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LP制作の相場は?初心者が知っておきたい基本

2022.5.9
読了まで約 3

LP制作を外注する際は、できるだけコストを押さえてクオリティの高いLPを作りたいと思っている方が多いでしょう。LP制作は制作会社によって見積り金額が変わるため、適正な料金であるか判断しづらいものです。

今回は、はじめて外注を検討している方にも理解しやすいLP制作の相場について紹介します。

関連記事:LPとは?ホームページやトップページとの違い

LP制作を制作会社に頼んだ場合の相場は?

LPは、企業のコーポレートページや商品のサービスサイトとは異なり、ターゲットの集客に徹底して注力して作成されます。商品・サービスの売上にダイレクトに影響するため、ターゲットに的確に訴求できるクオリティが求められます。

LPの制作費用相場は、1ページあたり10万〜50万程度と言われています。よりデザインにこだわったLPであれば、さらに費用をかける必要があります。また、写真や画像などの素材の提供、レスポンシブ対応など、求めるものによって追加料金が発生します。

また、依頼する制作会社の規模や、依頼する範囲によって料金は変化します。場合によっては、50万円以上かかることも想定されます。

中小規模の制作会社であれば、戦略設定の上流から入り、構成案の作成、デザイン・コーディングまで対応し、大手の制作会社であれば、さらに、サーバーへの反映、運用改善まで対応している場合もあります。

LP制作をフリーランスに頼んだ場合の相場は?

LP制作をフリーランスに依頼する最大のメリットはコストを抑えられる点にあります。また、企業側の要望に柔軟に対応してもらえる機敏性も期待できます。

10万円以下の相場

フリーランスのWebデザイナーや格安の制作会社に依頼すれば、10万円以下でLPを作成することもできます。10万円以下の相場は、LPのデザインとコーディングを外注し、また、デザインもある程度フォーマットが決まったテンプレートを活用します。

この場合、競合調査も含んだ3C分析や、ペルソナ設定といったLPの戦略部分、写真・画像やテキストなどの素材も、自社である程度対応する必要があります。また、LPを公開した後の改善サポートはなく、自社でランディングページの最適化、LPOを行っていく前提となります。

デザインはこだわらず、とにかくコストをかけないで安く発注したい場合にはおすすめです。

10~30万円の相場

デザインにこだわり、構成案の作成も依頼したい場合は、10〜30万円の料金相場となります。設定したペルソナに訴求できるLPを作るために、コンテンツの構成から入ってもらい、オリジナルデザインのLPを作成できます。

一般的なLP制作の相場では、この料金帯が最も多いボリュームゾーンです。

依頼する場合、自社で決めておきたいこと

本来の目的であるコンバージョン獲得を意識 

LP制作を依頼する場合には、本来目的である「商品・サービスの売上向上」を達成することを意識すると、費用対効果を高めることができます。LPはコンバージョン(CV)獲得に特化したページです。

そのため、1つのLPに対し複数のターゲットを設定しないようにしましょう。複数のターゲットがあることで、本来訴求したいターゲットに対してアプローチが弱くなってしまいます。複数ターゲットがある場合はその分だけLPを作成するように検討しましょう。

また、一度作成したら終わりではなく、継続した改善がLPの費用対効果を高めます。CV率や滞在時間、離脱率などを確認し、問題のある場所を改善するといったように継続的にLPOを行うことが重要です。

関連記事:LP(ランディングページ)を作る意味は?費用対効果を高める方法を解説!

依頼するものと自社で準備するものを分ける

LP制作を依頼する場合は、制作予算はもちろんですが、何をどのようにどの程度、依頼するのか決めておくとスムーズに制作会社へ外注できます。

素材や撮影の有無

写真画像やキャッチコピー、テキストなどのLP制作に必要な素材を自社で用意するのか、制作会社に依頼するのか決めておきます。また、新たに写真や動画素材を用意しなければいけない場合、制作会社に撮影対応できるのか、確認する必要があります。

ボリューム

LPの長さ(ボリューム)がどのくらいになるのかを確認しておきます。具体的には、商品・サービスの概要やメリット、お客様の声、動画など掲載したいコンテンツの内容を整理し、どのくらいの長さになるのか見ておきます。長さによっても料金が変わってきます。

レスポンシブ対応

LPは、PC以外にスマートフォンやタブレットから見るユーザーも想定して、見やすいようにレスポンシブ対応が必要です。レスポンシブ対応も別料金のケースが多いですが、あらかじめ見積りに入れてもらうようにしましょう。

納品形式・納期

納品形式によっても料金は変わります。ファイル形式で納品してもらう場合、費用はかかりませんが、自社でサーバーに上げる作業が必要となります。サーバーのアップロードを依頼すると、別途料金が発生します。短納期の場合も別途料金が発生することになります。

まとめ

LP制作の相場は、依頼する企業の規模や、依頼範囲によって料金相場が変わってきます。どこまで自社で対応するのか、何を依頼するのか整理することで、LP制作をスムーズに進めることができます。

Webマーケティングツール「Switch Plus」は1ページのLPをノーコードで簡易に作成できます。制作費用はかからず、月額費用のみでLPの制作と運用改善が行えます。費用対効果を高めるためには、まずSwitch PlusでLP制作に取り組んでも良いでしょう。

画像:CMSとMAの一体型 Switch Plus

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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