「メールを大量にスピーディーに配信したい」「メールマガジンの効果を出したい」といった場合、メール配信システムが役立ちます。これからメール配信システムを導入したいと考える場合、数多くの種類のあるメール配信システムのうち、どれが自社に最も合うのか調査することでしょう。
そこで今回は、メール配信システムとは何か、導入メリット、選び方などとともに、おすすめのメール配信システムを15個ご紹介します。
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目次
メール配信システムとは
メール配信システムとは、メールマガジンや会員登録後の感謝メール、キャンペーンメールなどのメールを大量に一斉配信するためのシステムです。
メールは一般的なメールソフトを利用すれば送信できますが、大量のメールを配信するのには手間がかかりますし、配信するのにも一通一通送信作業を行うことから、大幅に時間もかかってしまいます。また、メールを送信したのに届いていないといった事態も起こり得ます。メールマガジンを配信した後、開封率や反応を知りたいということもあるでしょう。
このようなときにメール配信システムを利用すれば、それらを解決することができます。
メール配信システムの主な機能は次のものがあります。
関連記事:これだけはおさえたい! メルマガの開封率・クリック率をあげる3つのポイント ~タイトル・テキストメール構成編~
一斉自動メール配信
メールアドレスのリストに記載があるユーザーに一斉に自動でメールを配信する機能です。
ステップメール配信
あらかじめ用意した複数のメールを1通目から自動的に、順番に送っていく機能です。
HTMLメール作成
HTML形式のデザイン性の高いメールを作成できる機能です。
スマートフォン/PC対応
ユーザーの受信端末に応じたデザインでメールを表示する機能です。
効果測定
メール配信後に、メール到達率や開封率などの効果測定を行える機能です。
クリック分析
効果測定機能の一つで、メールの中のリンクのクリック率やどこのリンクがどれくらいクリックされたかなどを分析できる機能です。
メールアドレス管理
メールアドレスのリストを取り込める機能です。また無効なメールアドレスへの配信の防止の機能があることもあります。
配信予約・スケジュール管理
メールの配信予約など、配信スケジュールを管理できる機能です。
セグメンテーション機能
セグメンテーションとは、メールの配信先を属性ごとに変更してメールを配信できる機能です。
ABテスト
ABテストは、メールの内容やデザインを変えたAパターンとBパターンの2種類作り、メールアドレスリストのうち、半分のユーザーにはAパターン、残りの半分のユーザーにはBパターンなどと分けて配信できる機能です。これにより、どちらのメールがより効果が高いのかを検証できます。
関連記事:ABテストとは? 4つの種類とやり方、仕組みをわかりやすく解説
セキュリティ対応
メール暗号化など、セキュリティ対策が行える機能です。
迷惑メール対策
送信したメールが、迷惑メールとして扱われないための対策となるSPFやDKIM設定などを行える機能です。
関連記事:BtoB向けのメルマガ(メールマガジン)の開封率、クリック率(CTR)をあげる為に出来ること
メール配信システム導入のメリット
メール配信システムを導入することで、様々なメリットが得られます。ここでは主なメリットをご紹介します。
短時間で大量にメールを届けられる
メールマガジンなど、短時間で大量にメールを送信したい場合に便利に利用できます。
メール配信リストが最適化できる
自動的にメールが送信されるのはもちろん、配信後に無効なメールアドレスが判明し、次回から配信リストから除外するなどすればリストが最適化できます。確実に届けられるというメリットもあります。
メールの到達率や反応率を高められる
メール配信システムは、効果測定機能が備わっていることがほとんどで、到達率や反応率、開封率などを配信後に知ることができます。またA/Bテストによって反応の良い、もしくは開封されやすいメールなどを知ることができるため、メールを改善していくことができます。
HTMLメールを効率的に作成できる
HTMLメールを作成できる機能が備わっているメール配信システムを利用することで、HTMLメールを効率的に作成できます。
メール配信時のセキュリティ対策が容易に行える
メール配信時のセキュリティ対策が、より手軽に実施できるのめ、安心して送信できます。
関連記事:メールマガジンの作り方とは?配信から開封率の向上ポイントまで、メルマガを徹底解説
メール配信システムの選び方と比較のポイント
メール配信システムを導入する場合、複数のメール配信システムを選出して最適なものを選ぶと考えられます。そのようなときの選び方と比較のポイントを解説します。
メール配信システムの導入目的と機能の整理を行う
まずはメール配信システムの導入目的を明確にして、それに必要な機能をリストアップします。必須の機能と必須ではないけれどあったほうがいい機能を分けて分類すると良いでしょう。
また予算に応じて導入するシステムの価格帯もある程度決めておく必要があります。
配信予約やメールアドレス管理、ステップメール配信、メール開封率や到達率測定などは、ほとんどのメール配信システムに備わっている機能です。
迷惑メール対策機能やHTMLメール作成機能、URLクリック率の測定、A/Bテストの実施などは一部のシステムに備わっています。
セキュリティ要件を確認する
メール配信システムを導入する場合には、自社のセキュリティポリシーのセキュリティ要件をクリアしているかどうかの確認が必要です。例えばメール配信システムには、顧客情報となる名前やメールアドレスのリストを利用するため、クラウド型のメール配信システムの場合にはメールアドレスリストをクラウド上のサービス提供ベンダーの領域に保存することになります。この場合、セキュリティポリシーに違反することが多いため、注意が必要です。
料金体系は最適なものを選ぶ
まずメール配信システムの料金体系は大きく二つのタイプに分類できます。一つはメールの配信数に応じた従量課金タイプで、もう一つは月額料金タイプです。コストが最適化できるほうを選びましょう。
サポートや保守メンテナンス体制が十分か確認する
大量のメールを配信した後で、エラーメールが大量に生じたなどの不具合が起きた場合、サポートに問い合わせる必要があります。そのようなときのサポート体制や日頃の保守メンテナンス体制が充分かどうかは重要な確認ポイントといえます。
トライアルやデモ操作で操作性の確認をする
一般的に多くのメール配信システムではトライアルやデモ操作により、導入前に操作性を確認することができます。導入後になって利用しづらいなどに気づくのは避けたいものです。しっかりと事前に確認しておきましょう。
関連記事:マーケティングに求められる顧客を惹きつけるメッセージ独自の視点でメールDMの愛され度をチェック
メール配信システムのおすすめ15選
世間には多種多様なメール配信システムが存在します。その中から、おすすめのものを15個ご紹介します。
1.配配メール(ハイハイメール)
https://www.hai2mail.jp
会社名:株式会社ラクス
配配メールは、メール配信機能のほか、効果測定やメールの改善の機能も有する、クラウド型のメール配信システムです。
シンプルな機能とユーザーインターフェースを備えており、誰でも簡単に使いこなせるのが特徴です。
利用できる機能に応じて「Light」「Standard」「Premium」「Bridge」の4つのプランを選択できます。
基本配信機能として、セグメント配信機能が備わっており、年齢や性別などの顧客の属性情報や顧客データベースの項目などの様々な条件で絞り込んで配信できます。シナリオに沿ったステップメール配信やHTMLメールなどの利用もできます。
またメール作成機能ではメールテンプレートや差し込み機能という顧客の名前や会社名などの顧客データベース内の情報を、本文・件名に差し込むことができる機能があります。
管理機能としてデータの一括登録、書き出しや登録・解除フォームなども用意されています。
プランによって、分析/効果測定機能やA/Bテスト配信などを利用できます。またGoogle Analytics連携機能では、GoogleAnalyticsと連携することでメール経由のコンバージョン測定ができます。
「Bridge」というプランでは、メールマーケティング機能が使えます。ホットリード抽出やトリガーメール、シナリオメールなどにより、顧客へのマーケティングの効果を高められます。
2.WEBCAS e-mail(ウェブキャスイーメール)
https://www.webcas.jp/email/
会社名:株式会社WOW WORLD
WEBCAS e-mailは、20年以上前からあるメール配信システムです。
1か月からのスポット利用ができるクラウド版から、自社の環境に導入できるオンプレミス版まで、幅広い提供形式・プランを用意しています。
大量一斉メール配信などの基本機能を備えているほか、既存のデータベースやMAやCDP、レコメンドエンジン等といった外部システムとの連携ができるのが特徴です。
また、顧客一人ひとりのニーズに合ったメールの配信を行うことができます。例えばOne to Oneメール配信のほか、レコメンドメール配信、フォローアップメール配信機能などがあります。
モバイル向けメールの作成・配信ができるのも特徴です。
3.Cuenote FC(キューノートエフシー)
https://www.cuenote.jp/
会社名:ユミルリンク株式会社
Cuenote FCは、高速の大量配信と高い到達率が特徴のメール配信システムです。
クラウド版も、オンプレミス版も両方提供しています。
メール配信を自動化するほか、ステップメールや顧客データベースと配信リストの自動連携ができ、MA、CRM、DMP等とのシステム連携やカスタマイズにも対応しています。
その他、HTMLメールの作成・配信や多言語でのメール配信、効果測定、A/Bテストをシステムで自動化。さらにメール配信後の行動分析などのメールマーケティング機能もあります。
またECのカゴ落ち防止やレコメンドメール配信などの機能もあり、ECの売上機会損失防止、リピート施策、Webサイトへの再訪促進などを可能にします。
スマートフォン・携帯向けにメール配信を行った際、確実に送信できるのも特徴です。
4.blastengine(ブラストエンジン)
https://blastengine.jp/
会社名:株式会社ラクスライトクラウド
blastengineは長年培われたメール配信のノウハウと技術力で、確実にメールを届けることができ、高速配信やAPI連携などを強みとするメール配信システムです。
SMTPリレー配信が提供されているのも特徴です。SMTPリレーはメール送受信でよく利用されるSMTPを使い、より複雑な使用を可能にします。基本的にはAPIの方が設定が容易で配信速度も高速ですが、SMTPではより複雑な使い方が可能です。エンジニアにSMTPのノウハウがある場合には、SMTPリレーでの配信のほうが有用とされています。
導入しやすい価格設定も特徴です。配信数1万通で月額1,500円からの利用が可能なので、手軽に始められます。
顧客システムとの連携が容易で、確実かつスピーディーにメールを配信できるので、効率的にメール配信業務が行えます。さらにサポート体制が充実しており、専任スタッフが電話とメールで丁寧にサポートします。
5.Customers Mail Cloud(カスタマーズメールクラウド)
https://smtps.jp/
会社名:HENNGE株式会社
Customers Mail Cloudは、クラウド型のメール配信システムです
長年の運用経験をもとに安全・確実にメールが送信できるようにセットアップしたメールサーバーを提供しているのが特徴です。
ISPや携帯キャリア各社は、近年、様々なスパムメール対策を実施していますが、そうした中でCustomers Mail Cloudは確実にメールを送信するために、送信ドメイン認証やDNS逆引き、IPレピュテーション、送信レート制御、エラークリーニングなど、様々な対策によって確実なメール配信を実現しています。
また一括・大量メールなどを高い到達率で送信できます。
セキュリティに関しても力を入れており、安心・安全にメール送信ができる環境を提供。データ暗号化、2要素認証によるログイン認証など、様々なセキュリティ対策を実施しています。
メール送信はSMTPとAPIで送信、携帯・スマートフォンへの配信、充実の配信レポート、高精度なエラー解析などの機能も持ちます。
6.アララ メッセージ
https://am.arara.com/
会社名:アララ株式会社
アララ メッセージは、メール配信遅延や不達を改善するためのメール配信システムです。
ISPやキャリアの配信ロジックに対して対策し、送信先ドメインごとに最適なチューニングを自動で実施して、高速かつ到達率の高いメール配信が可能です。より速く、大量に、確実にメールを配信することができます。
大量配信から、タイミングよく配信するトランザクションメールまで配信用途に合わせたAPIによりメール送信が自由自在に行えるため、新規システム開発工数を大幅に削減することが可能です。
メールマーケティングをサポートするシンプルな管理画面で簡単にHTMLメールを作成が可能であり、100種類以上のテンプレートから選べるので、初心者でも簡単にメールが作成できます。
効果測定機能やステップメール機能もあるので、通常のメール配信に対応できます。
7.WiLL Mail(ウィルメール)
https://willcloud.jp/
会社名:株式会社サパナ
WiLL Mailは、ドラッグ&ドロップのマウス操作だけでHTMLメールが作れるエディタが特徴のメール配信システムです。作ったHTMLメールは、スマートフォン表示に完全対応するため、PC版とスマートフォン版の両方を作る必要はありません。
また、配信結果はグラフやヒートマップで比較分析できる機能を持ちます。開封、クリック、コンバージョンをグラフやヒートマップでリアルタイムに把握できるので効果検証を容易にします。
料金体系は、配信数に応じて毎月選べるため、コストを最小限に抑えられます。
配信速度と到達率にもこだわりがあるエンジンで、大規模な大量一斉配信にも、安定したパフォーマンスを発揮。
サポートは細やかに行われ、導入時は担当営業が、運用時は専任のスタッフが丁寧にサポート。安定稼働が期待できる安心のセキュリティ体制で運用できます。
8.AutoBiz(オートビズ)
https://autobiz.jp/
会社名:株式会社ビズクリエイト
AutoBizは、ユーザーの声をもとに進化し続けているメール配信システムです。
電話サポートが丁寧という評判があるほど、充実したサポートが売りです。設定代行サービスも用意されています。
その他、多彩なメール配信機能を備えています。
フォーム作成機能やステップメール機能、HTMLメール配信機能、セグメント配信機能のほか、配信シミュレーション機能という設定したステップメールが、「いつ登録すれば実際にどんなスケジュール(日付)で配信されるのか」をシミュレーションできる機能も。
プランによってはクリックカウント機能が利用でき、メールに記載のURLを誰が、何回クリックしたかを計測できます。
月1,815円~の料金プランがあり、低価格さも特徴です。
9.SendGrid(センドグリッド)
https://sendgrid.kke.co.jp/
会社名:Twilio社/株式会社構造計画研究所
SendGridは世界で利用されているクラウド型のメール配信システムです。送信ドメイン認証や自動バウンス処理など、確実にメールを届けるための機能を標準搭載しているのが特徴です。例えば、SPF/DKIM、独自ドメイン利用、固定IPアドレス、バウンスの自動処理、配信停止リンクの挿入、ISPモニタリングなどの機能があります。
Freeプランがあり、通数上限12,000通/月を無料で利用できます。
また、ビジネスの成長に合わせ柔軟にスケールを変更できるスケーラビリティと高いセキュリティも特徴です。アナリティクス機能も搭載。詳細なログをリアルタイムで確認できるため、不達時にすぐに原因を究明できます。到達率の低下や配信停止率の増加などの問題も一目で把握できます。
10.MailChimp(メールチンプ)
https://mailchimp.com/
会社名:MailChimp社
Mailchimpは、世界的に広く利用されているメール配信システムです。
その特徴として、操作性がとてもよく直感的で使いやすいという点が挙げられ、日本国内でも人気です。英語ツールでありながら、それほどむずかしくはないため、翻訳しながら使えば特に支障はないといわれています。
利用プランは無料プランもあり、全部で4つのプランから選んで利用することが可能です。
メール作成機能については、ドラッグ&ドロップで編集できる点が特長で、テンプレートも用意されているので、初心者でも簡単にメールが作成できます。
クリック数や開封などの数値も取得でき、効果検証も行えます。
他のツールとの連携性にも優れている点も使い勝手のいい点といえます。
11.Benchmark Email(ベンチマークイーメール)
https://www.benchmarkemail.com/jp/
会社名:株式会社ベンチマークジャパン
Benchmark Emailは、プロのデザイナーが作成したHTMLメールデザインテンプレートでオシャレなメールが誰でも簡単に作成できるのが特徴のメール配信システムです。
通常のメール配信機能や効果測定機能、リスト管理やセグメント配信、リアルタイムレポート、ステップメールのほか、A/Bテスト配信も可能と、数多くの機能を取り揃えています。
メール作成画面では、テキストと画像を入れてドラッグ&ドロップするだけで簡単に行えます。レスポンシブデザイン対応なので、作成したHTMLメールはPC、スマホ、タブレットなどのデバイスを選ばず、自動的に最適化されて表示されます。
管理画面や利用案内ページは日本語でサービス提供されているので、海外産でも十分使えます。メールサポートを受け付けており、日本のユーザーへは日本語でサポート対応をしています。
12.Mailsales(メールセールス)
https://mailsales.jp/
会社名:セールスディビジョン株式会社
Mailsalesは、「営業DXに最適の」メール配信システムです。つまり営業活動に特化しているのが特徴です。
期限なしの無料トライアルができるので、とことん利用して価値を確かめることができます。
誰でも簡単にレスポンシブデザイン対応のHTMLメールを作ることができるほか、効果測定機能では、配信したメールの開封率、開封したユーザーの情報、本文URLのクリック状況を確認できます。
その他、予約配信や、ユーザーの属性に合わせて送り分けられるターゲット配信が可能です。ターゲット配信では、読者の条件でグループを作成して「東京在住」など、条件に合わせて最適なメールを配信できます。
13.MailPublisher(メールパブリッシャー)
https://emberpoint.com/mailpublisher/
会社名:エンバーポイントホールディングス株式会社
MailPublisherは、最先端の機能で企業のメールマーケティングに役立つメール配信システムです。
高い配信処理性能によって日々メールが配信されており、メールの品質が高く保持します。SFTP/API連携により、CDP、マーケティングオートメーション、ECシステムなどの外部の様々なツールと連携を行うことができます。これにより、「人手を介さないセキュアなデータの受け渡し」や「ウェブの行動に応じたタイムリーなシナリオメール」など、メール配信システム単体では難しい高度なメールマーケティングを実現することができるとされています。
実際、約半数のユーザーがMailPublisherを自社内外のシステムとつなげて運用しており、メール配信システムを戦略的に利用しています。
14.Switch Plus(スイッチプラス)
https://www.profuture.co.jp/mk/switch-plus
会社名:ProFuture株式会社
「Switch Plus」は、Webマーケティングに必要なものをすべて備えているマーケティング活動支援ツールで、顧客リストへのメール配信などマーケティングのためのメール配信機能を備えています。Webマーケティングを始めたい企業に向いているツールです。
現在提供されているのは正式リリース前のβ版となり、2022年3月末まで無料で試すことができます。
特徴は、顧客リストさえあれば複雑な設定なしにすぐにマーケティングオートメーションとして利用開始できること。また、専任担当者がWebマーケティングを徹底サポートしてくれるので、導入しても効果が出なかったという事態を防ぐことができます。
顧客リストへのメール配信ができますが、そのメールはテンプレートを使って手軽にHTMLメールが作成できます。効果的なメールを送信し、顧客を自社のコンテンツへ誘導し、自社への興味を喚起できます。
メール配信後は、配信した顧客に見込みがあるのかを可視化して表示するため、見込み顧客の興味・関心にあわせた次のアクションへつなげることができます。
信頼性の高いクラウド上にシステムを構築しており、インフラが二重化されていて障害に強いうえに、すべての通信は暗号化されているため、セキュリティについても安心です。
15.List Finder(リストファインダー)
https://promote.list-finder.jp/
会社名:株式会社Innovation & Co.
List Finderは、初心者でも安心して運用できる機能を備えたマーケティングオートメーションです。メール配信機能については、テキストメール、HTMLメール作成、One to Oneメール、ステップメール、A/Bテスト配信、レポーティング、ファイル添付、配信日時指定、配信先グループ作成、配信エラー確認、除外リスト作成、テストメール配信、多言語対応などの機能を備えています。
また、メール配信後の見込み顧客のWeb行動履歴が把握できます。一般的なメール配信システムでは、クリック数はわかっても、その後の見込み顧客の行動はわからないものです。そうした中、CV(コンバージョン)率につながっているかなどの確認に役立ちます。
HTMLメールの作成やテンプレート機能のほか、自動でエラーを処理する機能を搭載しており、安心して利用ができます。
関連記事:ターゲティングメールとは?基本的な使い方と配信方法について
まとめ
・メール配信システムとは、メールマガジンや会員登録後の感謝メール、キャンペーンメールなどのメールを大量に一斉配信するためのシステム。
・メール配信システムの主な機能として、一斉自動メール配信、ステップメール配信、HTMLメール作成、スマートフォン/PC対応、効果測定、クリック分析、メールアドレス管理、配信予約・スケジュール管理、セグメンテーション機能、A/Bテスト、セキュリティ対応、迷惑メール対策などがある。
・メール配信システムのメリットには、短時間で大量にメールを届けられる、メール配信リストが最適化できる、メールの到達率や反応率を高められる、メール配信時のセキュリティ対策が容易に行えるなどがある。
・メール配信システムの選び方と比較のポイントは、メール配信システムの導入目的と機能の整理を行う、セキュリティ要件を確認する、料金体系は最適なものを選ぶ、サポートや保守メンテナンス体制が十分か確認する、トライアルやデモ操作で操作性の確認をするなどがある。