現在はスマホでコンテンツを閲覧する場合がほとんどです。
コンテンツマーケティングを行う際には閲覧者がスマホを使用することを前提にしておかなければなりません。
ではコンテンツマーケティング時代のスマホ対策ポイントとは、どのようなことに注意しなければならないのでしょうか?
コンテンツマーケットでは
- まずページを開かせる
- 読ませる
- その気にさせる
事が大事だと考えられます。
では「まずページを開かせる」ためにはどのような手段が必要なのでしょうか?
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検索結果でより多くのクリックを得るための手段
ページのタイトルと文字数に注意する
PC検索の場合、全角のような2バイト文字では30文字前後がタイトルとして表示されます。
ただこれがスマホですと2行の表示となり15文字前後で一旦折り返す形となります。
そのため最初の15文字前後でユーザーの心をつかむようなキーワードや言い回しを使います。
AMP対応にするモバイル検索ではAMP対応のページが表示されますが、一部のユーザーではAMPがどれだけ早く表示されるのか?という認識がされ始めています。
もし今開いている検索結果複数のページのタイトルが表示されていたとしても、AMPマークが表示されていたら「すぐ表示されるからとりあえずこれから開いてみるか」というユーザーを取り込めるかもしれません。
構造化データを使ってリッチスニペットとして表示させる
Googleの検索結果では、通常の表示の他にサムネイルやカルーセル表示と言ったリッチスニペットとして表示される場合があります。
これらは「構造化データ」をマークアップしたコンテンツで他の検索結果よりもかなり目立つためクリック率を上げるには最適です。
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コンテンツを読ませるには?
ページを開いてもらったのであれば、次は読ませないといけません。
読ませるためのテクニックとしては以下のようなものが考えられます。
ファーストビューに注力する
ランティングした後の直帰率・離脱率を下げる為にはファーストビューが大事です。
レスポンシブデザインの場合PC向けのヘッダー画像は大抵横長ですが、これをスマホで閲覧した場合かなり縮小されてしまいます。
もしヘッダー画像上にテキストがあった場合、ほとんど何を書いているかわからない状態になるのでスマホ用の画像に切り替わるなどの策略が必要です。
1画面分のサイズを意識する
レスポンシブデザインでPCの場合では適切でも、スマホで閲覧した際に多くのスクロールが必要な場合があります。
全体的なコンテンツのボリュームも考慮しなければなりませんが、適切に見出しを設定しテンポよく読めるようにコンテンツを区切ることも大事です。
変化のない長文は離脱率を上げてしまう要因となるので注意が必要です。
表示スピードに注意する
Googleがスピードアップデートを発表したように、ページの表示スピードがスマホユーザの評価につながる指針であるといえます。
重たいページはストレスを引き起こし、離脱率を上げる要因です。
PageSpeed Insightsなどを使用してページの表示スピードに問題ないか確認してみましょう。
AMPに対応することも必要だと考えます。
その気にさせるには?
これはもうランティングの技術なのでSEOではなく経験値とセンスにたよるものでしょう。
まとめ
コンテンツマーケティングを行う際はどうしても長文のページを作りがちです。またLPの様に画像を多用する場合もあるでしょう。
長文や画像の多用はスマホの画面幅になった場合に読み難さや、疲れ・ストレスをもたらしたりするのであればよいコンテンツではありません。
コンテンツが出来上がった際に多くのユーザーにスマホで実際に見て、確認・レビューをもらいながら改善していく必要があります。