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Web(ウェブ)とは?初心者でも分かる意味を解説します

2023.11.30
読了まで約 11

Web(インターネット)の世界は日夜著しいスピードで発展しているため、ビジネスに携わる人であればそれに対応できるだけの知識を身に付けておく必要があります。「今は何とかなっているから大丈夫」という考えでは、時代に取り残されてしまうかもしれません。

本記事では、Webの概要や利用されているサービス、Webページの仕組み、今後の業界動向などについて解説していきます。

Web(ウェブ)とは

Webは日常的に使われている言葉ではありますが、「その意味を具体的に説明するのは難しい」と思っている人も多いのではないでしょうか。まずは、Webの意味や概要について解説します。

関連記事:Webの構造を紹介!Webサイトが動く仕組みを解説します

文字や画像、動画などの閲覧を可能にするサービス

画像:Web(ウェブ)とは

Webは、「World Wide Web(ワールドワイドウェブ)」の略称で、インターネット上の文字や画像、動画などの閲覧を可能にするサービスのことです。WebサイトのURLに「www」が入ったものがありますが、これらは「World Wide Web」の略となっています。

「World Wide Web」は日本語に直訳すると、「世界規模のくもの巣」という意味になります。無数のコンテンツが広く張り巡らされ、互いにつながっている様子がくもの巣に似ていることからこのように名付けられました。

近年では、インターネットなどの技術が非常に普及し、Webはますます身近な存在になっています。例えば、日常で分からないことがあればパソコンやスマホですぐに検索をかけたり、LINEやInstagramなどのSNSを使って世界中の人々とコミュニケーションを取ったりなど、私たちの生活には不可欠なものになっています。特に、この10~20年でWebは大きな進歩を遂げてきましたが、それと同時に、Webの在り方や存在意義も大きく変わってきています。

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Webとインターネットの違い

「Web」と「インターネット」が同じ意味として使われているケースがありますが、両者の意味は異なります。違いは、言葉が示す範囲の広さです。

インターネットとは、コンピューター同士による情報通信技術の総称です。この情報通信技術により、さまざまなWebサイトへのアクセスやメールのやり取りができたり、オンラインゲームなどを楽しめたりできます。つまり、インターネットは世界中のコンピューターとコンピューターを繋ぐ「道」のような役割を果たしているのです。

これ対してWebは、そのインターネットを使って、Webサイトを公開したり閲覧したりできる仕組みのことを指します。つまり、インターネットという大きな情報通信技術の中に、Webという仕組みが存在しているのです。今あなたがこの記事を読んでいるのも、このWebの仕組みによるものです。

Webの歴史

Webは、1980年代後半にイギリスのティム・バーナーズ・リーによって考案・開発されました。彼はスイスにある原子核に関する研究所で、ソフトウェア技術のコンサルタントとして勤務していました。研究所には何千人もの研究者が在籍しており、彼らに効率よく情報を周知するための方法を模索していた際に、Webが発明されました。そして1990年には、世界初のWebサーバーと世界初のWebブラウザである、「World Wide Web(ワールドワイドウェブ)」が構築されました。

1991年にティム・バーナーズ・リーは世界で初めてのWebサイトを立ち上げましたが、この際に注目されたのが「Hyper Text(ハイパーテキスト)」と呼ばれる技術です。ハイパーテキストとは、文書同士をつなげる技術で、Webサイト上の文書をクリックすると、その文書がある別のWebページに移動することができます。今となっては当たり前のことかもしれませんが、当時からすると非常に革新的な技術でした。

そして、このWebサイトと共に発表されたのが、「ブラウザ」です。ティム・バーナーズ・リーが発表したものは「WWWクライアント」という名前のソフトでしたが、これは今で言う「Google Chrome」や「Microsoft Edge」と同じ機能を持つものでした。彼はこの「WWWクライアント」を無料で世界に公開し、さらにその技術についても公表を行いました。これにより、世界全体でWebを利用することができるようになり、近年に見られる大きな発展を遂げることができたのです。

Web(ウェブ)を利用しているサービスやWeb(ウェブ)に関連しているもの

Webサービスはさまざまなところで利用されており、私たちの生活を快適にしてくれています。ここからは、Webを利用しているサービスやWebに関連しているものについて解説していきます。

Webサイト

Webサイトとは、インターネット上にある同一のドメインを持つ複数のWebページの集まりのことです。「サイト=site」は、日本語では「敷地」や「用地」といった意味を持ちます。

Amazonや楽天市場のようなショッピングサイトから企業紹介のためのコーポレートサイトまで、Webサイトにはさまざまな種類があり、私たちにとっては非常に身近なものになっています。

混同しやすい言葉として「ホームページ」という言葉がありますが、厳密に言うとこの2つには違いがあります。ホームページはWebサイトの最初のページのことを指し、Webサイトを「本」と例えるのであれば、その表紙に当たるのが「ホームページ」と言えます。

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Webサイト制作のプロセスと制作会社の選び方

Webページ

Webページとは、伝えたい情報を1枚のページにまとめて、インターネット上で公開しているコンテンツのことを指します。このコンテンツには文書や画像などが含まれ、今あなたが読んでいるこの記事もWebページの1つです。そして、このWebページがまとまっているものを、先ほど解説した「Webサイト」と呼びます。

例えば、飲食店のWebサイトだと、以下のようなページが存在するでしょう。

● トップページ
● お店の紹介ページ
● メニュー紹介ページ
● イベント・キャンペーン紹介ページ
● お店へのアクセス紹介ページ
● お問合せ専用ページ

これらのWebページが集まって、1つのWebサイトが完成します。

Webブラウザ

Webブラウザとは、パソコンやスマホなどでWebサイトなどを閲覧するときに必要なソフトウェアのことです。ブラウザは英語では「browser」と表記されますが、基になっている単語は「browse」です。「browse」には、「ざっと見る」「拾い読み」などの意味があります。

代表的なWebブラウザとしては、以下のようなものがあります。

● Google Chrome
● Safari
● Microsoft Edge
● Mozilla Firefox

Webブラウザがなければ、ネット環境を整えたとしてもWebサイトを見ることはできません。Webブラウザがあることで、サーバーからHTMLファイルや画像などのデータが取得・解析でき、人が読めるものとしてWebページが表示される仕組みになっているのです。

基本的にパソコンやスマホなどのデバイスにはWebブラウザが搭載されているので、当たり前のように使っていたかもしれませんが、このWebブラウザがあるからこそ、私たちはスムーズにインターネットを利用できているのです。

関連記事:ブラウザ(browser)とは?意味や種類、仕組みをわかりやすく解説

Webデザイン

Webデザインとは、言葉の通り、WebサイトやWebページのデザインのことです。これらをデザインする際には、効果的なフォントを選んだり、写真や動画の掲載位置を考えたりなど、さまざま制作ステップを踏んでいきます。

ただ「綺麗なデザイン」であればいいのではなく、WebサイトやWebページの目的に合ったデザインを設計していく必要があります。企業のイメージアップを目的としたWebサイト制作であれば、その目標とするイメージに沿ったデザインを設計していく必要がありますし、商品の販売促進を目的としたWebサイト制作であれば、ユーザーの購買意欲を高めるようなデザインにしなければなりません。

WebサイトやWebページは、色合い・イラスト・フォント・アニメーションなど、さまざまな要素で構成されていますが、それらの要素を設計してデザインする人を「Webデザイナー」と呼びます。目的に合ったWebサイト制作が難しい場合は、プロのWebデザイナーに依頼するのも1つの方法です。

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Webデザインとは何か!Webデザイナーとしての仕事もあわせて解説します!
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Web DAV

Web DAVとは、ハイパーテキストの技術を拡張したもので、Webサーバーを使ってファイル共有と編集ができる技術やその機能のことです。現在普及しているGoogleドライブなどのサービスと似ており、複数の管理者間で容易にファイルの共有や編集ができます。特別なソフトウェアを必要とせず、ネットワーク環境があれば使用できるため、簡単にサーバー上のファイルを操作できます。

WebDAVについて知らない人も多いと思いますが、実は1999年にMicrosoft社が発表した歴史のある技術です。そのためセキュリティ性も高く、安心して利用できるものになっています。

Webマーケティング

Webマーケティングとは、名前の通りWebを中心に行うマーケティング手法のことです。Webサイトやブログ、SNSといったWeb媒体を活用して、より多くのユーザーを集めたり、商品への購買意欲やユーザーとの関係構築を促進したりなど、顧客になり得る人に対してプロモーション活動を行っていきます。

これまでは新聞や雑誌、テレビニュースなどによって商品やサービスの情報を得ることが多かったですが、近年ではGoogleなどの検索エンジンで調べたり、InstagramなどのSNSで情報を集めたりと、オンラインでの情報収集が主流になっています。ユーザーの商品購入やサービスの契約に関しても同様で、そのほとんどをオンラインで完結させるような時代になっているのです。スマホの爆発的な普及も追い風となっており、企業や経営者にとって、Webを活用した集客施策やサービス提供は不可欠となっています。

しかし、不可欠だからと言ってやみくもに施策を行えばいいわけではありません。業種や顧客の性質によって、選択すべきマーケティング施策は変わってきます。どの手法が一番自社の商品・サービスの価値を伝えられるのか、どのようなユーザーをターゲットとするのがよいのかなどを考えながら、施策を行っていくことが重要です。

関連記事:Webマーケティングとは?仕事内容や向いている人、用語や種類を解説

Webアプリケーション

Webアプリケーションとは、インターネット上で利用できるアプリケーションを指します。Webアプリケーションは端末にインストールする必要はなく、インターネットに接続していればパソコンやスマホからいつでも利用できます。例えば、TwitterやFacebook、YouTube、Gmailなどがその代表的な例と言えるでしょう。

よく比較されるアプリの種類として「ネイティブアプリ」がありますが、ネイティブアプリの場合は、パソコンやスマホなどの端末にインストールする必要があります。一方、Webアプリケーションはネットワーク経由で利用できるため、端末への直接的なインストールは不要です。

WebアプリケーションはWebブラウザ上で動作しますが、開発にはHTMLだけでなく、専用のプログラムも用いられています。

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Webページを構成するために利用されている仕組み

特別な技術を要することなく閲覧できるWebページですが、そこにはさまざまな仕組みが用いられています。ここからは、Webページを構成するために利用されている仕組みについて解説します。

HTML

HTMLとは、「Hyper Text Markup Language」の頭文字をとったもので、Webページの構造などを表現するためのマークアップ言語です。

マークアップ言語とは、Webサイトに掲載するテキストに目印付けを行い、コンピューターにその意味などを認識させるための言語です。「タグ」と呼ばれる要素をテキスト内に記述することで、そのテキストがどのような意味を持つのか、コンピューターに理解させることができます。

このHTMLを使うことで、Webページに掲載されている文章を読めるのはもちろん、画像や動画を閲覧したり、別のWebページへ移動したりなどが可能となるのです。

関連記事:HTMLとは?簡単なHTMLタグの基本からCSSの基礎まで初心者にもわかりやすく解説

HTTP

HTTPとは、「Hypertext Transfer Protocol」の頭文字をとったもので、Webページの送信と受信を行うための通信プロトコルです。通信プロトコルとは、コンピューターやネットワークデバイスが通信を行うための規約や手順のことです。

ユーザーがWebブラウザを通じてWebページにアクセスする際には、アクセスのための一定の規格が必要となりますが、その際にHTTPのプロトコルが使用されるようになっています。

関連記事:httpとhttpsの違いとは?セキュリティの観点も踏まえ解説!

URL

URLは、「Uniform Resource Locator」の頭文字をとったもので、Webページなどの位置や場所を示すものです。Webページだけでなく、インターネット上にあるさまざまな文書や画像などの場所も特定するために使われています。URLは基本的には以下のような構造となっています。

「https://①①①/②②②/③③③」
https: :プロトコル名
● ①①①:ホスト名・ドメイン名
● ②②②:ディレクトリパス名
● ③③③:ファイル名

関連記事:URL(ユーアールエル)とは!意味を正しく理解し初心者でも分かるように解説!

ハイパーリンク

ハイパーリンクとは、Webページ上の文書データや画像データに埋め込まれた参照情報のことで、複数の文書や画像データを結び付ける役割を持っています。一般的には、略して「リンク」と呼ばれています。テキストなどをクリックすることで、別のWebページや情報にジャンプすることができれば、それはハイパーリンクの仕組みが作動していると言えます。

WebサイトやWebページにおいては、内部リンク・外部リンク・被リンクの3種類があり、下記のようにそれぞれ役割と効果が異なります。

<内部リンク>
自サイトに設置された、自サイト内の他のWebページへ移動するためのハイパーリンク。

<外部リンク>
自サイトに設置された、外部サイトのWebページへ移動するためのハイパーリンク。

<被リンク>
外部サイトから自サイトに貼られているハイパーリンク。

関連記事:リンクとは?しくみと意味、特徴を理解して魅力的なサイトを作る方法

Webブラウザ

Webブラウザとは、前述のとおり、インターネットを介してパソコンやスマホなどでWebサイトやWebページを閲覧するときに必要なソフトウェアのことです。URLによって指定されたサーバーから、HTMLファイルや画像などのデータを取得・解析し、人が閲覧できる状態にしてWebページとして表示させる機能があります。

基本的に、パソコンやスマホなどのデバイスには最初からWebブラウザが搭載されているので、当たり前のように使っているかもしれませんが、Webブラウザがあるからこそインターネットを利用できていると言っても過言ではありません。代表的なWebブラウザとしては、以下のようなものがあります。

● Google Chrome
● Safari
● Microsoft Edge
● Mozilla Firefox

サーバー

サーバーとは、ネットワーク上でリクエストに応じて情報を提供するコンピューターやシステムのことです。英語表記では「server」と書き、「サービス(service)を提供する側」という意味を持っています。

一方、サーバーにリクエストを送る側は、「要求する側」という意味で「クライアント」と言います。つまり、Webページを開こうとしている利用者側のパソコンやスマホはクライアントとなります。

利用者が「このWebページを見たい」と思い、そのWebページのURLをクリックすると、それがリクエストとなってサーバーに届き、サーバーはそのリクエストに応える形でWebページの情報を提供してくれます。例えば、Google検索を利用して、検索結果から任意のWebページのタイトルをクリックした場合、そのWebページのデータが保管されているサーバーにリクエストが送信されます。すると、リクエストされたテキストや画像データなどがクライアントに提供され、私たちは前述のWebブラウザを通してそれを閲覧することができるのです。

サーバーは、膨大なクライアントからのリクエストに応えなくてはなりません。そのため、非常に大容量・高性能となっており、私たちが多くのWebページを閲覧できるのも、大量のデータを管理してくれているサーバーのおかげと言えます。

関連記事
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IPアドレス

IPアドレスとは、「Internet Protocol Address」の略称で、ネットワーク上の機器に割り当てられた番号のことです。例えば、「123.456.7.8」のような、ピリオドで区切られた数字列の形で割り当てられます。Webページの閲覧や、データの送信元・送信先の識別などに利用されており、言わば「通信するための住所」のようなものです。そのため、IPアドレスはインターネットに繋がる全ての機器に割り当てられており、重複することはありません。

関連記事:IPアドレスとは!基本的な仕組みや確認方法を解説!

DNS

DNSは、「Domain Name System」の頭文字をとったもので、ドメインとIPアドレスを紐付けるシステムのことです。

先ほどURLを解説した際に、URLはWebページなどの「場所」を示すものと解説しましたが、URLのドメイン部分は、特にこの「場所」を示す役割が強くなっています。URLは実際のところ、コンピューターには「IPアドレス」として情報を伝達しており、この数字の羅列を基に通信が行われています。しかし、この長い数字の羅列は、コンピューターではない人間には少し覚え辛いものです。それを解決するために利用されているのがドメインです。

ドメインがあることで、IPアドレスは「○○○○.com」のような私たち人間でも理解しやすい文字列に変換されます。IPアドレスを覚えていなくても、WebサイトやWebページをスムーズに探すことができるのです。

しかしこれにより、WebサイトやWebページの場所の示し方として、コンピューターのためのIPアドレスと、人間のためのドメインという、2つの形が存在することになってしまいます。ここで役に立つのがDNSです。

DNSは、IPアドレスとドメインを紐付けてくれる役割があります。WebサイトやWebページを閲覧するためにドメインを入力して検索すると、見たかったWebサイトやWebページに辿り着くことができますが、これはDNSによってドメインとIPアドレスが紐付けられているためです。ドメインからIPアドレスを取得し、紐付けられているサーバーのデータが呼び出される仕組みになっています。つまり、私たちはこのDNSのおかげで、簡単に指定したWebサイトやWebページを閲覧することができるのです。

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Web(ウェブ)のこれからの発展

さまざまな技術と仕組みによって成り立っているWebですが、今後はさらに発展していくことが予想されています。ここからは、今後のWebの発展について解説していきます。

Web3.0の時代

近い将来、Web3.0の時代が到来すると言われています。Web3.0とは、次世代の「分散型インターネット」のことです。

Webの進化は、Web 1.0、Web 2.0、Web 3.0の3つの段階で分類されています。Web2.0の時代では、GoogleやAmazon、Facebookなどの大企業が、個人情報や利益を独占しているという「中央集権型」の課題が問題視されていました。情報を調べたり、コンテンツを視聴したりするときは、これら大企業のプラットフォームを利用することがほとんどだったため、そこに個人情報や利益が集まってしまっていたのです。個人情報が集中して収集されるということは、情報漏洩のリスクが高まることにも繋がります。

しかし、Web3.0の到来によって、この状況は変わると予想されています。Web3.0の時代では、分散された形でデータが保持・管理される「分散型インターネット」が実現されようとしているのです。これにより、特定の企業やプラットフォームにのみデータが集中することはなくなり、個々でデータを管理していくため、情報漏洩のリスクが大幅に解消されることが予想されます。また、不正をすぐに感知できたり、ユーザー側で簡単にデータをチェックしたりすることもできるので、さらなるセキュリティ面の向上も期待できます。

関連記事:Web3(Web3.0)とは?特徴やメリットをわかりやすく解説

ブロックチェーン技術の発展

Web3.0の実現に欠かせないのが、ブロックチェーン技術です。ブロックチェーン技術とは、情報を記録するデータベース技術の一種で、ブロックと呼ばれる単位でデータを管理し、それを鎖のように連結してデータを保管していく技術です。

ブロックチェーンでは、データの取引記録をネットワーク参加者同士で分散した台帳に記録します。複数人で情報やデータを管理できるため、特定の企業に情報やデータを集中するのを避けられます。また、情報やデータは互いに繋がっているため、中身が改ざんされるとすぐに感知されます。そのため不正を行うのは難しく、非常にセキュリティ性が高いものとなっているのです。このような透明性と信頼性から、ブロックチェーン技術はビジネスの場でクリーンな取引を行うためにも利用されることが期待されています。

関連記事:ブロックチェーンとは!仕組みや活用シーンなどを解説!

まとめ

本記事では、Webの概要や利用されているサービス、Webページの仕組み、今後の業界動向などについて解説してきました。

技術の発展により、Webは私たちの生活に欠かせないものとなっています。しかし、その発展はまだまだ止まることはなく、今後はまた新しい時代が始まることも予測されています。Web3.0の時代が実現できれば、私たちの生活はさらに豊かになっていくと考えられます。

Webに関する知識や技術を身に付け、これからの時代に対応できるよう未来のテクノロジーにも目を向けておくことが重要と言えるでしょう。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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