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エシカル消費とは?意味や重要性を具体例で解説!

2023.8.22
読了まで約 10

「エシカル消費」とは、社会問題などに配慮した商品を選んだり、より良い社会を実現するための消費行動をとったりすることを指します。つまり、世界の人々や地球に対してプラスの影響を与えるであろう行動を積極的に行っていくことになります。

近年ではSDGsの取り組みが求められている中で、エシカル消費にも注目が集まっており、消費行動のあり方にも変化が起き始めています。本記事では、エシカル消費の概要やSDGsとの関連性、具体例などについて解説します。

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エシカル消費とは

エシカル消費は、近年世界全体で取り組まれている活動です。まだ日本では徐々に取り組まれつつある活動で知らない人も多いのではないでしょうか。まずは、概要の理解を深めていきましょう。

社会的な課題の解決につながるような消費行動をすること

エシカル消費は、社会問題などに配慮した商品を選んだり、持続可能な社会を実現するための行動をとったり、「社会的な課題の解決につながるような消費行動をすること」を指します。「エシカル(Ethical)」には「倫理的な」「道徳的な」という意味があり、この意味と関連させると、世界の人々や地球に対してプラスの影響を与える倫理的な消費行動と捉えることができます。

現代において注目されている理由とは

近年では、さまざまな環境・社会問題が発生しており、各国の政府などが世界全体で問題の解決に取り組んでいます。そんな中、一般的な消費者たちは、自分たちが購入する製品がどのように生産されているのか、どのような場所で作っているのか、など、購入するものの背景にあまり関心を示すことがありませんでした。

しかし、最近は一般的な消費者たちの中でも環境・社会問題に関心を持つ人たちが増え、自分たちの行動でその問題を緩和させていこうと考える人たちが増加傾向にあるのです。自分だけでなく、周りの人々や環境がよりよくなるように行動し、自分たちの未来をさらに良くしていこうと考え、今までと違った行動をとるようになりました。

言葉だと難しく感じるかもしれませんが、案外私たちでも行っていることがこの行動に繋がることがあります。例えば、マイバックを準備してゴミ袋の消費をせずに買い物を行ったり、環境の為に省エネに繋がったりするるような家電を購入したりなども、この行動の1つとなります。小さなことではありますが、この行動1つ1つが社会の問題を解決し、私たちの良い未来を創り出すきっかけとなるのです。

エシカル消費とSDGsの関連性

エシカル行動は、SDGsとも関連性が高いといわれています。SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称であり、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17つの目標です。その目標の中に、環境や貧困、食糧危機などの社会問題を解決していくことが示されており、エシカル消費はそれらを解決するための有効的な手段とされています。以下が、17つの目標の中でも、関連性の高いものです。

● 飢餓をゼロに
● すべての人に健康と福祉を
● 人や国の不平等をなくそう
● 住み続けられるまちづくりを
● 海の豊かさを守ろう
● 陸の豊かさも守ろう

目標2:飢餓をゼロに

「飢餓をゼロに」は、年齢問わず世界の人たちが、栄養のある食事を取り、世界中の飢餓を終わらせることを目指す目標です。

世界には、栄養不良や栄養失調が原因で命を落とす子供たちが複数います。一方で、日本などのあまり食事には困ることのない国では、多くの食品が廃棄となります。食品ロスは、資源や労働力が無駄になってしまいますし、廃棄による環境への悪影響など、様々な問題が発生してしまいます。

自分たちが生きていく上で、身近な環境を守りながら、農業の生産量を増やして食べられるものを作っていくことは非常に重要となります。農業の生産量を増やしていくことは、飢餓や栄養不足をなくすために非常に効果的な施策といえるのです。

目標3:すべての人に健康と福祉を

「すべての人に健康と福祉を」は、世界の人たちが安心して健康に暮らすために、病気を未然に予防する取り組みや、適切な治療を受けることのできる環境を整えるための目標です。

世の中にある化粧品や食品には、肌に触れることで健康に悪影響を与える成分が含まれているものや、害を与える添加物が含まれているものなどが存在します。それらの利用を控えることで、自らの健康を保つことができるのはもちろんですが、その商品が売れなくなります。悪影響を与えてしまう製品が売られなくなることで、世界の健康被害が少なくなることに繋がるのです。

近年では、化粧品や食品において、オーガニックのものが増えてきています。化学的な成分を使用せず、自然由来の原材料から作られているため、健康面はもちろん環境に配慮された製品となっています。

目標10:人や国の不平等をなくそう

「人や国の不平等をなくそう」は、国と国の間や、国内での不平等を減らしていくための目標です。世界の約20%の富裕層が世界の所得の80%を占めるという考察があるように、さまざまな国で貧富の格差が問題となっています。所得の面だけでなく、世界では人種や性別、障がいなどによって不平等な扱いを受けている人が多く存在しています。人間だれしも平等に生きていくべきこの世界で、不当な扱いを受けるのは間違っているといえるでしょう。所得が低い人でも収入を増やすことができる取り組みや、人種や性別などによる社会的に不平等な扱いを受けることをなくすための取り組みは、優先的に行うべきです。

目標11:住み続けられるまちづくりを

「住み続けられるまちづくりを」は、水・電気など生きていく上で必要なものを十分に利用できる家に住み、安全に楽しく生きていくことができる環境を作るための目標です。特に、高齢者や障がい者など配慮が必要な人々にとって、安全に利用できる交通機関や、安心して過ごすことのできる公共スペースをつくることも目指していることの1つとなります。

世界すべての人が、生きていく上で必要なものを問題なく利用するためには、現在快適に利用できている私たちが、普段使っているエネルギー消費を抑えることが重要です。こまめに電気を消したり、節水を行ったりすると効果的にエネルギー消費を抑えることができます。また、省エネに繋がるような家電を購入したり、電気自動車を購入したりするなど、環境の事を考えて商品の購入を行うことも非常に効果的な行動といえるでしょう。

目標12:つくる責任つかう責任

「つくる責任つかう責任」は、エシカル消費と非常に関連の深い目標です。すべての国が、一人当たりの食品廃棄量を全体で半分に減らすことや、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を促進、環境や社会に配慮した消費を目指す目標となります。

そのためには、国や企業が環境に良い商品などを推進・販売する必要があります。また、一般の消費者達も、環境に関する理解を深めたうえで、自分たちの未来を守るための消費行動を行っていく必要があります。誰か1人という訳ではなく、世界の全員で取り組む必要があり、自分たちの行動が未来を変えるという意識を持っておくことが重要です。

関連記事:サステナブル(Sustainable)の意味とは?SDGsを踏まえたマーケティング事例を紹介

私たちでもできるエシカル消費の具体例

「世界の人々や地球に対してプラスの影響を与えるであろう倫理的な消費行動」と聞くと、なんだか難しそうと感じてしまうかもしれませんが、小さなこと行動でも大丈夫です。もしかしたら知らぬ間に実施していることもあるかもしれません。ここからは、私たちでもできるエシカル消費の具体的な行動を解説していきます。

買い物などでマイバックを利用する

環境に関しての配慮のために、買い物などでマイバックを利用するのも良い行動の1つです。スーパーなどで買い物を行うとレジ袋を提供してもらえることがありますが、レジ袋はプラスチックで作られています。近年、プラスチックごみによる環境問題は深刻となっており、海洋汚染の深刻化や地球温暖化の促進を引き起こしています。

私たちがマイバッグを持参することで、レジ袋を利用する機会は減り、レジ袋の消費が減るということはプラスチックごみの量も少しずつ削減することに繋がります。

リサイクル素材を利用したものなど環境に配慮した商品を購入する

リサイクル素材とは、廃棄する予定の製品を再利用して作られた素材のことです。例えば、着なくなった古着などを裁断して繊維にし、改めて違った製品へと加工を行ったものなどを指します。このような素材を近年では「サステナブルな素材」とも呼び、環境へ負担の少ない素材として注目されています。

リサイクル技術の研究は日々進んでおり、従来のものと比較しても品質や価格面でも遜色はありません。さまざまな製品でバリエーションも多くなってきているので、環境を配慮して購入を行ってみると良いでしょう。

フェアトレード商品を購入する

フェアトレードとは、日本語で「公平・公正な貿易」という意味があり、商品に携わる全ての人(生産者、製造者、販売者、消費者など)のために、公正な取引のもとで販売されている商品をフェアトレード商品と言います。

近年ではこの「フェアトレード」という言葉が広がりを見せていますが、それには発展途上国に人々の生活が脅かされていることが背景にあります。グローバル化によって商品の製造が国や地域を超えて行われており、そのような製品が安価に販売されていることも多いです。しかし、安価に販売されているのは、生産者に正当な対価が支払われていなかったり、児童労働を行って正当な賃金が支払われていなかったりなど、生産する人の貧困や健康被害を及ぼすような事態が起こっているのです。

そのような問題を解消するために、生産者や労働者に適切な賃金が支払われるようなフェアトレード商品を販売し、発展途上国の人々が安心して生活できるような取り組みを行っているのです。

「そのような商品を売っているのを見たことが無い」という人も多いかもしれませんが、案外コンビニやスーパーマーケットで売られていることが多いです。「国際フェアトレード認証のマーク」がついているものを探して購入をしてみましょう。

必要な量だけを購入してフードロスを減らす

日本を含め、世界では大量のフードロスが生じています。日本では、食べられるのに廃棄されている食品が523万トン(令和3年度)も発生しているのです。この523万トンは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2021年で年間約440万トン)よりも多い数値となっており、フードロスが非常に問題になっていることが理解できます。

フードロスは、世界には栄養不足や食糧不足で苦しんでいる人たちが多くいるため非常にもったいないという観点もありますが、廃棄にあたってのコスト問題や焼却時の環境破壊問題などにも繋がっているのです。

このフードロスの問題は早急に対応すべきで、私たちでも身近なことから行動できるものとなっています。例えば、食べきれない量の食材は買わず、少量パックなどを利用して必要な量だけを購入したり、購入したものはできる限り使い切るようにしたりなど、小さな行動や意識がフードロスの問題への対応となり得ます。

地産地消を意識する

ある地域で作られたものを購入して消費することは、その地域に関する支援となります。それが自分の地域であれば、地元の生産者を応援することに繋がり、地域の活性化に貢献できるでしょう。

また、遠方の地域から商品を輸送すると、運搬に伴う車などの温室効果ガスの発生や、コストの発生を引き起こしてしまいます。また、違う国からの貿易による輸送も同じです。地産地消を意識すると、それらの課題を払拭することができ、環境にも良い影響を与えることが可能となるのです。

売り上げの一部が寄付になる商品を購入する

自社製品の売り上げの一部を、環境問題などの解決のために活動する団体に寄付したり、被災地などへの募金に利用したりする企業も存在します。そのような企業の製品を選ぶことは、間接的にその活動を支援することにも繋がります。

また、被災地が宣伝している特産品や名産を購入して消費することで経済の復興を応援する方法もあります。東日本大震災など、日本は災害が多い国となっており、各地に被災地が存在しています。そのような地域でつくられたものを購入して消費することは、被災地の人々を支援できる行動となり得るでしょう。

再生可能エネルギーを利用する

再生可能エネルギーとは、石油や石炭、天然ガスといった有限な資源である化石エネルギーとは違い、太陽光や風力などといった自然界に常に存在するエネルギーのことです。自然界に常に存在していることから枯渇することはなく、温室効果ガスを排出せずに利用することができるエネルギーです。

近年では、エネルギー危機が進んでおり、日本も今まで依存してきた化石エネルギーが減少傾向にあります。そんな中、再生可能エネルギーを活用することで、枯渇する恐れのないエネルギーをメインにエネルギー自給率の向上が見込めるようになります。また、再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出することがないため、地球環境への負担少なくエネルギーを利用することが可能性です。

今ではさまざまな電力会社があり、積極的に再生可能エネルギーを扱っている企業も増えてきています。そのような企業に切り替えていくことも、地球を守る1つの消費行動となるのです。

関連記事:マーケティングにも大きな影響を与えるSDGsの基本概念と取り組みを解説

エシカル消費は企業が取り組むこともメリットが大きい

ここまでは消費者達が取り組むべき事項について解説しましたが、エシカル消費は企業や経営者が取り組んでいくとメリットが大きい点があります。ここからは企業や経営者にとってのメリットを解説します。

企業のイメージアップにつながる

世界の人々や地球に対してプラスの影響を与える倫理的な行動をとっている企業は、より良い未来のためにアクションを起こせる企業として、良いイメージを持たれるようになります。それは顧客からはもちろんですが、国の機関などさまざまな方面から評価をいただけるようになるでしょう。

企業が長期的に経営を行っていくには売り上げ・利益も当然重要ですが、社会全体から認められる企業としての体制づくりが重要となります。社会からの支え無しでは企業が生きていくことは難しいでしょう。エシカル消費によって、企業のイメージアップを行うことができ、信頼につながることから安定的に顧客の獲得が期待できます。

また、社会的な責任を果たし、社会の課題解決に貢献することで、市場においての存在価値を高めることにも繋がります。存在価値が高まることで他社との差別化を行うことができ、顧客に選ばれる企業として確立できるようになるのです。

地域の活性化に貢献できる

企業がエシカル消費を意識し、地元の材料を選んで名産品を作ったり、地元の業者と連携してビジネスを展開したりすることは、地域の活性化につながります。

企業によっては地域に密着しているケースも多く、地域の活性化は社会的責任を負う上で非常に重要です。地域の活性化に貢献することで、地域に密着したビジネスが成功し、社会全体からの評価が変わってきます。

意識が高い消費者層を獲得できる

環境に配慮した商品を販売することで、エシカル消費の意識が高い顧客層を獲得できるようになります。SDGsの17つの目標など、近年では環境や貧困、食糧危機などの世界的な社会問題について考えさせられる機会が多くなってきています。特に20代~30代の若い世代は、自分たちのこれからの未来を守っていこうという気持ちが強く、エシカル消費などへの関心が高い傾向にあると考察されています。

自社の事業の展開においても、できる部分から社会問題についての解決に関わるような製品を展開することで、意識が高い消費者層を獲得できるようになるでしょう。また、競合他社と差別化ができるようになるため、市場における競争優位性を確保しやすくなるメリットもあります。

関連記事:CSRとは!企業における社会的責任と取り組み事例を解説します!

エシカル消費の課題

一般の消費者も企業も取り組むことで、世界に大きな影響を与えるエシカル消費ですが、まだまだ課題を抱えていることもあります。それは、日本はまだまだ浸透中という点です。

日本はまだまだ発展途上

日本の消費者庁では、2015年5月から2年間にわたり「倫理的消費」調査研究会を開催し、人や社会・環境に配慮した消費行動の普及に向けて幅広い調査や議論を行いました。その調査や議論をもとに、普及・啓発の取り組みを実施していますが、まだまだ世界と比べると浸透していないのが現状です。

しかし、さまざまな企業が社会や環境に配慮した製品を開発・販売したり、消費者が社会や環境に配慮した製品を選択したりするなど、少しずつではありますが、社会や環境に配慮した製品の認知度が上がってきている傾向にあります。

小さなことでも取り組んでみることが重要

自分たちの生活にあたって、全てを倫理的な消費行動に変化させることは非常に難しいでしょう。ですが、いきなりそれほど大きな行動をする必要はなく、小さなことでもできることから取り組んでみることが重要なのです。

例えば以下のような行動を参考にしてみてください。

● 買い物の際にマイバックを利用する
● 食べ残しを減らす意識をする
● リサイクル素材を使った服を購入する
● いつも購入するお菓子をフェアトレード商品に替えてみる
● クーラーの温度を1度上げて利用する(節電効果)

関連記事:ミッションステートメントの役割とは?経営理念との違いと作成方法、効果について

関連する認証マーク

エシカル消費を意識して、社会・環境に配慮した製品を購入する際、認証マークやラベルが付いているものをチェックするのがポイントとなります。さまざまな種類の認証マークがありますので、解説していきます。

エコマーク

エコマークは、「生産」から「廃棄」にわたるサイクル全体を通して、環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられるマークです。以下の4つの領域において重点的に評価され、認証された製品にこのマークが付けられます。

● 省資源と資源循環
● 地球温暖化の防止
● 有害物質の制限とコントロール
● 生物多様性の保全

エコマークは、日用品や家庭用品、文房具、衣服、家電、パソコンなど、幅広い範囲の製品が認定されています。

国際フェアトレード認証

国際フェアトレード認証は、原料が生産されてから、輸出入、加工、製造工程を経て完成品となるまでの各工程で、国際フェアトレード基準が守られていることを証明するラベルです。

前述していますが、フェアトレードとは、「公平・公正な貿易」という意味があり、商品に携わる全ての人(生産者、製造者、販売者、消費者など)のために、公正な取引のもとで販売されている商品をフェアトレード商品といいます。

フェアトレード商品を購入することで、生産者や労働者に適切な賃金が支払われ、発展途上国の人々が安心して生活できることへの貢献に携わることができます。

有機JASマーク

有機JASマークは、農林水産大臣が定めた品質基準や表示基準に合格した農林物資の製品につけられるマークです。農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で生産された食品を表しています。農産物、加工食品、畜産物などに付けられ、このマークが付けられているもののみ「有機」や「オーガニック」と表示をすることが可能となっています。

GOTS認証

GOTS(ゴッツ)認証は、「Global Organic Textile Standard」の略称で、繊維製品を対象としたオーガニック認証です。ウールやコットンなどの原料自体がオーガニックであることだけではなく、加工する工程など消費者の手に渡るまでオーガニックな方法で生産されていることが保証されるマークです。また、生産された環境が、安全な労働環境であることなどについても基準が設けられています。

FSC認証

FSC認証は、森林の管理が環境や地域社会に配慮して適切に行われているかどうかを認証するマークです。森林を原料とした木材製品や紙製品など製品についており、生産、加工、流通に至る全ての過程で環境や地域社会に配慮されているか、非常に厳しい基準が設けられています。FSC認証を受けた製品を選ぶことは、適切な森林管理を行う生産者を支援し、森林保全に貢献していることへ繋がります。

関連記事:ESGとSDGsとの違いとは?意味や背景、人事として取り組めることを解説

まとめ

本記事では、エシカル消費の概要やSDGsとの関連性、具体例などについて解説しました。世界と比べると日本での普及はまだまだこれからですが、認知や具体的な行動は増加傾向にあり、国民が自分たちの未来をより良くしようと行動を起こし始めています。SDGsで掲げられている問題を解決するためには、1人1人の少しの行動が重要となります。日常生活の中に、少しだけでもエシカル消費などの行動を取り入れ、自分たちのためにもできることから始めていきましょう。

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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