BtoCでは活用が当たり前となっているSNSですが、BtoBの領域は使われてはいるものの自社のホームページやオウンドにFacebook、Twitterが設置されていないなど、まだまだSNSをガッツリ活用してマーケティングを深めていく企業は多くないようです。
今回は一般的なSNSの活用方法から弊社のちょっとした事例を交えて、解説していきたいと思います。
BtoBの中でのSNS活用
弊社のクライアントもそうですが、BtoBのマーケティング活動において重要視されるのは受注です。
その前の段階にある案件化や見込みのお客様に接する機会を創出するのが、BtoBのマーケティング活動においてはCPAに総称されます。
CPAをいかに合わせるかで予算が確定して、KPIが設置されている状況です。
媒体側や代理店は、顧客のKPIに近づけられるかを施策として実施していきますがSNSはどうでしょうか。
どちらかというと、どれだけ拡散されたかや「いいね」がどれくらいついたかが大きな指標となっています。
つまり個人対個人のコミュニティやコミュニケーションの中で、どれだけ広がるかが大きく効果を得る上でのポイントになるということです。
上記を前提としたときにPRの仕方や打出し方が大きく変わってくるように感じます。
SNSは商品を全面に押し出しすぎると、拡散されずに「いいね」もつかないことに対して、SNS以外(ディスプレイ広告や媒体)は商材をいかに前に出して、集客を獲得するかといったところに違いが出てくるように感じています。
つまり、端的にいえば直接的にビジネスや案件にすぐにつながり易いのは、やはり媒体やディスプレイ広告、ネットワーク広告、検索エンジンからの流入です。
媒体やディスプレイ広告などと比較すると、SNSは見込みのお客様でもかなり前の段階の群に対するアプローチとなっているのが現状です。
関連記事:SNSとは?種類や使い方、仕組みについて分かりやすく解説
関連記事:SNSマーケティングとは?成功事例や始め方のポイントを解説
弊社の活用事例
そんなことを言っている弊社ではありますが、マーケティング活動においてFacebookの活用をしています。
https://www.facebook.com/profuture.mk/
また、ディスプレイ広告でもリターゲティングではありますが、Facebookを活用していました。
(弊社の実績の場合、FacebookのCPAはかなりいい数値を出しています)
広告自体は意外にCPAが合っているものの、いわゆる拡散や「いいね」をたくさん取るような施策は、他社と比較してもなかなかできていませんでした。
日々アップしているコラムなどの記事コンテンツを、実直にFacebookに入れ込んでフィードさせていくということを行っております。
ところが、運用を始めて半年くらい経った時に急に「いいね」がつきはじめました。
外部の目からしても何が起因して急に「いいね」がつきはじめたのかはわからないとのことでした。
この流れで「よし!行ける!」と思った矢先にFacebookがアルゴリズムを変更したとの通知があり、その後パタンと止まってしまいました。
(ちなみに広告以外でのFacebookからの直接的な効果は検知出来ていません)
いずれにしてもSNSは、MAUがとても多い母数のあるコミュニティなので、施策としては少なくともミニマムでも実直に進めていくのがよいと考えます。
まとめ
◆BtoB活動におけるSNSの活用は、直接的にすぐにビジネスに貢献するものではないとの考えの企業が多い
◆その中で弊社は広告観点でFacebookは上手く活用していた。あわせて自社のアカウントの拡散も実直に行っているが直接的な効果としては感じられなかった。