分けて2つです。

まず自分が受信する取引先や見込み顧客からのメールが、迷惑メールに振り分けられないようにすることです。可能な対応としては以下のようなことがあります。

● 誤って迷惑メールに分類されたメールを、「迷惑メールではない」とマークする
● 迷惑メールになってほしくない取引先は連絡先リストに追加しておく

もうひとつは、自分が送信したメールが、相手の受信箱で迷惑メールに分類されないようにすることです。連絡先リストに加えるなどして迷惑メールに分類されないよう、相手にお願いする必要があります。

プロフェッショナルな印象を与えるメールアドレスの選び方

「ビジネス用のメールアドレスだな」という印象を与えたい場合、@より前の部分は個人名や部署名にするなどの工夫が必要です。わかりにくい略語などは避けましょう。

例えば山田一郎さんのメールアドレスとするなら、どれがより信頼できるでしょうか。

1. yamadaichiro@○○.com
2. yamada1r0@○○.com
3. ichirodayoooon@○○.com
4. chocodaisuki@○○.com

おそらく多くの方が「1」と答えるでしょう。他には「i.yamada@○○.com」「yamada@○○.com」なども簡潔でわかりやすいですね。

また工夫として、職種名を入れることもあります。例えば「yamada_designer@○○.com」などです。

独自ドメインメールとは

ドメインとは、メールアドレスの@以降の部分を指します。

すなわち独自ドメインメールとは、@以降にオリジナルの好きな文字列を設定したメールアドレスのことです。

独自ドメインメールは、サーバーレンタル料と独自ドメイン利用料を払って利用するのが一般的で、法人でも個人でも取得できます。

独自ドメインのメリット

独自ドメインのメリットを紹介します。

● ビジネスシーンでの信頼感が高まる
● 契約サーバーを変えてもメールアドレスが変わらない

フリーメールのデメリットとして「対企業での利用では歓迎されない」「ビジネスでの信頼性が低い」という点を紹介しました。

一方で独自ドメインであれば、信頼性が高まります。ドメイン部分に企業名やブランド名を入れられて、メールアドレスを見るだけで○○社の社員だと判断できるからです。フリーランサーでも、仕事用に独自ドメインを取得する人もいます。

また、企業の公式サイトやECサイトを運営する際には、サーバーをレンタルすることが多いでしょう。新しいレンタルサーバーに移行するとき、独自ドメインを取得しておけばメールアドレスや公式サイトのURLは変わりません。

メールアドレスや公式サイトのURLが変わることは、機会損失につながりかねません。独自ドメインを取得しておくことで、信頼性を高め機会損失リスクを減らせるメリットがあります。

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独自ドメインを設定する方法

レンタルサーバーとGoogle Workspaceで独自ドメインを取得する場合の手続きを紹介します。

レンタルサーバーで独自ドメインを新たに取得する流れ

1. トップレベルドメイン(.co.jpや.comなど)を決定
2. 独自ドメイン(会社名、店舗名など)を決定
3. レンタルサーバーと合わせて独自ドメインを契約
4. レンタルサーバーのマニュアルに沿ってサーバーの設定
5. レンタルサーバーのマニュアルに沿ってメールアカウントの設定

レンタルサーバーとは別に独自ドメインだけを契約する方法だと、ドメインのコストはやや安くなりますが、サーバーやメールアカウントの設定が複雑になります。サーバーの知識がない場合で、これからレンタルサーバーも契約するのであれば、サーバーとドメインとまとめて契約するほうが楽でしょう。

Google WorkspaceのGmailで独自ドメインを新たに取得する流れ

1. Google Workspace公式サイトから申し込み
2. ビジネス名や連絡先などの必要事項を入力
3. ドメインを決定し、利用料金に納得したら購入
4. ビジネス情報を入力
5. Gmailに独自ドメインを登録

Google WorkspaceはGoogleに直接申し込みもできますが、不安なことがあるならGoogleパートナーになっている会社(代理店)に導入支援してもらうのもおすすめです。

まとめ

フリーメールとは簡単に無料でメールアドレスを作成して使えるメールサービスのことです。主要フリーメールはセキュリティレベルも高く、複数デバイスからアクセスできて便利なので、プライベートで利用している人も多いでしょう。

一方でビジネスシーンでは、フリーメール利用だと企業としての信頼性が低下してしまうことも。信頼性を高めたいなら、独自ドメインの取得も検討してみましょう。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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