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サービスの導入実績をアピール!導入企業ロゴの集め方と注意点

2021.8.16
読了まで約 3

多くのBtoBサイトでは、製品・サービスの導入実績をアピールする目的で導入企業のロゴを並べて掲載しています。どういった製品・サービスなのか、情報収集をするためにサイトを訪れたユーザーにとって、名前の知っている大手企業のロゴを見ると製品・サービスの信頼感を得ることができます。
BtoBサイトの担当者は導入企業ロゴをどのように集めて掲載しているのでしょうか。今回は導入企業ロゴの集め方を注意点とあわせて紹介します。

BtoBサイトに導入企業ロゴを掲載する目的・メリット

導入企業のロゴを掲載する目的・メリットは3つあります。

①製品・サービスに対する信頼感・安心感の醸成

紹介・クチコミやインターネット検索で製品・サービスを知って、サイトを訪れたユーザーにとって、導入企業ロゴの一覧は製品・サービスの信頼感・安心感を与えてくれます。

②大手企業に支持されていることをアピール

導入企業ロゴのなかに知っている大手企業のロゴがあれば、大手企業に支持されるほどの製品・サービスであるという印象をユーザーに与えることができます。

③視覚的に導入実績をアピール

導入企業をテキストで表示させるよりも企業ロゴを並べることで、どんな企業がどれだけ導入しているのか、視覚的にアピールできます。SmartHRの導入企業一覧ページをみるとイメージが湧きやすいでしょう。

導入企業一覧 |SmartHR|シェアNo.1のクラウド人事労務ソフト

導入企業ロゴの集め方

サイト担当者はどのように導入企業ロゴを集めているのでしょうか。そのパターンとして2つあります。ともに営業担当の協力と連携が必要となります。

①契約時に企業ロゴの掲載を依頼

新しく契約が決まった際に営業担当から企業の担当者へ、製品・サービスサイトへの企業ロゴの掲載を打診してもらいます。
企業によっては製品・サービスの導入自体を公開したくない理由で断られるケースもあります。企業ロゴを掲載するために、初月の利用料を無料するなど契約条件を優遇することもあります。
SmarhHRのように、導入企業の情報をプレスリリースとして発信することで企業ロゴとともに、導入実績を広くアピールすることも可能です。

プレスリリース アーカイブ

②導入事例と企業ロゴの掲載を依頼

導入事例を依頼する際に、企業ロゴの掲載をあわせて行います。導入事例の掲載を打診する企業は一定の効果が得られているため、契約時に企業ロゴの掲載を依頼する際よりは協力を得やすくなります。
仮に導入事例が断られたとしても、企業ロゴの掲載について許可を得られるかもしれません。

導入企業ロゴの依頼方法

営業担当を通して企業ロゴの掲載を依頼する際には、下記の手順で依頼をします。

①打診する

打診する際には、使用目的・使用箇所・使用期間、希望のデータ形式を伝え、企業ロゴの使用マニュアルに基づいて使用する旨を伝えます。この際に使用イメージがあれば、一緒に添付するとよいでしょう。

②使用許可書の提出

企業によってロゴ使用許可申請書の提出が必要な場合は、指定のフォーマットをもらい用意し、提出します。

③企業ロゴデータの受け取り

使用許可が出次第、企業のロゴデータを受け取ります。その際に、データ形式と使用マニュアルを確認します。データ形式は、展示会やパンフレットなど使用範囲が広がるのでAIデータであればおすすめです。

④サイト反映・イメージ共有

受け取ったロゴデータをサイトへ反映します。ロゴ使用マニュアルがある場合、最小使用サイズや使用カラー、加工・変形などの禁止事項の規定を見てマニュアルに反していないか、十分に確認します。
実際にサイトに掲載する際に、企業にイメージを共有し問題ないか、再度確認してもらいます。企業による確認で問題なければ、そのまま掲載します。

申請許可の更新・ロゴデータの取扱い

企業によっては1年単位で申請許可の更新が必要な場合があります。更新を忘れないように担当者や部署内で共有するようにしておきます。
また、企業から受け取った企業ロゴデータも紛失や漏えいをしないように充分に管理するようにしましょう。担当者が変わっても、導入企業から共有された伝達事項を漏れなく引き継げるように、社内での企業ロゴ管理体制とマニュアルを構築しておきます。

まとめ

・導入企業のロゴを掲載することは、サイトを訪れたユーザーにとって信頼感・安心感の醸成につながる
・導入企業ロゴは、新しく契約が決まった際に営業担当から企業の担当者へ、製品・サービスサイトへの企業ロゴの掲載を打診したり、導入事例を依頼する際に企業ロゴの掲載をあわせて行う
・ロゴ使用マニュアルをある場合、最小使用サイズや使用カラー、加工・変形などの禁止事項の規定を見てマニュアルに反していないか、十分に確認する
・担当者が変わっても、導入企業から共有された伝達事項を漏れなく引き継げるように、社内での企業ロゴ管理体制とマニュアルを構築しておく

監修者

古宮 大志(こみや だいし)

ProFuture株式会社 取締役 マーケティングソリューション部 部長

大手インターネット関連サービス/大手鉄鋼メーカーの営業・マーケティング職を経て、ProFuture株式会社にジョイン。これまでの経験で蓄積したノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディアの構築・運用支援やマーケティング戦略、新規事業の立案や戦略を担当。Webマーケティングはもちろん、SEOやデジタル技術の知見など、あらゆる分野に精通し、日々情報のアップデートに邁進している。

※プロフィールに記載された所属、肩書き等の情報は、取材・執筆・公開時点のものです

執筆者

『MarkeTRUNK』編集部(マーケトランクへんしゅうぶ)

マーケターが知りたい情報や、今、読むべき記事を発信。Webマーケティングの基礎知識から、知っておきたいトレンドニュース、実践に役立つSEO最新事例など詳しく紹介します。 さらに人事・採用分野で注目を集める「採用マーケティング」に関する情報もお届けします。 独自の視点で、読んだ後から使えるマーケティング全般の情報を発信します。

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